「コードギアス」の世界には、「王の力」であるギアス能力者や、超高性能KMF（ナイトメアフレーム）のデバイサー（パイロット）など、本当に規格外の強さを持つキャラクターが多数存在します。
しかし、純粋な「強さ」を比較した際、一体誰が最強なのでしょうか？
「生身の魔王ゼロが最強だ！」という声もあるかもしれませんが、今回は「最も強力だった時点での形態」という基準で、作中に登場した全キャラクターの中から、戦闘力に特化したTOP30を選出してみました。
KMFの性能やギアス能力、公式の格付けやファンの方々の考察など、あらゆる情報を総合して、僕が独自の視点で順位付けを行いました。
さあ、議論必至のランキング、早速見ていきましょう！
- 力こそ正義！コードギアス最強キャラクターランキングTOP30
- 第30位 オルソン・マクギネス（後悔ギアス）
- 第29位 ユーリヤ（死後発動ギアス）
- 第28位 ユーフェミア（気絶ギアス）
- 第27位 ジジ（睡眠・夢操作ギアス）
- 第26位 シュンク（意識感知ギアス）
- 第25位 サンシア（位置特定・行動予測ギアス）
- 第24位 ガロンゾ（嘘探知ギアス）
- 第23位 チー・ジー（真実強制ギアス）
- 第22位 トト・トンプソン / ワンダ・リープ（記憶消去ギアス）
- 第21位 土方歳三（心の嘘を見抜く力）
- 第20位 カストル・ルイ・ブリタニア（テレパシー・思考投影ギアス）
- 第19位 シン・ヒュウガ・シャイング（愛による自殺強制ギアス）
- 第18位 C.C.（愛強制ギアス）
- 第17位 マリアンヌ・ヴィ・ブリタニア（意識転移ギアス）
- 第16位 クララ・ランフラン（遠隔行動操作ギアス）
- 第15位 ギアスオーダーの子供たち（遠隔動き操作ギアス）
- 第14位 スウェイル・クジャパット（認識逆転ギアス）
- 第13位 ロロ・ランペルージ（時間停止ギアス）
- 第12位 毛（思考盗聴ギアス）
- 第11位 シャルル・ジ・ブリタニア（記憶・精神操作ギアス/神を倒す者）
- 第10位 アーニャ・アールストレイム（モルドレッド・搭乗）
- 第9位 ルキアーノ・ブラッドリー（パーシヴァル・搭乗）
- 第8位 ジノ・ヴァインベルグ（トリスタン・搭乗）
- 第7位 ビスマルク・ヴァルトシュタイン（ギャラハッド・搭乗）
- 第6位 星刻（神虎・搭乗）
- 第5位 ルルーシュ・ランペルージ（蜃気楼・搭乗）
- 第4位 ジノ・ヴァインベルグ（トリスタン・ディバイダー・搭乗）
- 第3位 カレン・シュタットフェルト（紅蓮可翔式・搭乗）
- 第2位 枢木スザク（ランスロット・アルビオン・搭乗）
- 第1位 カレン・シュタットフェルト（紅蓮聖天八極式・搭乗）
- 議論は尽きないですが、やはり最強は「あの機体」だということになりますね！
力こそ正義！コードギアス最強キャラクターランキングTOP30
第30位 オルソン・マクギネス（後悔ギアス）
第30位にランクインしたのは、漫画『モザイクのかけら』に登場するオルソン・マクギネスです。
彼が手に入れたギアス能力は、「相手に後悔の念を抱かせる」力です。
相手の行動が酷いほど、後悔の気持ちも大きくなるという、精神攻撃に特化したギアスですね。
この能力で、娘を殺した犯人を精神的に追い詰め、自ら罪を償わせたという、悲劇的な役割を担ったキャラクターです。
後悔の念という感情を操作するこのギアスは、肉体的な戦闘力には直結しないため、ランキングの下位に位置付けました。
直後の第29位に位置するユーリヤ（死後発動ギアス）は、死後に意識と記憶を物質に保存し、他の人の前に姿を現す能力で、戦闘力は皆無に等しいです。
オルソンのギアスは、犯人を精神的に追い詰めて自滅させるという点で、まだ他者に影響を及ぼし戦闘の決着をつける力を持つため、ユーリヤよりは上位としました。
ただ、この能力はあくまでも精神的なものであり、直接的な戦闘では無力です。
直前の第31位であるモリアーティ（抑制解除ギアス）の心の壁や抑制を外す力は、他者を欲望のままに行動させる点で危険性は高いですが、オルソンの「後悔」という特定の感情を強いるギアスは、ターゲットを選べば確実にその精神を破壊できるという点で、より強固な力の行使が可能と判断し、わずかに上回ると考えました。
第29位 ユーリヤ（死後発動ギアス）
小説『オズ ザ リフレクション』に登場するユーリヤは、V.V.と契約したギアス能力者です。
彼女のギアスは「死んだ時に発動」し、意識と記憶を物質に保存して、死後に他の人の前に姿を現すことができるという、極めて特殊で戦闘には全く役に立たない能力です。
死後の自己を具現化するという、「王の力」の多様性を示す能力ですが、戦闘力のランキングでは、やはり最下位に近い位置となってしまいます。
直前の第30位、オルソン・マクギネス（後悔ギアス）の能力は、肉体的な攻撃力はないにせよ、相手を確実に自滅に追い込むほどの精神的な破壊力を持っています。
それに対し、ユーリヤの能力は、自身の死後にしか発動せず、他者への直接的な干渉力や戦闘への影響力が皆無なため、オルソンより下位としました。
しかし、彼女の能力は「死」という絶対的な終わりを一時的に超越するという点で、第28位のユーフェミア（気絶ギアス）の能力と比べると、その特異性から僅差で下位に留まっています。
ユーフェミアの能力は相手を気絶させるという一時的な効果しかなく、自分も無防備になるという大きなリスクを伴うため、ユーリヤの能力のような「死の超越」という現象を伴う力の方が、ギアスという観点から見ると、より上位の「現象」と見なすことができると考えました。
とはいえ、戦闘での有用性は最低クラスですので、この順位が妥当でしょう。
第28位 ユーフェミア（気絶ギアス）
コードギアスDSに登場する、別世界のユーフェミアが手に入れたギアス能力が、この「相手を気絶させる」力です。
