【BLEACH】星十字騎士団は強すぎ?規格外の聖文字(シュリフト)と強さランキング

漫画

【BLEACH】星十字騎士団は強すぎ?規格外の聖文字(シュリフト)と強さランキング

 

久保帯人氏による大人気漫画『BLEACH』。

その物語の最終章である「千年血戦篇」に登場したのが、「見えざる帝国(ヴァンデンライヒ)」の精鋭部隊、星十字騎士団(シュテルンリッター)です。

彼らは護廷十三隊を圧倒し、作品のバトル描写を一変させた強大な勢力として描かれました。

本記事では、「星十字騎士団は強すぎるのではないか?」という読者の意見を考察しつつ、彼らの規格外の能力「聖文字(シュリフト)」の概要と、個々の強さをランキング形式で徹底解説していきます。

『BLEACH』のバトルを語る上で欠かせない、星十字騎士団の強さの秘密に迫ります。

 

  1. 星十字騎士団(シュテルンリッター)とは?
  2. 『BLEACH』の作品情報
    1. 『BLEACH』の概要
    2. 『BLEACH』のあらすじ
  3. 星十字騎士団(シュテルンリッター)の概要
  4. 星十字騎士団は強すぎ?強さに関する考察
    1. 考察① ユーハバッハが最強すぎる
    2. 考察② シュリフトとフロイントシルトが強すぎる
    3. 考察③ 聖文字の能力が強すぎる
    4. 考察④ シュッツシュタッフェルをタイマンで倒せなかった
    5. 考察⑤ ジェラルド・ヴァルキリーには聖別なしで倒せなかった
  5. 星十字騎士団(シュテルンリッター)の能力と強さランキングTOP20~4
    1. 20位:ミニーニャ・マカロン
    2. 19位:ナナナ・ナジャークープ
    3. 18位:ぺぺ・ワキャブラーダ
    4. 17位:リルトット・ランパード
    5. 16位:マスク・ド・マスキュリン
    6. 15位:キルゲ・オピー
    7. 14位:ジゼル・ジュエル
    8. 13位:バンビエッタ・バスターバイン
    9. 12位:バズビー
    10. 11位:ニャンゾル・ワイゾル
    11. 10位:エス・ノト
    12. 9位:ペルニダ・パルンカジャス
    13. 8位:ロイド・ロイド
    14. 7位:リジェ・バロ
    15. 6位:アスキン・ナックルヴァール
    16. 5位:石田雨竜
    17. 4位:ユーグラム・ハッシュヴァルト
  6. 星十字騎士団(シュテルンリッター)の能力と強さランキングTOP3
    1. 3位:ジェラルド・ヴァルキリー
    2. 2位:グレミィ
    3. 1位:ユーハバッハ
  7. 星十字騎士団に関する感想や評価
    1. 感想:グレミィが強すぎる!
    2. 感想:バンビーズが可愛い!
    3. 感想:キルゲ・オピーが優秀!
  8. まとめ
    1. 以下の強さランキングも是非ご覧ください!

星十字騎士団(シュテルンリッター)とは?

星十字騎士団、すなわちシュテルンリッターは、千年血戦篇で尸魂界に襲来した「見えざる帝国」の戦闘集団です。

彼らは死神と同じ霊子を武器とする滅却師(クインシー)で構成されており、その歴史は1000年以上前に遡ります。

元々は「死神の絶滅」を目標に設立されましたが、初代護廷十三隊との激しい戦いで当時の団員のほとんどが死亡し、長い間、姿を隠していました。

彼らの強さの根源は、総大将であるユーハバッハから分け与えられた「聖文字」と呼ばれる特殊能力です。

これにより、護廷十三隊の隊長格すらも手も足も出ないほどの、物理法則を無視したチート能力を行使します。

また、千年血戦篇の開戦当初、彼らは死神の卍解を奪う「メダリオン」を使用し、死神側に甚大な被害をもたらしました。

特にユーハバッハの側近を務める最上位の団員は、神赦親衛隊(シュッツシュタッフェル)と呼ばれ、さらに規格外の強さを誇ります。

 

