
大人気コミック『ハンターハンター』のキメラアント編に登場するキャラクター、モラウ。
巨大なキセルをくわえた渋いおじさんキャラクターですが、その見た目とは裏腹に、敵の思考を上回る巧みな戦術で、護衛軍や師団長といった上位のキメラアントとも渡り合いました。
この記事では、実はかなり有能なキャラクターだと評判のモラウの強さの秘密、そしてその巧みな念能力について徹底的に考察していきます。
なぜ彼は「有能」と称賛されるのか、その理由を深く掘り下げていきましょう。
モラウの人物像とプロフィール
まずは、モラウというキャラクターの基本的な情報と、その魅力について解説します。
彼の豪快な見た目と、そこに隠された繊細な頭脳のギャップが、多くの読者を惹きつけています。
👉【ハンターハンター】誰が最強?メルエム超え候補を徹底考察【最新順位】
👉ハンターハンターファン必読!念能力の真髄と暗黒大陸の衝撃的な謎を解き明かす
一つ星ハンターとしての実績
モラウは、キメラアント編から登場するキャラクターで、ハンター協会からその実力を見込まれた「一つ星ハンター」です。
彼の肩書きからもわかるように、モラウはこれまでに多くの功績を積み重ねてきた実力者であることがわかります。
また、キメラアントとの戦いでは、様々な場面で臨機応変に対応し、その実力の高さは疑う余地がありません。
ネテロ会長に抜擢された実力者
彼の肩書きは「一つ星ハンター」であり、多くの功績を積み重ねたベテランであることがわかります。
また、元々は海の生物を捕獲する「シーハンター」であり、陸上での戦闘以上に水中戦を得意としているという背景も持っています。
豪快な見た目とは裏腹に、極めて頭が良く、冷静沈着な頭脳戦を得意とすることから、キメラアント討伐の作戦には欠かせない存在として抜擢されました。
弟子たちとの関係と師匠としての顔
モラウには、ナックルとシュートという二人の優秀な弟子がいます。
キメラアント討伐隊に参加するため、ゴンとキルアは彼ら二人と戦いましたが、当時の彼らでは勝つことができませんでした。
幻影旅団にも匹敵すると言われるほどの実力を持つ弟子たちを育て上げたことからも、モラウの師匠としての器量と実力は本物だと言えるでしょう。
また、ナックルやシュートに対する厳しいながらも温かい指導は、彼の情に厚く男気のある一面をよく表しています。
見た目と性格のギャップ
モラウの一番の特徴は、何といってもその見た目でしょう。
常に巨大なキセルをくわえた渋い風貌は、豪快な性格を想像させますが、実は非常に頭が切れる頭脳派です。
戦闘においても、力任せに戦うのではなく、念能力の特性を活かした頭脳戦を得意としています。
また、弟子であるナックルとシュートを厳しくも温かく見守るなど、情に厚く男気のある一面も持っており、その人間性が多くの読者から支持されています。
アニメ版の声優は楠大典
アニメ版『ハンターハンター』でモラウの声優を担当しているのは、ベテラン声優の楠大典さんです。
楠大典さんの太く力強い声は、モラウの男らしいキャラクターにぴったりだと評判です。
キメラアント編は特に声優陣が豪華であると評価されており、モラウ役の楠大典さんの演技も、キャラクターの魅力をより一層引き立てていると言えるでしょう。
モラウの念能力「紫煙拳」を徹底考察
モラウの強さを語る上で欠かせないのが、彼の念能力「紫煙拳(ディープ・パープル)」です。
巨大なキセルを使い、煙を自在に操るこの能力は、非常に応用力が高く、モラウの戦闘スタイルを決定づける重要な要素となっています。
煙を自在に操る高い応用力
モラウの「紫煙拳」は、煙を具現化し、それを操作する能力だと考えられています。
この煙は、敵の目を欺く煙幕として使うのが基本ですが、それ以外にも多岐にわたる使い方が可能です。
例えば、師団長のヂートゥと戦った際には、決して切れない煙のロープを作り出し、相手を拘束しました。
