
ウェブコミック配信サイト「裏サンデー」およびコミックアプリ「マンガワン」で連載されていた人気アクション漫画『モブサイコ100』。
超能力を持つ主人公・影山茂夫(通称:モブ)が、師匠である霊幻新隆や個性豊かな仲間たちと共に、さまざまな事件に巻き込まれていく物語は多くの読者を魅了しました。
そんな『モブサイコ100』に登場する数々のユニークな組織や団体の中でも、ひときわ異彩を放つのが「脳感電波部」です。
宇宙人との交信を夢見ながらも、普段は部室で怠惰な日々を送る彼らの姿は、読者や視聴者に強い印象を残しました。
特に、アニメ第3期で描かれた脳感電波部編は、その予想外の展開から「神回」と称賛する声も多く聞かれます。
本記事では、この脳感電波部に焦点を当て、その活動内容や個性豊かなメンバー、そしてアニメで描かれた衝撃のエピソードについて徹底的に解説していきます。
読者の間でも話題となった、メンバーの一人・犬川豆太が宇宙人に連れ去られてしまった理由についても深掘りしていきますので、ぜひ最後までご覧ください。
脳感電波部とは?
まずは、脳感電波部とはどのような部活なのか、その概要から見ていきましょう。
『モブサイコ100』の舞台となる塩中学校に存在するこの部活は、「脳を活性化させてテレパシー能力を身につけ、宇宙人と交信すること」を目的としています。
しかし、その目的とは裏腹に、部員たちは普段、部室でゲームをしたりお菓子を食べたりするなど、いたってのんびりとした日々を過ごしていました。
そんな実態から、周囲からは白い目で見られ、活動は全く評価されていませんでした。
この状況に耐えかねた部員の竹中桃蔵が退部したことで、部員数が規定を下回ってしまい、生徒会から廃部を言い渡されてしまいます。
廃部を回避するため、彼らが目をつけたのが、部活に所属しておらず放課後暇を持て余していそうな人物、つまり主人公の影山茂夫でした。
しかし、影山茂夫は彼らの誘いを断り、肉体改造部に入部してしまいます。
結果として、脳感電波部は事実上廃部となりましたが、肉体改造部の計らいで、その後も部室の使用を許可されることとなりました。
モブサイコ100の作品情報
『モブサイコ100』は、漫画家ONEによって描かれたウェブ漫画です。
2014年12月18日から2017年12月22日まで「裏サンデー」および「マンガワン」で連載されていました。
コミックスの累計発行部数は120万部を突破するほどの人気を誇り、ボンズ制作でテレビアニメ化もされました。
アニメは第1期から第3期まで放送され、原作の持つ独特な世界観と、ハイクオリティな作画、演出が相まって、国内外で高い評価を獲得しています。
モブサイコ100のあらすじ
物語の主人公は、地味で存在感が薄い中学2年生の超能力者・影山茂夫(モブ)です。
勉強もスポーツも人付き合いも不器用な彼は、超能力を持つことを隠しながら素朴な日常を送っています。
ある日、憧れの幼馴染に振り向いてもらうため、モブは怪しい宗教団体「(笑)」の勧誘に引っかかってしまうことから、様々な超能力者や霊、組織との出会いを経験し、少しずつ成長していきます。
モブの感情が100%に達すると何かが起こる、というドキドキ感のある設定が、この作品の大きな魅力の一つです。
犬川豆太が宇宙人に連れ去られた理由
アニメ第3期の第8話「モブサイコ100 III 卒業式と旅立ち」では、ついに脳感電波部のメンバーがUFOを呼び寄せ、宇宙人との交信に成功します。
しかし、その直後、メンバーの一人である犬川豆太が宇宙人に連れ去られるという衝撃的な展開が描かれました。
なぜ、数いる部員の中から犬川豆太だけが選ばれてしまったのでしょうか?