『BLEACH』の作品情報

星十字騎士団の強さを深く考察する前に、まずは『BLEACH』の基本的な情報をおさらいしましょう。

 

『BLEACH』の概要

作者久保帯人(広島県出身)
連載期間2001年~2016年
巻数全74巻(完結)

『BLEACH』は、2001年から2016年まで『週刊少年ジャンプ』で連載され、全74巻で完結した大人気バトルアクション漫画です。

作者の久保帯人は、緻密でスタイリッシュな作画と、詩的で深い巻頭ポエムなどで知られています。

連載終了後も、最終章である「千年血戦篇」がアニメ化されるなど、その人気は衰えることを知りません。

 

『BLEACH』のあらすじ

物語は、幽霊が見える高校生、黒崎一護が主人公です。

虚(ホロウ)に襲われた際、死神である朽木ルキアと出会い、彼女から死神の力を分け与えられたことで物語が始まります。

一護は死神代行として虚と戦う日々を送る中で、尸魂界(ソウル・ソサエティ)や虚圏(ウェコムンド)といった世界に関わり、戦いを重ねていきます。

そして、物語の最終章である「千年血戦篇」では、見えざる帝国が尸魂界を襲撃し、護廷十三隊の隊長格が卍解を奪われるという未曾有の事態が発生します。

この戦いの最中、黒崎一護には死神だけでなく、虚と滅却師の両方の血が流れているという驚愕の事実が明らかになります。

 

星十字騎士団(シュテルンリッター)の概要

星十字騎士団(シュテルンリッター)は、ユーハバッハの絶大な力に依存した戦闘集団です。

彼らはユーハバッハの魂の一部を刻み込まれており、これにより聖文字(シュリフト)という固有の特殊能力を授かっています。

この聖文字こそが、従来の死神の能力とは一線を画す、シュテルンリッターの強さの最大の要因です。

彼らは、隊長格の死神が長い年月をかけて習得する卍解すら、開戦直後に「メダリオン」で容易に奪い取るという、死神の常識を覆す力を見せつけました。

また、団員の中でも特にユーハバッハから信頼され、その護衛を務めるのが、最上位集団である神赦親衛隊(シュッツシュタッフェル)です。

彼らはペルニダ、アスキン、ジェラルド、リジェの4名(後に石田雨竜が加わり5名)で構成され、護廷十三隊の隊長格が複数人でかかっても倒せないほどの規格外の強さを誇りました。

 

星十字騎士団は強すぎ?強さに関する考察

ここからは、「星十字騎士団は強すぎるのではないか?」という読者からの意見を、具体的な描写や能力を基に深く考察していきます。

彼らの能力が、いかに従来の死神のバトル描写を凌駕していたかを見ていきましょう。

 

考察① ユーハバッハが最強すぎる

星十字騎士団の頂点に立つユーハバッハこそが、「強すぎる」という評価の最大の要因です。

彼の聖文字「A」全知全能(ザ・オールマイティ)は、未来の全てを見通し、さらに知った未来を改変するというチート能力です。

作中では、総隊長である山本元柳斎重國を破り、霊王宮では零番隊を壊滅させました。

特に、霊王を吸収してからはその力がさらにパワーアップしており、「自分が死ぬ未来」や「自分に都合の悪い能力」すら改変できるため、倒す手段が存在しないと思わせるほどの絶望的な強さでした。

多くの隊長が卍解を奪われ、死神のトップである山本元柳斎重國が死亡し、希望であった黒崎一護も一度は敗北に追い込まれるなど、死神側はまさに「惨敗」という結果に終わっています。

このユーハバッハの圧倒的な存在が、星十字騎士団全体の「強すぎる」という印象を決定づけました。

 