ギアスを使うと相手は意識を失いますが、彼女自身も無防備になってしまうという、非常に使い勝手の悪い制約付きのギアスです。
作中でのユーフェミアはV.V.からギアスをもらい、この能力を行使しますが、その弱点から、とても戦略的に使えるレベルではないと判断しました。
このギアスは、攻撃力の低い、一時的な無力化に過ぎないため、第29位のユーリヤ（死後発動ギアス）よりは上ですが、かなり下位にランクインしました。
ユーリヤの能力は戦闘には使えませんが、ユーフェミアの気絶ギアスも、自身が無防備になるリスクを考えると、戦闘中に発動することは極めて危険であり、実戦での有用性はほとんど変わりません。
しかし、「他者を強制的に無力化する」という直接的な効果を持つため、「王の力」としての戦闘への関与度ではユーリヤを上回ります。そのため、わずかですがユーリヤの上位としました。
直前の第27位はジジ（睡眠・夢操作ギアス）です。
ジジの能力は相手を眠らせるだけでなく、その夢を操り深層心理にまで干渉できるという点で、ユーフェミアの「単なる気絶」よりも遥かに深く、精神的な破壊力を持ち、応用範囲も広いです。
ユーフェミアの能力は、発動後に自分も無防備になるという致命的な制約があるのに対し、ジジの能力はそのようなリスクが言及されていないことから、ジジの方が圧倒的に上位に位置すると考えました。
第27位 ジジ（睡眠・夢操作ギアス）
『Genesic Re;Code』に登場するジジのギアスは、「相手を眠らせ、夢を操る」能力です。
単に気絶させるだけの第28位ユーフェミア（気絶ギアス）の能力と比べると、眠らせた上で深層心理にまで干渉できるという点で、精神操作の深度と危険性が格段に増しています。
作中でジジは、暗い牢屋の中で契約者からコードを受け取る前に、この能力を自分自身に使ったとされています。
他者に対して使った場合の戦闘への影響力は計り知れません。
相手の深層心理に入り込み、精神的な負荷をかけることが可能であれば、戦闘不能に追い込むことも容易でしょう。
しかし、この能力は、あくまでも相手を「眠らせる」という比較的穏やかな無力化手段であり、直接的な殺傷能力や、ルルーシュのような絶対的な支配力には欠けます。
そのため、後述する戦闘特化のギアス能力者たちと比べると、この順位に留まりました。
直後の第26位、シュンク（意識感知ギアス）の能力は、周囲の人の意識の方向や距離を感知するという、情報収集に特化したギアスです。
シュンクの能力は戦闘そのものに役立つものではありませんが、戦術的な優位性を生み出す点で非常に有用です。
しかし、ジジの「睡眠と夢の操作」は、敵を強制的に戦闘から排除し、さらに精神を破壊する可能性も秘めているため、戦闘への直接的な影響力でジジが上回ると判断しました。
第27位に位置するジジは、第28位ユーフェミアの能力の「上位互換」とも言える精神操作ギアスであることから、この順位が妥当だと考えます。
第26位 シュンク（意識感知ギアス）
ジジと同じく『Genesic Re;Code』に登場するシュンクのギアスは、「周りの人の意識の方向や距離を感知する」能力です。
この能力のおかげで、ある程度の範囲内の人の位置や、集中力のレベルを推測することができ、追っ手から逃げることができたという、情報収集・索敵に特化したギアスです。
戦闘中に敵の位置を正確に把握できるのは、特にKMF戦において、奇襲や待ち伏せを回避したり、逆に仕掛けたりする上で、非常に大きな戦術的アドバンテージとなります。
そのため、直接的な攻撃能力がないにも関わらず、第27位のジジ（睡眠・夢操作ギアス）よりは上位としました。
ジジのギアスは相手を無力化できますが、発動条件や範囲に制約がある可能性を考慮すると、シュンクのギアスのような広範囲の索敵能力は、戦場全体の支配に繋がりやすいです。ですから、シュンクのギアスの方が戦略的な価値が高いと判断しました。
しかし、シュンクのギアスは、あくまでも情報収集に留まるため、直接的な攻撃力や無力化能力を持つ、直前の第25位サンシア（位置特定・行動予測ギアス）には及びません。
サンシアのギアスは、位置の特定に加えて、「意図やどんな行動をするのかも分かる」という、さらに高度な行動予測能力を持っています。
シュンクの「意識の方向や距離を感知する」という漠然とした情報とは比べ物にならないほど、サンシアの能力は具体的で実戦的な情報をもたらすため、サンシアの方が上位に位置すると考えます。
第25位 サンシア（位置特定・行動予測ギアス）
『ナイトメア・オブ・ナナリー』に登場するサンシアは、C.C.の細胞を移植した人工的な能力者で、イレギュラーズ部隊のリーダーです。
彼女のギアス「ジ・オッド」は、第26位のシュンク（意識感知ギアス）のギアスに似ていますが、ある範囲内の他者の位置を生命力に基づいて特定するだけでなく、「意図や、どんな行動をするのかも分かる」という、超高度な行動予測能力を持っています。
この「行動予測」こそが、シュンクの「意識の方向感知」と比べて、圧倒的な優位性を持つ点です。
敵の次の行動を予測できるということは、KMF戦においても、生身の戦闘においても、先手必勝を可能にし、完全なカウンターを取ることができます。
これは、戦闘における究極の防御にして最高の攻撃準備となるため、直接的な攻撃能力はないものの、戦術的な強さでシュンクを大きく上回ると判断しました。
しかし、直前の第24位に位置するガロンゾ（嘘探知ギアス）と比べると、サンシアのギアスはあくまで戦闘時の「行動」の予測に留まります。
ガロンゾの能力は、相手の「嘘を匂いで嗅ぎ分ける」という、絶対的な真実の獲得に繋がる能力です。
これは、外交、尋問、戦略会議など、非戦闘時における情報戦において、サンシアの能力よりも遥かに広範囲かつ致命的な影響力を発揮します。
