
人気漫画キングダムの物語の序盤から強烈な存在感を放ち、読者の心に深く刻み込まれた伝説の将軍がいます。
そう、「秦の怪鳥」の異名を持つ王騎です。
彼は作中、非業の死を遂げますが、その意志は副官の騰と、精鋭ぞろいの王騎軍に引き継がれました。
本記事では、王騎軍から騰軍へと受け継がれた魂の系譜を、個性豊かなメンバーのプロフィールと共に徹底的に掘り下げていきます。
王騎と騰の知られざる関係、そして彼らがなぜ秦国統一に不可欠な存在となったのか、その秘密に迫ります。
王騎軍の組織と概要:伝説の始まり
王騎軍は、秦の旧六大将軍の一人である王騎が率いる精鋭部隊です。
その強さは秦国軍でも随一であり、王騎が先頭に立てば「鬼神と化す」と言われるほど、王騎への揺るぎない忠誠心で結ばれていました。
軍の中心となるのは、王騎、副官の騰、そして五人の軍長たちです。
彼らは苛烈な六大将軍時代を共に戦い抜いた古強者ばかりで、その絆は非常に強固なものでした。
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王騎軍から騰軍への変遷
王騎軍の歴史は、王騎が趙の三大天・龐煖との一騎打ちの末に戦死したことで、大きな転換期を迎えます。
最期に王騎は、長年の副官であった騰に軍の全てを託しました。
王騎の死後、王騎軍はその名を「騰軍」と改め、騰を新たな大将として再出発します。
その後、騰は著雍戦の功績で秦国大将軍に昇格し、さらには什虎戦を経て新六大将軍の一角を担うことになります。
この出来事は、王騎の伝説が騰に受け継がれ、新たな時代へと繋がったことを象徴しています。
主要構成員とその役割:軍を支える個性派たち
王騎軍、そして騰軍を構成する主要メンバーの個性豊かな面々を紹介していきます。
王騎
| 階級 | 大将軍(旧六大将軍) |
| 異名 | 秦の怪鳥 |
| 声優 | 小山力也 |
| 実写版俳優 | 大沢たかお |
王家の分家出身で、秦の六大将軍の一人です。
分厚い唇、独特の笑い方、そして「んふふふ」といった独特の口調が特徴的な、一度見たら忘れられないキャラクターです。
昭王の時代から秦を支えてきた伝説的な存在であり、李牧に討たれるまでその強さは中華に轟いていました。
物語の序盤で退場するキャラクターでありながら、読者人気は非常に高く、王騎の死を今なお引きずっているファンも少なくありません。
そのカリスマ性と、信や政といった若き世代に道を示す役割を担ったことで、キングダムという物語の土台を築き上げた人物だと言えるでしょう。
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騰
| 階級 | 王騎軍副官→秦国将軍→大将軍→新六大将軍第二将 |
| 声優 | 加藤亮夫 |
| 特徴 | 「ファルファルファル」という擬音と独特な剣技 |
王騎軍結成時からの最古参で、常に王騎の傍に控えていました。
王騎から「私に見劣りしない」と評されるほどの実力の持ち主であり、その言葉通り、王騎の死後はその才能を開花させます。
「ファルファルファル」という独特の擬音と共に繰り出される高速の片手剣技は、騰の代名詞と言えるでしょう。
王騎の死に際、いつもの「ハッ」と答える姿とは打って変わって、言葉を失い血が出るまで拳を握りしめる姿は、王騎に対する彼の深い忠誠心と敬愛を物語っています。
王騎のモノマネをしてみたり、部下の録嗚未をいじってみたりするユーモラスな一面も持ち合わせており、そのギャップに魅了されるファンも少なくありません。
騰の存在は、王騎という偉大な存在を失った軍が、決して立ち止まることなく、未来へ進んでいくための象徴だと言えるでしょう。
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幹部五人衆
王騎と騰を支え、軍の実働を担ってきたのが、この五人の軍長たちです。
彼らはそれぞれが将軍級の実力を持ち、その個性的な性格も相まって、王騎軍の魅力を一層引き立てています。
録嗚未(ろくおみ)
| 階級 | 王騎軍第一軍長→騰軍第一軍長→騰傘下将軍 |
| 声優 | 田尻浩章 |
| 特徴 | 血の気が多く激情家 |
王騎軍最強の武力を誇る第一軍長です。