考察② シュリフトとフロイントシルトが強すぎる

星十字騎士団の団員に与えられた聖文字(シュリフト)は、死神の斬魄刀の能力とは根本的に異なる、「強制力」を持つ特殊能力です。

卍解が霊圧や剣技をベースにした直接的な攻撃や現象が多いのに対し、聖文字は「想像したことを現実にする」「傷を負ったものを巨大化させる」といった、物理法則を無視した概念的な能力が多いため、「強すぎる」という評価が定着しました。

特にユーグラム・ハッシュヴァルトの聖文字「B」世界調和(ザ・バランス)は、自身に降りかかる不運を幸運な者へ分け与えるという、理不尽とも言える能力です。

さらに、彼が持つ身代わりの盾(フロイントシルト)は、自身の受けたダメージを盾に肩代わりさせ、相手に跳ね返すという反則的な能力であり、この種の能力が複数存在することが、死神側の戦いを困難にしました。

 

考察③ 聖文字の能力が強すぎる

上記で触れたように、個々の聖文字の能力もまた、護廷十三隊を凌駕するものでした。

バンビエッタ・バスターバインの「E」爆撃(ザ・エクスプロージョン)は、霊子に触れた物体を爆弾に変えるという広範囲かつ即死級の能力であり、平子真子を一撃で倒しています。

ジゼル・ジュエルの「Z」ゾンビ(ザ・ゾンビ)は、自身の血を浴びせた者をゾンビに変えて操るという、敵だけでなく味方まで利用できるグロテスクながら強力な能力です。

「致死量の値を操る」「真っ二つにされても再生する」「想像を現実に反映する」など、その能力は多岐にわたり、死神側は能力の対処法を見つけるだけで精一杯でした。

一方で、読者からは「星十字騎士団は協調性がなく、個人主義的だったため、もし団結していれば護廷十三隊は早期に全滅していた」という見方もあり、聖文字のポテンシャルの高さを示唆しています。

 

考察④ シュッツシュタッフェルをタイマンで倒せなかった

ユーハバッハの親衛隊、神赦親衛隊(シュッツシュタッフェル)の強さは特筆に値します。

ペルニダ、アスキン、ジェラルド、リジェの4人は、全員が複数人の隊長格を相手に圧倒的な強さを見せつけました。

彼らは最終的に倒されましたが、その多くは1対1の正当なバトルではなく、浦原喜助の特殊な道具、涅マユリの頭脳、京楽春水の能力の性質、そしてユーハバッハ自身の聖別(アウスヴェーレン)など、特殊な条件や奇策によって撃破されています。

例えば、アスキン・ナックルヴァールは、黒崎一護や浦原喜助、グリムジョー、四楓院夜一といった強者たちを相手に粘り続けましたが、最終的には浦原の特殊な技で弱体化させられた後に、グリムジョーの奇襲を受けて倒されました。

この「タイマンでは勝てない」という事実は、彼らが護廷十三隊の隊長格を遥かに超える、異次元の強さを持っていたことを証明しています。

 

考察⑤ ジェラルド・ヴァルキリーには聖別なしで倒せなかった

神赦親衛隊の中でも、ジェラルド・ヴァルキリーの聖文字「M」奇跡(ザ・ミラクル)は、極めて厄介な能力でした。

彼は傷を負うことでそれを神への尺度に交換し、巨大化・パワーアップするだけでなく、その巨大化の過程で傷が癒えるという、「傷を負う→巨大化→再生」の無限ループを実現します。

この能力により、朽木白哉、日番谷冬獅郎、更木剣八といった複数の隊長格を相手に、ほとんど無敵の強さを見せつけました。

最終的にジェラルドを戦闘不能にしたのは、皮肉にもユーハバッハが発動した聖別(アウスヴェーレン)により、彼の力がユーハバッハに吸収されたためです。

つまり、死神側は、ジェラルドの「奇跡」の能力を自力で完全に打ち破ることはできず、「正攻法では倒せない強さ」を最後まで維持していたと言えます。

これは、星十字騎士団の能力がいかに規格外であったかを物語る、最も象徴的な事例の一つでしょう。

 

