バトル漫画では、主人公たちの成長を表現するために、次の敵は前の敵より強くなるというパターンが一般的です。しかし、その結果、敵だった時はめちゃくちゃ苦戦したのに味方になった途端弱くなるキャラが生まれることもあります。
このようなキャラにガッカリした経験は皆さんあると思います。
僕は、後で紹介する世直しマンというキャラが一撃で敗れた時、子供ながらに衝撃を受けたのを覚えています。
確かに、この現象はバトル漫画の宿命とも言えるでしょう。しかし、せっかく強敵として印象づけられたキャラが弱体化してしまうのは、ファンにとっては残念なことです。
今回は、そんな敵だった時は強かったのに味方になったら弱くなったキャラをいくつかご紹介します。
キャラクター一覧
ベジータ(ドラゴンボール)
©鳥山明/集英社
ベジータが敵だと強かったのに味方になると弱くなったキャラとして印象に残っているのは、確かに多くの人が共感する意見です。
登場当初は圧倒的な強さを見せ、悟空を瀕死状態に追い込むほどの実力者だったベジータ。しかし、その後は悟空と共闘する機会が増え、その度に敵に敗北を喫する「噛ませ犬」ポジションが定着してしまいました。
確かに、ベジータが味方になると弱くなったように見える理由はいくつかあります。
1. 悟空との比較
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ベジータは常に悟空と比較され、その度に一歩及ばない描写が目立ちます。悟空が新たな形態や技を習得する一方、ベジータは同じようなパワーアップを見せることが少なく、相対的に弱く見えてしまうのです。
2. 敵の強さ
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ベジータが戦う敵は、物語が進むにつれて強敵揃いになっていきます。悟空と共闘することで敵を倒せるという状況も増え、ベジータ単独での活躍が減ってしまうのも、弱くなった印象を与える要因の一つです。
3. 性格の変化
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敵だった頃は冷酷でプライドの高い性格だったベジータは、味方になった後は仲間思いで優しい性格に変化していきます。その過程で、戦闘中に感情的になることが増え、それが判断力に影響を与えているという見方もあります。
しかし、ベジータが本当に弱くなったかというと、必ずしもそうとは言えません。
1. 潜在能力の高さ
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ベジータは、サイヤ人の王子であり、非常に高い潜在能力を持っています。悟空と比べると修行に励む時間は少ないものの、その才能で常にトップレベルの戦闘力を維持しています。
2. 独自の戦い方
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ベジータは、悟空とは異なる独自の戦い方を持っています。冷静沈着な判断力と、状況に応じた戦略で相手を翻弄する戦術は、ベジータの強みの一つと言えるでしょう。
3. プライドの高さ
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ベジータは、常に自分が最強であることを証明しようと努力しています。そのプライドの高さこそが、ベジータを成長させる原動力にもなっているのです。
このように、ベジータは味方になったからといって弱くなったわけではありません。むしろ、敵だった頃よりも成長を遂げていると言えるでしょう。
確かに、悟空と比べると目立たない場面も多いベジータですが、その強さや魅力は決して損なわれていません。これからも、ベジータの活躍から目が離せません。
ピッコロ(ドラゴンボール)
ピッコロは、ドラゴンボールシリーズにおける代表的なキャラクターの一人です。
登場時は圧倒的な強さを誇り、悟空を絶望的な状況に追い込んだ強敵でした。
