子どもから大人まで、世界中で愛され続ける『ポケットモンスター』。
ピカチュウをはじめ、可愛いポケモンたちとの冒険は、いつだって僕らの心をワクワクさせてくれますよね!
でもね、このキラキラしたポケモンの世界には、ちょっぴり…いや、かなり怖い、まことしやかに囁かれる「都市伝説」がたくさん存在しているって知っていましたか?
ゲーム内のちょっとした描写や設定、あるいはファン同士の考察から生まれるウワサの数々は、知ってしまうと夜も眠れなくなっちゃうかも…?
今回は、そんな数あるポケモン都市伝説の中から、特に背筋が凍るような怖いウワサに焦点を当てて、ランキング形式で紹介しちゃいます!
なかには「え、それ本当だっけ…?」って、公式設定と見分けがつかなくなっちゃうようなものまであるから油断大敵!
もちろん、都市伝説はあくまでウワサ話。
ポケモン公式が認めたものではないものがほとんどなので、「へぇ~、そんな考え方もあるんだ!」くらいの軽い気持ちで楽しんでくれると嬉しいな!
さあ、未知なるウワサの世界へ、レッツゴー!
ポケモン都市伝説の怖いランキングTOP60~51
第60位 ゲンガーのバグ・鳴き声には秘密が!
栄えある(?)第60位は、みんなも知っているゴーストポケモン、ゲンガーにまつわるウワサです! 初代の『赤・緑』で、豪華客船サントアンヌ号の中へ進むと、「GENGA HA NAKAHASIKOYO」なんて謎の文字列が表示が出現します。
この「GENGA」はゲンガーのことだろう、じゃあ「NAKAHASIKOYO」って誰だろう? とザワザワしたんですが、ゲンガーの鳴き声をスロー再生すると「なかはしこうよう」「こうようゆるして」って聞こえる、なんてウワサまで広がって。
これは、ゲームの制作中に亡くなったとされるスタッフ「中橋紅葉」さんへの追悼メッセージではないか、という説に繋がったんです。
実際に『赤・緑』のエンドロールには彼の名前があるのに、後の金銀では消えている、なんて言われたりもしました。 でもね、これは残念ながらデマであることが分かっています。
そもそも当時のゲームボーイでは21色なんて表示できないし、鳴き声もそう聞こえるってだけの話みたい。
ゲンガーのデザインを担当したのも別の方だと公式に発表されています。 ただ、こういうウワサが広まるほど、ゲンガーが初期から謎めいた存在だったってことですよね。
第59位 ビクティニの名前の由来が違う?
第59位は、勝利をもたらすとされる幻のポケモン、ビクティニのゾッとするウワサです。
表向きは英語の「victory(勝利)」から名付けられたと言われていますが、都市伝説では、その裏に「victim(犠牲者)」という意味が隠されているんじゃないか、って囁かれています。
これは、『ブラック・ホワイト』の図鑑説明で「エネルギーを無限に作り出す」なんて書かれていたり、リバティガーデン島の地下に閉じ込められていたりしたことから、核兵器や戦争の犠牲者と結びつけられたためみたいです。
特に、努力値稼ぎの対象として何度も倒される姿を「犠牲者だ」と皮肉ったネットミームが広がる過程で、この「victim説」だけが一人歩きした部分もあるようですね。
平和の象徴のような存在なのに、裏にはこんな怖い意味が隠されているかも…? と考えると、ちょっとゾッとしますよね。
第58位 ウツボットは不完全なウツドン?
ちょっぴり不気味な見た目のウツボットにも、怖い…というよりは切ない都市伝説があります。 「ウツボットを逆さにすると不完全なウツドンの姿になる」というウワサ、聞いたことありますか?
マダツボミはレベルでウツドンに進化しますが、ウツドンがウツボットになるには「リーフの石」という特別なアイテムが必要です。
都市伝説では、「進化を望まなかったウツドンが、トレーナーに無理やりリーフの石を使われて、あんな不完全な姿になってしまったんじゃないか…」なんて言われています。
図鑑説明にはウツボットが獲物を丸のみするとか怖い生態も書かれているので、そういう面と不完全さが結びついちゃったのかな。
ポケモンたちの自由意志を奪って強制進化させるトレーナー側のエゴが見え隠れするようで、考えさせられちゃいますね。
第57位 モンジャラの正体は川で溺れた子供?
初代からいる、青いツルが絡まったようなポケモン、モンジャラにも怖い話があります。 マサラタウンの近くにある21番水道で釣れるんですが、このあたりにまつわる悲しい都市伝説です。
昔、赤い靴を履いた小さな女の子が、この川で遊んでいて足を滑らせて落ちてしまった。 川のツルに足が絡まって、そのまま溺れて亡くなってしまった女の子が、モンジャラになってしまったんじゃないか、というウワサです。
モンジャラの足のように見える部分が、女の子の赤い靴に見える、なんて言われることもあります。
この話は二次創作の漫画が元になってネットで広まったものみたいですが、純粋な女の子が悲しい最期を迎えて、ポケモンになってしまう…というストーリーは、怖いながらも心にくるものがありますね。
今、21番水道の南側に行き止まりの柵があるのは、この事故があったからだ、なんてウワサまで!
第56位 サンムーンのモーンはルザミーネの夫?
アローラ地方の『サン・ムーン』から、ちょっとゾワッとするかもしれない家族にまつわるウワサです。
ポケリゾートの管理人をしているモーンさん、リーリエやグラジオと髪の色や目の色が似ていると思いませんか?
ポケリゾートにある彼の家には一枚の写真が飾ってあるんですが、もしかしたらそれは、妻であるルザミーネと、子どもたちのリーリエ、グラジオが写った家族写真なんじゃないか…?という都市伝説です。
ルザミーネの夫についてはゲーム中で詳しく語られていないので、モーンさんがそうなんじゃないか、と考えるファンは多いみたいですね。
でも、モーンさんがルザミーネの夫だとすると、なぜポケリゾートに一人でいるのか、なぜ家族は彼のことに触れないのか…。
考えれば考えるほど謎が深まって、悲しい事情や恐ろしい真実が隠されているんじゃないか、なんて想像が膨らんじゃいます。
第55位 シーキンセツのモデルは軍艦島?