戦闘が全てではないコードギアスの世界において、ガロンゾの情報戦における絶対的な優位性は、サンシアの局地的な戦闘予測能力を上回ると判断しました。
そのため、サンシアはこの順位に留まります。
第24位 ガロンゾ（嘘探知ギアス）
『復活のルルーシュ』のピクチャードラマに登場するガロンゾは、「相手の嘘を匂いで嗅ぎ分ける」ことができるという、ユニークなギアス能力者です。
嘘が独特の匂いを発するという設定で、嘘かどうかが分かるという、情報戦において最強クラスのギアスですね。
外交、尋問、交渉、スパイ活動など、コードギアスの物語の根幹をなす情報戦において、このギアスはルルーシュの「絶対遵守のギアス」に匹敵するほどの戦略的価値を持ちます。
戦闘そのものには使えなくても、敵の情報を完全に掌握し、裏切りや罠を事前に察知できるという点で、第25位のサンシア（位置特定・行動予測ギアス）の戦闘予測能力よりも、影響範囲と重要性で上回ると判断しました。
サンシアの能力は局地的な戦闘で有効ですが、ガロンゾの能力は国家間の戦略レベルで機能するからです。
ただ、この能力は「嘘かどうかが分かるだけ」という点で、真実を強制的に吐かせる直前の第23位チー・ジー（真実強制ギアス）には一歩及びません。
チー・ジーのギアスは、相手に意識があるまま嘘をつけなくさせるという、尋問において「嘘を探知する」ガロンゾの能力の上位互換と言える力だからです。
嘘の匂いを探知するよりも、相手に真実しか話せない状況を強制する方が、情報獲得の確実性が遥かに高いため、ガロンゾはこの順位に落ち着きました。
第23位 チー・ジー（真実強制ギアス）
『血盟のクリムゾン』に登場するチー・ジーのギアスは、「相手に真実を言わせる」能力です。
ギアスを使うと、相手は意識があるまま、嘘をつけなくなるという、尋問や情報収集において絶対的な強さを誇るギアスです。
第24位のガロンゾ（嘘探知ギアス）が「嘘を探知する」という受動的な能力なのに対し、チー・ジーのギアスは「真実しか言えなくする」という能動的な強制力を持ちます。
この強制力の差が、情報獲得の確実性において、チー・ジーをガロンゾより上位に押し上げる決定的な要因です。
しかし、このギアスもまた、戦闘での直接的な攻撃力は持たないため、他の戦闘系ギアス能力者と比べると、この順位に留まらざるを得ません。
直前の第22位はトト・トンプソン/ワンダ・リープ（記憶消去ギアス）です。
彼らのギアスは、相手の「記憶を消す」という能力で、これは情報戦において、チー・ジーのギアスとは別の側面で非常に強力です。
チー・ジーが「情報を引き出す」能力なら、トト/ワンダの能力は「情報を奪う・隠蔽する」能力です。
記憶消去は、過去の行動や戦略、機密情報を全て消し去り、その後の行動に致命的な影響を与えることができる点で、チー・ジーの情報引き出し能力よりも、戦略の書き換えという点でより強力で不可逆的な影響力を持つと判断しました。
そのため、チー・ジーはこの順位に留まりました。
第22位 トト・トンプソン / ワンダ・リープ（記憶消去ギアス）
『オズ ザ リフレクション』のトト・トンプソンと、『モザイクのかけら』のワンダ・リープのギアスは、どちらも「記憶を消す」能力です。
トトの能力は「愛の忘却ギアス」とも呼ばれていますが、消せる記憶に特別な制限はないようです。
この記憶消去という能力は、第23位のチー・ジー（真実強制ギアス）の「情報を引き出す」能力に対して、「情報を隠蔽・抹消する」という点で、戦略的な優位性を持ちます。
チー・ジーの能力が過去の情報を開示させるに留まるのに対し、記憶消去は相手の存在そのものから情報を永久に奪い去り、敵の戦略や計画を完全に無力化できます。
特に、ブリタニア皇帝のギアスのように、国家規模での記憶操作に繋がる可能性を秘めているため、その潜在的な力はチー・ジーを上回ると判断しました。
しかし、直前の第21位、土方歳三（心の嘘を見抜く力）の能力と比べると、この順位が妥当です。
土方の能力は、相手の「言葉の裏にある情報を集めて、真実か嘘かを見抜き、隠された本心を見抜く」ことができるという、記憶消去よりも深いレベルの心理操作に繋がる能力です。
記憶を消しても、相手の本心や性格、潜在的な動機までは消せません。
土方の能力は、その「隠された本心」を見抜くことができる点で、トト/ワンダの記憶消去よりも、より根本的な情報と心理を掌握できると判断しました。
第21位 土方歳三（心の嘘を見抜く力）
公開されなかった小説『揺るぎなき歳三』に登場する土方歳三の能力は、「相手の心の嘘を見抜く力」です。
単なる嘘の探知に留まらず、相手の言葉の裏にある情報を集め、真実か嘘かを見抜き、「隠された本心」まで見抜くことができるという、究極の情報収集能力を持っています。
これは、第22位のトト・トンプソン/ワンダ・リープ（記憶消去ギアス）が物理的な情報を消し去るのに対し、土方の能力は「心理的な真実」を暴き出すことができる点で優位です。
記憶が消されていても、土方なら相手の行動原理や動機、過去の経験から生じた本心を見抜くことができ、より確実な情報戦を仕掛けることが可能となります。
そのため、トト/ワンダよりも上位としました。
しかし、直前の第20位、カストル・ルイ・ブリタニア（テレパシー・思考投影ギアス）の能力には及びません。
カストルのギアスは、自分の考えを相手の心に投影する「テレパシー」であり、さらに意識を妨害して「頭痛」を起こさせることもできます。
土方が「受動的に本心を見抜く」能力であるのに対し、カストルは「能動的に自分の思考を相手に送り込む」という攻撃的な精神干渉が可能です。
これにより、カストルは敵の意思決定に直接影響を与え、さらには肉体的な苦痛を与えることができるため、土方の能力よりも戦闘的な側面で優位性を持つと判断しました。
第20位 カストル・ルイ・ブリタニア（テレパシー・思考投影ギアス）
