
僕の大好きな漫画『グレイプニル』、みなさんは読んでいますか?
ゆるふわな見た目の着ぐるみと、その中に入って戦うヒロインという、かわいらしい設定からは想像もつかないほど、本作はハードな異能バトルとサスペンスが繰り広げられるんです。
登場人物たちはそれぞれが深い闇や願いを抱えていて、その「狂気」が強さに直結しているのが面白いところですよね。
今回はそんな魅力的なキャラクターたちの強さを、作中の描写やファン間の議論を徹底的に掘り下げてランキング形式で紹介します。
「このキャラが最強だろ!」という熱い想いを胸に、ぜひ最後まで読んでいってくださいね!
グレイプニル 強さランキング
第10位 三部忠則
第10位は、修一とクレアが初めて出会った収集者、三部です。
「強くなりたい」という純粋な願いで力を手に入れた彼は、見た目通り攻守に優れた肉体派のキャラクターで、その戦闘スタイルはまさに作中の「純粋なファイター」を体現しています。
修一の銃撃を受けても平然とし、強靭な肉体と鋭利な大剣のような腕を駆使して、並大抵の相手なら一撃で粉砕するほどの圧倒的な破壊力を見せつけました。
彼の戦闘力は非常に高く、続く第9位の円とは違って個の力、純粋な身体能力とパワーで相手を圧倒するタイプです。
しかし、単調な戦闘スタイルゆえに、修一とクレアの連携プレイという奇策に敗北を喫してしまいました。
このことから、単独でのパワーは強大でも、複数の能力者やトリッキーな戦法には対応しきれないという弱点が見て取れます。
それでも、その圧倒的なパワーは円の部下たちを凌駕しており、彼が持つポテンシャルは計り知れません。
単純な力比べであれば、円の部下であるクモの姿をした森田や遠隔透視能力を持つ花川はもちろんのこと、円が率いる収集者軍団の多くのメンバーより確実に上と言えるでしょう。
彼がチームに加わっていれば、円との決戦でも大きな戦力になったはずです。
純粋なパワーに特化した三部ですが、頭脳戦や連携戦ではランキング上位のキャラクターに劣るため、惜しくもこの順位となりました。
第9位 円(まどか)
第9位にランクインしたのは、宇宙船が墜落した山に巣食う収集者軍団のボス、円です。
彼は単独で修一や陽太を圧倒するほどの巨大な怪物に変身し、そのパワーとスピードは尋常ではありません。
特に彼が優れているのは、集団を率いるリーダーとしての器と、個人の力を底上げする能力です。
自身の願いを叶えるためではなく、「クズである仲間たちの願い」を叶えるためにコインを集めるという目的は、彼が単なる暴力の化身ではないことを示しています。
また、池内や虻川といった仲間が変身能力を持っていながらも、円が彼らを率いていたことから、彼自身の強さだけでなく、集団戦における指揮能力やカリスマ性も評価すべきポイントでしょう。
第10位の三部が単独の戦闘力に優れているのに対し、円は集団を率いる戦略家としての強さも持ち合わせています。
しかし、クレアの策、つまり夾竹桃の毒煙と山火事による焼き討ちという、能力とは関係のない奇襲によって敗北を喫してしまいました。
これは、彼の圧倒的なパワーをもってしても、環境や知略には対応しきれないという弱点を示唆しています。
また、続く第8位のスバルは、円よりもさらに強力な「オヤジ」と「オフクロ」という巨大な化け物を操る能力を持ち、円の変身した怪物をも凌ぐと予想されるため、円はスバルには及ばないと考えられます。
個人の戦闘力とチームを率いる能力を兼ね備えた円ですが、奇策に弱いという点でこの順位になりました。
第8位 スバル
第8位にランクインしたのは、巨大な「オヤジ」と「オフクロ」のバケモノを操る少年、スバルです。
彼は自身の変身能力ではなく、外部の巨大な化け物を意のままに操るという、他の収集者とは一線を画す能力を持っています。
吉岡と修一の着ぐるみごと一撃で握りつぶすほどのパワーを持つ彼の化け物は、第9位の円の変身した怪物をも上回ると考えられます。