『オメガルビー・アルファサファイア』で登場する「シーキンセツ」、覚えていますか? 元は「捨てられ船」と呼ばれた場所が、時を経てさらに朽ち果てた姿になった廃墟です。
ここ、なんか不気味な雰囲気がありましたよね…。
シーキンセツの掲示板には、「休みたがりません、定年までは」なんて、社畜の悲哀みたいなメッセージが書かれていたりします。
こういった描写や、島のように海上にある廃墟という見た目から、日本の「軍艦島(端島)」がモデルなんじゃないか、という都市伝説があります。
軍艦島は、かつて炭鉱で多くの人が過酷な労働を強いられた歴史があるので、シーキンセツのメッセージと重ね合わせると、ゾッとする共通点が見えてきます。
ゲームのモデルになった場所が、こんな悲しい歴史を持つ場所だなんて…。 ただの廃墟、探検要素だけじゃない、深い闇を感じさせる都市伝説です。
第54位 サンムーンのリーリエは怪力少女?
可愛い見た目からは想像できない、サンムーンのリーリエにまつわるビックリするウワサです。 リーリエはポケモントレーナーではないのに、伝説のポケモンであるほしぐもちゃん、進化後のコスモウムをリュックに入れて持ち運んでいましたよね。
コスモウムの体重、知っていますか? なんと999.9kg! 約1トンです! 大人の男性だってまず抱えられない、とんでもない重さのポケモンを、リーリエは普通のリュックに入れて背負っていたんです。
ここから「リーリエは実はとんでもない怪力なんじゃないか!?」なんていう都市伝説が生まれました。
ゲーム的な都合と言ってしまえばそれまでなんですが、あの華奢なリーリエが1トン近くのポケモンを運んでいた姿を想像すると、怖くもあり、同時に凄まじいポテンシャルを感じちゃいますね!
第53位 ジーランスとホエルオーのモデルは原爆?
第53位は、ちょっと不謹慎かもしれないけれど、有名な都市伝説です。 古代魚のジーランスと、巨大なクジラのホエルオーの姿が、第二次世界大戦で使われた原子爆弾に似ている、というウワサ。
ホエルオーが「ファットマン」、ジーランスが「リトルボーイ」に似ていると言われることがあります。
特にホエルオーは、亡くなった後に体内にガスが溜まって爆発することがある、なんて話もあるので、それが原爆と結びつけられたのかもしれません。
これは、後々ランキング上位でも出てくる、レジ系ポケモンと戦争を結びつける都市伝説と関連が深いです。
ポケモンキャラクターのデザインが、現実の悲劇的な兵器をモチーフにしている…というのは、あくまで都市伝説であってほしいな、と願うばかりです。
第52位 サファリゾーンの透明人間
初代『赤・緑』のサファリゾーンにも、ゾッとする怪談があります。 サファリゾーンの休憩所に置いてあるベンチ、誰も座っていないのに話しかけるとなぜか返事が返ってくるんです。
これ、透明人間がいるのか? それとも幽霊の仕業なのか…? 当時はネットもそこまで普及していなかったので、この現象に遭遇して「うわ、怖い!」と思った子供も多かったんじゃないでしょうか。
今ではゲームのバグだとされていますが、誰もいない場所から声が聞こえる、というのはやっぱり不気味ですよね。 当時のゲーム開発の過程で生まれた、意図しない怖い演出だったのかもしれません。
第51位 サトシの父親は旅に出ている?
アニメ『ポケットモンスター』の主人公、サトシのお父さんに関するウワサです。 サトシのお父さんって、アニメ本編で一度も登場しない、すごく謎な存在ですよね。一体何をしているんだろう?
「サトシのお父さんもポケモントレーナーとして旅に出ているんじゃないか?」なんて言われることがあります。
サトシのおじいちゃん(サトシの父親から見た父)も旅に出ていたらしいので、親子三代で旅人、という可能性もあるかもしれません。
ゲームの世界では、10歳になるとポケモンを持って旅に出るのが一般的ですが、その後の人生についてはあまり描かれません。
もしかしたら、サトシのお父さんは、かつてトレーナーとして旅に出たものの、挫折して、でも家に帰ることもできず、ずっと旅を続けている…なんて悲しい状況なのかも?
そう考えると、ちょっと怖いというか、切ない都市伝説です。
ポケモン都市伝説の怖いランキングTOP50~41
第50位 ルージュラは人種差別を体現している?
第50位は、ひとがたポケモン、ルージュラにまつわる都市伝説です。 ルージュラは、元々真っ黒な肌に金髪、というデザインでした。
これが一部で「人種差別的だ」と指摘され、後のシリーズでは肌の色が紫やあずき色に変更された、と言われています。
黒い肌に金髪という見た目が、特定の民族を連想させ、さらにエスパータイプで予知能力があるといった設定が、偏見に繋がるのではないか、と問題視されたというウワサです。
ポケモンのデザインに、現実社会のデリケートな問題が関わってくる…というのは、ゲームの世界の裏側にある闇を見せられたようで、ゾッとする話ですね。
第49位 フジ老人はミュウツーの生みの親
第49位は、初代から登場するシオンタウンのフジ老人に関する、公式にも認められた(!)都市伝説です。
シオンタウンでポケモンの世話をしている心優しいおじいさんですが、実は彼は、恐ろしいミュウツーを生み出したマッドサイエンティスト、「フジ博士」その人だったんじゃないか? というウワサがありました。
グレンタウンのポケモン屋敷にある日記には、ミュウツーがミュウの遺伝子から生み出され、手に負えなくなった経緯が記されています。
この日記を書いた「フジ」と、シオンタウンの「フジ老人」が同一人物である、という説が昔からあったんです。
そして、アニメ『ポケットモンスターTHE ORIGIN』で、この二人が同一人物であることが明確に描かれ、都市伝説が公式設定になった珍しい例です!
心優しいおじいさんが、かつてあんな恐ろしいポケモンを生み出した博士だったなんて…。 知ってしまうと、フジ老人を見る目がちょっと変わっちゃいますよね。
第48位 ポリゴンは金儲けのために作られた?