しかし、物語が進むにつれて、悟空やベジータといった強豪キャラクターが登場し、ピッコロの戦闘シーンは徐々に減少していきます。
その結果、ピッコロは戦闘シーンよりも解説役として登場することが多くなり、解説係というポジションに落ち着くことになりました。
ピッコロが解説係に落ち着いた理由は、いくつか考えられます。
1. 強さのインフレ
©鳥山明/集英社
ドラゴンボールシリーズは、物語が進むにつれてキャラクターの強さがインフレしていきます。悟空やベジータといった超サイヤ人たちが登場すると、ピッコロのような戦闘力は相対的に低くなってしまいます。
2. キャラクター数の増加
©鳥山明/集英社
ドラゴンボールシリーズには、多くのキャラクターが登場します。その中で、全てのキャラクターに戦闘シーンを与えるのは難しいため、ピッコロのように戦闘シーンが減るキャラクターも出てくるのです。
3. 役割の変化
ピッコロは、物語の中で戦闘員だけでなく、悟飯の師匠や仲間といった役割も担っています。戦闘シーンが減ることで、これらの役割に集中しやすくなったという側面もあります。
しかし、ピッコロが解説係になったからといって、その存在価値が下がったわけではありません。むしろ、解説役として重要な役割を果たしています。
1. 視聴者への情報提供
ピッコロは、戦闘シーンを解説することで、視聴者に分かりやすく情報を伝えています。特に、複雑な戦闘シーンや設定を理解する上で、ピッコロの解説は非常に役立ちます。
2. ストーリーの盛り上げ
ピッコロは、冷静沈着な分析と的確なツッコミで、ストーリーを盛り上げています。戦闘シーンだけでなく、コミカルなシーンでもピッコロの解説は欠かせません。
3. キャラクターの魅力向上
ピッコロは、解説役を務めることで、キャラクターとしての魅力が増しています。戦闘シーンでは見られない、知的な一面やユーモアのある一面を、解説を通して表現することができます。
ヤムチャ(ドラゴンボール)
ヤムチャは、ドラゴンボールシリーズにおけるお約束的存在のキャラクターです。かつては悟空のライバルとして活躍したこともありましたが、物語が進むにつれて戦闘シーンは減少し、今では「死亡フラグ」「噛ませ犬」といった不名誉な称号で呼ばれることも少なくありません。
しかし、ヤムチャの魅力は、決して戦闘力だけではありません。
1. 人間味あふれるキャラクター
©鳥山明/集英社
ヤムチャは、他のキャラクターと比べて人間味あふれる性格です。臆病な一面や、女性に弱い一面など、親しみやすいキャラクターとして人気があります。
2. ギャグメーカーとしての才能
©鳥山明/集英社
ヤムチャは、コミカルなシーンで活躍するギャグメーカーとしての才能も持ち合わせています。彼の天然ボケやドジっぷりは、視聴者に笑いを提供してくれます。
3. 努力家
©鳥山明/集英社
ヤムチャは、戦闘シーンこそ少ないものの、常に努力を続けています。第23回天下一武道会では、悟空と互角に渡り合う実力を見せつけました。
このように、ヤムチャは戦闘力以外にも多くの魅力を持つキャラクターです。彼の活躍は、ドラゴンボールシリーズに欠かせません。
1. 新たな技の習得
©鳥山明/集英社
ヤムチャは、これまであまり目立った新技を習得していません。今後、新たな技を習得することで、戦闘シーンで活躍する可能性も考えられます。
2. 恋愛の成就
ヤムチャは、女性に縁がないキャラクターとして知られています。しかし、ブルマとの関係が発展する可能性も考えられます。
3. ギャグパートでの活躍
ヤムチャは、ギャグパートでの活躍が期待されています。彼の天然ボケやドジっぷりは、視聴者に笑いを提供してくれるでしょう。
ヤムチャは、今後もドラゴンボールシリーズを盛り上げてくれる存在です。彼の活躍から目が離せません。
四乃森蒼紫(るろうに剣心)
四乃森蒼紫は、和月伸宏の漫画『るろうに剣心 -明治剣客浪漫譚-』に登場する人気キャラクターです。御庭番衆の頭領として登場し、圧倒的な強さで剣心を追い詰めたことで、読者に強烈な印象を与えました。
しかし、剣心に敗北した後、蒼紫は怪我の影響もあり、かつてのような圧倒的な強さを見せることは少なくなりました。