その性格は獰猛で、敵に攻め込めば完膚なきまで倒すまで止まらないほどです。
王騎の訃報を聞いた際には激高し、玉砕覚悟で万極軍に突撃し大打撃を与えました。
一方で、騰のボケに対するツッコミ役という重要な役割も担っており、この二人の掛け合いを楽しみにしている読者も多いようです。
瀕死の重傷を負ってもしっかりツッコミを入れるタフさも持ち合わせており、最前線で戦い続ける姿は、まさに騰軍の矛として活躍しています。
隆国(りゅうこく)
| 階級 | 王騎軍第二軍長→騰軍第二軍長→騰傘下将軍 |
| 声優 | 加藤亮夫(騰役と兼任) |
| 特徴 | 戦略立案を得意とする才将 |
軍内では戦略の立案や全体を俯瞰する役割を担う才将です。
王騎の死後は騰軍の参謀を務め、その確かな判断力で騰軍を支え続けています。
一方で、その性格は「細かくネチネチしている」と評され、用兵術に疎い信には厳しく指導するため、「口うるさい」と煙たがられることもありました。
しかし、その厳しさの裏には、若き世代を育てようとする親心のようなものがあると考える読者もいます。
事実、隆国は信たち若き将軍たちに、将軍としての役目を肌で感じさせるため、教育係のような役割も担っていました。
鱗坊(りんぼう)
| 階級 | 王騎軍第三軍長→騰軍第三軍長 |
| 声優 | 不明 |
| 特徴 | 煽りスキルが高い毒舌家 |
煽りスキルの高い毒舌家で、相手を挑発してはやり込められてしまうという、どこか憎めないキャラクターです。
合従軍編では、同金の仇である臨武君に対し「常軌を逸したその髪型に込められし気高い主張は何なのか」とツッコミを入れ、読者の笑いを誘いました。
しかし、その直後に白麗の矢を受けて戦死してしまいます。
武力は未知数な部分が多いものの、王騎軍の中ではムードメーカー的な存在であったと考えることができます。
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干央(かんおう)
| 階級 | 王騎軍第四軍長→騰軍第四軍長→騰傘下将軍 |
| 声優 | 赤城進 |
| 特徴 | 死闘を得意とする不死身の将 |
「死闘を得意とする不死身の将」と称される、突破力に優れた第四軍長です。
常に最前線で戦い、ボロボロになりながらも粘り強く戦い続ける姿は、騰軍の粘り強さを象徴しているかのようです。
馬陽の戦いでは、結成されたばかりの飛信隊の活躍を大声で宣言するなど、粋な計らいを見せる一面も持ち合わせています。
騰の「死闘を得意と豪語する不死身」という言葉通り、幾度となく危機を乗り越え、著雍編まで生き残り将軍にまで上り詰めました。
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同金(どうきん)
| 階級 | 王騎軍第五軍長→騰軍第五軍長 |
| 声優 | 不明 |
| 特徴 | スキンヘッドに鋭い目つき |
スキンヘッドに鋭い目つきが特徴的な第五軍長です。
出番は少ないものの、王騎の死を聞いて号泣するなど、王騎に対する忠誠心は非常に高かったことが伺えます。
合従軍編にて、楚軍の臨武君に名乗りを上げた瞬間に討ち取られてしまい、その死は読者に強い衝撃を与えました。
その強さは未知数な部分が多いものの、幹部の一人として王騎軍を支えてきた重要な存在です。
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王騎軍と騰軍の変化:受け継がれる魂
王騎の死後、騰が率いることになった騰軍は、王騎軍と比べていくつかの変化が見られます。
これらの変化は、単なる組織の改変ではなく、王騎の意志が新たな形で継承されたことを示していると考えることができます。
幹部の階級変化
これまでの王騎軍では、幹部たちは「軍長」という独自の階級に位置づけられていました。
しかし、騰が大将軍に昇格した際に、幹部たちも正式に「将軍」へと階級が引き上げられています。
この階級の変化は、幹部たちの権限が強化されたことを意味します。
騰抜きで長期間援軍として派兵されたり、幹部が本陣を任されるなど、軍全体としての独立性が高まったと言えるでしょう。
大将と幹部の関係性の変化