第48位は、不運なポケモン、ポリゴンに関する都市伝説です。
シルフカンパニーが全ての技術を結集して作り出した人工ポケモンですが、ポリゴンショック(ポケモンショック)の件でアニメに出られなくなってしまった、というのは有名な話です。
さらに悲しいウワサとして、「ポリゴンはロケット団の金儲けのためだけに作られたポケモンなんじゃないか?」というものがあります。
ゲームセンターの景品として、とんでもなく高いコイン数で交換できるポリゴンは、まさに金儲けの道具として扱われているように見えた、というのが根拠みたいです。
人工的に生み出された上に、悲劇的な事件の濡れ衣を着せられ、さらには金儲けの道具だったかもしれないなんて…。 ポリゴン、不憫すぎます…。
第47位 ビクティニは原子爆弾を示唆?
第47位は、ビクティニに関する怖い都市伝説です。
ビクティニが「エネルギーを無限に作り出す」という図鑑説明を持つことから、原子爆弾と関連があるそうです。
これは、ビクティニの姿が原子爆弾「リトルボーイ」や「ファットマン」に似ている、という説や、「被害者」説と合わせて、戦争の犠牲や恐ろしさを示唆しているんじゃないか、という解釈に繋がっていきます。
純粋に可愛いポケモンなのに、こんな物騒なものと結びつけられてしまうなんて、恐ろしいですよね。 平和なゲームの中に、現実の戦争の悲劇を連想させる要素があるかも…? と考えると、心にズシンとくるものがあります。
第46位 パラセクトの本体はキノコ?
第46位は、見た目も生態もちょっぴり怖い、パラセクトにまつわる都市伝説です。 パラスがパラセクトに進化すると、背中のキノコがものすごく大きくなって、まるで本体を乗っ取ったみたいに見えますよね。
図鑑説明でも、きのこがパラセクトを操っている、と書かれているんですが、都市伝説ではさらに踏み込んで、「パラセクトの下の虫は、実はもう死んでいるんじゃないか?
キノコに命を吸い取られて、ゾンビみたいに操られているんだ!」なんて言われています。
パラセクトの名前の由来も「パラサイト(寄生虫)」と「インセクト(昆虫)」を組み合わせたものだと推測されていて、この都市伝説を裏付ける根拠のように語られることもあります。
『ウルトラサン』の図鑑説明で「ムシの部分はほぼ死んでいる」なんて書かれていたこともあって、この都市伝説の信憑性が高まっちゃいました…。
第45位 ユンゲラーに進化した少年
第45位は、ねんりきポケモン、ユンゲラーに関する、ちょっぴり切なくて怖い都市伝説です。
ケーシィが進化した姿ですが、実は「超能力を持った少年が、朝目覚めたらユンゲラーになっていた」という図鑑説明が昔はあった、というウワサです。
もしこれが本当なら、ユンゲラーは元々人間だったということになります。
超能力に目覚めた少年が、ある日突然ポケモンの姿になってしまう…って、想像するとかなり怖いですよね。
このウワサの背景には、超能力者のユリ・ゲラー氏が、ユンゲラーが自分をモデルにしているとして任天堂を訴えた騒動があります。
裁判自体はユリ・ゲラー氏側が敗訴したのですが、この一件があって、ユンゲラーは長い間ポケモンカードなどに出られなくなってしまいました。
人間がポケモンになってしまう、というファンタジーな話に、現実の裁判沙汰が絡んでくるなんて、なんとも奇妙な都市伝説です。
第44位 サンムーンのミミッキュはポリゴン?
第44位は、ピカチュウにそっくりな布を被った、ミミッキュにまつわる都市伝説です。
ミミッキュがピカチュウの姿をしているのは、ピカチュウに構ってほしい、愛されたいという願いから、と表向きは言われています。
でも、アニメでの描写などから、ミミッキュはピカチュウに対して強い憎しみを抱いているんじゃないか、という見方もできます。
そして、「ミミッキュの中身は、ポリゴンショックの件でアニメに出られなくなってしまったポリゴンなんじゃないか!?」という都市伝説に繋がります。
ポケモンショックが起きたのが約20年前で、ミミッキュがピカチュウの姿を真似るようになったのも約20年前、とゲーム内で設定されていることから、この二つを結びつけるファンは多いんです。
「自分に濡れ衣を着せてアニメから追い出したピカチュウを恨んで、その姿を真似て現れた」なんて、もし本当ならかなり恐ろしい復讐劇ですよね。
公式は否定していませんが、ミミッキュのピカチュウへの執着を見ると、あながちデマとも言い切れないような怖さがあります。
第43位 ポケモンGOに夢中になると危険?
世界中で大流行した『ポケモンGO』にも、現実とゲームが混ざり合った怖い都市伝説があります。
スマホを見ながら歩き回るのが危険、というのは物理的な話ですが、都市伝説では「ポケモンGOに夢中になって歩いていると、心霊スポットに導かれてしまう」なんて言われています。
ゲーム内のポケストップやジムの場所は、実際のランドマークや建物と連動しています。 なかには、お寺や墓地、事故現場など、いわゆる心霊スポットと呼ばれる場所が設定されていることもあります。
そういった場所にポケモンが出現したり、レイドバトルが発生したりするので、「ポケモンに誘われて危険な場所へ行ってしまう」なんてウワサに繋がったみたいです。
あくまでウワサですが、夢中になりすぎて周囲が見えなくなるのは現実でも危険なこと。 都市伝説が、注意喚起のメッセージのように聞こえてくることもありますね。
第42位 マッシブーンがダンプカーを壊した理由
『サン・ムーン』で初登場したウルトラビースト(UB)の一体、マッシブーンに関する、筋肉質な彼らしいちょっと笑える…いや、怖いウワサです。
図鑑説明で「ダンプカーを壊した」と書かれているんですが、都市伝説では「筋肉を見せびらかすためにダンプカーを壊した」と言われています。
彼の分類は「むっきんポケモン(務筋ポケモン)」で、暇さえあれば自身の筋肉を見せつけてくるという生態があります。
その筋肉がどれだけ凄いかを示すために、手っ取り早く近くにあったダンプカーを壊しちゃったんじゃないか…? という推測です。
ただ筋肉を見せたいがために、公共物であるダンプカーを破壊する…って、考えなしすぎでしょ! UBの規格外の生態を示すエピソードですが、もし目の前でやられたら怖すぎるですよね。 筋肉バカ、恐るべし…。
第41位 Nの部屋が表す彼の悲しい生い立ち
『ブラック・ホワイト』で強烈な存在感を放ったNに関する、切なくて怖い都市伝説です。 「ポケモンの解放」を理想とする彼は、純粋で繊細な心を持つ青年でした。
ゲームの終盤で、彼の部屋に案内されるシーンがあるんですが、そこはまるで子どもの部屋のように、おもちゃが散らばっていて、つい最近まで遊んでいたような跡があるんです。
Nの年齢は定かではありませんが、見た目は大人の男性です。
それなのに、部屋が子どものまま…。 都市伝説では、「Nは大人になるまで、あの部屋に閉じ込められていた監禁されていたんじゃないか…?」なんて言われています。
ゲーチスに利用されていた彼の生い立ちを考えると、ありえない話じゃないかも…とゾッとしますよね。
精神的な成長が止まってしまったような言動や、世間から隔絶された環境で育った彼を見ると、この都市伝説が妙な説得力を持って感じられてしまうんです。
彼の純粋さが、逆に生い立ちの闇の深さを感じさせて、怖いんですよね。
ポケモン都市伝説の怖いランキングTOP40~31
第40位 ギルガルドのモデルはフリーメイソン?