1. 怪我の影響
©和月伸宏/集英社
蒼紫は、剣心との戦いで右腕に深い傷を負いました。この怪我は、彼の戦闘能力に大きな影響を与えています。特に、剣技においては、以前のような精密な動きが難しくなっています。
2. 戦いへの迷い
©和月伸宏/集英社
蒼紫は、剣心との戦いをきっかけに、自身の生き方に迷いを抱くようになります。かつてのようにただ強さを求めるのではなく、真の強さとは何かを模索し始めるのです。
3. 仲間との出会い
©和月伸宏/集英社
蒼紫は、剣心や弥彦、薫といった仲間との出会いを通じて、人間としての成長を遂げていきます。かつては冷酷非情な人物でしたが、次第に優しさや思いやりの心を持ち
これらの理由により、蒼紫はかつてのような圧倒的な強さを見せることは少なくなりました。しかし、それは彼の弱さではなく、むしろ成長の証と言えるでしょう。
1. 新たな強さ
蒼紫は、剣技以外の強さを身につけていきます。それは、仲間との信頼関係や、人々を守るための強い意志です。
2. 精神的な成長
蒼紫は、過去の過ちに囚われず、未来へ向かって歩み始めます。彼は、人々のために尽くすことで、真の強さを追求していくのです。
3. 魅力的なキャラクター
蒼紫は、強さだけでなく、弱さや葛藤も持ち合わせた魅力的なキャラクターです。彼の苦悩や成長は、多くの読者の共感を呼んでいます。
このように、四乃森蒼紫は、怪我や戦いへの迷いによって、かつてのような圧倒的な強さを見せることは少なくなりました。しかし、それは彼の弱さではなく、むしろ成長の証と言えるでしょう。彼は、新たな強さを見つけ、精神的に成長していくことで、より魅力的なキャラクターへと変化を遂げていくのです。
世直しマン(ラッキーマン)
世直しマンは、ガモウひろし作の漫画『とっても!ラッキーマン』に登場するキャラクターです。圧倒的な強さを誇り、宇宙を力で統一しようとしていました。しかし、ラッキーマンと出会い、彼の仲間になった後は、あっさりと救世主マンに敗北してしまいます。
世直しマンが味方になったとたん弱くなった理由は、いくつか考えられます。
1. 能力の相対化
©ガモウひろし/集英社
世直しマンは、登場当初は圧倒的な強さを持っていました。しかし、ラッキーマンやスーパースターマンといった強豪キャラクターが登場すると、彼の能力は相対的に低くなってしまいます。
2. 油断
©ガモウひろし/集英社
世直しマンは、ラッキーマンと共闘することで、自分が最強であるという考えに陥っていた可能性があります。そのため、救世主マンのような強敵が現れた際に、油断して敗北してしまったと考えられます。
3. ストーリー展開
『とっても!ラッキーマン』は、ギャグ漫画であり、ストーリー展開は必ずしも理屈に沿っているわけではありません。世直しマンの敗北も、ストーリーを盛り上げるための演出の一つと考えられます。
このように、世直しマンが味方になったとたん弱くなった理由は、様々な要因が考えられます。しかし、彼の強さや魅力は、決して損なわれていません。
1. 独特なキャラクター
世直しマンは、独特な外見と性格を持つキャラクターです。彼の言動は、読者に笑いを提供してくれます。
2. 潜在能力の高さ
世直しマンは、潜在能力の高いキャラクターです。今後、更なる修行を積むことで、再び強敵として復活する可能性も考えられます。
3. 読者の人気
世直しマンは、読者からの人気も高いキャラクターです。彼の今後の活躍は、多くの読者から期待されています。
このように、世直しマンは、味方になったとたん弱くなったという印象がありますが、その魅力は依然として大きいと言えるでしょう。彼の今後の活躍から目が離せません。
ナルトの我愛羅(NARUTO)
我愛羅は、岸本斉史の漫画『NARUTO-ナルト-』に登場する人気キャラクターです。砂隠れの五代目風影であり、一尾・守鶴の力を宿した人柱力でもあります。
登場時は、圧倒的な強さと冷酷な性格で、サスケと互角以上に渡り合う戦闘狂として描かれていました。しかし、ナルトとの出会いによって、孤独な心を開き、徐々に性格が変化していきます。