また、煙を草木のように見せて敵を惑わせたり、水面に煙の足場を作ったりと、その応用力はモラウの頭脳次第で無限に広がります。
レオルとの水中戦では、煙でシュノーケルのようなホースを作り、水中で行動を可能にするなど、状況に合わせて柔軟に対応できるのがこの能力の強みです。
防御力に優れた「監獄ロック」
「紫煙拳」の応用技の一つに、「監獄ロック(スモーキージェイル)」という能力があります。
これは、煙で作り出した巨大な檻に敵を閉じ込めるという能力です。
この檻は非常に頑丈で、物理攻撃では破壊することが不可能だとされています。
実際に、護衛軍の中でも攻撃力に特化したモントゥトゥユピーの攻撃でも、この檻を破壊することはできませんでした。
この圧倒的な防御力は、敵の分断や足止めといった戦略的な局面で非常に有効であり、モラウが作戦において重要な役割を担えた大きな理由の一つです。
精巧な分身「紫煙機兵隊」
さらに、「紫煙拳」のもう一つの応用技として「紫煙機兵隊」があります。
これは、煙で精巧な人形を作り出し、操ることができる能力です。
最大で216体もの煙人形を作り出すことが可能であり、その性能は非常に優秀です。
分身の数を減らせば、より複雑な操作が可能になり、触れられない限り本物の人間と区別がつかないほどのクオリティになります。
「円」を使っても本物かどうか判別できなかったり、喋る煙人形を作り出すことも可能であり、護衛軍のシャウアプフがモラウの分身に興味を示すほどでした。
能力の根幹を支える超人的な肺活量
モラウの能力は、巨大なキセルを吸って吐き出した煙を操るという性質上、彼の超人的な肺活量が不可欠です。
モラウの肺活量は常人のものとは比べ物にならないほど高く、それゆえに大量の煙を吐き出し、複雑な操作を行うことができます。
キセルを失うと煙を出すことはできなくなりますが、一度出した煙は能力を解除しない限り操り続けることが可能です。
モラウが「有能」とされる理由
モラウが多くの読者から「有能」と評価されるのは、単に念能力が優秀であるからだけではありません。
ここからは、その強さの秘密と人物像に踏み込み、モラウの真価を考察していきます。
卓越した戦術家としての才
モラウの有能さを最も象徴しているのが、キメラアントとの戦いで見せた卓越した戦術です。
彼は力任せに戦うのではなく、相手の能力や心理を正確に見抜き、最も効果的な戦法を選択します。
例えば、師団長のヂートゥとの「鬼ごっこ」では、圧倒的なスピードを持つヂートゥを追うのではなく、あえて持久戦に持ち込みました。
ヂートゥが集中力に欠ける性格であることを見抜き、忍耐強く待ち続けたことで、能力を攻略し、無力化することに成功しています。
また、レオルとの水中戦では、彼の能力で満たされた水中から、自身の肺活量を活かして部屋の酸素を吸い込み、二酸化炭素を充満させて勝利しました。
これらの戦い方から、モラウが状況判断力、考察力、そして臨機応変な対応力に優れていることがわかります。
護衛軍と対峙できる高い精神力
キメラアント編において、モラウと同じくネテロに選ばれたノヴは、護衛軍シャウアプフのオーラに触れただけで戦意を喪失し、心が折れてしまいました。
それに比べて、モラウは疲弊しきった状態で護衛軍と正面から戦い、足止め役を立派に務め上げました。
彼の精神力の高さは、ノヴの反応と比較すると明らかであり、その胆力は並大抵のものではありません。
護衛軍シャウアプフとの相性の良さ
モラウは護衛軍の中でも、特にシャウアプフと相性が良かったと言われています。
彼の「監獄ロック」は、物理攻撃が効かないため、プフの攻撃を受け付けません。
また、プフは自分の身体を細胞レベルまで分裂させる能力を持ちますが、最小でもハチ程度の大きさを維持する必要がありました。
