こんばんわアリスです。
今回は、学生という誰もが通る道を舞台とした漫画「現実クエスト」というLINE漫画を紹介していきたいと思います。
LINE漫画は3作品目なんですが、異世界転生して無双するというストーリーが多いみたいです。
現実クエストではひ弱な陰キャという現実世界では活躍できなさそうな17歳の男の子、ハ・ドワンが主人公となっています。
ゲームの世界と現実世界がリンクしてしまい、ゲーム世界で培った経験値を得て不良退治です。
『現実クエスト』の概要
現実クエストは、イ・ジュウン(原作)・テソン(作画)による韓国のタテヨミ漫画作品。
いつもの教室がゲームになってしまう
現実クエストの世界では、RPGゲームの世界がそのまま現実世界となっています。
いつもの教室でいじめられっ子だったドワンがゲームで得た経験値を使い、不良たちを次々と倒すという爽快ストーリーとなっています。
銀魂みたいなノリ
ドワンはゲーム世界では、漆黒のクロパイと名乗っており強いハズ
そのゲーム世界と現実世界がリンクしているなら称号もカッコいいものになっても良さそうなんですが「○○のゲームパシリ」という酷い称号がいつまでもつきまといます。
他にも現実世界で、クエストを受注したりするんですが、クエストを受けないとペナルティが課せられます。
このペナルティというのが…。これは読んでからのお楽しみという事で
この辺り、銀魂みたいなノリで、韓国でもこういうネタってあるんだなと思いました。
あらすじ
主人公のハ・ドワンはゲームが得意という事でみんなの代わりにゲームをさせられるゲームパシリというイジメを受けていました。
いつも通りゲームパシリをしていると、学校のアイドル的存在であるアリンにゲームの事で話しかけられます。
アリンに密かに思いを寄せていたドワンはついアリンとの話に夢中になりプレイしていたゲームの事を忘れてしまい、友達のゲームを一つ失敗して「真明王の執判剣」というアイテムを失ってしまいます。
このアイテムは非常に貴重であり、しかもよりによってドワンが苦手とするチョルウのゲームで失敗してしまうのでした。
しかも、失敗したことがすぐにチョルウにバレてしまい怒られてしまいます。
そのついでにチョルウが新たにゲームを始めたことを知らされ、一週間以内に「火炎王の大剣」をゲットしてほしいとお願いされてしまいます。
この武器は伝説装備となっており、ゲームが得意なドワンでも一週間以内では取得が難しいという無理難題をふっかけられるのでした。
実は、ドワンにとってこの無理難題は、無理ではなく楽勝でした。
その理由は、春休みで時間が取れることもありますが、ドワンがこのゲーム内ではステータスをカンストしており現実世界とはまるで違う人物だったからです。
余裕をかますドワン、ところが、突然の運営方針変更によりアイテムドロップ率が激減、カンストしていたステータスもレベルが上限200まで引き上げられたことでドワンはゲーム内でも雑魚キャラとなってしまうのでした。
なぜこのような事になったのかというと運営方針変更は更なる課金パッケージを売るためでした。ドワンは持っているお金を全て注ぎ込みゲームをプレイしますが「火炎王の剣」は取得できませんでした。
このままでは、またチョルウにイジメられてしまうと考えたドワンは何十時間もゲームをプレイしますが、それでも「火炎王の剣」は取得できません
アップデートによりドワンのキャラはレベルが低くパーティを組むことも出来なかったのが原因でした。
残り一日となり、購入したパッケージの期限も近くなり、アリンの前でイジメられることを覚悟したその時、突然
中二病みたいな名前をしたレベル200の「終末を呼ぶ者」が現れます。
喋り方も中二病みたいな終末を呼ぶ者でしたが、強さは本物で、マグマロスを一撃で倒してしまいます。
終末を呼ぶ者とパーティを組めたことで無事、「火炎王の剣」をゲットできたドワンでしたが同時に「火炎神の剣」という神話級の装備までゲットしてしまいます。
ところが、ドワンはこの「火炎神の剣」は「終末を呼ぶ者」のお陰で取得できたとして「終末を呼ぶ者」に「火炎神の剣」をあげてしまいます。
しかし、長時間無理をしてゲームをプレイしていたドワンは、安堵から倒れてしまいます。
眠っている間に、ゲームのようなガイダンスが流れ始め、リスポーンします。
そして、気が付いたらゲームパシリをしていた春休み前のいつもの教室にいました。
現実世界に戻ってきたかと思ったドワンでしたが、一つ不可解な事が起こります。
ゲームのステータス画面のような画面が現れたのです。
しかも、これまでゲームパシリで獲得してきたゲームの経験値を自らの経験値として強化できるといいます。
春休み前と言えば、チョルウの火炎王の剣をドロップしてしまい、ボコられたシーンに戻っていますが、今回は、ドワンがイジメられているのをアリンが目撃して止めに入ります。
チョルウはドワンだけでなくアリンもイジメようとしており、ドワンは止めに入ろうとしますが、なかなか勇気が出ません。
しかし、遂に勇気を振り絞りチョルウにパンチを加えようとした時、ゲームパシリをして得た経験値の精算が完了し砕破乱撃を繰り出しチョルウを倒してしまうのでした。
実は、このステータスの上昇は「火炎神の剣」をあげたドワンへの「終末を呼ぶ者」からプレゼントでした。
キャラクター一覧
ハ・ドワン
シンアン高等学校2年、17歳、居住地ポラメ洞、ゲームパシリ
陰キャのパシリだったが、クエストを攻略していくうちに不良に目覚め始める
チュ・アリン
7組の女神、ドワンが通う学校のアイドル的存在
小学校の頃初めてドワンにストレートパンチを食らわせた女
ミン・チョルウ
ドワンをいじめていた人物
シン・ゼミン
ドワンの実力を最初に目撃した人物、冠岳区をグループのものにしようと目論む
ユ・ジハン
みんなの財布と呼ばれている
シヨン
17歳、ポラメ洞所属
カン・セフン
ポラメ洞所属、中学の時にドワンをいじめていた
中学の時はデブだったが努力で痩せて強くなっており、ドワンのファルコンドロップを素手で止めている。
ハン・ウンソン
新林洞代表、不良会1の危険人物、不良10人を一瞬で倒してしまうほどの実力
容姿端麗、喧嘩が強いとドワンとは全く逆の人物だが、ドワンには一目置いている
まとめ
今回は、「現実クエスト」という現実世界とゲーム世界がごっちゃになったという世界観の漫画を紹介しました。
現実クエストの要求されるクエストは、不良に仕返しをするほかにも「彼女を食事に誘え」「彼女を映画に誘え」など一般的な物もあり、現実社会となにも変わらないように感じました。
現実クエストでは「不良と喧嘩しなさい」というような無茶なクエストもあるものの、現実でもやるかやらないか選択する場面は沢山あると思います。
不良と喧嘩することはなかなかないかもしれませんが、ゲームと学校生活は誰でも体験することが出来ます。
ありそうでないぐらいの非現実に少しだけゲームウィンドウが出てきてクエストが出てくる現実と少しだけリンクしている分、感情移入しやすい作品ではないかと思いました。
韓国漫画ですが、日本向けに作られているのかネタがわかっている感じもあり素晴らしい作品となっていますので是非ご覧ください
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