愛する仲間との約束、鬼との命懸けの戦いを描いた、ダークファンタジー
幸せな日常が突然崩壊
主人公エマは、グレイス=フィールドハウスという孤児院で、たくさんの子供たちと幸せに暮らしていました。しかし、ある日、エマは衝撃的な真実を知ります。孤児院は鬼の食料を育てる農園であり、子供たちは食用児として育てられていたのです。
絶望的な状況の中で希望を捨てずに前へ進む
エマは仲間たちと脱出計画を実行しますが、鬼との命懸けの戦いが待っていました。仲間たちの犠牲、絶望的な状況の中で、エマは希望を捨てずに前へ進みます。
鬼との戦い、そして真実
エマたちは、鬼の世界から脱出するために、七つの壁を越えなければなりません。しかし、その壁は想像を絶する困難なものでした。そして、エマは鬼との戦いを続ける中で、衝撃的な真実を知るのです。
読みどころ
- 緻密に練られたストーリー
- 個性豊かなキャラクター
- 衝撃的な展開
- 感動的なラスト
約束のネバーランドは、読者を最後まで飽きさせない、最高傑作ダークファンタジーです!
※ネタバレを含む詳細なあらすじは、下記をご覧ください。
今回は、脱獄ファンタジー「約束のネバーランド」の続きを最新話まで書いていきたいと思います。
あらすじ
脱出不可能と思われたグレイスフィールドハウスでしたが、4歳以下の子供を置いてミネルヴァさんの数々の手引き、エマたちの活躍でなんとか脱走できました。
©白井カイウ/集英社
未知の世界へと踏み込んだエマたちでしたが、唯一の手掛かりであるミネルヴァさんの元を目指します。
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B06-32がなぜ場所だとわかったのかというと以下のフクロウマークがモールス信号の符号だったことがわかったからです。
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外の世界でも未知の体験をするエマたちでしたが、外の世界とミネルヴァさんの冒険小説の物語を置き換えて考えると合致する点がありミネルヴァさんの冒険小説が外の世界のガイドブックだったことが分かります。
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危険を顧みず、ようやくたどり着いたB06-32地点でした。
何もないかと思われたB06-32地点でしたが、ミネルヴァさんっぽいおじさんがいました。
完全にミネルヴァさんがいると思っていたんですが、違ったようです。
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かつて食用児だったおじさんはエマたちの先輩で、外の世界で生きていく方法をたくさん身に付けています。
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13年以上、外の世界で生きてきたおじさん。仲間もいたような感じはしますが、粗暴な発言から仲間を踏み越えて生き残ってきた印象を受けます。
外の世界を知るおじさんを脅し、ゴールディポンドという新天地へと案内させることとなったエマたちでしたがおじさんはゴールディポンドでエマたちのいずれかを始末しようとたくらみます
しかしエマの説得によりおじさんがかつて生かされたという回想がはいります。
©白井カイウ/集英社
かつてノーマンがエマたちにしたようにおじさんも生かされていたんです。
「ゴールディポンドへはいくな!」目指していたはずのゴールディポンドは危険なのか?このような発言をおじさんがした直後、エマは突如現れたツルに巻きつけられどこかへと消えてしまいます。
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そこは冬のはずなのに春のような気候で、メルヘンチックで村があり、畑があり、鬼の世界とは思えない世界ですが、人っ子一人いない…
エマたちの味方になってくれたおじさんが、レイを引きとめるほどの場所
おじさんをもってしても「あいつはもう無理だ…」といわれる
そこには、音楽、怪物、生き残れと書かれた看板が…
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おじさんが「まじでヤバすぎる」というだけあって本当に約ネバの世界かと思えるほどヤバそうですね。
©白井カイウ/集英社
ここはバイヨン郷という場所で、農園には内緒で人間を狩るという目的で貴族が使用する庭だったのです。
エマと同じく幸せな施設で生まれ育って、幸せな場所へいけるかと思ったらここへ出荷されてきたとのことでした。
ようやく真のゴールディポンドへたどり着いたエマ
人間の世界へいけるエレベーターを見つけます。
画像の右上の人はおじさんと同級生のルーカス
©白井カイウ/集英社
またしてもエレベーターの鍵がペンになっていて、ようやく人間の世界へいけるかと思った、その時、黒電話が鳴り出します。
エマが電話を取ると、電話の相手はなんとミネルヴァさんでした。
遂にミネルヴァさんと話すこととなったかと思えましたが、残念ながら録音でした。
ミネルヴァさんによると
- エレベーターに乗れば人間の世界に行けたがエレベーターは使えないこと
- ミネルヴァさんの仲間の裏切りにより使えなくなってしまったこと
- A-08-63は元々狩り場などではなく、ミネルヴァさんが作った集落だった
- ミネルヴァさんの本名はジェイムズラートリー
- 食用児という存在を作りだした一族の末裔だった
- もうすでにミネルヴァさんはこの世にいない
といった様々な新事実が一話で判明します。
そしてミネルヴァさんによれば逃げてきたはずのグレイスフィールド農園でしたが、農園にも人間の世界と鬼の世界を行き来する道があり、エレベーターのようにふさがれることもないということもわかりました。
まとめ
©白井カイウ/集英社
食用児に向けミネルヴァさんが残した選択肢には
- 人間の世界へ渡る
- 鬼との全面戦争
- 七つの壁を目指す
これらの選択を、食用児にゆだね食用児の選択をミネルヴァさんとその仲間たちも阻む気はないという
食用児という存在を作ったことについて約束をした一族の末裔として贖罪の気持ちから、気付いた食用児だけでも逃げれるように暗にメッセージを送っていたことがわかりました。
人間の世界へ渡る、鬼との全面戦争はわかりやすいですが、七つの壁とはなんなんでしょう?
ようやく謎が解決してきたかと思ったら新たな疑問が生まれます。
小さな子どもたちを置いてきたグレイスフィールド農園に人間の世界への道があって一石二鳥でしたが逃げることができるのでしょうか?
現時点で分かっているのはここまでです。これからの展開がまだまだ楽しみですね^^
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