
『NARUTO-ナルト-』の世界には、忍者たちが繰り出す多種多様な忍術や技が登場します。
中でも、視覚的な迫力と絶大な破壊力を持つ「火遁の術」は、ファンの間で特に人気が高いことで知られています。
今回は、そんな火遁の術に焦点を当て、その全貌を徹底的に掘り下げていきます。
作中に登場した火遁の術を一覧で紹介するだけでなく、その術を使う個性豊かなキャラクターたち、そして最も強力な火遁はどれなのかを独自の強さランキング形式でお届けします。
火遁の術の奥深さを知ることで、『NARUTO-ナルト-』の世界をより深く楽しむことができるでしょう。
ナルトの火遁とは?
火遁の術について詳しく見ていく前に、まずは『NARUTO-ナルト-』という作品の基本と、火遁がどのような術なのかを確認しておきましょう。
NARUTO(ナルト)の作品情報
『NARUTO-ナルト-』は、岸本斉史による忍者バトル漫画で、1999年から2014年まで『週刊少年ジャンプ』で連載されました。
全700話、単行本は全72巻という大長編作品で、2002年のテレビアニメ化を皮切りに、劇場版、舞台、ゲームなど、様々なメディアミックスが展開されています。
海外でも絶大な人気を誇り、日本を代表する漫画作品の一つとして、今なお多くのファンに愛され続けています。
NARUTO(ナルト)の概要
物語の舞台は、忍者たちが暮らす「忍の世界」です。
忍者たちは、体内の「身体エネルギー」と「精神エネルギー」を練り合わせた「チャクラ」という生命エネルギーを使い、様々な忍術を繰り出します。
チャクラには、火・風・雷・土・水の5つの基本性質があり、この性質を利用して使われる術が、火遁や風遁などと呼ばれています。
火遁の術は、火の性質を持たせたチャクラを使い、炎を生み出して攻撃する術がほとんどです。
NARUTO(ナルト)のあらすじ
物語は、木ノ葉隠れの里に住むうずまきナルトという少年を中心に描かれます。
ナルトは、かつて里を壊滅寸前に追いやった「九尾の妖狐」をその身に宿しており、里の人々から煙たがられ、孤独な日々を過ごしていました。
しかし、彼は「里一番の忍である火影になる」という夢を抱き、数々の困難や試練を乗り越え、仲間と共に成長していきます。
ナルトの主な火遁の術・技の強さや能力一覧
ここからは、作中に登場した様々な火遁の術を、その強さや能力と共に一覧で紹介していきます。
火遁・炎弾
火遁・炎弾は、チャクラで作った油を口から吐き出し、火遁で着火して強力な炎弾を放つ術です。
単純に炎を出すだけの火遁よりも、油を加えることで威力を増しているのが特徴です。
火遁・煙幕烈風
小説版に登場した火遁・煙幕烈風は、ただの炎ではなく竜巻のような炎を吹き出す術です。
目の前のものを瞬く間に焼き払う凄まじい威力を誇り、作中では非常に強力な火遁として描かれています。
火遁・鬼燈籠
『劇場版 NARUTO -ナルト- ブラッド・プリズン』で無為と竜舌が使用した火遁・鬼燈籠は、鬼の顔をした無数の火の玉を出現させ、それを操って攻撃する術です。
火の玉を自由自在に操れるため、トリッキーな攻撃が可能です。
火遁・霞炎舞の術
アニメオリジナルで登場した火遁・霞炎舞の術は、口から霧のようなものを吐き出し、火元に着火させて周囲一帯を火の海に変える術です。
広範囲に影響を及ぼすのが特徴で、敵の逃げ場をなくすことに長けています。
火遁・蝦蟇油炎弾
口寄せ動物であるガマブン太が油を吐き出し、自来也が火遁で着火することで完成する火遁・蝦蟇油炎弾は、広範囲に及ぶ大規模な術です。
火遁が使えない場合は、起爆札付きのクナイで代用できる応用性の高さも持ち合わせています。
火遁・火龍弾
アニメオリジナルの火遁・火龍弾は、口から炎を吹き出すシンプルな火遁ですが、通常の炎弾より高い威力を持ちます。
さらに上級技として、チャクラで炎をコントロールして敵に命中させる火遁・火龍炎弾が存在します。
火遁・豪炎の術