モラウが監獄ロックを解除せずにいれば、ハチ程度の大きさしかないプフの本体を閉じ込めたまま、簡単に倒すことができた可能性すらあります。
さらに、プフの「鱗紛」による洗脳攻撃も、超人的な肺活量を持つモラウならば長時間息を止めることで対処可能であり、能力の相性は抜群でした。
師匠としての器量とコネクション
モラウが有能である理由は、戦闘能力だけではありません。
彼にはナックルとシュートという二人の優秀な弟子がおり、ゴンとキルアがキメラアント討伐に参加する前に戦い、勝つことができなかったほどの腕前です。
彼らを育て上げたモラウの実力は本物だと言えるでしょう。
また、キメラアント編終盤では、瀕死のゴンを救うため、キルアの「誰にも見られたくない」という要望に応え、巨大な病院をわずか一日ほどで建てさせました。
このようなことが可能な人物とコネクションを持っている点も、モラウが「有能」と称される理由の一つです。
👉【ハンターハンター】ウェルフィンの能力と名シーン!「コムギ」に隠された真意
モラウのこれまでの活躍と評価
キメラアント編におけるモラウの活躍は、物語全体の進行に不可欠なものでした。
彼はその功績からトリプルハンターへ昇格する話が出るほど、高く評価されています。
ネテロに評価された唯一無二の存在
モラウは謙遜して自身の実力を過小評価していましたが、ネテロ会長は彼の能力を高く評価していました。
実際にモラウは、師団長であるヂートゥとレオルという難敵を一人で二人も倒すという大きな功績を挙げています。
護衛軍と王を分断するという重要な役割を、見事に果たしたモラウの存在は、作戦の成功に必要不可欠でした。
読者からの高い評価
モラウはキメラアント編から登場したキャラクターにもかかわらず、多くの読者から高い人気を得ています。
「男らしい」「渋くてカッコいい」といった声に加え、再読して「モラウの凄さに気付いた」という意見も多く見られます。
また、アニメ版の豪華な声優陣の中でも、楠大典さんの演技はモラウの魅力を引き立てていると高く評価されています。
ヂートゥとの心理戦
モラウの活躍の中でも、特に彼の頭脳派としての側面が際立ったのが、師団長の一人であるヂートゥとの戦いです。
この戦いは、ヂートゥのユニークな念能力「鬼ごっこ」によって、モラウが特殊な念空間に引きずり込まれる形で始まりました。
ヂートゥは、モラウに「8時間以内に自分を捕まえられなければ脱出できない」というルールを課します。
寝たふりで相手の性格を見抜く
ヂートゥの圧倒的なスピードを前に、モラウは力任せに追いかけるのではなく、まず相手の性格を分析するという行動に出ました。
モラウは「5時間経ったら起こしてくれや」と言ってその場に寝転がり、ヂートゥの焦りを誘います。
集中力に欠けるヂートゥは、最初こそちょっかいを出してきましたが、やがてモラウの挑発に乗って読書を始めるなど、彼自身のペースを乱していきました。
この行動により、モラウはヂートゥが長期戦に不向きな性格であることを見抜き、戦いの主導権を握ることに成功します。
「紫煙拳」を応用した奇策
モラウは寝ているように見せかけている間、密かに「紫煙拳(ディープ・パープル)」で煙のロープを作り、それをヂートゥの足元に巻き付けていました。
このロープは「絶対に切れない」という制約を課されており、スピード自慢のヂートゥでも振り切ることはできませんでした。
ヂートゥは新たな念能力をその場で発現させ、遠距離攻撃を試みますが、モラウはそれを冷静に防ぎます。
そして、「敗因を教えてやるよ、お前バカだから」と挑発し、ヂートゥの感情をさらに逆なでしました。
分身を使った見事な勝利
激高したヂートゥは、ルールを無視してモラウに鋭い爪で攻撃を仕掛けます。
しかし、それはモラウが事前に用意しておいた煙の分身でした。
