【スパイファミリー】敏腕スパイ「黄昏」の愛銃を徹底解剖!ロイドが使う銃のモデルと腕前は?

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【スパイファミリー】敏腕スパイ「黄昏」の愛銃を徹底解剖!ロイドが使う銃のモデルと腕前は?

 

ロイド・フォージャーとは

『SPY×FAMILY』は、スパイ、殺し屋、超能力者という、互いに特殊な裏の顔を持つ3人が、利害の一致から偽りの家族を築き、平穏な日常を装いながら任務を遂行していく物語です。

主人公のロイド・フォージャーは、その偽装家族の「父」として、任務のためにあらゆる困難に立ち向かう、クールで知的なスパイです。

しかし、物語が進むにつれて、彼の冷徹なプロフェッショナルの顔の裏に隠された、人間らしい一面が垣間見え、多くの読者を魅了しています。

今回は、そんなロイドが武器として使用する銃に焦点を当て、そのモデルや卓越した銃の腕前について深く掘り下げていきます。

さらに、彼のキャラクターを形成する上で欠かせない名言の数々や、アニメで声を演じる江口拓也の魅力にも迫ります。

 

『SPY×FAMILY』の作品概要とあらすじ

2019年から「少年ジャンプ+」で連載が始まった『SPY×FAMILY』は、作者・遠藤達哉による、アクションとホームコメディが見事に融合した作品です。

隔週で更新されるにもかかわらず、その人気は衰えることなく、コミックスはすでに10巻以上が発売され、累計発行部数は2022年時点で2,700万部を突破しました。

テレビアニメは、2022年に第1クールと第2クールが放送され、その人気を不動のものとしました。

2023年には、第2期放送や劇場版アニメ、ミュージカルの上演も決定するなど、その快進撃は続いています。

物語は、東西冷戦下の世界を舞台に、西国のスパイ「黄昏」が、東国の政治家ドノバン・デズモンドに接触するため、「ロイド・フォージャー」という偽名を名乗り、偽装家族を築くというあらすじです。

他人の心が読めるアーニャを娘に、そして裏の顔が殺し屋であるヨルを妻に迎え、3人の偽装家族が送るスリリングで心温まる日常が描かれています。

 

ロイド・フォージャーのプロフィール

ロイドは、西国情報局「WISE(ワイズ)」に所属するエリートスパイです。

彼の本名や年齢は一切不明であり、ロイド・フォージャーという名前も、任務のために名乗っている偽名です。

プロフィールとして明かされているのは、身長187cm、ブロンドの髪、青い瞳といった外見的な特徴のみです。

 

本名不明
コードネーム黄昏
年齢20代後半~30代前半と予想される
身長187cm
体重70~90kg
所属西国情報局「WISE」
現在の偽装職業精神科医

しかし、多くの読者が彼の年齢を20代後半から30代前半と予想しており、その知的で落ち着いた雰囲気から、非常に魅力的なキャラクターとして人気を集めています。

偽装家族として、妻のヨル、娘のアーニャ、そして飼い犬のボンドと共に暮らしています。

 

ロイドの正体は凄腕スパイ「黄昏」

ロイドの真の姿は、西国情報局「WISE」に在籍する、西国随一のスパイ「黄昏」です。

「黄昏」のコードネーム以外にも、「誰そ彼」「影なき英雄」といった異名を持ち、任務のためなら100の顔を使い分ける変装の達人として知られています。

彼の性格は、任務遂行のためには冷徹で合理主義的な判断を下しますが、その根底には「子どもが泣かない世界」を創りたいという熱い思いがあります。

この信念こそが、彼の行動を突き動かす原動力であり、時にスパイとしての合理性を超えて、人道的な選択をさせることもあります。

現在遂行中の任務「オペレーション梟(ストリクス)」は、東国の最大野党総裁ドノバン・デズモンドと接触し、両国の平和を守ることが目的です。

デズモンドに会う唯一の機会である名門イーデン校の懇親会に出席するため、ロイドはアーニャを養子にし、ヨルと偽装結婚しました。

この任務は、アーニャの学校生活に大きく依存しているため、ロイドの主なミッションはフォージャー家の平和を守ることとなっています。

しかし、所属するWISEは常に人手不足のため、彼はオペレーション梟と並行して、追加任務をこなす多忙な日々を送っています。

 