第40位は、『X・Y』で初登場したギルガルドに関する、ちょっとオカルトな都市伝説です。
ギルガルドは、剣と盾、そして本体である腕のような部分からなるポケモンですが、そのデザインに、秘密結社「フリーメイソン」のシンボルが隠されているのではないか? と言われています。
ギルガルドの本体にある「眼」のような模様や、図鑑番号が679で、これはゾロ目ではないですが、フリーメイソンの象徴とされる「プロビデンスの目」や「666」といった数字と結びつけられることがあります。
さらに、フリーメイソンが「世界を裏で操っている」なんてウワサと、ギルガルドが相手の魂や意識を奪う能力を持つことが重ね合わせられたり。
人気のポケモンに、現実世界のミステリアスな組織のシンボルが隠されているかも…? と考えると、ゲームの世界が急に現実と繋がってゾワッとしちゃいますよね。
第39位 X・Yに登場するミアレシティの幽霊
第39位は、『X・Y』の舞台、ミアレシティで遭遇する恐怖体験に関する都市伝説です。
ミアレシティの雑居ビルを探索していると、突然画面が暗転して、主人公の背後に幽霊のような女性が現れる、というイベントがありましたよね。
足を使わずにスーッと移動したり、「あなたは違う」とだけ言って消えたり…と、その演出がとにかく怖い! 当時は、SNSでもかなり話題になりました。
ポケモン公式もこのイベントについて言及しているので、意図的に怖く作られたホラー演出であることは間違いないんですが、その正体や目的は謎のままです。
このイベントが、後々ランキング上位でも出てくる、パリで実際に起きた猟奇的な事件と結びつけられたりもしています。
ゲームの怖い演出が、現実の事件と重ね合わせられることで、都市伝説がさらにゾッとするものになってしまうんですね。
第38位 インドゾウがポケモン世界に存在?
第38位は、ポケモンの世界観に関する、地味だけど考え出すと怖い都市伝説です。 ポケモンの世界って、人間とポケモン以外の動物はいない、とされていますよね?
でも、初期の図鑑説明には、なぜか「インドゾウ」が登場するんです。
ライチュウの強さを説明するのに「インドゾウでも気絶させる」とか、ゴースのヤバさを表すのに「インドゾウも2秒で倒れる」とか…。
ポケモンの世界にはいないはずの動物の名前が出てくるなんて、不思議ですよね。
これは、初期の設定が固まっていなかっただけ、という見方が強いですが、もしかしたら、ポケモンの世界が何らかの理由で動物が絶滅してしまった未来、あるいは、ポケモン以外の生物が進化してポケモンになってしまった世界…なんて可能性を示唆しているのかも?
地味だけど、世界観の根幹に関わるかもしれない、考え出すと怖い都市伝説です。
第37位 ロトムの鳴き声が怖い?
第37位は、さっきも少し触れたロトムの鳴き声に関する都市伝説です。 ロトムの独特な鳴き声をスロー再生すると、「タスケテ…」と苦しそうに聞こえる、というウワサがありましたよね。
これは、確かにそう聞こえる人もいる、というレベルの都市伝説ですが、家電に乗り移るユニークなポケモンに、そんな悲痛な叫び声が隠されているかも…と思うと、ちょっと怖い気持ちになっちゃいます。
家電の中から聞こえてくる「タスケテ」、もし本当に聞こえちゃったら…考えるだけでゾッとしますね!
第36位 アンノーンと現実世界の関係
第36位は、遺跡に現れるシンボルポケモン、アンノーンに関する都市伝説です。 アンノーンはアルファベットや記号の形をしていますが、図鑑説明では「古代の文字に似ている」とされています。
ここから、「アンノーンが古代文字ってことは、僕たちが使っているアルファベットは、ポケモンの世界ではもう『古代の文字』になっているんじゃないか?
つまり、ポケモンの世界は、僕たちの現実世界の、遠い未来の姿なんじゃないか!?」という都市伝説に繋がるんです。
さらに、ポケモンの世界の地図が、現実の日本より狭くなっていたり、地理が変わっていたりするのは、温暖化や地殻変動で国土が変化した未来の姿を表している、なんて説まであります。
可愛いポケモンたちがいる世界が、実は荒廃した未来の姿かもしれない…なんて、知らなきゃよかった! と思ってしまうような、スケールの大きな怖い都市伝説です。
第35位 ポケモンは生物の突然変異体?