星十字騎士団(シュテルンリッター)の能力と強さランキングTOP20~4

能力が強すぎるという考察を踏まえた上で、ここからは星十字騎士団の強さランキングを、個々の聖文字の能力と共に紹介していきます。

なお、このランキングは、作中での活躍度や能力の汎用性、厄介さを総合的に評価したものです。

 

20位:ミニーニャ・マカロン

聖文字「P」力(ザ・パワー)
能力自身の筋肉を操作し、純粋な力を増大させる。

ミニーニャ・マカロンは、「力」を司る聖文字を持ち、星十字騎士団の中でも最強クラスの筋力を誇ります。

純粋なパワーにおいては目を見張るものがあり、成長した朽木白哉と対等に渡り合っていました。

しかし、最終的には白哉の卍解の前に敗れています。

 

19位:ナナナ・ナジャークープ

聖文字「U」無能力(ザ・アンダー・ベリー)
能力相手の霊圧配置を割り出し、その急所を麻痺させる。

ナナナ・ナジャークープの能力は、相手の強さに効果が左右されるという特徴があります。

例えば、藍染惣右介のような規格外の強者には、麻痺の効果がわずか5分間しか持続しませんでした。

能力自体は強力ですが、相手を選ぶ点でこの順位としました。

 

18位:ぺぺ・ワキャブラーダ

聖文字「L」愛(ザ・ラブ)
能力両手から放つ光線で、他者を操り「愛」の奴隷にする。

ぺぺ・ワキャブラーダの能力は、強者を操り戦わせることができるため、使い方によっては非常に便利なものです。

しかし、「愛を持たない者は操れない」という致命的な欠点があり、この愛の概念が曖昧なことで、能力の絶対性が揺らぎやすいのが難点です。

 

17位:リルトット・ランパード

聖文字「G」貪食(ザ・グラットン)
能力巨大化した口で獲物を喰い尽くす。喰らった獲物の能力を消化するまでの間使用できる。

リルトット・ランパードの能力は、シンプルながらも強力な攻撃手段であり、さらに「喰らった獲物の能力の消化」というユニークな特性を持ちます。

バンビーズの一員として、他の団員と協力する場面もありました。

 

16位:マスク・ド・マスキュリン

聖文字「S」英雄(ザ・スーパースター)
能力付き人のジェイムズの声援を浴びることでパワーアップし、傷を治癒する。

マスク・ド・マスキュリンは、付き人ジェイムズの声援という依存性の高い条件付きですが、その際のパワーアップと治癒能力は目覚ましいものがあります。

拳西とローズといった隊長格を圧倒する強さを見せつけましたが、修行を経て大きく成長した阿散井恋次との戦いには敗れています。

 

15位:キルゲ・オピー

聖文字「J」監獄(ザ・ジェイル)
能力対象を脱出不可能な檻に閉じ込める。

キルゲ・オピーの能力は、戦闘能力そのものよりも、足止めや拘束に特化した極めて優秀な補助能力です。

作中では特記戦力である黒崎一護を閉じ込め、戦線から離脱させるという大金星を挙げています。

しかし、最終的にはグリムジョーの奇襲を受けて死亡しており、その強さよりも能力の「有用性」が光るキャラクターでした。

 

14位:ジゼル・ジュエル

聖文字「Z」ゾンビ(ザ・ゾンビ)
能力自身の血を浴びせた者をゾンビに変えて操る。ゾンビを食べることでも傷の回復が可能。

ジゼル・ジュエルの能力は、文字通り「死者を操る」という恐るべきものです。

一度倒された死神をゾンビ化させ、自軍の戦力として利用します。

また、ゾンビを食べることによる自己回復能力も持ち合わせており、その能力は非常に厄介で、涅マユリを相手に奮闘しました。

 