『コードギアスDS』に登場するカストル・ルイ・ブリタニアのギアスは、自分の考えを相手の心に投影する「テレパシー」であり、「意識を妨害して頭痛を起こす」こともできるという、精神干渉能力です。
テレパシーは、軍事的な指揮系統において、ルルーシュのゼロとしての行動を完璧に模倣する上で非常に有用な能力であり、さらに「頭痛」という形で相手に肉体的な苦痛を与えることができるため、第21位の土方歳三（心の嘘を見抜く力）の受動的な情報収集能力よりも、能動的な攻撃力という点で優位に立ちます。
この「頭痛」を与える能力は、戦闘中に敵の集中力を乱し、KMFの操縦精度を低下させるなど、直接的な戦闘への影響力が非常に高いと判断しました。
しかし、直前の第19位、シン・ヒュウガ・シャイング（愛による自殺強制ギアス）の能力には及びません。
シンのギアスは、「相手を自殺させる」という、究極の殺傷能力を持っています。
カストルの能力が一時的な頭痛や思考の投影に留まるのに対し、シンの能力は一撃必殺の絶対的な致死性を持ちます。
発動条件に「愛」が必要という大きな制約があるものの、その致死性の高さは、カストルの能力とは比べ物にならないほど強力であるため、カストルはこの順位に留まりました。
第19位 シン・ヒュウガ・シャイング（愛による自殺強制ギアス）
『亡国のアキト』に登場するシン・ヒュウガ・シャイングのギアスは、「相手を自殺させる」という、極めて危険で強力な致死性を持つ能力です。
発動条件として「本人が相手を愛している必要がある」という、倫理的にも戦闘的にも大きな制約がありますが、その能力の絶対的な致死性は、第20位のカストル・ルイ・ブリタニア（テレパシー・思考投影ギアス）の頭痛付与能力を遥かに凌駕します。
カストルの能力は戦闘を妨害するに留まりますが、シンの能力は一瞬で敵の命を奪うことができます。
制約があるとはいえ、愛する者をターゲットとした際には、その能力はルルーシュのギアスに匹敵するほどの「絶対遵守」の力となります。
しかし、この能力は、直前の第18位、C.C.（愛強制ギアス）の能力と比べると、汎用性で劣ります。
C.C.のギアスは「相手に自分を愛させる」という能力であり、この能力はシンが自分のギアスを発動させるための条件を強制的に作り出すことが可能だからです。
C.C.がシンにギアスを行使し、シンがC.C.を愛する状態を作り出せれば、シンは自分の能力をC.C.に使うことができなくなります。
つまり、C.C.のギアスは、シンのギアスを間接的に「無効化」し、さらに新たな信奉者を獲得できるという点で、シンのギアスよりも戦略的な価値が高く、上位に位置すると判断しました。
第18位 C.C.（愛強制ギアス）
僕たちのヒロイン、C.C.がシスターから与えられたギアスは、「相手に自分を愛させる」という能力です。
使えるかどうかは議論があるかもしれませんが、このギアスは、第19位のシン・ヒュウガ・シャイング（愛による自殺強制ギアス）の能力に対して、戦略的な優位性を持ちます。
C.C.がシンにギアスを使えば、シンはC.C.を愛することになり、自分の自殺強制ギアスをC.C.に使うという条件を満たせなくなります。
つまり、C.C.のギアスはシンのギアスを間接的に防ぎ、さらに「愛」という強力な感情で信奉者を獲得できるという点で、単なる致死性を持つシンよりも、影響力の持続性と戦略性で優位に立ちます。
この能力は、ルルーシュやシャルルのような絶対的な支配力を持つギアスではないため、戦闘系のギアス能力者と比べると、この順位に留まります。
直前の第17位、マリアンヌ・ヴィ・ブリタニア（意識転移ギアス）の能力と比べると、C.C.の能力は、その汎用性で劣ります。
マリアンヌの能力は、死の瞬間に意識を他者に移すという、擬似的な不死身を実現する究極の防御能力です。
C.C.の愛強制ギアスは、敵を無力化できますが、マリアンヌのギアスは自身の生存を確実にするという、コードギアス世界における最強の能力の一つだと言えます。
そのため、マリアンヌの自己保全能力の高さは、C.C.の能力よりも上位に位置すると判断しました。
第17位 マリアンヌ・ヴィ・ブリタニア（意識転移ギアス）
ブリタニアの皇妃、マリアンヌがC.C.から与えられたギアスは、「死にそうになった時に発動し、意識を他の人に移す」能力です。
相手を乗っ取ることも、潜在意識に隠れることもできるという、擬似的な不死身を実現する、究極の生存能力です。
発動条件は「死にそうになった時」という不利なものですが、その能力がもたらす「絶対的な生存」は、第18位のC.C.（愛強制ギアス）の能力が持つ戦略的な価値を遥かに上回ります。
C.C.のギアスは信奉者を作れますが、マリアンヌのギアスは自己の存在を永遠に維持できるという点で、その力の究極性が際立っています。
作中でも、彼女はこのギアスを使って、死から逃れ、物語の根幹に関わり続けました。
しかし、このギアスはあくまで防御・生存特化であり、直接的な攻撃力には結びつきません。
直前の第16位、クララ・ランフラン（遠隔行動操作ギアス）の能力と比べると、戦闘への影響力で劣ります。
クララの能力は、遠くから相手の行動や動きを全てコントロールするという、他者の肉体を完全に支配するという点で、戦闘における優位性が高いです。
マリアンヌのギアスは自分の生存に特化しているため、他者の肉体を戦闘に利用できるクララのギアスの方が、戦闘力ランキングでは上位に位置すると判断しました。
第16位 クララ・ランフラン（遠隔行動操作ギアス）
『オズ ザ リフレクション』に登場するギアスオーダーのクララ・ランフランのギアスは、遠くから相手の行動や動きを全てコントロールする能力です。
ロロのギアスのように、他者の肉体を完全に操ることができ、暗殺や戦闘の代理として非常に有用です。
ただし、相手の名前を言わないと使えないという制約があります。
