
『NARUTO-ナルト-』は、日本のみならず全世界で絶大な人気を誇る忍者漫画です。
その中でも特に読者の印象に強く残るキャラクターといえば、うちはマダラではないでしょうか。
第一部では伝説として語られるだけの存在でしたが、第二部で満を持して登場し、その圧倒的な強さと存在感で物語を大きく動かしました。
今回は、そんなマダラの正体と目的、最強の忍と謳われた能力、そして彼の壮絶な人生の最後について、深く掘り下げていきます。
最後までご覧いただければ、マダラというキャラクターの魅力がより一層ご理解いただけるかと思います。
うちはマダラのプロフィール
| 忍者登録番号 | ー |
| 誕生日 | 12月24日 |
| 星座 | やぎ座 |
| 身長 | 179.0cm |
| 体重 | 71.3kg |
| 血液型 | O型 |
| 性格 | 好戦的/野心家 |
| 好きな食べ物 | 稲荷寿司 |
| 嫌いな食べ物 | 白子 |
| 戦ってみたい相手 | 木ノ葉隠れ上層部 |
| 好きな言葉 | 鎧袖一触 |
| 趣味 | 鷹狩り |
| CV | 内田直哉/井上剛(少年期) |
なぜ彼は悪役になったのか?壮絶な来歴と目的
マダラは、木ノ葉隠れの里の創設者の一人であり、うちは一族の元当主です。
にもかかわらず、なぜ彼は里を抜け、世界に戦いを仕掛けたのでしょうか。
その答えは、彼の壮絶な来歴と、その過程で生まれた目的「月の眼計画」に隠されています。
マダラは、強さのみならず、そのカリスマ性と知略を兼ね備えた人物でした。
彼の行動の裏には、戦乱の時代を生き抜いた者ならではの、深い悲しみと絶望があったと考える読者は少なくありません。
少年時代:千手柱間との出会いと友情
戦乱の時代、うちはタジマの嫡男として生まれたマダラは、幼い頃に3人の弟を失うという悲劇を経験します。
「誰も争わない、戦いで死なない世界は作れないのか」と一人考える中で、彼は後に生涯のライバルとなる千手柱間と素性を知らぬまま出会います。
柱間もまた同じ理想を抱いており、二人は友情を築いていきます。
しかし、互いの素性が判明したことで、二人の関係は決裂します。
この時の失意が、マダラに写輪眼を開眼させるきっかけとなりました。
二人の関係は、後のうずまきナルトとサスケの対比として描かれているという見方もあります。
里の創設と対立:木ノ葉隠れの里との決別
幾度となく激闘を繰り広げたマダラとうちは一族は、最終的に柱間との和解を受け入れます。
そして、少年時代の夢であった里作りを開始し、木ノ葉隠れの里が誕生しました。
しかし、柱間個人は信頼しても、千手一族全体への疑念を拭い去ることができなかったマダラは、うちは一族がいずれ千手一族に駆逐されることを危惧します。
里を出るよう一族に訴えますが、誰一人ついてくる者はおらず、マダラは孤独な抜け忍となります。
そして、自ら創設した里に九尾を引き連れて襲来し、終末の谷で柱間と激突しました。
この戦いで敗れたと伝えられていますが、マダラは事前に仕込んでいたイザナギによって復活し、歴史の表舞台から姿を消したのです。
暗躍:うちはオビトとの出会いと「月の眼計画」
終末の谷の戦いで食いちぎった柱間の細胞を移植し、かろうじて生き延びたマダラは、その寿命が尽きる頃に偶然うちはオビトと出会います。
オビトは、カカシの雷切に飛び込んだのはらリンの死を目撃し、絶望していました。
マダラは、リンの死を裏で仕組んでいたことを明かし、オビトの心の闇を利用して「月の眼計画」を提案します。
この計画は、十尾の人柱力となったマダラが、すべての人々を幻術の世界に引きずり込み、理想の世界を創るという壮大なものでした。