13位:バンビエッタ・バスターバイン

聖文字「E」爆撃(ザ・エクスプロージョン)
能力霊子に触れた物体を爆弾に変えて爆発させる。

バンビエッタ・バスターバインの能力は、平子真子を瞬殺するほどの高火力の広範囲攻撃です。

触れたものを爆弾に変えるという絶対的な強制力を持つため、並の死神では対処できません。

しかし、秘術を手に入れた狛村左陣の卍解との戦いに敗れています。

 

12位:バズビー

聖文字「H」灼熱(ザ・ヒート)
能力指先から強力な炎を発する。

バズビーは、山本元柳斎重國の持つ「流刃若火」に対抗できるほどの炎を操る実力者です。

吉良イヅルや日番谷冬獅郎を圧倒する強さを見せましたが、最終的にはユーハバッハの聖別で弱体化させられ、ハッシュヴァルトとの戦いに敗れました。

聖文字だけでなく、生粋の滅却師としての実力も高いキャラクターです。

 

11位:ニャンゾル・ワイゾル

聖文字「W」捻転(ザ・ワインド)
能力本能で見つけた対象を捻じ曲げる。

ニャンゾル・ワイゾルの能力は、隊長格を瞬殺できるほどの強さを持っています。

本能で対象を見つけ、それを物理的に捻じ曲げるという、強力な強制力を持つ能力です。

しかし、零番隊の修多羅千手丸に先手を取られて倒されており、能力を発動する前に敗れるという、上位陣の中では珍しい結果となりました。

 

10位:エス・ノト

聖文字「F」恐怖(ザ・フィアー)
能力対象の恐怖を強制的に呼び起こす。

エス・ノトは、精神に作用する特殊な能力の使い手です。

朽木白哉から卍解を奪うという序盤の大きな功績を挙げました。

彼の恐怖は、単純な精神攻撃ではなく、それを浴びた者は生きていながら死に怯えるという、まさに逃れられない絶望を与えるものです。

しかし、修行を経て力を覚醒させた朽木ルキアの卍解「白霞罸」を受けて死亡しました。

 

9位:ペルニダ・パルンカジャス

聖文字「C」強制執行(ザ・コンパルソリィ)
能力自身の神経を対象の内部に浸食させ、肉体を支配・変形させる。

ペルニダ・パルンカジャスの正体は、霊王の左腕であり、その存在そのものが規格外です。

神経を侵食させる能力は、相手の肉体を内部から破壊するもので、防御が極めて困難です。

涅マユリを相手に驚異的な戦闘力を見せ、さらに「強制細胞分裂加速器官」を取り込んだことで、その力が暴走して自滅に近い形で死亡しました。

 

8位:ロイド・ロイド

聖文字「Y」汝自身(ザ・ユアセルフ)
能力他者の姿や記憶、技を真似る。

ロイド・ロイドは双子の兄弟で、一卵性双生児ならではの特殊な能力を持ちます。

尸魂界侵攻時、ロイド・ロイドはユーハバッハの姿に変化し、更木剣八を圧倒しました。

能力の再現度は非常に高く、一時的に更木剣八の戦闘を停止させるほどでしたが、山本元柳斎重國の「残火の太刀」の前に敗れました。

(注:ロイド・ロイドは兄と弟で能力が異なり、この記述は兄のロイドの能力に基づいています。)

 

7位:リジェ・バロ

聖文字「X」万物貫通(ジ・イグザクシス)
能力ライフルの射線上にある物体を貫通させる。自身の肉体も貫通状態になり、死神の刀を無効化する。

リジェ・バロはユーハバッハの「最高傑作」と称される親衛隊の一人です。

彼の能力は、光の軌道上にあるすべてのものを貫通させるという、絶対的な攻撃力を持ちます。

さらに、自身も貫通状態になるため、死神の刀による物理攻撃が全く通用しないという、最強クラスの防御力も兼ね備えていました。

王悦を倒し、京楽や七緒を追い詰めるなど、その実力は群を抜いていました。

 

