異世界転生モノって、今や星の数ほどありますよね。
でも、今回ご紹介する『ブサメンガチファイター』は、その中でも異彩を放つ作品だと断言できます。
なんせ主人公は、自ら「ブサイク」を選んで最強になるという、常識破りの設定ですから。
そんな規格外のキャラクターたちがひしめくこの世界で、「本当に強いのは誰なんだ?」って、誰もが一度は考えたはず。
そこで今回は、作中の描写や能力、さらにはファンの皆さんの考察も踏まえ、僕が独断と偏見で選んだ「強さランキングTOP10」を発表しちゃいます!
果たして、あの「絶対神」を超える存在はいるのか?
あの変身能力の真価は?さっそく見ていきましょう!
『ブサメンガチファイター』最強キャラランキングTOP10
第10位 桜井平蔵
セザーヌ街で武器の製造・販売を行う武器商人であり、シゲルの元会社の上司です。パワハラ、セクハラ、アルハラの三冠王を達成しており、シゲル以上の容姿を持ちながら、見た目が現世と同じという珍しい人物です。
シゲルとは異なり、容姿も戦闘に関するステータスも皆無ですが、異世界で既に成功を収めている点が特徴です。
誠司やシゲルが会社を設立しようとする際に彼に相談していることからも、異世界での処世術においては桜井の方が優れていると言えるでしょう。絶対神であるシゲルも彼のことを「仕事はできる」と評価しています。
第9位 恭志郎
元傭兵団所属の現盗賊、海賊のような見た目をしている。
登場時にレベル80の転生者が、国王となっている点、その国王のパラメーターの平均が160であり、その国王との力量差に挫折している点などから、一般人より少し上の力量だと判断しました。
戦闘に関する詳細は不明な点が多いですが、転生初期のシゲル一行に冒険のアドバイスを与えていたことから、冒険に関する知識は豊富です。
また、盗賊団のリーダーを務めている点からも、一般人以上の実力者と考えられます。
第8位 玲亜
レベル18で、盗賊タイプのスキルを多く持つ女性です。現世では好きな男性を美人に奪われ嘲笑された経験から、美人に対して強い恨みを抱いています。
そのため、特記事項は「ウチは美人を許さない、はらわた抉り取って絶命させてやる」となっています。
この特記事項に翻弄され、パーティにいた美人を襲ってしまい、パーティを追い出されては各地を渡り歩いていました。玲亜は悪意のある人物ではなく、特記事項に翻弄されていただけであったため、シゲルからパーティに勧誘されます。
しかし、彼女は「ウチは手を汚し過ぎた」と発言しました。このことから、睡眠薬を盛って冒険者を売っていた恭志郎よりも実戦経験が豊富であると判断できます。
第7位 リーズ
リーズは、シゲルのパーティーの頼れる仲間の一人です。
彼女は「悪魔っ子」として覚醒する能力を持っていて、額に角が生え、背中にはコウモリの羽、そしてしっぽまで生えるのです。見た目もかっこいいですが、その戦闘力も非常に高いです。
彼女は身の丈の倍はありそうな大鎌を軽々と振り回し、レベル200の合成魔獣に対しても攻撃を仕掛けていました。
最初は削りきれない様子でしたが、その後は超回復するアルディーンとエルカローネのサポートに回り、飛んでくる火炎光線を矢やナイフで軌道を変えたりと、多彩な能力で援護してくれました。

第6位 聖華(太陽の聖女エルカローネ)
第6位には、パーティの良心であり、最強のヒーラーである聖華が「太陽の聖女エルカローネ」へと覚醒した姿がランクインです。
彼女の強さの源は、「友達が心の底から傷付いたら天使になって癒してあげたい。失ったものを取り戻してあげたい」という、その純粋で優しい願いです。
この能力は、身体の傷を癒すだけでなく、なんと失った腕すら復元できるほどの圧倒的な治癒能力を発揮します。
パーティの回復役としてだけでなく、絶望的な状況を覆す切り札ともなり得る、まさに「太陽」のような存在です。
攻撃技「プチコールド」も、対象の一部を凍らせて粉砕する意外な威力を持っています。
直接的な戦闘では上位陣には及びませんが、この世界における「特記事項」を見破る能力で相手の手の内を全てさらけ出してしまう能力は脅威となるでしょう。
誠司が持つ攻撃特化の能力とは対照的に、聖華はパーティ全体の生存力を極限まで高める存在であり、間接的な戦闘貢献度では誠司を上回ると言えるでしょう。






