今回は4tトラックとの戦いを挑んで敗れてしまい、異世界へと転生してしまった空手家を描いた作品「空手バカ異世界」を紹介したいと思います。
異世界転生ものといえば、何らかの原因(トラックが多い)で異世界へ転生してしまいチート能力を得て俺TUEEEE!していくというのが王道展開です。
もはや異世界へ転生といえばトラックでというのは相撲でいうところの塩を土俵に撒く動作にしか見えませんw
これまでモンスターや動物、無機質の物まで転生物では多くの人間以外の物への転生や、スローライフをひたすら目指したりと様々なバリエーションが登場していますが、今回の空手バカ異世界では神様から「チート能力を貰わない」という事で差別化を果たしています。
あらすじ
トラックで異世界転生してしまった空手家ですが、すぐにトラックのエンジンを攻撃すべきだったなどと考察し始めたり、ミノタウロスのような巨大な敵に出会っても「これこそまさに求めていた状況」と喜ぶほどの空手バカです。
このミノタウロス戦で使われているのは技名こそでなかったものの、グラップラー刃牙で愚地独歩が範馬勇次郎戦で見せた「前羽の構え」だと思われます。
ミノタウロスとの戦いで、トドメに使われた技は「正中四連突き」この技は、敵の弱点である「人中」「水月」「咽喉」「金的」という人体の中心を連続で攻撃するという荒業です。
最後にはワイバーンとの戦いで「回し受け」を使い、ワイバーンの吐いた火炎吐息を受けてしまいます。これには愚地独歩のあの名言「矢でも鉄砲でも火炎放射器でも持ってこいってかぁ」を思い出さずにはいられませんでした。
ワイバーン戦では「腕ひしぎワイバーン落とし」というとんでもない技でワイバーンに勝利しますが、空手でここまで強くなれるのか?というと
まずなれないでしょう(;o;)
この空手家、最初に4tトラックに負けており4tトラックより強い敵には今のところ勝てないという事になります。
5mを超すミノタウロスや火炎吐息を吐くワイバーンが4tトラックに負けるのかもツッコミたいところですね。
まとめ
4tトラックとワイバーンではワイバーンの空中からの火炎吐息で一発のはずですからかなり相性は悪そうですw
これだけ、無茶やっても空手という神秘に満ちた武術とそれっぽい技名と理屈が加わると妙に納得できてしまうから不思議です。
今作はギャグマンガと異世界を組み合わせつつなんとなく理屈解説が加わりあり得なさそうであり得るチート空手というところが見所の一つだと思います。
天然チートの空手家が今後4tトラックに勝てる日は来るのか?期待したいところですね
コメント