その理由として最も有力なのが、犬川豆太の持つ「友好的な言動」が、宇宙人に「地球からの移住希望者」と勘違いされてしまったという説です。
アニメでは、宇宙での犬川豆太の様子がコミカルに描かれています。
宇宙船のベッドに横たわる犬川豆太のところに宇宙人が近づいて寄り添うなど、彼らが良好な関係を築いている様子がうかがえます。
言葉が通じない中でも、犬川豆太は表情やジェスチャーだけで宇宙人とコミュニケーションをとり、最終的には自力で地球に帰還することができました。
このエピソードは、言葉を超えたコミュニケーションの可能性と、犬川豆太のキャラクター性が際立つ名シーンとして、多くのファンに語り継がれています。
脳感電波部のメンバーの名前一覧
続いて、脳感電波部を構成する個性豊かなメンバーを一人ずつ詳しく見ていきましょう。
アニメ第3期時点で、部員は4人ですが、退部した元部員を含めて5人のキャラクターを紹介します。
脳感電波部のメンバー① 暗田トメ
| 氏名 | 暗田トメ(くらた トメ) |
|---|---|
| 学年 | 中学3年生 |
| クラス | 5組 |
| 特徴 | 宇宙人との接触を夢見る、脳感電波部の部長。 |
| 備考 | 休日にはモブと共に町へ出て、本物のテレパシストを探していた。 |
脳感電波部の部長を務めるのが、暗田トメです。
宇宙人との接触という壮大な夢を抱き、その情熱で部を引っ張っています。
卒業が迫る中、部室を失いそうになった際には、モブに助けを求めるなど、行動力のある一面も持っています。
SNS上では、「オカルトの魅力に抗えないトメ」というコメントや、「卒業式を前にした彼女の心情が描かれていて感動した」といった声が多く見られました。
彼女の宇宙への想いと、部活への愛情は、多くの読者の共感を呼びました。
脳感電波部のメンバー② 犬川豆太
| 氏名 | 犬川豆太(いぬかわ まめた) |
|---|---|
| 学年 | 中学2年生 |
| 特徴 | モブのクラスメイトであり、小学校時代からの付き合い。 |
| 備考 | 高いコミュニケーション能力を持ち、宇宙人に勘違いされる。 |
主人公・モブの小学校時代からの友人であり、クラスメイトでもあるのが犬川豆太です。
彼の特徴は、非常に高いコミュニケーション能力です。
モブを脳感電波部に勧誘した後も、積極的にモブと交流を深めるなど、社交的な性格がうかがえます。
アニメ第3期での宇宙人との交流シーンでは、言葉が通じない相手とも表情やジェスチャーだけで心を通わせる様子が描かれ、その能力の高さが再認識されました。
彼のキャラクターは、多くの視聴者に「笑った」とコメントされるなど、コミカルなシーンを演出する上で欠かせない存在です。
脳感電波部のメンバー③ 猿田尻彦
| 氏名 | 猿田尻彦(さるた しりひこ) |
|---|---|
| 学年 | 中学1年生 |
| クラス | 5組 |
| 特徴 | 割れたアゴが特徴的。 |
| 備考 | 先輩たちと和気あいあいと楽しんでいる後輩。 |
割れたアゴが特徴的な1年生部員、猿田尻彦。
彼は先輩たちとも気兼ねなく交流し、部活を楽しんでいる様子が描かれています。
SNS上では、「先輩をちゃんと『影山先輩』と呼んでいて好き」といったコメントも見られ、礼儀正しい一面も持ち合わせていることがわかります。
彼の存在は、脳感電波部の和やかな雰囲気を象徴していると言えるでしょう。
脳感電波部のメンバー④ 雉子林春人
| 氏名 | 雉子林春人(きじばやし はると) |
|---|---|
| 学年 | 中学3年生 |
| クラス | 4組 |
| 特徴 | 頬がこけているのが特徴。 |
| 備考 | 部長の暗田トメを気遣う優しい性格。 |
部長の暗田トメと同学年で、友人でもある雉子林春人。
彼は、宇宙人との交信という夢に一途な暗田トメのことを理解し、優しく見守る姿が印象的です。
SNS上では、「雉子林のさりげない気遣いが泣ける」といった感想も見られ、彼のやさしさが多くのファンの心を掴んでいます。
脳感電波部が存続の危機に瀕した際も、暗田トメと共に部を支えようとする姿勢が描かれており、彼の存在が部の結束を強めていることがわかります。
脳感電波部のメンバー⑤ 竹中桃蔵
| 氏名 | 竹中桃蔵(たけなか ももぞう) |
|---|---|
| 学年 | 中学3年生 |
| 特徴 | 元脳感電波部員であり、現在はテニス部員。 |
| 備考 | 物心ついたころからのテレパシスト。 |
元脳感電波部員であり、現在はテニス部に所属している竹中桃蔵。
彼は、物心ついたころから他人の心の声が聞こえる、正真正銘のテレパシストです。
しかし、その能力ゆえに、脳感電波部の活動を「馬鹿げている」と感じ、退部してしまいます。
SNS上では、アニメの演出に関する感想が多く寄せられており、「室名札が脳感電波部と肉体改造部を行き来する演出がうまい」と高く評価されています。
彼は物語の重要な局面で登場し、モブや脳感電波部員たちの行動に大きな影響を与えます。
その存在は、単なる元部員に留まらず、物語の深みを増す重要なキャラクターと言えるでしょう。
脳感電波部編のキャラの声優
