【ザ・ファブル】伝説の殺し屋が面白すぎ!あらすじネタバレ解説

更新日:
漫画・アニメ

【ザ・ファブル】伝説の殺し屋が面白すぎ!あらすじネタバレ解説

 

裏社会で都市伝説とまで囁かれる「最強の殺し屋」をご存じでしょうか。

その男、「ファブル」が、ある日突然「一年間誰も殺すな。一般人として暮らせ」という指令を受け、大阪で“普通”の生活を始めることになるクライムアクション漫画、それが『ザ・ファブル』です。

週刊ヤングマガジンで連載中の本作は、その異色の設定と、息をのむようなアクション、そして独特のユーモアで多くの読者を惹きつけています。

今回は、映画化もされた『ザ・ファブル』の最新話までのあらすじをネタバレありでご紹介。

さらに、主人公ファブルを取り巻く個性豊かなキャラクターたちに焦点を当て、その魅力を深掘りしていきます。

『ザ・ファブル』の奥深い世界を、ぜひ最後までお楽しみください。

 

『ザ・ファブル』とは? 伝説の殺し屋と一般社会のギャップ

『ザ・ファブル』は、週刊ヤングマガジンで連載中のクライムアクション漫画です。

その魅力は、映画さながらの躍動感あふれるアクションシーンにあります。

漫画でありながら、ダイナミックな構図とスピード感のある戦闘シーンは、読者を引きつけ、まるで実際に目の前で繰り広げられているかのような臨場感を与えます。

また、本作のもう一つの大きな魅力は、真面目な状況でこそ際立つ個性的なキャラクターたちの掛け合いから生まれる「シリアスな笑い」です。

裏社会の住人から一般人まで、一人ひとりが強烈な個性を放ち、その相互作用が予測不能な物語の展開と独特のユーモアを生み出しています。

ハードなアクションと人間ドラマ、そしてクスリと笑えるコメディが絶妙なバランスで融合している点が、多くのファンを魅了する所以と言えるでしょう。

 

👉【ザ・ファブル】強さランキングTOP20!最強の殺し屋・佐藤明を超える男は?

 

『ザ・ファブル』主要登場人物

本作に登場する、特に印象的なキャラクターたちを紹介します。

 

佐藤アキラ(ファブル)

伝説と呼ばれる殺し屋「ファブル」。本名は不明で、太平市では佐藤アキラと名乗っています。温厚な性格ですが、殺し屋としてのスイッチが入ると容赦なく相手を無力化する最強の実力者です。一般人としての感性は低く、時々周囲とズレた言動をします。

 

佐藤ヨウコ

ファブルの仕事上のパートナーで、太平市では佐藤アキラの妹という設定。可愛らしいルックスと愛嬌があり、男心をくすぐる術を持っています。ファブルに次ぐ実力者で、荒事にも長けています。酒癖が悪く、自身を酔わせようとする男を逆に泥酔させる「ドランククイーン」として恐れられています。

 

海老原

ファブルを預かることになった真黒組の若頭。昔気質のヤクザで、真面目な一般人には迷惑をかけない主義。当初はファブルを厄介者だと思っていましたが、腹を割って話すことで打ち解け、常識人として物語の進行に重要な役割を果たします。

 

黒塩

真黒組組員の一人。あることをきっかけに佐藤アキラがファブルだと知り、彼に憧れて弟子入りを志願します。映画やフィクションのヤクザに憧れており、ファブルの行動に付き合っては散々な目に遭う、作品の癒しキャラです。

 

清水ミサキ

佐藤アキラが太平市で初めて知り合った女性。22歳で、親の借金を返すため5つのアルバイトを掛け持ちする苦労人です。過去にはグラビアアイドルとして活動していたこともあり、裏社会との繋がりを持ってしまいます。善良で他人を気遣う優しい性格ですが、トラブルに巻き込まれやすいです。

 

社長

デザイン会社「オクトパス」の社長。仕事内容はブラックだと自称する頑固な男ですが、実は社員の事を気遣う優しい一面を持っています。佐藤アキラの才能を見出し、清水ミサキの借金問題にも心を砕きます。

 

貝沼エツジ

オクトパスで働くファブルの同僚。大人しそうな見た目に反して、清水ミサキをストーキングし、盗撮や不法侵入などの悪行を繰り返していました。ウツボの罠にはまり、精神的に追い詰められた末に破滅へと向かいます。

 

ウツボ

太平市で興信所を営む男。表向きは街の相談役ですが、裏では悪質な脅迫行為を繰り返す狡猾な知能犯です。かつてファブルにターゲットにされたことがあり、弟を殺されたことからファブルへの復讐を誓っています。

