今回は、小説家になろうにて連載されている小説のコミカライズ版の「LV2からチートだった元勇者候補のまったり異世界ライフ」を紹介していきたいと思います。
原作は鬼ノ城ミヤ、作画は糸町秋音、キャラクター原案は片桐、書籍1~7巻、以下続刊、コミカライズ三話というまだ始まったばかりの作品です。
あらすじ
今回主人公が転生したのはクライロード国、亜人と人間と魔族が入り乱れるよくある異世界転生の世界です。
クライロード国は古の伝承に従い、異世界から勇者たりうるものを召喚し魔王軍の侵攻に対抗しようとしていました。
異世界から召喚されたものには神界の神から加護が与えられており、普通の人間がいくら鍛錬しても辿りつけない「神の天啓」を持っている…はずだったのですが…
見ての通り「神の天啓」による痕跡が皆無だったのです。そしてもう一人「金髪の勇者」が召喚されるのですが、彼はしっかり伝説の勇者並みのステータスが備わっていました。
全く歓迎されなかった勇者候補バナザ、この世界では不適格だった勇者候補は元の世界に送還することができるらしく不適格だったバナザに「あなた、なんでまだこの世界にいるのですか?」と驚きます。
どうやらすぐに伝説の勇者級の金髪の勇者が現れたことですっかり忘れられていたようです。
クライロード国は不適格だったバナザを元の世界に送還できなかった失態を認め謝罪します。
デラベザの森というはるか南の地へ送還されることになります。
実はデラベザの森とは、魔王軍の前衛基地があると噂されている地で、更にバナザに持たされた武器はスライムを斬ったぐらいで刃こぼれするような見るからに粗悪品の物で魔物誘因魔法や居場所探知魔法まで持たされていました。
勇者候補になれなかったからといって明らかに冷やかな対応
そんな武器でスライムを斬ったバナザでしたが、Lv2にアップすると一気に複数の魔法を習得、神聖最上位魔法【浄化魔法】を使えるようになります。
体に多くの魔素を持つ魔物を浄化してしまう効果があり、クライロード国にいる魔導師の力をすべて結集してようやく発動することができる究極の魔法兵器だったのです。
更にレベルが上がったバナザは、魔王軍四天王のフェンガリルの妹、フェンリースという中途半端に強そうな肩書きのモンスターと出会い重力魔法を使って簡単に倒してしまいます。
牙狼族は自ら主と認めた者のために生きるのが掟で強きものを夫に持つのは牙狼族の誉れということで、バナザはフェンリースを妻に迎えることになります。
そんな中、バナザと一緒に召喚された金髪の勇者はクライロード国北部近郊の森で怪我をしているようすが映し出されます。
伝説の勇者並みと言われた金髪の勇者が身の危険を感じるほどの敵は相当な強敵だと思われます。
まとめ
今回の主人公バナザは元々、亜人や魔法が存在していた世界から転生しているので最初から魔法具の使い方を知っていたり異世界転生という特色も少し薄いかなと思います。
転生物は転生した理由だったり、最初からチートだったり色々と趣向を凝らした作品が多いですが、スタート時に差別化を図っているケースがほとんどでその後は、モンスターと戦うしかない王道パターンがほとんどです。
「LV2からチートだった元勇者候補のまったり異世界ライフ」はまったり異世界ライフというだけあって今後戦うシーンは少ないのかもしれません。
まだ今回紹介した内容はコミカライズ版の三話までで原作は500話はある小説なので今後どのように展開していくのか注目しましょう。
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