王騎と幹部たちの関係は、将軍と忠誠を誓う部下という、上下関係が明確なものでした。
一方で、騰と幹部たちの関係は、主の下で共に戦火をくぐった戦友という、より気安く近いものへと変化しています。
録嗚未が騰にタメ口で話したり、騰が録嗚未をいじるなど、王騎時代には見られなかったような、自由な意見交換が行われているのが印象的です。
王騎の頃の作戦は、ほとんどが王騎からの上意下達であったのに対し、騰軍ではよりフラットな関係性で、軍全体が一体となって戦っている様子が伺えます。
軍としての特徴と立ち位置:秦軍の頼れる大黒柱
騰軍は、秦国軍の中でも非常に重要な立ち位置を占めています。
その理由は、彼らが持つ「安定感」と「忠誠心」にあると言えるでしょう。
抜群の安定感と忠誠心
蒙武は力任せ、桓騎は残忍で忠誠心がなく、王翦は謀反の恐れがあるなど、秦軍の主力武将にはそれぞれ難点があります。
しかし、騰軍は武力面でも戦略面でも中華屈指の実力を持ち、奇策に頼らない王道な戦い方を繰り広げます。
さらに、騰や幹部たちは「嬴政と共に中華統一を目指す」という王騎の意志を受け継いでおり、その忠誠心は揺るぎないものです。
本営からすれば、どのような場面でも安心して使いやすい、最も信頼できる軍であることは間違いありません。
新世代への継承者としての役割
騰軍は、単に戦果を上げるだけでなく、秦軍の未来を担う新世代を育成する重要な役割も担っています。
信や王賁、蒙恬といった若き将軍たちに作戦を委ねたり、録嗚未と隆国が教育係となって彼らを前線に連れ出し、将軍としての役目を肌で感じさせるなど、積極的な世代継承を行っています。
王騎から騰へ、そして騰から信たちへと受け継がれていく「天下の大将軍」の魂は、キングダムという物語の大きなテーマの一つだと言えるでしょう。
王騎軍に関する感想と評価:ファンから愛される理由
王騎軍、そして騰軍のメンバーたちは、読者からも非常に高い人気を誇っています。
ここからは、彼らがなぜこれほどまでに愛されているのか、その理由について考察していきます。
王騎と騰の絆
「ねぇ、騰?」「ハッ」というシンプルなやり取りは、王騎と騰の間に流れる深い信頼関係を象徴しています。
このやり取りが、実は非常に深く、美しいコミュニケーションであったことに感動する読者も少なくありません。
主従関係でありながら、おちゃめな一面も持つ二人のコンビは、多くのファンを虜にしました。
王騎の死後、彼のモノマネをする騰の姿は、王騎への敬愛と、彼の死を乗り越えようとする騰の決意を同時に感じさせ、読者の涙を誘いました。
個性豊かな軍長たち
騰を支える軍長たちも、それぞれが強烈な個性を放っています。
血の気が多い録嗚未、細かくネチネチした隆国、毒舌家の鱗坊、不死身の干央、そして寡黙な同金。
彼らは互いにぶつかり合いながらも、確かな絆で結ばれており、そのやり取りは読者の心を和ませてくれます。
特に、騰と録嗚未の絶妙な掛け合いは、ファンから「お笑いコンビのようだ」と評されるほど人気です。
世代交代の象徴
王騎軍は、キングダムという壮大な物語における「世代交代」の象徴でもあります。
王騎という旧時代の伝説が、騰という新たな大将にバトンを渡し、そして騰軍が信たち若き将軍を育てる。
この連鎖は、物語に奥行きとリアリティを与え、読者は王騎の意志が確かに生きていることを感じることができます。
王騎軍のメンバーたちは、キングダムの物語の魅力を一層深めている、欠かせない存在だと言えるでしょう。
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まとめ
王騎軍は、単なる強大な軍隊ではなく、王騎と騰、そして個性豊かな軍長たちの強い絆と、世代を超えて受け継がれる「天下の大将軍」の魂を体現した存在です。
王騎の死後も、その意志を受け継いだ騰軍は、秦国の未来を担う大黒柱として、そして新世代を育てる重要な役割を担い続けています。
彼らの活躍は、これからもキングダムの物語を熱く、そして深く彩っていくことでしょう。
もし、王騎軍の魅力に改めて気づいたという方は、ぜひコミックスを読み返して、彼らの活躍をもう一度楽しんでみてください。
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