第5位 菊名リア(特記事項「華麗なる悪女」)
第5位は、特記事項「華麗なる悪女」を最大限に駆使した状態のリアです。
彼女の特記事項は、「バカや阿呆をたぶらかして、優雅に振る舞う」というもので、これにより海堂の借用書の期日を書き換えるなど、常識外の能力を発揮しました。
彼女の強さは、純粋な戦闘力だけでなく、相手の「悪」や「愚かさ」を逆手に取る戦略と、その特記事項による絶対的な優位性にあります。
悪党ギルドの幹部クラスの面々も個々のレベルは高いですが、リアの特記事項は彼らの「悪」を認識し、それを「阿呆」と見なすことで、彼らを翻弄する可能性があります。
しかし、彼女の特記事項は「神をも凌駕する」と称されるものの、カリナのような絶対神の領域には及ばないでしょう。
第4位 誠司(不屈の勇者アルディーン)
第4位には、誠司の「不屈の勇者アルディーン」がさらに強化された形態がランクインです。
彼は「仲間を絶対に裏切らない」という誓いと、極度の中二病的な「特記事項」によってチートスキルを獲得しました。
怒りが頂点に達すると、髪が金色に輝き、額に第三の目、胸に紋章、背中には天使のような羽が生える「アルディーン」に変身します。
その必殺技は「怒りが頂点に達した時、この右手が真っ赤に輝き、いかなる邪悪をも貫く」というもので、攻撃力は非常に高いです。
裏カジノではレベル70の魔獣を倒すなど、目覚ましい成長を見せました。
彼は、リーズのように直接的な戦闘力が未知数の部分があるキャラクターよりも、確実な攻撃力を持ちます。
ただし、ボーナスの全てを攻撃につぎ込んでいるため、防御力に難があるのが弱点です。






第3位 梶田(裏カジノオーナー)
第3位にランクインしたのは、裏カジノのオーナー、梶田です。
彼は単なる悪党ではなく、巨大な闇組織「オルドヌング・スピア」の一員として暗躍していました。
しげるたちが訪れた街のカジノで、組織的な殺人と犯罪を裏で操っていた張本人です。
彼の強みは、その組織を率いる統率力と、油断させるための狡猾さ。
レベル521という高い実力を持ち、誠司の覚醒したアルディーンとも激戦を繰り広げました。
彼は「だまされん」と「根こそぎ吸い上げる」という連動スキルを持っており、嘘をついた人間から力を吸い取り、ミイラのように干からびさせて殺害することができる、非常に恐ろしい能力を持っているのです。
さらに、彼はレベル9999という、もはやチート級の強大なモンスターを召喚する能力まで部下から奪いしげるの前に立ちはだかります。
しかし、最終的にはしげるの圧倒的な力によって打ち破られます。
彼より上位のキャラクターは、より「規格外」の能力や、直接的な戦闘能力において彼を凌駕すると言えるでしょう。
第2位 カリナ(絶対神)
第2位は、しげるすら「格上」と認める「絶対神」のカリナが、必殺技「レインボーサンダー」を使用している状態です。
彼女の正体は、しげるを痴漢冤罪に陥れた白鳥京子の双子の姉、白鳥礼子という衝撃の事実が判明しています。
作中の描写では、レベル521の梶田の腕を一瞬で落とすほどの圧倒的な力を見せつけました。
ステータスはしげるの2倍にも達すると言われており、その戦闘能力の高さはまさに規格外です。
「レインボーサンダー」は天災級の雷の雨を降らせるほどの強力な魔法で、敵味方関係なく攻撃する圧倒的なパワーを持ち、その破壊力はしげるをも凌駕すると評されています。
彼女の戦闘スタイルは、絶大な魔力と予測困難な動き、そして相手の裏をかく狡猾さによって、まさしく「絶対神」にふさわしいものでした。
単純な攻撃力と破壊力においては、これまでのキャラクターをはるかに凌駕します。






第1位 吉岡しげる
栄えある第1位は、やはり主人公・吉岡しげるの「絶対神・世界の創造者」形態です。
彼はルックス-255という代償と引き換えに、千兆を超えるボーナスポイントを獲得し、「絶対神」クラスとなりました。
彼は「しくじった人生でもやり直せる」というテーマを体現し、過去の絶望を乗り越えて「自分自身」と向き合い、「生き直す」ことを選択しました。
異世界に「定着」し、そこで生きることを決意した彼の存在は、もはや単なる「最強の戦闘者」の枠を超えています。
カリナのような純粋な暴力だけでなく、あらゆるスキルを駆使し、戦略的な動きも可能である点で、総合的な戦闘能力と対応力はカリナを上回り、2倍のステータスを誇るカリナに勝利しました。






「ブサイク」が紡ぐ希望の物語──『ブサメンガチファイター』が教えてくれたこと
さて、皆さんが選ぶ「最強」のキャラクターは誰だったでしょうか?
僕の独断と偏見が多分に含まれていますが、このランキングが皆さんの「ブサメンガチファイター」への熱い議論のきっかけになれば嬉しいです。
この作品の魅力は、単なる「俺TUEEE」な異世界転生モノに終わらない、深い人間ドラマが描かれている点にあります。
吉岡しげるという主人公が、自らの「ブサイク」と「制約」を抱えながらも、仲間との出会いや過去との対峙を通じて、真の強さを手に入れていく過程は、多くの読者の心を打ちました。
彼の「しくじりの価値」が、いかに力になったのか。
そして、声優さんたちの繊細な演技が、その複雑な心情をどれほどリアルに表現してくれたのか。
特に諏訪部順一さんの声は、しげるの「諦め」と「覚悟」、そして「孤独」を誇らない美学を見事に伝えてくれました。
この物語は、「完璧な人生じゃなくても、やり直せる」という、私たち自身の現実にも通じる希望を提示してくれます。
ぜひ皆さんも、この「ブサイク」が紡ぐ希望の物語を、改めて体験してみてはいかがでしょうか?
当ブログでは他にも沢山の強さランキングを作成していますので是非ご覧ください!


















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