モラウの本体は、ヂートゥから見えない位置に匍匐前進で移動しており、ヂートゥが分身に気を取られている隙に、背後から肩を叩き「捕まえた」と宣言しました。
この見事な頭脳戦によって、モラウはヂートゥの能力を無効化し、戦闘不能に追い込むことに成功したのです。
レオルとの波を呼ぶ闘い
ヂートゥに続き、モラウは師団長のレオルとも対峙します。
この戦いは、レオルの奪い取った能力「TUBE(イナムラ)」によって、地下教会が水で満たされるという特殊な環境下で行われました。
シーハンターであるモラウにとって、この水中戦はまさしく彼の得意分野でした。
「紫煙拳」による水中での優位性
レオルは波を操ってモラウを追い詰めますが、モラウは「紫煙拳」で煙の船やシュノーケルを作り出し、水中でも自由に行動しました。
そして、自身の超人的な肺活量を活かし、息をジェット噴射のように吐き出すことで、レオルの作り出した渦潮から脱出するという離れ業をやってのけます。
「TUBE(イナムラ)」が友人のグラチャンの能力だと知ったモラウは激昂し、レオルの戦法をことごとく封じていきました。
驚きの戦術でレオルを撃破
レオルが建物内に大量の波を呼び寄せた際、モラウは水中に潜ったまま姿を現しませんでした。
レオルがモラウの行動を考察していると、やがて意識が薄れ、水中に落下します。
これは、モラウが超人的な肺活量で建物内の空気を全て吸い込み、大量の二酸化炭素を排出していたためでした。
結果、レオルは酸素濃度が低下した空気と二酸化炭素を吸い込み、中毒状態に陥ってしまいます。
モラウはレオルを水中に引き込み、溺死させることで見事勝利を収めました。
シャウアプフの捕獲と対峙
キメラアント討伐作戦の最終局面、モラウは王直属護衛軍の一人であるシャウアプフを分断するという重要な役割を担いました。
「監獄ロック」による拘束
ノヴが作った出入口から宮殿に侵入したモラウは、玉座の間でシャウアプフを待ち構え、「監獄ロック(スモーキージェイル)」を発動しました。
この能力により、モラウはプフを煙の檻に閉じ込めることに成功します。
プフは自力での脱出が困難だと悟り、鱗粉の繭で自分を覆い隠し、モラウの判断を鈍らせようとしました。
高い洞察力と判断力
繭となったプフを前に、モラウは攻撃すべきか否か迷いますが、ナックルとシュートがモントゥトゥユピーと戦う振動が伝わってきたことで、決断を早めます。
モラウは、繭の前でキセルを構えた際にプフから感情の起伏が一切感じられなかったことから、目の前の繭の中に本体がいないと判断しました。
そして、プフの予想よりも早く繭を破壊し、包囲網を解除します。
ユピーとの共闘と生還
モラウの判断は正しく、プフは粒子ほどの分身を脱出させていました。
モラウは「紫煙機兵隊」でプフの逃亡を阻止しようとしますが、分裂と再生を繰り返すプフを駆除することは難しく、キセルを奪われてしまいます。
その後、モントゥトゥユピーと対峙した際には、残りの「紫煙機兵隊」を駆使してナックルと共闘しました。
致命傷を負いながらも、ナックルの交渉によってユピーが退いたことで、モラウはノヴの能力で宮殿を脱出し、生還を果たしました。
👉【ハンターハンター】ゴンはなぜ念を失った?能力消失の真相と復活の可能性
まとめ
この記事では、モラウの強さや有能と言われる理由を考察してきました。
彼の念能力「紫煙拳」は、応用力と防御力に優れ、超人的な肺活量がその根幹を支えています。
また、卓越した戦術眼と高い精神力、そして師匠としての器量など、その人間性も彼の強さを形成する重要な要素です。
物語のキーパーソンとして、影から支え続けたモラウの活躍は、今も多くの読者を魅了し続けています。
キメラアント編をもう一度見返す際には、ぜひモラウの戦術眼と男気に注目してみてください。
ハンターハンターその他のオススメ記事も是非ご覧ください!












コメント