
『キングダム』に登場する数々の文官の中でも、その冷静さと洞察力で異彩を放つのが肆氏です。
嬴政暗殺計画の総指揮を執っていたことから、一見すると反乱の首謀者に見えますが、その行動の裏には別の意図があったと考える読者も少なくありません。
今回は、謎多き肆氏のプロフィールや、彼が関わったとされる嬴政暗殺計画の真相、そして実写映画で彼を演じた俳優、加藤雅也さんの魅力について深く掘り下げていきます。
謎多き文官「肆氏」とは? その素顔と役割
肆氏は、秦国の王宮で起こった嬴政の異母弟・成蟜が引き起こした反乱において、その反乱軍の総指揮を執っていた人物です。
当初は竭氏の腹心として登場し、丞相呂不韋との政争を繰り広げていました。
反乱失敗後は嬴政の傘下に入り、その高い政治力と洞察力で嬴政を支える重要な役割を担っていきます。
特に、文官としての能力においては、昌文君をも凌駕するとの見方もあります。
物語の序盤、「秦王暗殺計画」が描かれた単行本8巻から10巻で初登場し、昌文君に刺客団が放たれたことを伝え、信を嬴政の護衛に送り込むなど、早い段階からその存在感を示していました。
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肆氏のプロフィール
| 名前 | 肆氏 |
| 出身国 | 秦 |
| 役職 | 元竭氏の参謀、のちに嬴政の家臣 |
| 初登場 | 8巻(原作「秦王暗殺計画」編) |
| アニメ声優 | 高瀬右光(第1期・第2期)、関口雄吾(第3期) |
| 実写映画俳優 | 加藤雅也 |
肆氏は嬴政暗殺計画の主犯だったのか? 真相に迫る
肆氏が総指揮を執っていた反乱軍は最終的に嬴政たちに敗れ、竭氏は死亡します。
しかし、嬴政は反乱に加担した肆氏を罪に問わず、むしろ自身の陣営に引き入れました。
これは、呂不韋が昌平君、蒙武、李斯、蔡沢の四柱を率いて帰還し、政陣営に圧倒的な差を見せつけた後、政が竭氏の残党を吸収したという背景があります。
では、肆氏は本当に嬴政暗殺計画の主犯だったのでしょうか?
嬴政暗殺計画の概要と肆氏の役割
嬴政暗殺計画は、蛇甘平原の戦いから3ヶ月後、昌文君一派の暗殺から始まりました。
刺客の真の狙いは秦国の王である嬴政であり、蚩尤をはじめとする数々の刺客団が放たれ、信と共に脱出を図る嬴政の命を狙いました。
この計画が実行に移された際、肆氏は嬴政の護衛として信を送り込んでいます。
彼は昌文君に対し、刺客団が放たれた事実を伝え、同時に信を嬴政の護衛に付けるよう指示しました。
このことから、肆氏が反乱の総指揮を執りながらも、実際には嬴政を守ろうとしていた、あるいは嬴政暗殺計画の黒幕が呂不韋であることを知っていた、と考える見方も強いです。
実際、肆氏は元々呂不韋を秦右丞相の座から引きずり下ろそうとしていた竭氏の参謀であり、呂不韋の目論見を読んでいた可能性は十分にあります。
信を嬴政の護衛に付けたという判断は、結果的に嬴政暗殺計画を阻止する一助となったと言えるでしょう。
大王陣営への加入とその後の活躍
嬴政暗殺計画が終結した後、肆氏はその才能を認められ、嬴政の傘下に入ることになります。
元々、肆氏は竭氏の家臣時代から嬴政を高く評価しており、自身を登用してくれた恩義から、その後は政のために尽力して働くようになりました。
彼は高い政治力を活かし、呂不韋陣営に対抗するため、多くの重臣を大王派に引き入れ、政が呂不韋に対抗できるほどの勢力へと押し上げました。
さらに、間者を放って常に呂不韋を監視するなど、その周到さも兼ね備えています。
昌文君とはかつて敵同士でしたが、同じ陣営に入ってからは呂不韋に対抗する良き相棒となり、武官出身で文官同士の争いに不慣れな昌文君を陰ながら補佐し、監視や多数派工作を行うなど、その政治手腕を遺憾なく発揮しました。
呂不韋失脚後には、彼の処刑を提案するほどの用心深さも見せています。
実写映画で肆氏を演じた俳優・加藤雅也
実写映画版『キングダム』では、そのキャスティングの質の高さがたびたび話題になりますが、肆氏を演じた俳優も多くのファンから絶賛されています。