個性豊かなキャラクターたちに命を吹き込んだ声優陣も、この作品の魅力の一つです。
ここでは、脳感電波部のメンバーを演じた声優たちを紹介します。
暗田トメ役 / 種﨑敦美
| 氏名 | 種﨑敦美(たねざき あつみ) |
|---|---|
| 所属 | 東京俳優生活協同組合 |
| 代表作 | 『SPY×FAMILY』アーニャ・フォージャー役など |
| 備考 | 「Yahoo!検索大賞2022」声優部門で1位を獲得。 |
暗田トメを演じたのは、実力派声優の種﨑敦美です。
彼女の演じるキャラクターは多岐にわたり、2022年には『SPY×FAMILY』のアーニャ・フォージャー役で大きな話題となりました。
暗田トメの持つまっすぐで情熱的な性格を、見事に表現しています。
犬川豆太役 / 山下誠一郎
| 氏名 | 山下誠一郎(やました せいいちろう) |
|---|---|
| 所属 | 大沢事務所 |
| 代表作 | 『ワルキューレ ロマンツェ』水野貴弘役など |
| 備考 | 2013年に『ワルキューレ ロマンツェ』で初主演。 |
犬川豆太役を務めたのは、山下誠一郎です。
2012年に声優デビューを果たし、翌年には初主演を飾るなど、若手ながらも確かな演技力を持っています。
犬川豆太の持つ明るく社交的なキャラクターを、生き生きと演じています。
猿田尻彦役 / 濱野大輝
| 氏名 | 濱野大輝(はまの だいき) |
|---|---|
| 所属 | アーツビジョン |
| 代表作 | 『THE IDOLM@STER SideM』円城寺道流役など |
| 備考 | 主に女性向けボイスドラマや海外作品の吹き替えで活躍。 |
猿田尻彦役を演じたのは、濱野大輝です。
2013年のデビュー以来、多岐にわたるジャンルで活躍しており、猿田尻彦のキャラクターを魅力的に演じました。
雉子林春人役 / 綿貫竜之介
| 氏名 | 綿貫竜之介(わたぬき りゅうのすけ) |
|---|---|
| 所属 | リマックス |
| 代表作 | 『ONE PIECE』プリンス・グルス役など |
| 備考 | 代々木アニメーション学院出身。 |
雉子林春人役を務めたのは、綿貫竜之介です。
2010年代から声優として活動しており、雉子林春人の落ち着いた雰囲気を表現しました。
竹中桃蔵役(1期) / 野瀬育二
| 氏名 | 野瀬育二(のせ いくじ) |
|---|---|
| 所属 | 東京俳優生活協同組合 |
| 代表作 | 『銀魂』平賀源外役など |
| 備考 | アニメ、ゲーム、吹き替え、ナレーションなど幅広く活躍。 |
竹中桃蔵の第1期を演じたのは、野瀬育二です。
2000年代から声優として活動しており、テニス部に入部した竹中桃蔵のクールな一面を表現しました。
竹中桃蔵役(3期) / 河西健吾
| 氏名 | 河西健吾(かわにし けんご) |
|---|---|
| 所属 | マウスプロモーション |
| 代表作 | 『機動戦士ガンダム 鉄血のオルフェンズ』三日月・オーガス役など |
| 備考 | 2006年に声優デビューを果たし、2010年には初主演。 |
竹中桃蔵の第3期を演じたのは、河西健吾です。
竹中桃蔵の抱える苦悩や、超能力者としての葛藤を見事に演じました。
脳感電波部に関する感想や評価
『モブサイコ100』のファンにとって、脳感電波部編は非常に印象深いエピソードとして語り継がれています。
特に、アニメ第3期の「卒業式と旅立ち」のエピソードは、多くの視聴者から高い評価を得ています。
SNS上では、「脳感電波部と肉体改造部の室名札が行き来する演出が上手い」といった声や、「暗田トメと脳感電波部のエピソードはまさに神回」といった称賛の声が多く見受けられました。
また、「今後の脳感電波部がどうなってしまうのか気になる」といった、彼らの将来を案じるファンの声もあり、キャラクターたちへの深い愛情がうかがえます。
このエピソードは、単なるコメディに留まらず、夢を追うことの難しさや、仲間との絆の尊さを描いており、多くの読者の心を打ちました。
脳感電波部のメンバーは、それぞれの個性が強く、それがまた作品の面白さを引き立てています。
彼らの活躍は、メインキャラクターに負けず劣らず、物語に深みとユーモアを与えています。
特に、竹中桃蔵の登場は、物語に意外な展開をもたらし、多くの読者を驚かせました。
彼のテレパシー能力が、物語の重要な鍵を握ることもあり、今後の彼の活躍にも期待が寄せられています。
脳感電波部まとめ
本記事では、『モブサイコ100』の脳感電波部について、その概要からメンバーのプロフィール、そしてアニメで描かれたエピソードの深掘りまで、網羅的に解説してきました。
宇宙人との交信という壮大な夢を掲げながらも、どこか人間臭く、愛らしい彼らの姿は、多くの読者の心を掴んで離しません。
彼らの活躍は、作品全体にユーモラスな彩りを与え、物語の魅力を一層引き立てています。
改めて脳感電波部編を視聴される際は、本記事を参考に、メンバー一人ひとりの個性や活躍に注目していただければ幸いです。




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