円が自己の変身能力で戦うのに対し、スバルは外部の戦力を操るため、より戦略的な戦いが可能です。
また、彼の能力は精神操作のような側面も持ち、相手の心を揺さぶるような言動で戦闘を優位に進めることもできます。
しかし、彼の最大の弱点は、感情のコントロールが不安定であることです。
怒りや動揺によって化け物の制御を失い、自滅してしまうリスクを抱えています。
この点が、続く第7位の江麗奈との大きな差を生んでいます。
江麗奈は、自身も高い戦闘力を持ちながら、その能力を冷静かつ計画的に使いこなすことができます。
スバルが不安定な感情に左右されるのに対し、江麗奈は常に冷徹な判断を下すことができるため、総合的な戦闘力では彼女に軍配が上がると言えるでしょう。
圧倒的なパワーを持つ化け物を操るスバルですが、その不安定さからこの順位に留まりました。
第7位 青木江麗奈(あおきえれな)
第7位は、クレアの姉であり、物語の鍵を握る重要人物、青木江麗奈です。
彼女は明確な変身能力は持っていませんが、髪の毛をセンサーや攻撃手段として自在に操ったり、体を煙のように変質させたりするなど、非常にトリッキーで応用力の高い能力を持っています。
特に驚異的なのは、修一の首を容赦なく引きちぎるほどの身体能力と、修一の記憶を抹消する精神干渉能力です。
これは、第8位のスバルのような物理的なパワーだけでなく、相手の精神にまで干渉できるという、より高次元の能力を示唆しています。
彼女は常に冷静沈着で、感情に左右されることなく行動します。
スバルのように感情の起伏で自滅することもなく、自身の能力を最大限に活かした戦法を取ることができるため、個の戦闘力では彼を上回ると言えるでしょう。
しかし、第6位の吉岡・修一のコンビには及ばないと判断しました。
吉岡・修一は、江麗奈が奪った修一の記憶を取り戻すことで、彼女の能力の根源に迫ることができました。
また、吉岡が修一の中に入ることで、戦闘能力だけでなく、情報収集能力も飛躍的に向上しています。
江麗奈は単独で強大な力を持ちますが、吉岡・修一のコンビは、お互いの弱点を補完し合い、さらに過去の記憶という彼女の能力の根幹に触れることができるため、総合的な戦闘力と突破力では吉岡・修一に軍配が上がります。
冷徹かつ強大な能力を持つ江麗奈ですが、ペアで戦うキャラクターには一歩譲る結果となりました。
第6位 吉岡・修一(よしおか・しゅういち)
第6位は、修一と吉岡が一体となった吉岡・修一です。
クレア・修一との大きな違いは、彼らの心が完全に一つになっている点です。
吉岡は、動物の言葉が聞きたいという願いで変身能力を得ましたが、修一の中に入ったことで、彼の失われた記憶さえも共有することができました。
これにより、戦闘能力だけでなく、情報戦においても強力なアドバンテージを得ています。
スバルとの戦闘では、怒りの感情だけで戦うという危うさも見せましたが、その勢いはすさまじく、スバルの化け物にも果敢に立ち向かいました。
続く第5位のクレア・修一と比較すると、吉岡・修一は圧倒的な戦闘力と記憶共有という特殊能力で優位に立ちます。
クレア・修一が「二人で一つ」という信頼関係を基盤にしているのに対し、吉岡・修一は文字通り「心も体も一つ」になっており、シンクロ率は最高です。
これにより、より直感的で、純粋な力を発揮することができます。
しかし、冷静さに欠けるという弱点があります。
怒りのままに戦うため、クレアが持つような冷静な判断力や汚れた策を使うことはできません。
この点が、どんな状況でも冷徹に戦局を見極めるクレア・修一との差を生んでいるのです。
特に、円を倒すための毒煙と山火事の策は、吉岡には思いつきも実行もできなかったでしょう。
強大な力を持ちながらも、その制御と戦略性に課題を残す吉岡・修一は、この順位となりました。