肆氏を演じたのは、実力派俳優の加藤雅也さんです。
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加藤雅也のプロフィールと主な出演作品
加藤雅也さんは1963年4月27日生まれ、奈良県奈良市出身の俳優、モデルです。
1988年に俳優デビューする以前は、人気雑誌『メンズノンノ』の創刊号でファッションモデルを務めていました。
その後、映画『マリリンに逢いたい』で主役を演じるなど、俳優として活躍の場を広げています。
| 名前 | 加藤雅也(かとうまさや) |
| 生年月日 | 1963年4月27日 |
| 出生地 | 奈良県奈良市 |
| 職業 | 俳優、モデル |
| 事務所 | バーニングプロダクション |
彼の主な出演作品には、映画『クレイジーボーイズ』(1988年)、『マリリンに逢いたい』(1988年)、『帝都大戦』(1988年)、『あぶない刑事フォーエヴァー THE MOVIE』(1998年)、『BROTHER』(2001年)、『THE LAST MESSAGE 海猿』(2010年)、『テラフォーマーズ』(2016年)、『真田十勇士』(2016年)など、数多くの話題作があります。
加藤雅也が演じる肆氏への評価
ネット上では、加藤雅也さんが演じた肆氏に対して「原作の再現度が高い」「そっくりで感動した」といった声が多数寄せられています。
彼の醸し出す雰囲気やビジュアルが、原作の肆氏のイメージと完全に合致していると感じるファンが多いようです。
反乱の総指揮を執っていたにもかかわらず、その能力を認められ嬴政陣営に加わった肆氏の複雑なキャラクター性を、加藤雅也さんが見事に演じきったと評価されています。
アニメ版『キングダム』肆氏の声優キャスト
アニメ版『キングダム』で肆氏の声を担当したのは、これまでに2人の声優がいます。
第1期・第2期:高瀬右光
第1期(2012年~2013年)と第2期(2013年~2014年)で肆氏の声を担当したのは、声優・ナレーターとして活躍する高瀬右光さんです。
| 名前 | 高瀬右光(たかせあきみつ) |
| 生年月日 | 1970年9月1日 |
| 出身地 | 千葉県 |
| 所属事務所 | アクセント |
彼の主なアニメ出演作には、『シャーマンキング』(マルコ役)、『無人惑星サヴァイヴ』(ベル役)、『戦国英雄伝説 新釈 眞田十勇士 The Animation』(眞田伊豆守信幸役)などがあります。
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第3期:関口雄吾
第3期(2020年~2021年)で肆氏の声を担当したのは、関口雄吾さんです。
| 名前 | 関口雄吾(せきぐちゆうご) |
| 誕生日 | 9月24日 |
| 出身地 | 青森県 |
| 所属事務所 | アクセント |
彼の主なアニメ出演作には、『レイトン ミステリー探偵社 〜カトリーのナゾトキファイル〜』(黒服、ノセル・ビンソン、ローブの男役)、『呪術廻戦』(クモ呪霊、金田、特級呪霊役)などがあります。
まとめ
『キングダム』に登場する肆氏は、嬴政暗殺計画の総指揮を執るという複雑な立場で登場しました。
しかし、彼の真の目的は呂不韋の目論見を阻止し、信を嬴政の護衛に付けることで結果的に嬴政を守ることに繋がったと考える見方が多いです。
反乱失敗後もその高い政治力と洞察力を評価され、嬴政の重要な家臣として、呂不韋陣営との対抗において多大な貢献をしました。
実写映画版『キングダム』では、加藤雅也さんが原作そっくりのビジュアルと存在感で肆氏を演じ、多くのファンから絶賛されています。
アニメ版でも高瀬右光さんと関口雄吾さんがそれぞれ異なる時期に肆氏の声を担当し、彼の魅力を引き出しています。
多角的な視点から肆氏というキャラクターを考察することで、彼の魅力がさらに深く理解できたのではないでしょうか。
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