第35位は、さっきのアンノーンの話とも関連する、ポケモンの起源に関する都市伝説です。
僕たちの世界がポケモン世界に変わってしまった理由として、「大きな戦争や環境変動で生物が突然変異を起こし、ポケモンになった」という説や、「テクノロジーの発達で野生動物が絶滅し、人工的に生み出されたのがポケモン」という説があります。
どちらも、人間の行いが原因でポケモンが生まれた、という共通点があります。
もし前者だとしたら、ポケモンたちの能力や特性は、生き残るために獲得した突然変異の結果ということになりますし、後者なら、ポケモンは絶滅した生物の代わりとして作られた存在ということになります。
可愛いポケモンたちの裏に、こんな恐ろしい起源が隠されているかも…? と考えると、ポケモンを見る目が変わってしまいそうですね。 怖いけど、興味深い都市伝説です。
第34位 ジュペッタは元々捨てられた人形だった
第34位は、捨てられた人形がポケモンになった、という公式設定自体も怖い、ジュペッタにまつわる都市伝説です。
公式では「強い怨念を抱えた人形がポケモンになった」とされていますが、都市伝説ではさらに具体的なストーリーが語られます。
大切にされていた人形が、ある日突然持ち主の少女に捨てられてしまう。
その強い憎しみからポケモン(ジュペッタ)に姿を変え、持ち主の家に戻り、火をつけて、さらには少女を闇に連れ去って殺害してしまう…という、ホラー映画のような話です。
捨てられた悲しみや、裏切られた憎しみが、ポケモンを生み出してしまうなんて…。 モノにも魂が宿る、という日本の言い伝えとも重なって、ゾッとしますね。
第33位 カラカラの母親はガルーラ?
第33位は、カラカラの悲しい生い立ちに関する都市伝説です。 カラカラは、亡くした母親の骨を被っている…というのは、図鑑説明にもある公式設定です。 でも、その母親って誰なんだろう?
サンムーンで、野生のカラカラが「仲間を呼ぶ」を使うと、進化後のガラガラではなく、なぜかガルーラが出てくる、という現象がありました。
ここから、「もしかして、カラカラの母親はガルーラなんじゃないか!?」という都市伝説が生まれました。
独り立ちする前に母親を亡くしたガルーラの子供が、母の骨を被ってカラカラになった…と考えると、カラカラの孤独な姿が、さらに切なく、そして少し怖く見えてきます。
血縁関係のないポケモンが「仲間」として助けに来る描写が、都市伝説に妙なリアリティを持たせていますね。
第32位 ルージュラは人間とのハーフだった?
第32位は、ひとがたポケモン、ルージュラに関する、ちょっぴりヘビーな都市伝説です。 ルージュラは、人間とポケモンの間に生まれたハーフなんじゃないか、というウワサがあります。
人間とポケモンが結婚した、という記述が神話の中にあるので、全くありえない話ではないんですよね。
この都市伝説では、人間とのハーフとして生まれたルージュラが、人間の学校でいじめに遭い、その結果いじめっ子たちを虐殺してしまう、なんて恐ろしいストーリーが付随することもあります。
いじめが原因で、ポケモンが暴力的な行動に出てしまう…という話は、ゲームの世界観からは少し離れているかもしれませんが、現実の社会問題と重ね合わせると、ゾッとするような怖さがありますね。
人間とポケモンの共存の難しさを示唆しているのかもしれません。
31位:ジュカインの名前に隠された秘密
ジュカインの図鑑説明を見ると「みつりんポケモン」と書いてあり、モチーフは密林だと考えられます。しかし、ジュカインの名前に注目すると少し違和感を覚えます。
ジュカインの「ジュカイ」は「樹海」を指し、残りの「ン」は前の「イ」を繋げて英語の「in」として捉えることができます。
そのため、ジュカイン=樹海にinする=樹海に入るということになります。ちなみに、有名な富士の樹海は自殺者が現れることでも知られています。
ジュカインの名前は、何か樹海と繋がりがあるのかもしれません。
1996年、ゲームボーイ専用ソフトとして販売され、日本のゲーム史に軌跡を残し、メディアコンテンツとして展開しているポケットモンスター(ポケモン)。
1997年4月からはアニメ化もされ、劇場版も今年で21年目を迎えるポケモンに、2019年5月にハリウッドで実写化されるという話が舞い込んできました。内容は現在ニンテンドー3D
ポケモン都市伝説の怖いランキングTOP30~21
ランキング30位:エリカの正体はロケット団?
エリカは赤緑のタマムシジムのジムリーダーで、可愛らしいお嬢様と形容されることが多く、ファンも大勢います。
しかし、エリカの正体はロケット団の一員なのでは?という噂があり、怪しい一面も持ち併せています。
エリカが本拠地としているタマムシシティには、タマムシデパートという大きなデパートがあり、その地下には、なんとロケット団のアジトが存在しているのです。エリカとは何かしら関係があると見れるでしょう。
29位:エリカのポケモンが怪しい
エリカが愛用するポケモンは、クサイハナ、ウツドン、モンジャラなど、草タイプのポケモンです。これらのポケモンの共通点は、ロケット団の幹部が愛用しているポケモンだというところです。
エリカの「タマムシシティの裕福なお嬢様」という肩書きも、ロケット団と深く通じているからだと言われています。
28位:エリカは上品なだけのお嬢様ではない?
エリカは大和撫子で可愛いイメージが強いお嬢様ですが、ロケット団退治は主人公に任せたままで、気にもしない素振りでジムを運営しています。
上品で気高いエリカ様がロケット団をスルー、違和感と矛盾だらけです。
エリカはジムリーダーとして崇められ、ある程度の権力は所持しているはずです。なのに、街に蔓延るロケット団をどうにもしないのは、やはりエリカ自身もロケット団だからなのでしょうか…?
ランキング27位:ロケット団から賄賂を受け取るエリカ
エリカは大人びた女性というよりも「可愛いお嬢様」という印象が強く、年齢も18歳と若いです。
エリカはジムリーダーでもありますが、アニメ版だと香水店を営み、ゲーム版だと生け花教室を開いており、かなりの資産家であることが覗えます。
もしかしたら、エリカは元々家柄が良く、富豪の家出身なのかもしれません。ですが、都市伝説的な視点でエリカを見ると、エリカとロケット団の繋がりを想像せずにはいられません。
エリカは賄賂を受け取っているからこそ、ロケット団に協力して沈黙を保っているのかもしれません。
ランキング26位:ウツロイドのモデルは水銀?
ウルトラビーストの1匹であるウツロイドは「いわ・どく」タイプです。そして、水銀は鉱山から発掘される毒を持った有害な液体です。
ウツロイドはクラゲのような見た目をしており、リーリエの母・ルザミーネを毒で狂わせた張本人です。
クラゲだと「みずタイプ」になるはずですが、もし主なモチーフが水銀であれば、「いわ・どく」タイプという設定にも違和感はありません。
ランキング25位:赤緑のライバルはラッタを亡くしていた?