 

鈴木ヒロシ

ウツボと共に興信所を営む殺し屋。見た目は若者ですが、実年齢は40歳以上で整形しています。ウツボの暗部の仕事を請け負い、殺しの実行役を務めるプロフェッショナルな実力者です。

 

佐羽ヒナコ

ウツボの興信所で働く車椅子の女性。過去にファブルの事件に巻き込まれ両足に麻痺が残ったと聞かされ、ファブルへの復讐を企んでいます。しかし、物語が進むにつれて衝撃の真実が明らかになります。

 

高橋

真黒組の下っ端組員。海老原から佐藤兄妹の監視を命じられ、佐藤ヨウコに惚れてしまいます。しかし、下心が見え見えだったため、彼女の「ドランククイーン」の犠牲となってしまいます。

 

ユウキ

女にモテることに全力を注ぐプレイボーイ。行きつけのBARで佐藤ヨウコをナンパしようとしますが、その浅はかさを見抜かれ、逆に彼女に手のひらで転がされてしまいます。

 

ジャッカル富岡

二流のお笑い芸人。体を張った芸風ですが、なぜかファブルのお気に入り。ファブルが彼のLINEスタンプを欲しがったり、彼のCMしている消臭スプレーを買ったり、出演ドラマを録画したりする熱烈なファンぶりは、作品に独特のユーモラスな空気をもたらしています。

 

『ザ・ファブル』最新話までのあらすじをネタバレ解説

ここからは、『ザ・ファブル』の物語を、最新話までの内容を含めてご紹介します。

まだ読んでいない方はご注意ください。

 

伝説の殺し屋、大阪へ

「ファブル」とは、裏社会ではまるで寓話のように語られる伝説の殺し屋です。

そのあまりの腕前から、ボスから「一年間、誰も殺さずに一般人として過ごせ」という突拍子もない指令が下されます。

偽名「佐藤アキラ」を与えられたファブルは、長年の相棒である「佐藤ヨウコ」と共に、大阪府太平市へと引っ越すことになります。

二人は、ボスの知人であるヤクザ「真黒組」に預けられ、そこで「兄妹」として生活を始めるのです。

一般人らしくバイトを始めた佐藤アキラは、そこで親の借金返済のためいくつもの仕事を掛け持ちする苦労人の女性、清水ミサキと出会います。

しかし、ミサキは過去の仕事のせいで、妙な騒動に巻き込まれてしまいます。

 

平穏を脅かす影:次々と現れる敵

ミサキを食い物にしようとする真黒組のヤクザや、彼女への偏執的なストーカー、さらには人を罠に嵌めて脅迫するアウトローなど、次々とトラブルが佐藤アキラたちの前に立ちはだかります。

佐藤アキラは、ボスの命令である「殺しはしない」というルールを守りながらも、その圧倒的な戦闘スキルで人知れず問題を解決していきます。

実弾を持つ相手をおもちゃのような鉄砲で制圧したり、仕掛けられた爆弾を回避するためにマンションの外に飛び降りて階下に避難したり、さらには熊とすら戦うなど、常人離れした能力を見せつけます。

そんな中、佐藤アキラたちを預かる真黒組の組長が、何者かの陰謀により毒殺されてしまいます。

組内部で組長争いが勃発する中、佐藤アキラはその死に自分と同類の「プロの殺し屋」が関わっていることを見抜き、若頭の海老原と共に調査に乗り出すことになります。

佐藤ヨウコもまた、組長が死亡する直前に街で同じ組織に属するプロらしき人物を見かけたことで、太平市に大きな騒動が起きることを予感し、迫る嵐に備えて準備を進めます。

 

ウツボと鈴木ヒロシの暗躍

真黒組の組長の死に関わっていたのは、興信所を営む「ウツボ」とその相棒の殺し屋「鈴木ヒロシ」でした。

ウツボは、表向きは街の相談役を装いながら、裏では数年以上もの時間をかけて問題を起こしそうな子供たちのリストを作成し、彼らの弱みを握って脅迫するという悪質な手口を使う知能犯です。

