あらすじ
圧倒的パワーに初めて勝てないと悟った悟空は、全王様に敵であるゴクウブラックを消してもらうという暴挙に出ました。
これまでも数々の強敵と戦ってきた悟空ですが、ここまであからさまに逃げたのは多分初めてです。
その戦いからしばらくして、力の大会を催促する悟空、全宇宙の界王神と破壊神が集められ破壊神による戦いが始まったのでした。
今巻は全王の前での破壊神同士のバトルロイヤルからのスタート。各破壊神がそれぞれの能力を駆使し、潰し合う様は短いページながらもなかなかの迫力です。
ただ破壊神たちの戦いは熾烈を極め全王様には退屈なものとなってしまいます。
そこで悟空と第11宇宙の破壊神候補トッポが戦いをすることになるんですが、悟空のもつ5つの変身に興味を持つ全王さまでした。悟空はその要望に応え惜しみなく次々に変身していきますがトッポの実力はスーパーサイヤ人3をも上回り、ゴットとなった悟空ですら敗れてしまいます。
そしてそのトッポですら第11宇宙では二番手というから驚きです。
次の戦いで、負けた宇宙は消されてしまいます。いよいよ絶望的な状況になってきました。
かつて鳥山明氏は、強いやつを描くにはどうすればいいかという問いに、「強いやつを描くには、強いやつよりもっと強いやつを描くこと」と答えた。それを思うと、このトッポとジレンの関係はドラゴンボールらしさが出ています。
力の大会のルール
- 神や破壊神以外の10名を選ぶ
- ステージから落とせば勝利
- 1試合での落とし合い
- 時間は100タック地球時間にして48分
- 時間内に残っている選手が多いチームが勝ち
- 優勝者には超ドラゴンボールが与えられる
- 敗退した宇宙は消される
第1宇宙第、12宇宙、第5宇宙、第8宇宙は人間の平均レベルが7以上あるため今大会は免除されている。
この大会の本当の趣旨はレベルの低い宇宙は本来消されるところだが、大会で優勝すればご褒美に残してやろうというもの
悟空のいる第七宇宙の星の平均レベルは3.18と下から二番目
ともあれ、第7宇宙はめでたく力の大会への出場が決まりました。
メンバーはピッコロ、悟飯、クリリン、17号、18号、天津飯、亀仙人というお粗末なメンバーになってしまいました。
もっとほかにいなかったのかよと突っ込みたくなるメンツですねw
アニメ版では長たらしく感じてしまった仲間集めでしたが漫画ではサクッと終わっています。
強敵とのバトルが見どころのドラゴンボールとしては適切だったのかなと思いますがアニメで批判が多かったブルマの出産シーンはカットされていなかったりします。これに加え当然ベジータ、悟空が入りそしてなんと一日だけ復活したフリーザまでメンバー入りしました。
天津飯から17号やベジータ、ピッコロ、フリーザなどかつての敵ばかりがメンバーになっています。
思えばクリリンも幼いころ亀仙人の元で修行していた際に悟空に意地悪していたこともなんどかあったなと思うと感慨深いものがあります。
超は原作ドラゴンボールより少し前??
原作ドラゴンボールのラストでは魔人ブウの生まれ変わりであるウーブが悟空とバトルするシーンが描かれていましたがドラゴンボール超では悟空はまだウーブの存在にすら気づいていないようです。
6巻で神様であるデンデから教えてもらい始めて知ります。
まとめ
今後GTのようにウーブが登場するシーンもあるんでしょうか?
この巻で大会出場者が全員揃い出発するところで終わります。
鳥山先生が細かい修正をしている様子がコミックスの端々に書かれていますがとよたろう先生の画力も本物としか思えないほど巻数を重ねるごとに画力やコマの使い方が少しずつ本家に近づいていると思います。7巻も楽しみですね。
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