ロイドの卓越した身体能力と戦闘力

ロイドは、その知的な戦略だけでなく、優れた身体能力と卓越した戦闘力を兼ね備えています。

伝説のエリートスパイとして、記憶力、観察眼、対応力、判断力、人心掌握術など、あらゆる能力が突出しています。

これまでの任務で、密輸組織やマフィアを壊滅させてきた実績があり、その実力は西国だけでなく、東国でも広く知られています。

作中では、酔っ払ったヨルから放たれた蹴りを難なくかわしたり、蹴りを受けてもすぐに倒れないなど、殺し屋顔負けの打たれ強さも披露しています。

彼の戦闘スタイルは、ヨルのような体術だけでなく、銃や様々なガジェットを駆使した戦術的なもので、常に冷静に状況を分析し、最適な方法で敵を制圧します。

 

ロイドが使用する銃のモデルと腕前

ロイドの戦闘スタイルを象徴する武器が、常に携帯している銃です。

彼の銃は、その卓越した銃の腕前を際立たせる重要なアイテムとなっています。

ここでは、ロイドが使用する銃の詳細に迫ります。

 

ロイドが使用する銃・武器とは

ロイドは、スパイらしく、接近戦だけでなく銃器を使用した遠距離戦闘を得意としています。

しかし、作中で彼の銃に関する正式な名称や詳細な設定は明かされていません。

このことから、読者の間では、ロイドが使用する銃のモデルについて、様々な考察が繰り広げられています。

多くのファンが、その独特なデザインから実在の銃器を特定しようと試みています。

 

銃の実在モデルに関する考察

ロイドが使用する銃は、いくつかの実在のモデルに似ているという見方が一般的です。

最も有力な説の一つは、伝説のスパイ、ジェームズ・ボンドが愛用していたことでも知られる、ドイツ製の小型セミオートマチック拳銃「ワルサーPPK」です。

また、当時のドイツ帝国で開発された陸軍向け自動拳銃「ルガーP08」にも似ているという意見もあります。

特に、ルガーP08の特徴であるトグルアクションの機構は、ロイドが使用する銃のデザインと共通しているという考察も多いです。

さらに、テレビアニメ1話に登場した銃は、ソビエト連邦で開発され、東ドイツでも製造されていた自動拳銃「マカロフPM」に似ているという指摘もあります。

これらの考察から、ロイドの銃は、作品の舞台設定である東西冷戦下の世界観を反映し、旧ドイツや旧ソ連に関連した銃器をモデルにしている可能性が高いと考えられます。

銃器ファンにとっては、作中に登場する様々な銃器のモデルを特定することも、この作品の楽しみ方の一つと言えるでしょう。

 

銃の腕前がわかる名シーン

ロイドの卓越した銃の腕前は、原作漫画の21話から22話にかけて描かれたエピソードで明確に示されています。

テロリストに爆弾を巻かれた犬がロイドに襲いかかるという絶体絶命の危機に、彼は驚くべき行動に出ます。

ロイドは、犬を傷つけることなく、犬に巻き付けられた爆弾入りのカバンのベルト部分のみを正確に撃ち抜きました。

そして、爆弾を瞬時に川に放り投げ、周囲にいる人々の命を救います。

このシーンは、彼の銃の正確さが超一流レベルであることを示しており、いかに彼が伝説のスパイであるかがわかる描写として、多くの読者から絶賛されました。

この一連の動きは、彼の優れた状況判断力と、人命を第一に考えるスパイとしての信念を象徴しています。

 

ロイドの名言

ロイドの魅力は、その戦闘能力だけではありません。

彼の内面を深く知ることができる名言の数々は、多くの読者の心を打ちました。

 

「子どもが泣かない世界…」

ロイドは、アーニャが誘拐された際に、スパイとしての最善策を無視して彼女を助けに向かいました。

この行動を「スパイ失格だ」と自嘲しながらも、彼は自分のスパイになった理由を思い出します。

「子どもが泣かない世界…それを作りたくてオレはスパイになったんだ」。

このセリフは、ロイドの冷徹な仮面の裏に隠された、真っ直ぐで優しい本質を明らかにしました。

自身の感情よりも任務を優先すべきスパイとして、感情的な選択をしてしまった自分への苛立ちと、それでもアーニャを救ったことに後悔はないという彼の強い信念が伝わってきます。

 