知っている人が多い話ですが、赤緑のライバルはよくバトルでラッタを繰り出します。しかし、シオンタウンのポケモンタワーでライバルと出くわした時、彼はラッタをバトルに出しませんでした。
それは何故なのでしょうか?実は彼のラッタは死んでしまい、ライバルはそのお墓参りに来ていたのでは?と語られています。
この話は怖いというより切ない・悲しいと言った方が良いかもしれません。
ランキング24位:ロケット団は地下通路で毒ガスを撒くはずだった?
赤緑には、7番道路と8番道路を繋ぐ便利な地下通路があります。地下通路では特に大きなイベントもなく、ごくごく普通の通路に思えます。
強いて言うなら、ダウンジングマシンを用いて道具を発見するだけの場所だと言えるでしょう。
しかし、この通路には、元々ロケット団が毒ガスを撒き散らし、悪の所行を尽くすイベントが準備されていました。
ですが、ゲーム(赤緑)が発売される直前の1995年3月20日に、地下鉄サリン事件が起き、このイベントはお蔵入りしてしまったと伝えられています。
ランキング23位:レジ系の「レジ」の意味は戦争の犠牲者?
レジアイス、レジスチル、レジロック、レジギガスのレジ系ポケモンは全て名前に「レジ」がついています。
ポケモン都市伝説では、常々レジ系と戦争の関係性が語られますが、「レジ」は軍事的な用語だと「犠牲者」を指す言葉だと言われています。もしかしたら、レジ系は戦争の犠牲者を表す象徴なのかもしれません。
ランキング22位:ユクシー・エムリット・アグノムの頭文字
ユクシー・エムリット・アグノムは、ダイヤモンド・パールで姿を現した伝説のポケモンです。ユクシーは知識ポケモン、エムリットは感情ポケモン、アグノムは意思ポケモンと図鑑には記されています。
ユクシー達3匹は皆エスパータイプのポケモンで、3匹とも「じんつうりき」という技を覚えます。ユクシー(U)・エムリット(M)・アグノム(A)の順番で頭文字を並べると、UMA(未確認生物)になるので、ユクシー達のモデルは宇宙人だと言われています。
ランキング21位:ユクシー・エムリット・アグノムと宗教
ユクシー達の謎に触れた22位まで少し話を戻しましょう。
「じんつうりき」で思い浮かべるものとは何ですか?じんつうりきを漢字にすると「神通力」となり、「何でも自由自在に操れる力」という意味になります。
昔ある団体のトップが、これに似た力を持っていると話題になりました。
今度は、アグノム→ユクシー→エムリットの順に、頭文字を抽出しましょう。AUMになるはずです。AUMは「オウム」と読むことができます。
そうです、オウム真理教です。ユクシー達に関わった者は、感情が喪失し、記憶も失い、どこへ帰れば良いのか分からなくなると言われています。
都市伝説も怖いですが、ユクシー達の存在自体も怖いと言えるでしょう。
ポケモン都市伝説の怖いランキングTOP20~11
ランキング20位:ユクシー・エムリット・アグノムとオウム真理教
オウム真理教とアグノム・ユクシー・エムリット3匹の繋がりを裏づける都市伝説は、まだあります。シンオウ地方にあるミオシティの図書館を訪ねると、「恐ろしい神話」という題名の本を読むことができます。
この本では、アグノム・ユクシー・エムリットの伝説が描かれています。アグノムは人々に意思を与え、ユクシーは記憶(知識)を与え、エムリットは感情を与えたとされています。
そして、ユクシー達3匹は人々の意思・記憶・感情を操ることが可能であり、それがオウム真理教の闇と繋がっているのです。
例を挙げると、アグノムの能力=信者になると”意思を奪われる”、ユクシーの能力=”記憶を操られ”宗教から抜け出せなくなる、エムリットの能力=マインドコントロールで”心(感情)がなくなる”など、関連する事項が深く結びついています。
ユクシー達は見た目が可愛らしく、恐ろしい感じは全くしません。しかし、アグノム・ユクシー・エムリットの3匹は神のような存在で、オウムのように信者を集めていたことは間違いないと感じられます。
ランキング19位:レジスチルの足跡は原爆雲に似ている?
レジスチルの足跡を見てみると、円形のシンプルな形をしています。しかし、見ようによっては「遥か上空から覗いた原爆のキノコ雲」に見えるため、一気にダークな面が押し出されます。レジ系の都市伝説は戦争との結びつきが強いことで有名です。
ランキング18位:レジロックの足跡は原子爆弾そのもの?
レジロックの足跡は「ファットマン(原爆の種類の1つ)」によく似ていると噂されています。黒くて少し丸みを帯びたレジロックの足跡は、確かに発射された爆弾のようで、少し独特な形をしています。レジ系の足跡は全て原爆を表しているのかもしれません。
ランキング17位:レジアイスの足跡は原爆が落ちる様子を表す?
上記のレジ系の1体であるレジアイスの足跡は点のように小さく、「陸へ落ちていく原爆のよう」と例えられることもあります。「それは考え過ぎだ」と思う人の気持ちも分かりますが、一度考えてしまうと中々抜け出せないのが都市伝説なのかもしれません。
ランキング16位:ナックラーは原爆と関係がある?
ルビー・サファイアで初登場したナックラーは、ビブラーバ、そしてフライゴンに進化することで知られています。都市伝説とは縁遠そうなナックラーですが、名前を少し英語風にすると「nuclear」になります。
本当はヌークリアーという発音ですが、ナックラーとも読めそうです。nuclearは「核兵器の、原子核の」という意味の英語です。そして、ナックラーはレベル89で「じわれ(地割れ)」という技を覚えます。
レベル89は8月9日と考えられます。8月9日は長崎に原爆が落とされた日です。さらに、ナックラーが出現する場所は砂漠です。
これらの事実から、ナックラー=原子爆弾、レベル89=原爆投下日(8月9日)、技のじわれ&生息地=被害を受けて更地になった長崎を表すのではないかと囁かれています。関連づければづける程、怖い結果になる都市伝説でした。
ランキング15位:フライゴンにも戦争との結びつきが!
