今回は、アフトクラトルの大規模侵攻で、ヒュースが置き去りにされた理由についての記事を書いていきたいと思います。
大規模侵攻以前にボーダー側である迅は、ヒュースが置き去りにされる未来を予知しており、置き去りにされる際ハイレインは
「(金の雛鳥)を逃がした以上、予定通りヒュースはここに置いていく」
「元から決めていた事だが、ヒュースを連れて帰れば我々の敵となる」このように言っています。
ヒュースが置き去りにされるのはアフトクラトル側からしたらあらかじめ決まっていたことのようです。
アフトクラトルの情報を惜しみなくボーダーへ提供しているエネドラに対し捕虜となった今でも、国に忠誠を誓い国の情報を吐こうとはしない
ヒュースがなぜ玄界へ置き去りにされねばならなかったのか?
まず大規模侵攻が行われた理由なんですがアフトクラトルは大規模侵攻で国宝と呼ばれるほどのブラックトリガーまで投入してまで、玄界(ミデン)へ侵攻してきたのかというとアフトクラトルの「神」がもうすぐ力尽きるからです。
アフトクラトルの目的
アフトクラトルは4つの家でまわしており、それぞれに領主がいます。それぞれの領主の下に配下の「家」がいくつもあって、その下にもまた配下の「家」があります。
そういう大きなグループが4つあってそれぞれ縄張り争いをしています。
その4大当主の一人がハイレインだったんです。トリガー使いが多いほど広い範囲を支配できるので「家」のためにトリガー使いを集めているのです。
そこで今回のようにベイルアウトできないC級が狙われたんです。
しかしアフトクラトルには一つの問題が起きていました。
あと何年かで「神」の寿命が尽きる。しかし領主たちにとってはこれはチャンスでもありました。自分のところで新しい「神」を見つけてくればその功績で次の時代の実権を握ることができます。かくして4大当主はそれぞれの「神」にする生贄を探す遠征に出たのです。
アフトクラトルの神の役割とは?
彼らの住む星は馬鹿デカいトリガーを使って作られたもので「母(マザー)トリガー」「女王(クィーン)トリガー」と呼ばれています。
そのデカいトリガーに生贄として放り込まれ力尽きるまで星のお守りをするのが「神」でトリガーと同化して何百年も寿命が尽きるまで星の面倒をみるのが役割です。
「神」が居なくなると風が吹かなくなり、雨が降らなくなり、夜も明けなくなる。人が住める環境ではなくなりそうです。
「神」になるもののトリオンが乏しければ星が小さくなり、弱い市民を住まわせる余裕がなくなります。
この「神」の寿命がもうすぐ尽きるのでアフトクラトルは玄界へ侵攻してきたのです。
結局ヒュースはなぜ置き去りになったのか?
領主の一人、ハイレインはこう考えました「神レベルのやつはそうそうみつからないだろう」
なのでハイレインは神をさがすのとは別に予備の作戦を考えました。
それが配下の中で一番トリオンが大きな者を次の神にするというものでした。
しかし身内を生贄にすれば配下も黙ってはいないし、それだけのトリオンの持ち主を失えば「家」全体の戦力を失います。
しかしハイレインはそこに目をつぶっても確実に神の座を取りたいようです。
そして予備プランとしてハイレインが目を付けたのがハイレイン直属の「ベルティストン家直属エリン家」の当主でありヒュースの主君だったのです。
家柄が良くない市民の中にもたまにそこそこトリオンを持った者が生まれます。そういった子供を探して角を付けて将来の兵隊候補をして育てます。
「エリン家」はお人よしのだったため兵隊というよりヒュースは家族のように育ったのではないかとエネドラはいいます。
撤退時の艇の中でのハイレインの言葉
「元から決めていた事だが、ヒュースを連れて帰れば我々の敵となる」「金の雛鳥を逃した以上、ヒュースは置いて行く」
というのは次世代の「神」となる予定だった雨取千佳(金の雛鳥)を取り逃したので「エリン家」当主を神にしようと目論むハイレインにとって「エリン家」の当主の兵隊であるヒュースは今後、邪魔になるので玄界へ置き去りにしたということだったんです。
まとめ
ヒュースは、目的はボーダーとは違うものの空閑たちの部隊に入り一緒にアフトクラトルを追う遠征隊をめざすことになりました。
今後、アフトクラトルとの再戦も楽しみですが、アフトクラトルの世界でヒュースがハイレインとどのようなやり取りをするのかも楽しみですね
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