マダラは、戦いによって苦しみや悲しみを経験したため、自分が人類をコントロールできれば、争いのない平和な世界が実現できると考えたのです。
この計画は、一見すると平和を目的としていますが、それは個人の自由意志を否定するものであり、多くの読者が「偽りの平和」と捉えました。
偽りの復活と完全復活:圧倒的な能力と強さ
第四次忍界大戦では、薬師カブトによって穢土転生で口寄せされ、全盛期の肉体と無限のチャクラ、そして輪廻眼まで得た状態で復活します。
忍連合軍の第四部隊を壊滅させ、五影を相手にしても圧倒的な強さを見せつけます。
特に、須佐能乎を纏った多重木遁分身の術で五影を追い詰めたシーンは、マダラの規格外の強さを象徴していると言えるでしょう。
さらに、穢土転生の口寄せ契約を自ら解除し、完全に自由になったマダラは、十尾の人柱力となり、六道仙人の力を手に入れます。
そして、ついにマイト・ガイと死闘を繰り広げます。
ガイの八門遁甲の陣、夕象や夜ガイによる怒涛の攻撃を喰らいながらも、その圧倒的な回復力と耐久力で耐え抜く姿は、多くの読者に「やはりマダラが最強のラスボスだ」と感じさせました。
マダラは、ガイの体術を「オレの戦った者でお前の右に出る者は一人としておらん」と称賛し、「このマダラが…お前を『最強』と呼んでやる」と最大級の賛辞を贈りました。
これは、マダラという人物が、真の強さを認める「戦闘狂」でありながら、同時に武を極めた者への尊敬を忘れない一面を持っていることを示しています。
そして、六道の力を解放したうずまきナルトと、輪廻眼を開眼したうちはサスケとの最終決戦へと向かいました。
マダラの能力と術の考察
マダラの強さは、その圧倒的なチャクラ量と、多岐にわたる強力な術にあります。
彼は、うちは一族の血継限界である写輪眼の能力を極め、輪廻眼にまで開眼しました。
瞳術の系譜:写輪眼、永遠の万華鏡写輪眼、輪廻眼
うちは一族のごく一部に伝わる写輪眼は、大きな愛の喪失や苦しみによって開眼します。
マダラは、弟3人を失った際に写輪眼を開眼し、その後、弟のイズナの眼を移植することで、リスクを伴わない「永遠の万華鏡写輪眼」を手に入れました。
さらに、死の直前には、千手一族とうちは一族の力を得たことで、伝説の瞳術「輪廻眼」に開眼しています。
輪廻眼は、写輪眼、白眼に加えて「最強の瞳術」とされており、六道仙人しか開眼しないとされていました。
幻術系:無限月読、輪墓・辺獄
「月の眼計画」の最終段階である無限月読は、月から光を放ち、使用者を除く全ての生物を幻術の世界に引きずり込む大規模な術です。
幻術の世界は対象者の望みを反映した理想の世界であり、マダラが目指した偽りの平和を象徴しています。
輪墓・辺獄は、輪廻眼の固有の瞳術で、見えざる世界「輪墓」にもう一人の自分を出現させて攻撃や防御を行う術です。
この影は六道仙人の力を得たナルトとサスケしか感知・視認できず、弱体化した尾獣を一撃で吹き飛ばすほどの戦闘能力を持っています。
火遁系:豪火滅却、灰塵隠れの術
マダラは、火遁の上位クラスの術「豪火滅却」を使い、数十人の水遁でも鎮火できないほどの広範囲を炎で焼き払いました。
また、珍しい「逃げ」の術として「火遁・灰塵隠れの術」を使用します。
これは、周囲のものを燃焼させて煙幕のように姿をくらます術で、マダラの狡猾な一面を表していると言えるでしょう。
木遁系:木遁秘術・樹界降誕、神・樹界降誕
柱間の細胞を移植したことで、マダラは木遁の術も使用できるようになります。
「木遁秘術・樹界降誕」は、広範囲に樹木を発生させて敵を捕縛する術であり、無限月読と連携した「神・樹界降誕」は、幻術にかかった人々をツタで繭のように拘束する強力な術でした。