6位:アスキン・ナックルヴァール

聖文字「D」致死量(ザ・デスディーリング)
能力物質の致死量の値を操作する。攻撃された相手の霊圧を解析し、免疫を作って無効化する。

アスキン・ナックルヴァールは、直接的な攻撃力よりも、相手の力を無効化するという点で極めて厄介な能力を持ちます。

致死量の操作により、相手を弱体化させるだけでなく、攻撃を受けたことで相手の霊圧を解析し、瞬時に免疫を作ってその攻撃を無効化します。

浦原喜助や四楓院夜一といった強者を相手に善戦し、その能力の応用力の高さを見せつけました。

 

5位:石田雨竜

聖文字「A」完全反立(アンチサーシス)
能力指定した2点間にすでに起きた出来事を逆転させる。

石田雨竜は、黒崎一護の仲間でありながら、千年血戦篇でユーハバッハの後継者として聖文字「A」を授けられたキャラクターです。

彼の能力「完全反立」は、ハッシュヴァルトを相手に善戦し、戦況をひっくり返すほどの可能性を秘めています。

最終的には、静止の銀を用いてユーハバッハの能力を無効化し、間接的ではありますが、ユーハバッハの撃破に大きく貢献しました。

 

4位:ユーグラム・ハッシュヴァルト

聖文字「B」世界調和(ザ・バランス)
能力彼を中心に一定範囲内で起こる不運を幸運な者へ分け与える。自身に起こる不運を身代わりの盾に肩代わりさせる。

ユーグラム・ハッシュヴァルトは、ユーハバッハの側近であり、星十字騎士団の最高位に位置する実力者です。

彼の能力「世界調和」は、運命や不運といった概念を操作するという、非常に強力で理不尽なものです。

石田雨竜を圧倒する強さを見せ、黒崎一護の卍解「天鎖斬月」を両断するなど、戦闘力も極めて高いです。

しかし、ユーハバッハの聖別で弱体化させられ、石田雨竜のダメージを引き受けたことで死亡しました。

 

星十字騎士団(シュテルンリッター)の能力と強さランキングTOP3

ここからは、星十字騎士団の中でも、能力、実力、そして作中での描写において、特に規格外であったトップ3を紹介します。

3位:ジェラルド・ヴァルキリー

聖文字「M」奇跡(ザ・ミラクル)
能力傷を負ったものを神への尺度へと交換し巨大化する。真っ二つにされても再生できる。

ジェラルド・ヴァルキリーは、前述の考察でも触れた通り、「正攻法では倒せない」という強さを具現化したキャラクターです。

傷を負う度に強くなるという性質は、戦闘が長引くほどに彼の強さが無限に増していくことを意味します。

実際に、複数人の隊長格を相手に終始優勢であり、真っ二つにされても再生する驚異的な回復力と、巨大化による圧倒的なパワーを持ちました。

彼を戦闘不能に追い込むには、ユーハバッハによる聖別という外部からの介入が必要でした。

 

2位:グレミィ

聖文字「V」夢想家(ザ・ビジョナリー)
能力想像した事象を現実に反映させる。

グレミィ・トゥミューの聖文字は、星十字騎士団の中でも最もチート性の高い能力の一つと評価されています。

「想像を現実にする」という能力は、理論上はユーハバッハすら倒せる可能性を秘めています。

巨大な瓦礫、紅蓮の炎、さらには隕石や宇宙空間まで一瞬で作り出すなど、その攻撃は規格外です。

しかし、この強すぎる能力が逆に彼自身の欠点となりました。

強さを求めるあまり、更木剣八の強さを模倣しようとした結果、自分の身体がその力に耐えきれずに自滅するという形で敗北しています。

「強すぎる能力がゆえに本気で戦わない」という彼の弱さが、敗因に繋がったと考える読者が多いです。

能力のポテンシャル自体は最高クラスですが、その精神的な脆さからこの順位としました。

 