第5位 クレア・修一(くれあ・しゅういち)
第5位は、本作の主人公コンビ、クレア・修一です。
彼らが「二人で一つ」となることを誓って以降、その強さは飛躍的に向上しました。
修一の着ぐるみの中に入ることで、クレアは彼の力を引き出し、戦闘を不得手とする修一の代わりに敵を撃退します。
第6位の吉岡・修一との大きな違いは、クレアが持つ冷静さと戦略性です。
彼女は正面から勝てないと悟ると、平気で人道から外れた「汚れた策」を実行することができます。
円との戦闘では、夾竹桃の毒煙と山火事という、誰も予想しなかった方法で勝利を掴み取りました。
これは、純粋な戦闘力だけでは測れない、彼女の知略と冷徹な判断力が強さに直結していることを示しています。
修一自身も円との敗北を経て精神的に成長し、クレアに頼らずとも単独で敵に止めを刺す覚悟を見せるなど、コンビとしての連携だけでなく、個々の成長もこの強さを支えています。
しかし、次の第4位の直人には及ばないと考えます。
直人は、単独で海斗やほのかといった強力な能力者に挑むほどの戦闘力を持ち、退路を確保するなど戦闘慣れした戦法を取ることができます。
彼は、クレア・修一が二人でようやく立ち向かえるレベルの敵に、一人で互角に渡り合っていました。
クレア・修一が知略で勝つ相手を、直人は単独の戦闘力で倒すことができる、という点で彼に一歩譲ると言えるでしょう。
圧倒的なチームワークと知略で強敵を打ち破ってきたクレア・修一ですが、さらなる強敵との戦いを見越して、この順位に落ち着きました。
第4位 直人(なおと)
第4位は、江麗奈の仲間であり、元山田塾の生徒の直人です。
彼は単独で海斗やほのかといった物語の核心に迫る強敵と渡り合った実績を持ちます。
特に、100枚のコインを集めて最強の能力を手に入れた海斗と互角に戦うほどの強さは、作中でもトップクラスです。
彼の強さは、単なる身体能力だけでなく、戦闘経験に裏打ちされた冷静な判断力と、退路を確保するといった戦略的な思考にあります。
第5位のクレア・修一が二人で知恵を絞ってようやく強敵を倒すのに対し、直人は一人でそれを可能にするほどのポテンシャルを秘めています。
彼は陽太や円といった強力な収集者を上回るだけでなく、チームを組まずとも最前線で戦い続けることができる稀有な存在です。
しかし、第3位のほのかが持つ「不死身」という能力の前には、彼の戦闘力も及ばなかったと判断しました。
直人がどれだけ強力な攻撃を繰り出しても、ほのかは海斗の願いによって何度でも蘇ります。
これは、単純な戦闘力では超えられない、能力の相性や絶対的な優位性という壁です。
また、続くほのか、海斗の二人は、コイン100枚収集者という特殊なカテゴリに属しており、通常の収集者とは一線を画しています。
直人は、通常の収集者の中では間違いなく最強クラスですが、100枚収集者には及ばないため、この順位となりました。
第3位 ほのか
第3位は、物語の始まりであり、コインの最初の収集者、ほのかです。
彼女の能力は、海斗の願いによって得られた「不死身」の力です。
海斗に首を絞められて殺された後、真っ白な姿で蘇った彼女は、どんな物理的な攻撃も無力化してしまいます。
これは、第4位の直人が持つ戦闘経験や戦略が通用しない、まさに「理不尽」な強さと言えるでしょう。
直人が持つ退路を確保する戦法や、圧倒的な戦闘力をもってしても、不死身の相手には勝ち目がありません。
また、彼女はほのかや愛子の記憶を持つ者を探知し、名前を当てられないものを消滅させるという、物理的な攻撃を伴わない精神的な攻撃も可能です。
修一の両親を消滅させたという事実が、その恐ろしさを物語っています。
しかし、彼女の能力は「不死身」であるだけで、第2位の海斗のように「死者を蘇らせる」という、より広範囲で強大な能力ではありません。
海斗は、ほのか自身を殺すことも、蘇らせることもできるという点で、彼女よりも優位に立っています。