「子どもの気持ちを軽んじる…」

イーデン校の面接試験で、面接官に無神経な質問をされ、アーニャが泣いてしまった際のセリフです。

ロイドは任務のために怒りを抑えようとしますが、我慢の限界を超え、机を叩き割り、面接官に強く言い放ちます。

「子どもの気持ちを軽んじるのが貴校の教育理念なのでしたら、選ぶ学校を間違えました」。

このシーンも、スパイとしての合理性を捨て、父親としての感情を優先したロイドの人間性を深く描いています。

多くの読者が、このシーンでの彼の行動に「ロイド、あんたカッコ良すぎるよ」と共感と称賛の声を送っています。

 

「ボクは生涯をかけて…」

ヨルの弟ユーリがフォージャー家にやって来た際、ロイドが発したセリフです。

ユーリから姉の結婚相手としてふさわしいか見定められる中、ロイドは偽装家族を続けるため、そしてユーリを安心させるために「ボクは生涯をかけて彼女を守り抜きます」と告げます。

このセリフは、ロイドが任務のためとはいえ、ヨルの気持ちを思いやる優しさを持っていることを示しています。

ユーリを安心させたいヨルの気持ちを汲み取った、ロイドの気遣いが感じられる名シーンとして知られています。

 

ロイドの声優は江口拓也

ロイドの魅力を語る上で、その声を演じる声優の存在は欠かせません。

ここでは、ロイドの声優を務める江口拓也について紹介します。

 

江口拓也のプロフィール

ロイド・フォージャーの声優は、江口拓也が務めています。

1987年生まれ、茨城県出身。

身長188cmという高身長で、声優としてだけでなく、歌手としても活躍しています。

名前江口拓也
生年月日1987年5月22日
出身地茨城県(生まれは東京都世田谷区)
身長188cm
血液型B型
所属事務所81プロデュース

2008年から声優としてのキャリアをスタートさせ、数々の人気キャラクターを演じてきました。

 

江口拓也の主な出演作品と演じたキャラクター

江口拓也は、ロイド以外にも多くの人気作品で主要なキャラクターを演じています。

「アイドリッシュセブン」の六弥ナギや、「やはり俺の青春ラブコメはまちがっている。」の比企谷八幡など、クールなキャラクターからコミカルなキャラクターまで、幅広い役柄を演じ分ける実力派の声優です。

「あんさんぶるスターズ!」の日々樹渉、「東京リベンジャーズ」の半間修二、「ハイキュー!! セカンドシーズン」の照島遊児、「ツキプロ」の篁志季なども彼の代表作として挙げられます。

彼の演じるキャラクターは、それぞれ異なる魅力を持っており、ロイド役を通して彼の演技に初めて触れたファンも、他の出演作を追うことで、その多才さに驚かされています。

 

ロイドに関するファンの感想と評価

ロイドは、その完璧なルックスと能力だけでなく、時折見せる人間的なギャップが、多くのファンに愛されています。

「黄昏として行動しているロイドがかっこよすぎる」という声や、「ボールの出る銃を撃つシーンが最高にかっこよかった」といった、アクションシーンへの称賛が多く見られます。

また、「ロイドさんのギャップ萌えだわ」という感想も多数寄せられており、クールなスパイとしての顔と、家族を想う優しい父親としての顔のギャップが、彼の最大の魅力だと考える読者が多いようです。

このギャップこそが、ロイドというキャラクターに深みを与え、読者を物語に引き込む大きな要因となっています。

 

まとめ

『SPY×FAMILY』の主人公ロイド・フォージャーは、西国随一の凄腕スパイ「黄昏」として、東国に潜入し、偽装家族を築きました。

彼の武器である銃は、ワルサーPPKやルガーP08、マカロフPMといった実在の銃がモデルになっているという考察が多く見られます。

そして、その銃の腕前は、爆弾を巻かれた犬のベルトだけを撃ち抜くほどの超一流レベルであることが描かれています。

また、彼は冷徹なスパイでありながら、「子どもが泣かない世界」という信念を持ち、家族のためにはスパイとしてのルールを破ることも厭いません。

クールな顔と優しい父親の顔を併せ持つ彼の多面的な魅力は、声優・江口拓也の演技によってさらに引き立てられています。

今後もロイドの活躍と、彼が偽りの家族と築いていく本当の絆から目が離せません。

彼が目指す「子どもが泣かない世界」は、果たして実現するのでしょうか。

今後の物語の展開に期待が高まります。

 

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