この「他者の肉体を完全に支配する」という能力は、第17位のマリアンヌ・ヴィ・ブリタニア（意識転移ギアス）の「自己の生存」に特化した能力よりも、能動的な攻撃力と戦闘への影響力で優位に立ちます。
マリアンヌのギアスは彼女の生存を確実にするだけですが、クララのギアスは敵の戦力をそのまま自分の戦力にできるという点で、戦闘的な優位性が高いです。
しかし、直前の第15位、ギアスオーダーの子供たち（遠隔動き操作ギアス）の能力と比べると、クララのギアスは「名前を言わないと使えない」という致命的な制約があります。
R2の14話に登場したギアスオーダーの子供たちの能力も、相手の動きを遠隔操作する能力ですが、こちらは「名前を言わなくても使える」という点で、不特定多数の敵や、名前を知らない敵に対しての汎用性が遥かに高いです。
そのため、制約のない子供たちのギアスの方が、より実戦的で上位に位置すると判断しました。
第15位 ギアスオーダーの子供たち（遠隔動き操作ギアス）
R2の14話に登場した、ギアスオーダーの子供たちが持つギアスは、「相手の動きを遠隔操作する」能力です。
この能力は、第16位のクララ・ランフラン（遠隔行動操作ギアス）のギアスと似ていますが、クララには「相手の名前を言わないと使えない」という致命的な制約があるのに対し、子供たちのギアスは名前を言わなくても使えるという点で、圧倒的な汎用性と実戦性を持ちます。
不特定多数の敵を同時に、かつ瞬時に操作できるという点で、戦闘における集団戦で最大の効果を発揮できます。そのため、クララのギアスよりも上位に位置すると判断しました。
しかし、直前の第14位、スウェイル・クジャパット（認識逆転ギアス）の能力と比べると、この順位が妥当です。
スウェイルのギアスは、「相手の味方と敵に対する認識を逆転させる」能力です。
これは、遠隔操作で一時的に敵の動きを操る子供たちの能力とは違い、敵の精神そのものを完全に支配し、味方同士で殺し合いをさせるという、集団戦における究極の破壊力を持ちます。
味方が敵に、敵が味方に見えるという混乱は、戦場を地獄に変えます。
そのため、スウェイルのギアスの方が、戦闘への影響力と破壊力で圧倒的に優位に立つと判断しました。
第14位 スウェイル・クジャパット（認識逆転ギアス）
『復活のルルーシュ』に登場するスウェイル・クジャパットのギアスは、「相手の味方と敵に対する認識を逆転させる」能力です。
これを使うと、味方を敵と認識し、敵を味方と認識するようになり、敵の戦力を内部分裂で自滅に追い込むという、集団戦における究極の破壊ギアスです。
遠隔操作で一時的に敵の動きを操る第15位のギアスオーダーの子供たちのギアスよりも、敵の精神を完全に支配し、不可逆的な自滅を強制できるという点で、圧倒的な優位性を持っています。
作中でも、戦闘では非常に使える能力だと評価されています。
しかし、この能力は「事前に分かっていれば回避できる」という弱点があり、直前の第13位、ロロ・ランペルージ（時間停止ギアス）の能力には及びません。
ロロのギアスは、「他者の時間感覚を停止させる」という、絶対的な先制攻撃を可能にする究極の戦闘特化ギアスです。
ロロのギアスが発動すれば、スウェイルのギアスが回避できるかどうかを議論する余地もなく、一瞬で戦闘不能に追い込むことができます。
そのため、ロロのギアスが持つ「絶対的な速度と先制権」は、スウェイルのギアスよりも遥かに強力であり、上位に位置すると判断しました。
第13位 ロロ・ランペルージ（時間停止ギアス）
ロロが持つギアスは、「対象の時間の流れを止める」能力です。
これは、厳密には「他者の時間感覚を止める」能力であり、ロロ自身の肉体に大きな負荷をかけるという制約があるのですが、その能力は戦闘において絶対的な優位性をもたらします。
相手の動きを止めた状態で攻撃を仕掛けることができるため、第14位のスウェイル・クジャパット（認識逆転ギアス）の回避可能という弱点を持つギアスよりも、確実に敵を無力化できる点で圧倒的に優位です。
ロロのギアスが発動すれば、スウェイルのギアスを発動する暇もなく、スウェイルを戦闘不能にできます。
しかし、直前の第12位、毛（思考盗聴ギアス）の能力と比べると、この順位に留まります。
毛のギアスは、「思考を盗聴する」という能力で、これはロロがギアスを使う際の「制約」や「弱点」を完璧に暴き出すことができます。
ロロのギアスは身体への負担が大きいため、毛はその情報を手に入れることで、ロロのギアス発動のタイミングを完璧に予測し、カウンターを仕掛けることが可能となります。
また、毛のギアスは「常に発動し続ける」という暴走状態にありますが、その「思考を全て読み取る」という能力は、ロロのギアスが持つ「刹那的な優位性」よりも、「戦略的な絶対的な優位性」を毛にもたらすと判断しました。
第12位 毛（思考盗聴ギアス）
ルルーシュの前に立ちはだかったギアス能力者、毛のギアスは、「思考を盗聴する」能力です。
このギアスは暴走し、常に発動し続けているという制約があるものの、「半径500メートル以内の人間の思考を全て読み取る」という、究極の情報獲得能力を持ちます。
これは、第13位のロロ・ランペルージ（時間停止ギアス）の能力に対して、ロロのギアスが持つ「身体への負荷」という最大の弱点を完璧に暴き出し、戦略的なカウンターを可能にします。
ロロが「いつギアスを使うのか」「その後の身体への負荷はどうか」という全ての情報を毛は知ることができるため、ロロの「刹那的な優位性」を無効化できます。
そのため、毛のギアスはロロよりも上位に位置すると判断しました。
しかし、直前の第11位、シャルル・ジ・ブリタニア（記憶・精神操作ギアス/神を倒す者）の能力には及びません。
シャルルのギアスは、「他者の記憶や精神を改竄・操作する」という、毛の「思考盗聴」よりも遥かに深いレベルの支配力を持ちます。