我愛羅の強さが物語が進むにつれて変化した理由は、いくつか考えられます。
1. 心の成長
©岸本斉史/集英社
我愛羅は、ナルトとの出会いによって、仲間との友情や愛情を知り、心の成長を遂げます。心の成長は、彼の強さに大きな影響を与えました。
2. 戦い方の変化
©岸本斉史/集英社
我愛羅は、かつては力で相手を圧倒する戦い方をしていました。しかし、心の成長によって、仲間と協力して戦うスタイルへと変化していきます。
3. ストーリー展開
©岸本斉史/集英社
『NARUTO-ナルト-』は、少年漫画であり、ストーリー展開は必ずしも理屈に沿っているわけではありません。我愛羅の強さの変化も、ストーリーを盛り上げるための演出の一つと考えられます。
このように、我愛羅の強さが物語が進むにつれて変化した理由は、様々な要因が考えられます。しかし、彼の魅力は、決して損なわれていません。
1. 独特なキャラクター
我愛羅は、独特な外見と性格を持つキャラクターです。彼の言動は、読者に強い印象を与えます。
2. 潜在能力の高さ
我愛羅は、潜在能力の高いキャラクターです。一尾の力を宿しており、その力は非常に強力です。
3. 読者の人気
我愛羅は、読者からの人気も高いキャラクターです。彼の今後の活躍は、多くの読者から期待されています。
このように、我愛羅は、強さが変化したという側面もありますが、その魅力は依然として大きいと言えるでしょう。
サー・クロコダイル
サー・クロコダイルは、尾田栄一郎の漫画『ONE PIECE』に登場する人気キャラクターです。元王下七武海であり、砂漠の王国アラバスタを影から支配していた男です。
能力と弱点
©尾田栄一郎/集英社
クロコダイルは、悪魔の実「スナスナの実」の能力者であり、砂を操る能力を持っています。砂は打撃を吸収するため、通常の攻撃はクロコダイルにダメージを与えることができません。これは、非常に強力な能力と言えるでしょう。
しかし、クロコダイルには致命的な弱点があります。それは、水に濡れると砂が固まってしまうことです。この弱点のため、クロコダイルは常に水分を避けなければなりません。
覇気と威厳
新世界編以降、覇気という新たな能力が物語に大きく影響を与えるようになりました。覇気は、悪魔の実の能力者に対しても有効な手段であり、クロコダイルのような能力者も例外ではありません。
しかし、クロコダイルは覇気を使えることが明らかになっています。覇気を使えるということは、ある程度の強さを持っているということと言えるでしょう。
また、クロコダイルは、威厳のあるキャラクターとして描かれています。彼は、自信に満ち溢れ、周囲を圧倒するような存在感を持っています。
威厳の重要性
©尾田栄一郎/集英社
クロコダイルにとって、威厳は非常に重要な要素です。威厳を失うことは、彼のキャラクター性を大きく損なうことになります。
今後の活躍
クロコダイルは、現在もインペルダウンに収監されています。しかし、彼が再び登場する可能性は十分に考えられます。
もし、クロコダイルが再び登場するとしたら、覇気を使いこなしてさらに強くなった姿を見せてくれるかもしれません。
まとめ
サー・クロコダイルは、打撃が効かないという強力な能力と、水に濡れると弱体化する致命的な弱点を持つキャラクターです。
新世界編以降、覇気という新たな能力が物語に大きく影響を与えるようになりましたが、クロコダイルは覇気を使えることが明らかになっています。
また、クロコダイルは、威厳のあるキャラクターとして描かれており、威厳を失うことは彼のキャラクター性を大きく損なうことになります。
クロコダイルは、現在もインペルダウンに収監されていますが、彼が再び登場する可能性は十分に考えられます。
もし、クロコダイルが再び登場するとしたら、覇気を使いこなしてさらに強くなった姿を見せてくれるかもしれません。
ヒュンケル(ダイの大冒険)
魔王軍六団長の一人だったヒュンケル、ハドラーと互角以上に渡り合い、攻撃呪文を受け付けない鎧を着て、この世に右に出る者はいないほどの剣の腕がありましたが、物語が進むにつれクロコダインとボロボロになる名コンビになりました。