かつてファブルにターゲットにされながらも辛くも生還した過去があり、弟を殺されたことからファブルへの復讐に燃えていました。

ウツボは、オクトパスの社員である貝沼エツジを罠に嵌めようとした際、佐藤アキラがファブルだと知り、彼と敵対することを選びます。

貝沼は清水ミサキへのストーカー行為が悪化し、最終的には強姦寸前までエスカレートしますが、ウツボにその悪行を握られ、脅迫のネタとされてしまいます。

精神的に追い詰められた貝沼は逆上し、ミサキを殺そうとしますが、またしても佐藤アキラに救われます。

しかし、貝沼は我に返り逃亡するも、ウツボたちに身柄を拘束され、最終的には誤って転落死するという哀れな最期を迎えます。

ウツボは興信所を爆破するなど、なりふり構わない手段でファブルを殺そうと計画し、佐羽ヒナコをも巻き込んだ殺害計画を実行しようとします。

 

ヒナコの真実と新たな旅立ち

佐羽ヒナコは、ウツボの興信所で働く車椅子の女性です。

彼女はウツボの悪事を知りつつも、ファブルに会うために行動を共にしていました。

幼い頃、ウツボの弟が死んだ現場に居合わせ、その際に両足に麻痺が残ったとされ、さらに自分の両親もファブルに殺されたとウツボに教えられ、彼と共に復讐を誓っていました。

ファブルを待つ間、公園の鉄棒でリハビリを続けていたヒナコは、ある男と出会います。

最初は突き放しますが、男の妙に含蓄のある言葉に心を開いていきます。

しかし、その男こそが佐藤アキラ、すなわちファブルだと知り、ウツボの計画に参加します。

しかし、物語が進むにつれて衝撃の事実が明らかになります。

実は、ヒナコの両親を殺したのはウツボだったのです。

ウツボのミスでその事実に気づいたヒナコは、ファブル殺害計画に乗るフリをしてウツボを強襲します。

いつか自分で仇を討つためにリハビリしていた足で立ち上がろうとしますが、殺害計画の要である地雷を踏んでしまいます。

絶体絶命の危機を救ったのは、他ならぬファブルでした。

地雷から助け出され、仇だったウツボも死亡し、ヒナコは佐藤アキラと二度と会わないことを約束し、自分にもう一度立ち上がる勇気をくれたことに感謝して表の世界へと帰っていきました。

鈴木ヒロシは、ウツボと共にファブル殺害計画を実行しますが失敗。

ファブルとの格の違いを思い知り、彼と和解します。

ウツボが死に、街を騒がせたことから後始末を付けて、一人街を離れていきました。

貝沼の騒動も終わり、クリスマスムードが漂う中、清水ミサキは佐藤兄妹と社長と共にクリスマスパーティーを開き、これまでのトラブルやストーカー騒動の愚痴をこぼしながら穏やかな眠りにつきます。

社長は、佐藤アキラとミサキをくっつけようと、佐藤ヨウコとサシで飲むことに。

ドランククイーンに負けまいと食らいつきますが、健闘むなしく敗れてしまいます。

しかし、最後に男の矜持を見せたその姿は、佐藤ヨウコに亡き父親を思い出させるのでした。

 

個性豊かなサブキャラクターたちが織りなす物語

『ザ・ファブル』の魅力は、主要キャラクターだけでなく、脇を固める個性的なサブキャラクターたちにもあります。

真黒組の下っ端組員、高橋は、佐藤ヨウコに惚れてしまい、彼女の下心を見抜く悪癖の餌食となります。

また、「平成のプレイボーイ」ことユウキは、佐藤ヨウコをナンパしようとしますが、その浅はかさを見抜かれ、逆に彼女に手のひらで転がされてしまいます。

そして、ファブルのお気に入りである二流のお笑い芸人、ジャッカル富岡。

ファブルが彼のLINEスタンプを欲しがったり、彼のCMしている消臭スプレーを買ったり、出演ドラマを録画したりする熱烈なファンぶりは、作品に独特のユーモラスな空気をもたらしています。

これらのキャラクターたちが織りなす人間模様も、『ザ・ファブル』の物語をより深く、魅力的なものにしていると言えるでしょう。

 

『ザ・ファブル』が描く裏社会と人間の本質

『ザ・ファブル』は、漫画とは思えないスピード感のあるアクション、シュールな掛け合いから生まれる笑い、そして現代の裏社会をテーマにした重厚なストーリーなど、多くの魅力を兼ね備えた作品です。

「誰も殺すな」という絶対的なルールの中で、最強の殺し屋が一般人として生きようとする姿は、読者に人間の本質や、暴力と平穏の間の葛藤を深く考えさせます。

個性豊かなキャラクターたちがそれぞれの思惑で行動する様は、まるで現代社会の縮図のようです。

もし興味を持った方は、ぜひ『ザ・ファブル』を手に取り、その唯一無二の世界観を体験してみてはいかがでしょうか。

コメント