毛のギアスが「情報を知る」に留まるのに対し、シャルルのギアスは「その情報を元に相手の精神そのものを書き換える」ことができるのです。
この「精神の支配力」の差が、毛のギアスを上回る決定的な要因です。
第11位 シャルル・ジ・ブリタニア（記憶・精神操作ギアス/神を倒す者）
第98代神聖ブリタニア皇帝、シャルルがV.V.から与えられたギアスは、「他者の記憶や精神を改竄・操作する」能力です。
作中では、ルルーシュやナナリーの記憶を改竄し、自らの目的のために利用しました。
このギアスは、第12位の毛（思考盗聴ギアス）の「思考を読み取る」能力に対して、「精神そのものを書き換える」という、より不可逆的で絶対的な支配力を持ちます。
毛がいくら思考を読み取っても、シャルルのギアスを使われた相手は、自らの意思とは無関係にシャルルに都合の良い記憶と精神で行動することになります。
この「存在の根幹を支配する力」は、毛のギアスを遥かに凌駕します。
しかし、直前の第10位、アーニャ・アールストレイム（モルドレッド・搭乗）のKMFの絶対的な火力と防御力には及びません。
アーニャの搭乗するモルドレッドは、4連ハドロン砲【シュタルクハドロン】と全周ブレイズルミナスという、KMF戦における究極の攻撃力と防御力を兼ね備えています。
シャルルのギアスは、KMFを介さない生身の相手にしか通用しないため、KMF戦に持ち込まれれば、アーニャのモルドレッドの圧倒的な火力の前には無力です。
そのため、「KMFという戦闘力の隔絶」の差により、シャルルはこの順位に留まりました。
第10位 アーニャ・アールストレイム（モルドレッド・搭乗）
ナイトオブラウンズの一員、アーニャが搭乗する専用KMF「モルドレッド」は、KMFランキング第8位に位置する機体です。
その最強形態は、4連ハドロン砲【シュタルクハドロン】という、浮遊航空艦をも一撃で破壊できるほどの作中トップクラスの火力を持ち、さらに機体全周をカバーできるブレイズルミナスというトップクラスの防御力も兼ね備えています。
この「絶対的な火力と防御力」が、第11位のシャルル・ジ・ブリタニア（記憶・精神操作ギアス）のような、生身の相手にしか通用しないギアス能力者との間に、越えられない戦闘力の壁を築きます。
シャルルがモルドレッドのパイロットであるアーニャにギアスを使うことは不可能であり、KMF戦ではアーニャの圧勝となります。
しかし、直前の第9位、ルキアーノ・ブラッドリー（パーシヴァル・搭乗）の専用KMF「パーシヴァル」の攻撃特化の性能とパイロットとしての技量には及びません。
ルキアーノは「ブリタニアの吸血鬼」の異名を持つほどの残虐なエースパイロットであり、彼のパーシヴァルは、右腕の高速回転クロー（ルミナスコーン）という、モルドレッドのハドロン砲に匹敵するほどの近接戦闘での破壊力を持ちます。
第二次トウキョウ決戦では、蜃気楼をあと一歩というところまで追い詰めた戦績からも、その近接戦闘能力とパイロットとしての狂気的な強さがアーニャを上回ると判断しました。
アーニャのモルドレッドは優れた機体ですが、ルキアーノの「狂気的な攻撃性」が、この順位を分ける決定的な要因となりました。
第9位 ルキアーノ・ブラッドリー（パーシヴァル・搭乗）
ナイトオブラウンズの一員で「ブリタニアの吸血鬼」の異名を持つルキアーノが搭乗する「パーシヴァル」は、KMFランキング第9位に位置する攻撃特化の機体です。
右腕のクローを高速回転させることでルミナスコーンとなり、凄まじい破壊力を発揮する近接特化の性能と、ルキアーノの残虐で攻撃的な操縦技術が組み合わさることで、第10位のアーニャ・アールストレイム（モルドレッド・搭乗）の絶対的な火力と防御力を上回ります。
モルドレッドは防御力に優れていますが、ルキアーノの狂気的なまでの近接戦闘は、アーニャの冷静な操縦を上回り、蜃気楼をあと一歩というところまで追い詰めたという戦績が、その強さを証明しています。
しかし、直前の第8位、ジノ・ヴァインベルグ（トリスタン・搭乗）の専用KMF「トリスタン」の持つ「超高機動戦闘能力」には及びません。
ジノのトリスタンは、直線的なモードと三次元的な機能性能に優れたモードを切り替えることで、オールレンジ攻撃と超高機動戦闘を得意とします。
パーシヴァルの強力な攻撃は、トリスタンのその圧倒的な速度と機動力の前には、「当たらなければ意味がない」というジノのトリスタンの優位性が際立ちます。
パーシヴァルが紅蓮聖天八極式の攻撃を食らって致命傷を負ったのに対し、トリスタンはランスロット・アルビオンに敗北するまで、その機動性で戦場を駆け抜けました。
この「速度と機動力の差」が、ルキアーノをこの順位に留めた決定的な要因です。
第8位 ジノ・ヴァインベルグ（トリスタン・搭乗）
ナイトオブラウンズの一員であるジノが搭乗する専用KMF「トリスタン」は、KMFランキング第10位に位置する機体です。
その最大の特徴は、2種類のモードを切り替えることで実現される「超高機動戦闘能力」と、MVSスラッシュハーケンによる「オールレンジ攻撃」です。
この圧倒的な速度と機動力は、第9位のルキアーノ・ブラッドリー（パーシヴァル・搭乗）の近接特化の攻撃を「当たらない攻撃」に変えてしまいます。
ジノの操縦技術とトリスタンの機動性が組み合わさることで、ルキアーノの狂気的な攻撃性を凌駕する、「予測不能な戦場支配力」を発揮します。
そのため、ルキアーノよりも上位に位置すると判断しました。
しかし、直前の第7位、ビスマルク・ヴァルトシュタイン（ギャラハッド・搭乗）の専用KMF「ギャラハッド」の持つ「絶対的なパワーと防御力」には及びません。
ギャラハッドは、通常のKMFよりも巨大な機体で、機体よりも大きな【剛剣・エクスカリバー】を装備し、攻撃・防御ともに高い能力を持っています。