ヒュンケルは確かに、物語序盤と比べてボロボロになる場面が多くなっています。しかし、それは彼が弱くなったことを意味するものではありません。
ヒュンケルの戦い方
©三条陸/集英社
ヒュンケルは、常に全力で戦うキャラクターです。彼は、自分の命を顧みずに敵に立ち向かいます。そのため、必然的に傷を負うことも多くなります。
仲間との戦い
©三条陸/集英社
ヒュンケルは、仲間と協力して戦う場面が増えていきます。仲間との戦いでは、敵の攻撃を一人で受け止める必要がなくなり、傷を負う可能性も低くなります。
物語の展開
©三条陸/集英社
物語が進むにつれて、敵は強くなります。ヒュンケルは、強敵と戦うために、より多くの力を発揮する必要があり、そのため傷を負うことも多くなります。
ヒュンケルの強さ
©三条陸/集英社
©三条陸/集英社
©三条陸/集英社
©三条陸/集英社
ヒュンケルの強さは、傷を負っても戦い続ける精神力にあります。彼は、どんな苦難にも屈することなく、最後まで戦い続けます。
クロコダイン(ダイの大冒険)
クロコダインは、三条陸(原作)と稲田浩司(作画)による漫画およびそれを原作とするアニメ『DRAGON QUEST -ダイの大冒険-』に登場する人気キャラクターです
ダイの大冒険といえばポップと合わせて必ず名前が挙がるのがこのクロコダインです。
弱さ議論では「ぐわああああああ」だけしか呼ばれないなどひどい扱いですが、登場時は戦闘力は53万ですぐらいの絶望感がありました。
圧倒的な強さ
©三条陸/集英社
クロコダインは、登場当初、圧倒的な強さを持つキャラクターとして描かれていました。その戦闘力は主人公のダイでさえも太刀打ちできないほどでした。
仲間との出会い
©三条陸/集英社
物語が進むにつれて、クロコダインはダイやポップといった仲間との出会いによって、徐々に心を開いていきます。仲間との友情は、彼の強さの一つの源泉となっています。
強さの変化
©三条陸/集英社
クロコダインは、物語序盤と比べて、戦闘能力において大きな変化を遂げています。それは、単に戦闘能力の向上だけでなく、精神的な成長も含まれます。
クロコダインの魅力
©三条陸/集英社
©三条陸/集英社
©三条陸/集英社
©三条陸/集英社
クロコダインの魅力は、強さだけではありません。彼の不器用さや優しさ、そして仲間への愛情は、多くの読者に共感を呼んでいます。
球磨川禊(めだかボックス)
球磨川禊(くまたがわみそぎ)は、西尾維新による漫画『めだかボックス』に登場する人気キャラクターです。
めだかちゃんたちが苦労して倒したライバルたちを簡単に倒してしまい、めだかちゃんや人吉も恐怖するほど狂っていましたが、味方になってからは愛すべき負け担当に落ち着きます。
圧倒的な能力
©西尾維新/集英社
球磨川禊は、「マイナス」と呼ばれる能力を持つキャラクターです。マイナスは、能力者にとって致命的な弱点となるものです。球磨川禊は、あらゆる能力を無効化する「無能力」というマイナス能力を持っています。
狂気と愛嬌
©西尾維新/集英社
球磨川禊は、登場当初、狂気に満ちたキャラクターとして描かれていました。彼は、めだかちゃんや人吉といった強敵を簡単に倒してしまうほどの力を持っていました。
しかし、物語が進むにつれて、彼は徐々に仲間との絆を深め、愛すべきキャラクターへと変化していきます。
愛すべき負け担当
©西尾維新/集英社
©西尾維新/集英社
球磨川禊は、常に全力で戦うキャラクターです。しかし、彼は努力の末に負けることが多いため、「負け担当」と呼ばれることもあります。
彼の負けっぷりは、読者に笑いと感動を与えています。
ヒソカ(ハンターハンター)
ヒソカは、冨樫義博による漫画『HUNTER×HUNTER』に登場する人気キャラクターです。
登場時はやはり絶望感が半端じゃなかったヒソカ
理屈抜きに恐怖した人も多かったと思いますが、グリーンアイランドでゴン、キルア、ヒソカでの協力プレイで底が見えたかなと思います。
圧倒的な強さ