1位:ユーハバッハ

聖文字「A」全知全能(ジ・オールマイティ)
能力未来の全てを見通し改変する。知った力は全て無効化できる。

星十字騎士団の頂点にして、すべての滅却師の始祖であるユーハバッハが、議論の余地なく1位です。

彼の能力「全知全能」は、作中最強の能力と断言できます。

未来を見通すだけでなく、その未来を改変する力は、兵主部一兵衛の能力すら打ち破り、倒された未来を「存在しなかった」ことにできます。

山本元柳斎重國、兵主部一兵衛といった最強格の死神を倒し、黒崎一護、石田雨竜、藍染惣右介といった主役級の強敵をも追い詰めました。

彼の撃破には、石田雨竜の「静止の銀」による一時的な能力無効化と、藍染の「鏡花水月」による油断、そして黒崎一護の斬月による一撃が揃う必要があり、単独での攻略は不可能でした。

その存在そのものが、千年血戦篇における「強すぎる敵」の象徴です。

 

星十字騎士団に関する感想や評価

星十字騎士団の規格外の能力は、読者からも多くの感想や議論を呼んでいます。

 

感想:グレミィが強すぎる!

グレミィの「想像を現実にする」というチート能力は、読者の間で「グレミィはユーハバッハよりも強いのではないか?」という議論を巻き起こしました。

能力の絶対性だけを見れば、確かに最強と言えるでしょう。

しかし、その能力を自滅という形で破った更木剣八に対しては、「チート能力を持つグレミィに勝利した更木剣八が化物すぎる」という評価も多く、この戦いは多くの読者に強烈な印象を残しました。

 

感想:バンビーズが可愛い!

バンビエッタを中心とする女性団員「バンビーズ」は、そのルックスから「バンビーズが可愛い」という感想が多数寄せられています。

特に、高飛車な性格のバンビエッタがゾンビ化して従順な性格になった際のギャップは、一部のファンから「ゾンビのバンビエッタが可愛い」と人気を集めました。

彼女たちのビジュアルは、シリアスな最終章の戦闘の中で、一つの清涼剤としても機能していました。

 

感想:キルゲ・オピーが優秀!

キルゲ・オピーは、他の上位団員に比べて目立たない存在でしたが、作中序盤において極めて重要な役割を果たしました。

特記戦力である黒崎一護と浦原喜助を足止めし、尸魂界への介入を遅らせることに成功した彼は、「キルゲ・オピーが優秀」「2人の特記戦力を止めたキルゲ・オピーが最強」という評価があります。

彼の「監獄」の能力は、地味ながらも戦局に大きく影響を与える優秀な戦術能力として認識されています。

 

まとめ

本記事では、『BLEACH』の最終章を彩った星十字騎士団(シュテルンリッター)が「強すぎる」という意見を考察し、その規格外の聖文字(シュリフト)の能力と強さのランキングを解説しました。

彼らは、従来の死神のバトルでは考えられないほどのチート能力を駆使し、護廷十三隊を壊滅寸前まで追い込みました。

特にユーハバッハを筆頭に、神赦親衛隊のメンバーは、単独では倒せないほどの絶望的な強さを誇っていました。

一部の読者からは、ユーハバッハが聖別を使わずに戦闘に集中していれば、護廷十三隊はさらに早く敗北していたと予想されており、星十字騎士団のポテンシャルの高さが改めて分かります。

キャラクターの個性が際立つ聖文字の能力は、作品のバトル描写に新たな深みと面白さをもたらしました。

『BLEACH』の「千年血戦篇」をまだ見たことがない方も、本記事を参考に、彼らの規格外の強さをアニメや漫画でぜひ体験してみてください。

 

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