ジノのトリスタンは機動性に優れますが、ギャラハッドの巨大なエクスカリバーの一撃は、当たればトリスタンを一刀両断できるほどの破壊力を持っています。
また、ビスマルクはナイトオブワンであり、その実力はナイトオブラウンズの中でもトップクラスです。
トリスタンは後にランスロット・アルビオンに敗北しているのに対し、ギャラハッドはランスロット・アルビオンと互角の戦いを繰り広げたことから、ギャラハッドの方が優位と判断しました。
第7位 ビスマルク・ヴァルトシュタイン（ギャラハッド・搭乗）
ナイトオブワンという最高位の称号を持つビスマルクが搭乗する専用KMF「ギャラハッド」は、KMFランキング第3位に位置する巨大な機体です。
機体よりも大きな【剛剣・エクスカリバー】を装備し、攻撃・防御ともに非常に高い能力を持っています。
この「絶対的なパワーと防御力」は、第8位のジノ・ヴァインベルグ（トリスタン・搭乗）の機動性を上回ります。
ジノのトリスタンは高速ですが、ギャラハッドの巨大なエクスカリバーの一撃は、当たればトリスタンを一刀両断できるほどの破壊力を持っています。
また、ビスマルクの「未来予知」のギアスと、ナイトオブワンという最高位の実力が組み合わさることで、ジノを上回る戦場支配力を発揮します。
しかし、直前の第6位、星刻（神虎・搭乗）の専用KMF「神虎（シェン・フー）」の持つ「超高難度のハイスペック性能」と「天愕覇王荷電粒子重砲」の火力には及びません。
神虎は、紅蓮と同時期に開発されたハイスペック機であり、「操縦できる人物がいない」と言われるほどの極超高性能機です。
その胸部には、紅蓮の幅射波動砲弾に匹敵する威力の【天愕覇王荷電粒子重砲】を装備しています。
ギャラハッドはランスロット・アルビオンに敗北しているのに対し、神虎は紅蓮可翔式を捕まえるという実績を持っています。
この「極超高性能機を操るというパイロットのポテンシャル」の高さが、ビスマルクを上回ると判断しました。
第6位 星刻（神虎・搭乗）
中華連邦の軍人でありながら、「操縦できる人物がいない」と言われるほどの極超高性能機「神虎（シェン・フー）」を乗りこなす星刻が、この順位にランクインしました。
神虎はKMFランキング第5位に位置し、胸部の【天愕覇王荷電粒子重砲】は、紅蓮の幅射波動砲弾に匹敵する威力を誇り、紅蓮可翔式を捕まえるという戦績を持っています。
この「極超高性能機を操るというパイロットのポテンシャル」と「紅蓮可翔式を圧倒したという戦績」が、第7位のビスマルク・ヴァルトシュタイン（ギャラハッド・搭乗）の持つ「絶対的なパワー」を上回ると判断しました。
ビスマルクのギャラハッドはランスロット・アルビオンに一刀両断されているのに対し、神虎はランスロット・アルビオンと戦闘を行い、圧倒されるまで持ちこたえています。
この戦績の差が、星刻を上位に押し上げた決定的な要因です。
しかし、直前の第5位、ルルーシュ・ランペルージ（蜃気楼・搭乗）の持つ「絶対的な防御力と戦略」には及びません。
ルルーシュの搭乗する専用KMF「蜃気楼」は、KMFランキング第7位に位置し、【絶対守護領域】という、モルドレッドのシュタルクハドロンをも無効化できる世界最高峰の防御力を持ちます。
星刻の神虎が持つ攻撃力は強力ですが、ルルーシュの「絶対的な防御」と、「ドルイドシステム」による戦略的な優位性、そして「知略の魔王ゼロ」としてのルルーシュ自身の能力が組み合わさることで、星刻の戦闘力を凌駕します。
第5位 ルルーシュ・ランペルージ（蜃気楼・搭乗）
「知略の魔王ゼロ」ことルルーシュが搭乗する専用KMF「蜃気楼」は、KMFランキング第7位に位置し、ガウェインから移植されたドルイドシステムを使用することで、モルドレッドのシュタルクハドロンをも無効化する【絶対守護領域】という、世界最高峰の防御力を持つ機体です。
この「絶対的な防御力」は、第6位の星刻（神虎・搭乗）の持つ【天愕覇王荷電粒子重砲】という強力な攻撃力を完全に無効化できるという点で、星刻を上回る優位性を持っています。
防御の絶対性は、ルルーシュの「天才的な知略」を最大限に活かすための時間稼ぎとなり、戦闘の勝敗を決定づけます。
ルルーシュの「絶対遵守のギアス」と、この「絶対守護領域」の組み合わせは、「攻撃されない、かつ敵を支配できる」という、究極の戦略的な優位性を生み出します。
しかし、直前の第4位、ジノ・ヴァインベルグ（トリスタン・ディバイダー・搭乗）の持つ「絶対守護領域すら突破できる攻撃力」には及びません。
トリスタン・ディバイダーは、KMFランキング第4位に位置し、ラクシャータが改修した際に、蜃気楼の絶対守護領域すら突破できるほどの力を持った【エクスカリバー】を装備しています。
作中でも、ダモクレス突入時に蜃気楼と戦闘を行い、圧倒的な攻撃力で追い詰めたという戦績を持っています。
この「絶対的な防御を破る力」を持つジノのトリスタン・ディバイダーの方が、ルルーシュの蜃気楼よりも上位に位置すると判断しました。
第4位 ジノ・ヴァインベルグ（トリスタン・ディバイダー・搭乗）
ランスロット・アルビオンに敗北したジノのトリスタンを、ラクシャータたちが改良した「トリスタン・ディバイダー」は、KMFランキング第4位に位置する強化形態です。
この機体の最大の特徴は、蜃気楼の絶対守護領域すら突破できるほどの力を持つ【エクスカリバー】を装備している点にあります。
この「絶対防御を打ち破る力」は、第5位のルルーシュ・ランペルージ（蜃気楼・搭乗）の【絶対守護領域】を無効化できるという点で、ルルーシュを上回る決定的な優位性を持っています。
事実、作中でも蜃気楼を追い詰めたという戦績があり、この形態の戦闘力は、蜃気楼を凌駕します。
しかし、この形態もまた、直前の第3位、カレン・シュタットフェルト（紅蓮可翔式・搭乗）の「紅蓮可翔式の徹甲砲撃右腕」の絶対的な汎用性とパイロットとしてのカレンの実力には及びません。