©冨樫義博/集英社
ヒソカは、登場当初、圧倒的な強さを持つキャラクターとして描かれていました。彼は、ゴンやキルアといった強敵を簡単に倒してしまうほどの力を持っていました。
狂気と魅力
©冨樫義博/集英社
ヒソカは、常軌を逸した性格と強さを持つキャラクターとして描かれています。彼は、戦闘を楽しむような狂気的な一面を持っています。
しかし、その狂気的な一面が、多くの読者を魅了しています。
ゴン、キルアとの共闘
©冨樫義博/集英社
ゴンとキルアは、ヒソカと共闘して、強敵を倒したことがあります。この共闘は、ヒソカの強さの底を見せたと言えるでしょう。
しかし、ヒソカは依然として謎の多いキャラクターであり、その真の力は未知数です。
ゴン、キルアとの再戦
ヒソカは、ゴンやキルアと再び戦う可能性があります。彼らの成長した姿と、ヒソカの真の力がぶつかり合う戦いが楽しみです。
底の見えない強さ
ヒソカは、ゴンとキルアとの共闘で、いくつかの能力を使いませんでした。そのため、彼の真の力はまだ計り知れません。
朽木白哉(ブリーチ)
朽木白哉は、久保帯人作の漫画『BLEACH』に登場する人気キャラクターです。
護廷十三隊長の中では最も有名であり朽木家歴代最強と謳われていた。
なのだが、卍解を奪う相手になぜか卍解を発動し、結果卍解を奪われ、周りを巻き込んだ挙句に自身も致命傷。あまりのインパクトに白哉は「済まぬさん」と呼ばれるように。済まぬ。
圧倒的な強さ
©久保帯人/集英社
朽木白哉は、護廷十三隊六番隊隊長であり、四大貴族筆頭・朽木家の現当主です。その戦闘能力は非常に高く、護廷十三隊の中でも最強クラスの実力者と称されています。
卍解「千本桜景厳」
白哉の卍解「千本桜景厳」は、桜の花びら状の刃を無数に生成する能力です。その攻撃範囲と威力は非常に高く、多くの敵を圧倒することができます。
失われた卍解
しかし、千年血戦篇において、白哉は自身の卍解を奪われてしまいます。これは、白哉にとって大きな失墜であり、彼自身も深く悔恨の念を抱いています。
「済まぬさん」
©久保帯人/集英社
白哉は、卍解を奪われたことをきっかけに、周囲から「済まぬさん」と呼ばれるようになりました。これは、彼の失墜を象徴する言葉であり、彼自身もそのことを重く受け止めています。
今後の復活
白哉は、失われた卍解を取り戻すために、日々努力を重ねています。彼の復活は、多くのファンが待ち望んでいるものです。
具体的な復活
- 新たな能力
白哉は、失われた卍解を取り戻すだけでなく、新たな能力を手に入れる可能性もあります。彼の新たな能力が、どのように物語を面白くしていくのか楽しみです。
- 強敵との戦い
白哉は、今後も強敵との戦いに挑んでいくでしょう。彼の復活 and 新たな能力が、どのように戦いを有利に進めていくのか楽しみです。
まとめ
敵だった時は圧倒的な強さを見せ、読者を魅了したキャラクターたちが、味方になった途端に弱体化してしまうという現象は、バトル漫画における定番とも言えるでしょう。
確かに、弱体化は残念なことです。しかし、物語の展開やキャラクターの成長を表現するために必要な演出である場合もあります。
重要なのは、弱体化によってキャラクターの魅力が損なわれてしまうかどうかです。むしろ、新たな一面を見せてくれることもあります。
あなたは、敵だった時は強かったのに味方になった途端に弱くなったと感じたキャラクターは誰ですか?
今後も、バトル漫画では敵が強くなるというパターンは続くでしょう。
しかし、その一方で、弱体化してしまうキャラクターも出てくるでしょう。
重要なのは、キャラクターの魅力をどのように表現していくのかです。
作者の巧みな手腕によって、弱体化しても魅力的なキャラクターが生まれることを期待しましょう。
敵だった時は強かったキャラクターが弱体化してしまうのは、少し残念な気持ちになります。
しかし、彼らの新たな一面を見ることができるという楽しみもあります。
彼らの活躍から目が離せません。
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