「失格紋の転生賢者」俺TUEEEだけで終わらない転生物

漫画

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今回も小説家になろう発の「失格紋の最強賢者 ~世界最強の賢者が更に強くなるために転生しました~」の記事を書いていきたいと思います。

 

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概要

失格紋の転生賢者は、進行諸島による日本のライトノベル。イラストは風花風花

ガンガンONLINEで連載されており、『スクウェア・エニックス』から単行本が刊行されている。書籍版シリーズ累計650万部突破、2021年1月からアニメが放送され、コミックスも24巻まで発売されているロングセラー作品で人気のあるタイトルとなっています。

 

あらすじ

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3つの国を滅ぼした世界最強と謳われる龍、神さえも滅ぼす力を持つと言われる「神滅の巨龍」を僅か27秒で倒していた世界最強の賢者ガイアス

しかし、宇宙にはまだまだ強い魔物がいると言います。

 

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宇宙の魔物を倒したいガイアスでしたが、ガイアスの強さにはこれ以上伸びしろがないことを悟ります。

失格紋の転生賢者では、手についた紋章は生まれつきであり、後天的に変えることが出来ないという設定があります。

この世界は手に現れる第1紋から第4紋までの紋章によって魔法の性質が決定されている世界で、ガイアスの手にあったのは失格紋と言われる第1紋だったんです。

現在、ガイアスが持っている紋章では、これ以上の成長は望めないと考えたガイアスは転生を決意します。

 

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転生した先は、5000年の時が流れており魔法や剣技が衰退した世界でした。

転生後、ガイアスはマティアス=ヒルデスハイマーとなり、お目当ての第4紋を手に入れますが、転生した世界では剣も魔法も衰退しており、転生後、力が弱まったはずのマティアスはやっぱり無双の強さを誇りました。

ガイアス時代に手に入れた知識とこの世界基準では圧倒的な魔力でマティアスが魔物や魔族相手に大暴れするとというのが、「失格紋の転生賢者」です。

 

見所をまとめ

見所① 圧倒的強さ

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この作品の見どころと言えば、圧倒的な強さを誇るマティアスが無自覚のまま、もの凄いことをやってのけ、それを周りが「伝説の○○のようだ」「天災級をこうもあっさりと…」のようにいちいちビックリする。大げさな反応とそれに気付いていないマティアスの温度差です。

前世でマティアスが仲間だったり従えていたりする人にも比喩されたりしますが、マティアスやその周りの人物はこの世界では伝説化しています。

よくある「俺またなんかやっちゃいましたか?」系ですね

 

見所② 可愛い仲間たちの成長

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マティアスがただの俺TUEEEで終わらない良さを発揮しているのはガイアス時代に孤独に戦い続けたマティアスは仲間の重要性も承知しており、教育係としての一面も持っていることです。

実はこの世界ではある勢力の策略で、故意に剣や魔法の技術が衰退しています。

そこで豊富な知識を持つマティアスが所属する第二学園ごと教育し直すことでパーティだけではなく学園まで常識外れの強さに変えてしまいます。

 

見所③ ただの俺TUEEEで終わらない

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失格紋の最強賢者は、異様な強さを発揮して俺TUEEEを発揮しているだけに見えますが、マティアスも前世よりは力がかなり衰えており、マティアス以上の魔力を持った魔物は多く存在します。

ただ、無双の強さを発揮して勝つだけではなく相手の強さを利用して勝ったり、結界に追い込んだと見せかけて軽く弾くだけの魔法を使ったり、結界が弾けた音だけを演出したりと少ない魔力を豊富な知識で補っている戦い方をしています。

 

紋章の種類

紋章は、生まれつき決まっていて後天的に変えることは出来ない

 

第一紋 生産系に特化した紋章

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最初に賢者が持っていた紋章、戦闘以外でかなり活躍、戦闘には不向き
マティアスが生きていた時代には評価が低かったが転生後の世界では「英光紋」と呼ばれている。

 

第二紋 威力特化型の紋章

常魔紋、最初は大した特徴のない性能を持つ紋章だが鍛錬すると高火力の魔法が放てるようになる

威力特化型で弓などに魔法を乗せて撃つことで貫通力や威力をさらに上げることができる

 

第三紋 速射特化型の紋章

最初は威力の低い魔法を放つことしかできない紋章だが鍛錬すると魔法の威力と速射性能が上がるため掃討戦などにおいては高い力を発揮する

 

第四紋 近接戦に特化した紋章

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射程が短い、第二紋の火力と、第三紋の速射性能を持っている。
単独での魔法戦闘に最も向いている

マティアスが元居た時代では評価が高かった紋章だが、現代では「失格紋」と呼ばれている。

 

 

キャラクター紹介

マティアス=ヒルデスハイマー

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準男爵家の三男、宇宙に住む魔物を倒すため魔道歴一万二千七百年代から転生した賢者ガイアス
転生前は27か国語を理解していた。ガイアスが生きていた時代から5000年の月日が流れておりガイアスは魔法の神となっている。

 

ルリィ=アーベントロート

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この世界では栄光紋と呼ばれている第4紋の持ち主、サポートが得意で本人も付与魔法に異様な執着を持っている。生産系の魔法の才能がある

 

アルマ=レプシウス

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威力特化型の第二紋の持ち主、弓を得意としてる。

 

イリス

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神話に登場する超天災級の国滅ぼしの竜の一匹、前世のマティアスの知り合いが人間化した姿
マティアス曰くそこそこ上位の竜
膨大な魔力を持っているが魔力や攻撃の制御が苦手

 

ギルアス

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Sランク冒険者、フリジア支部で試験官をしていて転生後の世界ではずば抜けて高い魔力を持っている。
対人戦では負けなしで、マティアスと同じ魔法戦闘師、自覚なしに身体強化、強靭化、斬鉄を使う天才

 

まとめ

この手の作品は転生理由だったり、魔物や物に転生したりと色々、工夫されてはいますが、結局少し話が進むと普通にチートスキルを持ったRPGの主人公だけが残っていて「このあとどうするんだろう?」って読んでいて思います。

失格紋の最強賢者では「仲間への教育」という形でチート主人公だけが活躍するばかりでなく敵より弱い味方も登場させることで更に主人公が引き立つようになっています。

更に、マティアスも最強というほど最強でもなく力が弱まっており、思う存分に力を発揮できないので仲間と共闘するしかない状況も多々あります。

RPGの世界をそのまま漫画にした話ってもうゴロゴロしているので今作はRPG要素より能力バトル漫画らしい戦術を駆使した戦い方も見所です。

最強賢者となった前世でも勝てないと悟った「宇宙の魔物」と戦える日は来るのか?剣や魔法が衰退した理由とはなんなのか?

メインストーリーも設定してあるので今後どのように展開するのか楽しみですね

 

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