紅蓮可翔式は、KMFランキング第6位に位置し、遠距離攻撃も可能になった【徹甲砲撃右腕部】と、【飛翔滑走翼】を装備しています。
ジノのトリスタン・ディバイダーは、ランスロット・アルビオンに致命傷を負い敗北しているのに対し、カレンの紅蓮可翔式は、神虎に敗北しているものの、その近接戦闘での破壊力と遠距離攻撃の汎用性は、トリスタン・ディバイダーの近接特化の性能を上回ります。
また、カレンのパイロットとしての才能は、スザクに匹敵するほどの「トップエース」であり、その実力はジノを上回ると判断しました。
そのため、ジノはこの順位に留まりました。
第3位 カレン・シュタットフェルト（紅蓮可翔式・搭乗）
「黒の騎士団のエース」カレンが搭乗する「紅蓮可翔式」は、KMFランキング第6位に位置し、遠距離攻撃も可能になった【徹甲砲撃右腕部】と【飛翔滑走翼】を新たに装備した強化形態です。
この形態の「近接戦闘での破壊力」と「遠距離攻撃の汎用性」は、第4位のジノ・ヴァインベルグ（トリスタン・ディバイダー・搭乗）の近接特化の性能を上回る優位性を持っています。
ジノのトリスタン・ディバイダーは、強力なエクスカリバーを持つものの、カレンの「圧倒的な操縦技術」と紅蓮の「幅射波動」による「当てることさえできれば一撃必殺」という絶対的な破壊力が、ジノの能力を凌駕します。
カレンは「スザクに匹敵するほどの天才」であり、その実力はジノを上回ると判断しました。
しかし、この形態は直前の第2位、枢木スザク（ランスロット・アルビオン・搭乗）の「機体の絶対的なポテンシャル」と「ギアスによる集中力」には及びません。
ランスロット・アルビオンは、KMFランキング第2位に位置し、第九世代の極超高性能機であり、エナジーウイングによる圧倒的な機動性を持っています。
作中でも、紅蓮可翔式は神虎に敗北しているのに対し、ランスロット・アルビオンは神虎を圧倒しています。
この「機体の性能と戦績の差」が、カレンをこの順位に留めた決定的な要因です。
第2位 枢木スザク（ランスロット・アルビオン・搭乗）
「ブリタニアの白い死神」ことスザクが搭乗する「ランスロット・アルビオン」は、KMFランキング第2位に位置する第九世代の極超高性能機であり、エナジーウイングによる圧倒的な機動性と、ギアスによる集中力の上昇という、「パイロットのポテンシャル」と「機体の性能」の全てが最高レベルで融合した形態です。
この「極超高性能機とギアスによる集中力」の組み合わせは、第3位のカレン・シュタットフェルト（紅蓮可翔式・搭乗）の性能を遥かに上回る優位性を持っています。
作中でも、ランスロット・アルビオンは神虎を圧倒しており、紅蓮可翔式が神虎に敗北しているのに対し、スザクのアルビオンはその神虎に勝利しています。
この「戦績の差」が、スザクをカレンより上位に押し上げる決定的な要因です。
しかし、この形態もまた、直前の第1位、カレン・シュタットフェルト（紅蓮聖天八極式・搭乗）の「機体の絶対的な性能」には及びません。
紅蓮聖天八極式は、KMFランキング第1位に位置し、ロイド、セシル、ラクシャータの天才3人が関わった唯一の機体であり、「ランスロット・アルビオンをも凌駕するほどの戦闘力」を持つ極超高性能機です。
作中でも、ランスロット・アルビオンは紅蓮聖天八極式との最終決戦で致命傷を負い敗北しており、その「最終的な決着」が、スザクをこの順位に留めた決定的な要因となりました。
第1位 カレン・シュタットフェルト（紅蓮聖天八極式・搭乗）
「黒の騎士団の最強エース」カレンが搭乗する「紅蓮聖天八極式」は、KMFランキング第1位に位置する、作中最強の機体です。
この機体は、ロイド、セシル、ラクシャータの天才3人が関わった唯一の機体であり、「ランスロット・アルビオンをも凌駕するほどの戦闘力」を持つ極超高性能機として開発されました。
【幅射推進型自在稼動有線式右腕】によるハドロンブラスターをも防げるほどの力と、【エナジーウイング】による超高速突撃を可能とします。
この「機体の絶対的な性能」が、第2位の枢木スザク（ランスロット・アルビオン・搭乗）の「ギアスによる集中力」を凌駕します。
作中でも、ランスロット・アルビオンとの最終決戦で互角の戦闘を繰り広げ、最終的にランスロット・アルビオンを大破させ勝利しています。
この「最終的な決着と機体性能の優位性」が、カレンを文句なしの最強の座に押し上げた決定的な要因です。
カレンの天才的な操縦技術と、この「最強の機体」が組み合わさることで、作中最強の戦闘力を発揮したと判断しました。
議論は尽きないですが、やはり最強は「あの機体」だということになりますね！
いかがでしたでしょうか？
コードギアスの最強キャラランキングTOP30！
僕としては、KMFの絶対的な性能と、それを操るパイロットの才能が最高レベルで融合したカレンの紅蓮聖天八極式を1位に据えるのが、最も妥当だと感じました。
もちろん、スザクのランスロット・アルビオンも極めて強力で、その差は紙一重です。
ですが、「ロイド、セシル、ラクシャータの天才3人が関わった唯一の機体」という、公式設定が示す通り、紅蓮聖天八極式が持つポテンシャルは、アルビオンをわずかに上回っていたという結論です。
また、ギアス能力者たちも、その能力の特性からKMFに搭乗するトップエースたちとは異なる基準で評価しましたが、その戦略的な優位性は、この物語の根幹を成しています。
このランキングをきっかけに、「いや、僕なら〇〇を上位にします！」とか、「△△の能力はもっと評価されるべきです！」など、皆様で熱い議論を交わしていただけたら嬉しい限りです！
コードギアスの奥深さは、こういう議論が尽きないところにあるのですから！
それでは、また次の記事でお会いしましょう！
以下の強さランキングも是非ご覧ください！
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