ナックラーと長崎原爆の都市伝説はお伝えしましたが、ナックラーの最終進化形であるフライゴンも戦争と関係する都市伝説を持っています。
ナックラーはレベル35でビブラーバに進化し、ビブラーバはレベル45でフライゴンに進化を遂げます。この45という数字は、1945年を指すと言われています。
つまり、ナックラーは原爆、フライゴンは終戦した年を表しているのです。
ランキング14位:シオンタウンのボツBGMが怖い
幼少期にポケモン赤緑をプレイすると、シオンタウンのBGMがトラウマになってしまうことが多いです。
色々と怖い設定もあるシオンタウンですが、名物の怖いBGMのボツver.が存在すると言われています。
ボツBGMの怖さは聴いてみるのが一番です。恐ろしさ満点で、聴いてて心臓に悪いです。
ランキング13位:ダークライは今は亡き子供が作ったポケモン?
ダイヤモンド・パールで姿を現したダークライは、あんこく(暗黒)ポケモンと呼ばれ、新月の夜に活動し、眠りに落ちる人々やポケモンに、悪夢を見せてしまう能力を持っています。
そんなダークライを考案した人物は、実はゲームクリエイターではなく、一般のアメリカ人の子供だという都市伝説が密かに存在します。
その子供は既に亡くなっており、とにかくポケモンが大好きな子だったそうです。
しかし、その子供のある日の日記には、「夢で、あるポケモンが現れた。周りは闇に包まれ、歪んでいる世界だった」と記されていました。
その日記内容と似たことを言っている子供がゲーム内にも登場します。ミオシティのその子供は、ベッドの上で悪夢にうなされ、「だーく…が…だーく…がこっちをみて…」と必死に何かを訴えています。
ランキング12位:モルフォンとバタフリーの進化はミス?
モルフォンは蛾のポケモン、バタフリーは蝶々のポケモンだと認識されています。しかし、進化の過程が逆なのでは?と、都市伝説では囁かれています。
その根拠は、2匹と進化前のポケモン達の目に隠されています。
モルフォンはコンパンが進化したポケモンですが、その目はキャタピー&トランセルと似ていて、キョロっとしています。
一方、バタフリーはコンパンと同じ複眼(昆虫の目)を持っており、キャタピー&トランセルに似ていません。そのため、両者は間違えて進化の設定をされたのでは?と言われるようになりました。
ランキング11位:プルリルはクラゲではなく水子の霊?
ブラック・ホワイトで登場したプルリルは、みず・ゴーストタイプのポケモンです。一見プルリルはクラゲがモデルだと思われますが、実は水子がモデルのポケモンなのではないかと言われています。
水子とは、生まれることができなかった胎児のことを指し、水子を供養するお寺もあります。
プルリルがみず・ゴーストタイプであること、たまごグループが不定形、オスとメスで色が違う、図鑑の説明が恐ろしいなど、関連づけようと思えば全て水子に繋がります。
また、クラゲの脚に当たる部分が腕に見えたりと、人間らしい姿をしていることも、都市伝説を裏づける理由となっています。
ポケモン都市伝説の怖いランキングTOP10~4
ランキング10位:ピカチュウ版ゲームと謎の文章
ピカチュウは、高い知名度と人気No.1の可愛さを誇るポケモンです。
人気のあまり、「ピカチュウ版」と呼ばれるゲームも発売されていました。しかし、このゲームにも都市伝説が存在します。
人気だったピカチュウ版を、たまたま中古屋で購入した子供がいました。子供はパッケージの裏を見ると、赤文字で何かが書かれていることに気がつきます。
その内容は、「ピカチュウがたくさんの人間をやった(殺った)」、「子供はピカチュウとの旅を止め、学校へ行き始める」、「ピカチュウ、好きな奴をやれ(殺れ)」など、解釈が難しいものでした。
パッケージの裏にこのような文章があったら、誰でも気味悪く感じるでしょう。
ランキング9位:ポケモン世界の義務教育は小学4年生まで?
サトシが10歳(小学4年生)で旅に出たこと、そして10歳からポケモントレーナーになれることは、ポケモン世界では共通の認識だと言えるでしょう。
しかし、都市伝説では10歳までしか義務教育がされていないのでは?と疑う声もあります。
10歳で旅に出られる、10歳から就職や結婚ができる、そして犯罪人は子供であっても逮捕される。意外と狂気を孕んだシビアな世界観なのかもしれません。
ランキング8位:シオンタウンは存在しない街
初代(赤緑)や金銀(2世代目)に登場するカントー地方の街・シオンタウン。シオンタウンにはポケモン達のお墓が並ぶポケモンタワーがあり、供養に訪れるトレーナーの姿も見られます。
ポケモンの世界のマップ(地図)は現実世界のものと酷似しており、カントー地方はその名の通り関東地方がモデルとなっています。
しかし、シオンタウンだけは関東のどの県にも当てはまらず、現実には存在しない場所に街が配置されています。
不気味なBGMと怖い亡霊がさ迷うシオンタウンは、本当の意味でゴーストタウンなのかもしれません。
ランキング7位:ジラーチの声優は七夕に亡くなった?
ルビー・サファイアで人気を博した伝説のポケモン・ジラーチは、七夕を意識したポケモンです。
ジラーチは1000年に一度、7日間だけ目を覚まし、願いごとを叶えてくれると、作中で語られています。2003年に公開されたポケモン映画「七夕の願い星 ジラーチ」で、ジラーチ役を務めた鈴木富子さんは、その年の七夕に亡くなっています。
ジラーチが1000年の眠りにつくのと同じように、鈴木富子さんも七夕の日に永遠の眠りについてしまったのでは?と語られています。
これは偶然と言われれば偶然ですが、何か運命的な繋がりがあるのでは?と考えざるを得ない都市伝説でした。
ランキング6位:赤緑の主人公・レッドは死んだ?
赤緑の主人公・レッドは、世界一強いポケモントレーナーを目指していました。
しかし、彼はシロガネ山に入ったきり故郷に戻ることはなく、亡くなってしまったと都市伝説では語られています。
あくまで噂なので、真相は定かではありませんが、故郷のマサラタウンには3年も戻っていないとレッドの母が語っています。
しかし、この都市伝説には新情報があります。なんとサンムーンでレッドが現れたのです。
サンムーンのレッドを見た人達は、「生存説」と「亡霊説」を挙げ、意見が分かれています。楽観的に考えると、シロガネ山での修行を終えて、サンムーンのアローラ地方へ来たという可能性が大だと思われます。
ランキング5位:ピカチュウは人間の言葉を話す予定だった?