その他:須佐能乎、天碍震星、求道玉
万華鏡写輪眼を開眼した者が使用できる「須佐能乎」は、チャクラで構成された半透明の巨人を操る術で、マダラの場合は青い両面宿儺のような姿をしています。
その完成体は尾獣に匹敵する破壊力を持ち、遠くの山を斬るほどでした。
また、輪廻眼の瞳力で巨大な隕石を落とす「天碍震星」は、忍連合を絶望させたほどのスケールを誇り、ゲーム版ではこれを連発する姿が描かれ、その恐ろしさを際立たせました。
さらに、十尾の人柱力になると、あらゆる忍術を無効化する「求道玉」を自在に操るようになります。
マダラの結末:真の黒幕の存在と悲しき最期
多くの読者がマダラこそが物語の真のラスボスだと信じて疑いませんでしたが、物語は予想外の展開を迎えます。
無限月読が成功したかに見えたその時、背後にいた黒ゼツがマダラを突き刺します。
黒ゼツは、マダラが作ったわけではなく、真の黒幕である大筒木カグヤの意志そのものだったのです。
マダラは、自分が誰かの思惑の上で動かされる駒に過ぎなかったという真実に驚愕し、無限月読に捕まっていた忍たちのチャクラが流れ込んだことで膨張し、カグヤ復活のための依り代とされてしまいました。
アニメ版では、かろうじて意識を保っていたマダラが「何故だ……何故…こんな……柱間……オレは…何処で……間違えたんだ……」と後悔の言葉を漏らすシーンが描かれています。
そして、カグヤが封印された後、瀕死の状態となったマダラは、友である柱間の腕の中で最期を迎えます。
「戦友…か…」「オレ…たち…も…」と少年時代の夢についてわずかながら語らう姿は、多くのファンの心に深く刻まれました。
マダラにまつわる疑惑と豆知識
マダラは、そのシリアスなキャラクター性とは裏腹に、ネタ的な要素も多く持っています。
特に、柱間への尋常ではない執着ぶりは、一部で「ホモなのではないか?」という疑惑を生みました。
胸元に移植した柱間の顔を見せびらかしたり、穢土転生された柱間を感知して狂喜に満ちた顔を見せたりと、その言動の端々から柱間への並々ならぬ想いが感じられます。
アニメのエンディングテーマでは、マダラを主役としたアニメーションが作成され、歌詞が「柱間を想う気持ちにしか聞こえない」と話題になりました。
これらの要素は、マダラというキャラクターの深みを増し、読者の間で愛される一因となっています。
マダラの声優を担当したのは内田直哉です。
海外ドラマや洋画の吹き替えで幅広く活躍しており、その重厚な声がマダラの圧倒的な存在感を引き立てました。
まとめ:マダラはただの悪役ではない
マダラは、平和を願ったがゆえに、その手段として悪の道を選んだ悲劇的なキャラクターです。
彼の行動は、誰かの「噂」や「イメージ」によって悪とされてきましたが、その根底には、幼少期に弟を失った悲しみや、千手一族に裏切られるという絶望がありました。
彼が行き着いた「月の眼計画」という答えは、徹底した現実主義者であったマダラが、曖昧な「希望」を信じられなかった結果だと考えることができます。
しかし、最終的には自分もまた誰かの掌の上で踊らされていたことを知り、最期は友の腕の中で静かに息を引き取りました。
マダラは、多くの人の人生を狂わせた大悪党でありながら、その動機や信念、そして人間的な弱さが描かれることで、読者の記憶に深く残るキャラクターとなりました。
彼の存在は、ナルトの世界における「憎しみの連鎖」と「本当の平和」というテーマを深く掘り下げた、重要な鍵を握っていたと言えるでしょう。
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