今回は葬送のフリーレンの強さランキングを付けてみました。作中でも言われているように魔法の世界は複雑なジャンケンと言われているため、単純に誰に勝ったから誰よりも強いみたいな話にはならないかもしれませんが、僕が葬送のフリーレンを読んでいて勝手に比較していったので楽しんで頂けたら幸いです。
強さの指標
葬送のフリーレンの世界では、複雑な要素が絡んで勝敗が決することが多いですが一つだけ上下が明確なのが魔力の量です。
魔力は基本的に鍛錬を積み重ねた年月に比例して増加していくとあるため、人間より魔族、魔族よりエルフの方が魔力を積み上げることが出来ると思います。
魔法を一つ習得するために100年かかったりするものもありますが、エルフにとってはたかが100年ですが人間にとっては生涯かけて習得できるかどうかという寿命の差があります。
ただし、ゾルトラークが生まれた時からある人間と、比較的新しい魔法であると認識している魔族やエルフとでは反応に僅かな遅れが出たりと長寿だからと言って必ず有利とも限らない場合もあるようです。
強さランキング・キャラクター一覧
クヴァール
「腐敗の賢老」と呼ばれ、かつて人類を恐怖に陥れた魔法、ゾルトラークの使い手
フリーレンですら封印という形でしか留めることが出来ませんでしたが、数十年が過ぎた作中ではゾルトラークは一般攻撃魔法と呼ばれ、対策されていてあっさりとフリーレンとフェルンに敗れてしまいます。
数十年封印されていたという不利はありましたが、ゾルトラークの防御魔法の特徴などを一瞬で見破るなど「腐敗の賢老」と言われるだけのことはあって、この時点で倒せていなかったら脅威となっていたことは間違いありません。
この時点では、ゾルトラークは半世紀以上前に、魔族も対策を編み出しているとされ魔法が使える者ならば全く脅威になりそうになりません。
ドラート
断頭台のアウラの配下の一人、魔族の中でも随一の強度を誇る糸を使う魔法を使いますが、フリーレンに一瞬で敗れてしまいます。
断頭台のアウラの配下という事で実力はそれ以下だと思われます。
リーニエ
断頭台のアウラの配下の一人、見た技術をそのまま模倣できる模倣する魔法(エアフアーゼン)の使い手、ただし力は本人のまま
リュグナー
血を操る魔法(バルテーリエ)の使い手で、血を自在に操って戦うことができる。
序盤のフェルンとの戦いに敗れている。
断頭台のアウラ
魔王直属の幹部「七崩賢」の一人、相手と自らの魂を秤に掛け魔力が下の場合、従えることが出来るという「服従させる魔法(アゼリューゼ)」を使う
強い精神力で一時的に抗うことができるが、作中でも多くの兵士の首を斬り従えていることから強い精神力の基準はあまり高くないと思われます。
魔力の総量でフリーレンに敗れはしたものの、500年以上生きていることから魔力量で過去に負けたことはなさそうです。
ゼンゼ
一級魔法使い、無数の髪を操るという人間の常識とはかけ離れた魔法を使う。
ユーベル
一級魔法使い、共感できる魔法を習得できる能力を持ち、「大体なんでも切る魔法(レイルザイデン)」を扱う、ヴィアベルには敗れたものの一級魔法使いであるゼンゼと同じ強さを持つ複製体を倒しています。
この時ゼンゼ本人も、ユーベルに勝てるイメージが沸かないと言っていることから完全にユーベルの方が格上だと思われます。
ヴィアベル
一級魔法使い、見た者を拘束する魔法(ソルガニール)を使う
ユーベルの「大体なんでも切る魔法(レイルザイデン)」も易々躱しており、途中でフェルンが割って入っていなければユーベルに勝っていたと思われます。ゼーリエと面接した際にも一級魔法使いに認められているほどの実力者
シュタルク
勇者一行の一人、アイゼンの弟子で竜を一撃で葬り去るほどの腕力の持ち主
師匠のアイゼン譲りの耐久力を持っている。
レヴォルテ
神器のレヴォルテと呼ばれており、四刀流の剣の使い手
剣の重さを羽より軽くしたり巨岩のように重くしたりと自在に変えられる。
シュタルクと一級魔法使いゲナウの二人掛かりでようやく倒した相手
レルネン
一級魔法使い、ゼーリエの弟子の一人でフリーレンの魔力の揺らぎを察知する。
これは、魔王以外初のことだそうです。戦闘描写少ないですが「これだけの境地にたっておきながら」「戦火の時代に生まれていれば歴史にその名を残しただろう」とゼーリエから言われるほどですから、相当な実力者だと思われます。
七崩賢マハトとも一戦を交えておりマハトに面倒な相手とまで認識させています。