ゲームでも大人気の可愛いピカチュウですが、アニメ化するにあたって、当初は「人語を話すポケモン」だと位置づけられていたそうです。
しかし、ピカチュウ役の声優・大谷育江さんが「ピカ」という鳴き声だけで、喜怒哀楽を表現できる力を持っていたので、喋る設定はなくなったと言われています。
ランキング4位:ゲンガーはピクシーにゴーストが憑依した姿?
この説はポケモン都市伝説でも有名な部類に入ります。ピクシーは可愛らしいようせいポケモンで、ゲンガーも魅力溢れるポケモンです。
その両者が同じポケモンだと言われたら驚きですよね。この都市伝説の鍵を握る存在は、ゲンガーの進化前のポケモン「ゴースト」です。
ゴーストがピクシーに憑りつき、その結果ゲンガーになったという説が有力です。ピクシーとゲンガーをシルエット化すると、耳の形や体型がよく似ていることが分かります。
さらに、ゲンガーの体重は40.5kgで、ピクシーの体重は40.0kgです。見た目や体重がほぼ同じである両者には、何らかの関りがあると思われてもおかしくありません。
ポケモン都市伝説の怖いランキングTOP3~1
ランキング3位:レジ系ポケモンは戦争との関係が深い
ルビー・サファイアで初登場するレジ系ポケモンは、戦争と深い関係があると考察され、有名な都市伝説となっています。
レジ系とは、レジスチル、レジロック、レジアイス、後にダイアモンド・パールで加わるレジギガスの4種類の伝説のポケモンを指します。
ここで紹介する都市伝説は、レジギガス以外のレジ系3体に関する話です。このレジ系3体をゲットするためには、洞窟(遺跡)内にある点字の解読が必要となります。
その点字の内容を要約すると、「ポケモン達の恩恵を受け、人間達は洞窟で暮らしていた。
しかし、ある日人間達は恐怖を感じ、それらのポケモン達を洞窟へ閉じ込めてしまった」という内容です。この不気味なメッセージは、レジ系ポケモンが覚える技と関係があると言われています。
レジ系達は「ハートのウロコ」というアイテムを使うことで、ある技を思い出し、習得することができます。それは「だいばくはつ」です。
レジ系達は、ゲットした際「だいばくはつ」を忘れていますが、「ハートのウロコ」を用いて、過去を遡ることで「だいばくはつ」の技を思い出します。
そして、レベル89に達すると「はかいこうせん」を覚えます。
突然ですが、これらのことを第二次世界大戦中に絡めて考えると、恐ろしい都市伝説が生まれます。
まず、点字の「洞窟」というワードは防空壕を指し、レジ系達が忘れていた技「だいばくはつ」は過去の原爆を意味します。「はかいこうせん」も原爆または空襲を指していると考えられます。
そして、「はかいこうせん」を覚えるレベルが89なのも忘れてはいけません。89=8月9日は長崎に原爆が落ちた日です。16位のナックラーの時もそうでしたが、レベル89は何かと闇を感じる技が多い印象です。ポケモン都市伝説で最も怖いものは、戦争にまつわる話だと言われています。
ランキング2位:レジ系ポケモンの出現場所と原爆の関係
ポケモン都市伝説の中で一番怖い話は、戦争に関するものだと上記しましたが、2位もレジ系ポケモン+戦争の都市伝説となります。
3位では点字や技に関する都市伝説を紹介しましたが、2位ではレジ系ポケモンが出現する場所についての怖い都市伝説を紹介します。
ルビー・サファイアの舞台であるホウエン地方のマップは、90°回転させると日本の九州地方の地形へと変化します。
レジ系ポケモンは全て遺跡で会うことが可能です。レジスチルがいる遺跡は、九州で言うところの大分県で、第二次世界大戦中に大空爆を受けた場所でもあります。
レジロックの遺跡は宮崎と同じ位置にあり、宮崎も戦時中に空爆を経験しています。レジアイスの遺跡は長崎県に位置し、原爆が投下された場所として知られています。
ランキング1位:レジギガスと戦没者の慰霊碑
レジギガスはレジ系の親とも呼ばれる伝説のポケモンです。レジギガスが登場するダイヤモンド・パールのシンオウ地方は、北海道を模した地形をしています。
シンオウ地方のキッサキ神殿に行く際、レジ系3体を連れて最奥部に到達すると、レジギガスとの戦闘が始まり、ゲットすることができます。
レジギガスがいるキッサキ神殿は、ちょうど北海道の「宗谷海域海軍戦没者慰霊碑」がある場所となります。
この慰霊碑は、戦争中に殉職した人々に対して、鎮魂の意を表する目的で建てられたものでした。レジ系の都市伝説が最終的に語りたいことは、「戦争を忘れないこと、そして繰り返さないこと」なのかもしれません。
ポケモン都市伝説まとめ
この記事では、長年にわたりファンの間で語り継がれてきた様々なポケモン都市伝説についてご紹介しました。
シオンタウンの不気味なBGMが引き起こすと言われた現象から、特定のポケモンの衝撃的な正体説、ゲームのバグが生んだ謎めいた存在まで、ポケモンの世界には公式には明かされていない多くの「裏話」が存在します。
これらの都市伝説の多くは、後の検証や公式情報によって否定されたり、単なるプレイヤーの憶測や情報の誤りであったりします。
しかし、それでもなお語り継がれ、多くの人々を魅了し続けているのは、ポケモンという広大で奥深い世界に隠されたかもしれない謎や物語に対する、尽きることのない探求心があるからでしょう。
ゲームをプレイするだけでは味わえない、プレイヤーたちの想像力が生み出したこれらの都市伝説は、ポケモンの楽しみ方をさらに広げ、コミュニティ内での交流を活発にする文化的な側面も持っています。
公式の物語とは一味違う、ゾクゾクしたり、思わず「もしかして?」と考えてしまったりする都市伝説の世界も、ポケモンの持つ多様な魅力の一つと言えるでしょう。
真偽のほどは定かではありませんが、これらの興味深い物語を知ることで、いつものポケモンプレイが少し違った視点で見られるようになるかもしれません。
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