木ノ葉隠れの里の猿飛一族に伝わる秘伝忍術、火遁・豪炎の術は、口から勢いよく炎を吹き出す火遁の基礎的な技です。
十尾の動きを封じるために猿飛一族が一斉に使用するなど、その連携によって真価を発揮する術と言えるでしょう。
火遁・豪火球の術
うちは一族が編み出した火遁・豪火球の術は、巨大な火の球を生成し、敵に向けて放つ術です。
うちはの忍にとっては一人前の証であり、多くのファンに最も親しまれている火遁の術の一つです。
火遁・頭刻苦
暁のメンバーである角都が使用した火遁・頭刻苦は、風の性質も加えることで威力を高めた術です。
角都の身体から現れた化け物が炎を放ち、広範囲を焼き尽くします。
火遁・天牢
『劇場版 NARUTO -ナルト- ブラッド・プリズン』に登場した火遁・天牢は、対象の忍がチャクラを練ることを妨害する禁錮術です。
無理に術を発動しようとすると身体が燃えてしまうという、戦闘を封じることに特化した特殊な火遁です。
火遁忍法・火走り
『劇場版 NARUTO -ナルト- 疾風伝』に登場した火遁忍法・火走りは、地面に炎の筋を作ったり、火の輪を飛ばしたりする術です。
単体の威力はさほどではありませんが、風遁と組み合わせることで威力を強化できます。
ねずみ毛玉
二尾の人柱力、二位ユギトが使用したねずみ毛玉は、口から火のついた毛玉を吹き出し、それがねずみの形をした火の玉となって敵を追尾する術です。
高速で敵を追跡できるため、回避が困難な術と言えます。
ナルトの火遁の主な使用キャラ
ここからは、火遁の術を操る、物語を彩る個性豊かなキャラクターたちを紹介します。
自来也
伝説の三忍の一人、自来也は、ナルトの師匠であり、彼に口寄せの術や螺旋丸を伝授しました。
火遁・蝦蟇油炎弾といった口寄せ動物との連携技を得意とし、そのスケールの大きな術で敵を圧倒しました。
うちはサスケ
ナルトの永遠のライバルであり、もう一人の主人公であるうちはサスケは、うちは一族の血筋として火遁の術を自在に操ります。
うちは一族の象徴である火遁・豪火球の術をはじめ、様々な火遁の術を使用しました。
うちはイタチ
うちはサスケの実の兄、うちはイタチは、うちは一族を滅ぼし里を抜けた、謎多き人物として登場しました。
万華鏡写輪眼の使い手であり、サスケが復讐を誓う対象でした。
うちはオビト
ナルトやサスケが所属する第7班の担当上忍、はたけカカシのかつてのチームメイトであるうちはオビト。
戦死したと思われていましたが、後に敵としてナルトやカカシたちの前に立ちはだかりました。
彼の使用する火遁・爆風乱舞は、写輪眼の能力と組み合わせた非常に強力な術です。
猿飛アスマ
三代目火影の息子で、第10班の担当上忍である猿飛アスマもまた、火遁の使い手でした。
火の国の大名直轄の忍組織「守護忍十二士」のメンバーだったこともあり、その実力は折り紙付きです。
ナルトの火遁の強さ・最強ランキングTOP10~4
ここからは、火遁の術の中でも特に強力なものを、ランキング形式で紹介します。
10位:火遁・灰積焼
火遁・灰積焼は、体内のチャクラを高熱の灰に変化させて吐き出し、着火させて爆発させる術です。
広範囲に及ぶため、敵の視界を奪い、大ダメージを与えることができますが、味方を巻き込む危険性もあるため、使用には注意が必要です。
9位:火遁・大炎弾
自来也が仙人モードの際に使用した火遁・大炎弾は、火遁・炎弾の上級技です。
通常の炎弾の数十倍の威力を誇り、大量のチャクラ油と共に炎を吐き出すことで、広範囲を焼き尽くします。
8位:火遁・頭刻苦
角都の身体から取り出された自立心臓の一つが使用する火遁・頭刻苦は、風の性質を加えて威力を増幅させています。
炎が地面を這うように広がり、広範囲を一気に焼き尽くすだけでなく、避けられたとしても強い衝撃が周囲を襲います。
7位:火遁・豪龍火の術
火遁・豪龍火の術は、龍の頭部を象った炎弾を放つ術で、火遁系の術の中でも高い威力を誇ります。
その分、チャクラの消耗も大きいという特徴があります。
6位:火遁・蝦蟇油炎弾
