今回は、ゴブリンスレイヤー外伝:イヤーワンの記事を書いていきたいと思います。
ゴブリンスレイヤーとは読んだ通りゴブリンを狩る者という意味ですが、ゴブリンスレイヤーは異様なまでにゴブリンに執着しています。
というのも彼の村は、彼が幼いころに彼と一人の少女を残して村を滅ぼされているからです。
外伝では、本編から10年前の過去から描かれています。
本編の主人公・ゴブリンスレイヤーの年齢は20歳。冒険者ギルドに登録できるのは成人の15歳となっていてゴブスレが初めてギルドに訪れ登録を済ませる貴重なシーンも描かれています。
今作は、高い画力で描かれていることもあり、ゴブスレの細かい戦い方とダークファンタジーの雰囲気にピッタリ一致していて試し読みを少し読んだだけでこの作品が面白い作品だとわかります。
あらすじ
本編では銀等級まで上り詰めていたゴブスレですが、デビュー時からゴブリンを狩るために冒険者となりゴブリンを狩るために冒険に行くという考えは変わっていないようです。
本編と同じく、ギルドから依頼を受けて報酬を得るというスタンスで成り立っていますが利益の少ないゴブリン退治は新人冒険者向けの依頼となっていて人気がありません。
そんな中、一人ゴブリンゴブリンと受付嬢にせがみます。
本編で、ゴブスレの象徴とも言うべき兜には角が二本ともまだあり、本編では、1話で駆け出し冒険者がゴブリンの横穴を見落として背後から襲われるシーンがありますがゴブスレも全く同じ状況で横穴を見落として襲われます。
駆け出しの冒険者ということもあり、本編のようにゴブリンのことを何でも知っていてピンチを感じさせないゴブスレとは違ったゴブスレが描かれています。
感想まとめ
最近、数多く出てきているRPGゲームの世界を漫画化したような作品ですが、その多くがチート能力を得て地形を変えるほどの魔術だったり敵の攻撃を受けただけで技をコピーしたりといった派手な演出が多いです。
ゴブスレではそういった派手さは全くなくひたすらゴブリンを狩ります。
RPGでは初期に登場するような敵でなにが面白いのかわからないように思えますが、例えば防具の下を見てもこのように鎖の目の粗さにまで着目するという細かさです。
他にも武器が刃こぼれしてもそのまま活用したり時には敵の武器を奪って使うこともあったり盾で攻撃したり、強力な魔法を持っていたらこのような細かな戦い方は描けなかったのかなと思います。
一度はゴブリンの巣を壊滅させたゴブスレが次の戦いで村で防衛戦をするときには自ら村の周りに杭を打ち柵を作り、村を囲む川を増水させて侵入経路を絞ったりします。
このように少し目線を下げてみると違った視点で見えるんだなと思いました。
今作は記事を書いた時点では無料で1話2話がガンガンオンラインにて見ることができます。
是非、読んでみてください。
コメント