勇者ヒンメル
パーティーとはいえ魔王を倒したという実績と、かつてクヴァールを封印という形でしか倒せなかったという実績を考えるとまだ、戦闘があまり描かれていないので凄く難しいです。
フリーレンが過去に行った際に戦った残影のツァルト戦では苦戦してる様子が描かれています。
この後、魔王を倒した際にどのくらいレベルアップしたのか…
フェルン
勇者一行のハイターの弟子であり、後にフリーレンの弟子となる
レルネンが見抜けなかったゼーリエの魔力の揺らぎを見破ったり、魔法を撃つ速度に関してはフリーレンを上回っていたりと卓越した魔法センスを持っています。
その才能はゼーリエにも認められており、ゼーリエの下にいれば人類が到達したことのない高みにまで登れるほどと言われています。
ソリテール戦ではまだまだフリーレンには及ばないことがわかりますが、フリーレンとソリテールの戦いではソリテールの隙を突いて倒しています。
アイゼン
勇者一行の一人、パーティーでは前衛を務めていた。
竜も即倒するような毒矢を受けても平気、自由落下程度ならどんな高さから落ちてもピンピンしていると言われるように、耐久力に関しては作中最強
デンケン
一級魔法使い、長い経験から戦いにおいて洞察力に優れ多彩な魔法を扱う
単独でかつてフリーレンを倒した七崩賢の一人、マハトに挑んでいます。フリーレンの援護があった時に隙を突いて満身創痍ながらギリギリで倒しているので、単独だと敗れていたのかなと思います。
ソリテール
人類の魔法を研究する変わった大魔族。
マハトに匹敵する魔力を持っている。魔力を単純にぶつけるだけの魔法を得意としており
フリーレンと戦った際にフリーレンとはまるで別次元の魔力コントロールと高密度の攻撃と、同じく高密度の防御魔法を使っています。
マハト
デンケンの師匠で、七崩賢の一人、七崩賢最後にして最強と言われ黄金に変える「万物を黄金に変える魔法(デイアゴルーゼ)」という厄介な呪いを扱う
フリーレンが知る限り最強の呪いで、魔法と認識できていないため防御魔法も使えない
ゼーリエやフリーレンすら封印という形で抑えているだけの方がいいと判断するほどの力を持っています。
フリーレン
葬送のフリーレンの世界では、1000年以上生きたフリーレンの魔力はかなりのものだと思いますが七崩賢のマハトやクヴァールといった大魔族に敗れた過去もあります。
魔法コレクターで、攻撃魔法以外にも日常生活でしか使えない魔法まで集めています。
44話ではマハトを倒したデンケンを基礎的な魔法だけで圧倒していることから過去にマハトと対峙した時よりは強くなっていると思われます。
ゼーリエの施した防護結界を破ったり、マハトの黄金の呪いを解析したりとフリーレンも作中で成長していっています。
南の勇者
人類最強と言われており、そのせいで七崩賢から全員を相手にすることになり七崩賢3人を一人で葬ったと言われており、この3人の七崩賢の中には過去の回想シーンで、七崩賢マハトと互角以上と思われた全知のシュラハトも含まれている為、かなりの実力者であると思います。
フランメ
人類魔法の開祖でありフリーレンの師匠でもある。
フランメが掛けた防護結界は、1000年経った現在でも魔族を拒んでいるほど強力
ただし寿命に関しては、普通の人間と同じ長さだったため魔力は現在のフリーレンの方が上かもしれません。
魔王
1000年以上に渡り魔族の頂点に君臨し続けており七崩賢を束ねていた存在、七崩賢の一人、マハトですらフリーレンを倒すほどの実力だったため
勇者一行に敗れはしたものの、フリーレンから仲間が一人でも欠けていたら倒せなかったと言われており、フリーレンの師匠であるフランメですら「私たちじゃ無理なんだ」と言われるほどの実力者です。
勇者一行に敗れている為、実力的にはゼーリエほどではないかもしれませんが、フランメが警戒するだけあって簡単に倒せる相手でもないことが伺えます。
ゼーリエ
大陸魔法協会の設立者であり、歴史上書かれたほぼすべてを習得している。
まさに全知全能
魔力だけでも絶大に見えますが、この時点でまだ魔力を隠しているようです。
このことは、フリーレンの魔力の揺らぎを見つけたレルネンでさえ気付けていませんが、この時のゼーリエ以上の魔力量は作中では描かれていませんが、これ以上の魔力を持っていると考えるとまさに無敵と思えます。
コメント
ヒンメルは、確実にもっと上である。