また、海斗は自身を不死身の状態にすることも可能であり、戦闘スタイルもより攻撃的で多様です。
不死身という絶対的な能力を持つほのかですが、海斗の能力の前には、彼女もまた一つの存在に過ぎないため、この順位に留まりました。
第2位 海斗(かいと)
第2位は、100枚のコインを集めた「深淵」の一人、海斗です。
彼は「死者を蘇らせる」という、作中で最も強力かつ特殊な能力を持っています。
これは、第3位のほのかが持つ「不死身」の能力を包含するものです。
海斗は、自身を不死身の状態にすることで、銃弾を受けても体を再生することができ、第4位の直人との戦いでもその強さを見せつけました。
また、自分の部下を不死身の状態にして敵に差し向けるという、軍勢を率いるような戦闘スタイルを取ることができます。
これは、円の集団戦をさらに進化させた、まさに「軍隊」のような強さです。
彼の能力は、単なる戦闘力だけでなく、仲間の命を操るという点で、他の収集者とは一線を画しています。
しかし、そんな海斗でも、作中の最強キャラクターには及びません。
その理由は、彼の能力の根源にあります。
彼は「死者を蘇らせる」という能力を、自らの絶望と願いから獲得しました。
彼自身の精神状態が不安定で、最終的に世界全てを滅亡させるという危険な思想に囚われてしまいます。
この精神的な不安定さが、彼を完全な最強たらしめることを妨げています。
また、このランキングには、彼をも超えるであろう究極の存在がいます。
それが、第1位のあのキャラクターです。
絶望から最強の能力を手に入れた海斗ですが、その精神的な脆さから、惜しくもこの順位となりました。
第1位 宇宙人
栄えある第1位は、全ての物語の元凶であり、能力者たちのコインの供給者、宇宙人です。
彼は、人の毛を食して他人の姿に化けたり、コインと引き換えに能力を与えたり、致命的なダメージを回復させたりと、その能力は多岐にわたります。
そして何より、彼がコインを収集しているのは、バラバラになった「同胞」、つまり「精神や知識」を取り戻すためであり、その圧倒的なテクノロジーと存在そのものが、作中における絶対的な強さを象徴しています。
第2位の海斗が「死者を蘇らせる」という強力な能力を持つ一方で、宇宙人はその能力の「供給源」そのものです。
海斗の能力は宇宙人から与えられたものであり、その根源的な力は宇宙人にこそあります。
彼自身は直接的な戦闘を好まず、自らが手を汚すことはありませんが、彼が持つ技術と存在は、能力者たちの戦いを遥かに超越した次元に位置しています。
彼は、ほのかや海斗のような「深淵」ですら、彼のゲームの一部に過ぎないと考えている節があります。
彼の目的は、戦闘や支配ではなく、あくまで「同胞」の回収です。
しかし、その目的を達成するために、人間を駒として利用し、争いを起こさせているという事実こそが、彼の持つ強大さを物語っていると言えるでしょう。
コインのルールを定め、収集者というシステムを作り上げた宇宙人こそ、この世界のルールそのものであり、最強の存在であると断言します。
まとめ
いやー、改めてランキングにしてみると、『グレイプニル』の奥深さを再認識しますね!
今回は単純な戦闘力だけでなく、能力の応用範囲や精神的な強さ、そしてその存在そのものの影響力も考慮してランキングを作成しました。
やはり、単なる物理的な強さだけでなく、知略や精神力、そして能力の根源に迫る者が上位に食い込んでくるのが、この作品の面白いところだと思います。
僕たちの主人公、修一とクレアは惜しくもトップ3には届きませんでしたが、彼らは「二人で一つ」という唯一無二の絆で、どんな困難にも立ち向かってきました。
みなさんの最強キャラは誰ですか?ぜひコメントで教えてくださいね!
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