自来也が口寄せ動物との連携で放つ火遁・蝦蟇油炎弾は、巨大な蝦蟇が吐き出す膨大な油と炎によって、広範囲を燃やし尽くす大規模な術です。
その規模の大きさから、敵の集団を一度に殲滅することが可能です。
5位:火遁・灰塵隠れの術
うちはマダラが使用した火遁・灰塵隠れの術は、口から炎を帯びた高熱の灰塵を吹き出し、広範囲に行き渡らせて敵の視覚を奪う術です。
印を結ばずに発動できるという点からも、マダラの圧倒的な実力がうかがえます。
4位:火遁・爆風乱舞
うちはオビトが使用した火遁・爆風乱舞は、写輪眼の「神威」と火遁の炎を組み合わせた術です。
神威で巻き起こした旋風に火遁を乗せることで、螺旋状の爆炎を形成し、敵を飲み込みます。
写輪眼を持つオビトだからこそ使える、唯一無二の強力な術と言えるでしょう。
ナルトの火遁の強さ・最強ランキングTOP3
ここからは、火遁の術の中でも、最強と呼ぶにふさわしい術を3つ紹介します。
3位:火遁・龍焔業歌
アニメオリジナルの技である火遁・龍焔業歌は、龍の顔を象った炎を無数に放つ術です。
似た技である火遁・龍炎放歌の術の強化版であり、余程強力な土遁の壁でなければ簡単に粉砕するほどの貫通力を持ち、攻撃が当たった瞬間に大爆発を起こします。
2位:火遁・豪火滅却
うちはマダラが使用した火遁・豪火滅却は、広範囲に及ぶ強力な炎を口から吐き出す術です。
炎によって業火の嵐が巻き起こり、辺り一面が瞬く間に火の海と化します。
その攻撃範囲があまりに広すぎるため、回避はほぼ不可能で、防ぐには相当な実力を持つ忍が多数必要となります。
1位:火遁・豪火滅失
火遁・豪火滅失は、火遁・豪火滅却をさらに上回る威力の術です。
巨大な須佐能乎が小さく見えるほどの強大な炎を生み出し、周囲を燃やし尽くします。
豪火滅却以上に回避は不可能で、この技に対応するには、影クラスの実力が必要となるでしょう。
この術の規模と破壊力から、うちはマダラが「最強の火遁使い」と呼ばれる理由がよくわかります。
ナルトの火遁に関する感想や評価
火遁の術は、ファンの間でどのように受け止められているのでしょうか。
ここでは、SNS上での感想や評価を紹介し、火遁の魅力について考察します。
感想:火遁はやっぱり豪火球
多くのナルトファンにとって、火遁といえば最初に思い浮かぶのは火遁・豪火球の術でしょう。
うちはサスケやうちはイタチといった人気キャラクターが使用したこともあり、子供から大人まで、この術に憧れを抱いた人は多いようです。
また、自来也の火遁・蝦蟇油炎弾のように、口寄せ動物との連携技もスケールが大きく、非常に人気が高いです。
感想:火遁の術の練習
火遁・豪火球の術は、子供たちが印の結び方を真似して練習するほど人気がありました。
これは、術の派手さだけでなく、印を結んで技を繰り出すという、忍者ならではの演出が、多くの人々を魅了したからでしょう。
感想:最強の火遁使いは誰?
火遁の術を使う忍は数多く存在しますが、その中で最強の火遁使いとして、うちはマダラを挙げる声が非常に多いです。
マダラが使う火遁の術は、他の忍が使う火遁とは一線を画しており、その威力と難易度は桁違いです。
彼が繰り出す火遁・豪火滅却や火遁・豪火滅失は、まさに最強の火遁と言えるでしょう。
ナルトの火遁まとめ
本記事では、『NARUTO-ナルト-』に登場する火遁の術を、その種類、使用者、そして強さのランキングで紹介しました。
火遁の術は、単純な火を放つ術から、他の性質や写輪眼と組み合わせることで威力を増す術まで、その使い方は多岐にわたります。
特に、うちはマダラが使用する火遁・豪火滅却や火遁・豪火滅失は、その圧倒的な破壊力と規模から、火遁の頂点に君臨する術であることがわかります。
『NARUTO-ナルト-』の世界を彩る火遁の術の魅力を、ぜひ漫画やアニメで改めて堪能してみてください。
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