今回は、神と歴史上の偉人のバトルを描いた作品「終末のワルキューレ」の記事を書いて行きたいと思います。
月刊コミックゼノンで連載中の次にくるマンガ大賞 2019で第20位を獲得した漫画で、連載開始当初から話題になっており、2018年5月に発売された単行本第1巻は発売直後から品薄となったため、大量重版されています。
刃牙やケンガンアシュラ、テラフォーマーズに似た雰囲気のある漫画で、この手の漫画が好きな人なら必ずハマると思います。
神といえば戦いが実際に戦いが強いのか想像もつきませんが、「終末のワルキューレ」の神はめちゃくちゃ強いです。
対する人間側は強いか弱いかは大体想像がつきますが、そもそも戦いに向いていないような人も代表に選ばれていたり「実際こんな強くなかったろw」と言いたくなるようなあり得ない強さで神と戦います。
神vs人間の戦いはあり得ないほど激化します。ややこしい戦いの背景などもなくただひたすら大袈裟に書いて勝敗を決していくだけでもこれほど面白い作品が出来るのかと感心するばかりです。
終末のワルキューレとは?
終末のワルキューレは、1000年に一度開かれる全世界の神々が一堂に会し開催される人類存亡会議にて、人類が神から「地球にとって害悪」だとされます。
神々の会議で総意で人類が終末を迎えると思えたその時、そこに待ったを掛ける人物が現れます。
それが、ブリュンヒルデでした。ブリュンヒルデはヴァルハラ憲法 第62条 15項に則り、神と人間とのタイマン「ラグナロク」で決着を付けようと言い出します。
人間が神に勝てるはずがないとして嘲笑う神々でしたが、「ビビってるんですかぁ?」の一言でムキになった神々が挑戦を受けて立つことで「神vs人類の最終闘争」が勃発するという内容です。
なぜ絶滅となったのか?
なぜ人類は神から滅ぼされるようになったのかというと、美の女神、アフロディナの「海はゴミと油まにれ、森林は消滅し、生物は次々と絶滅ー言うなれば、もはや人類こそが地球上の生物にとって最大の癌」
というセリフから、人類の歴史上この100年から200年が最も地球を汚染していることを考えると現代か、もしくはもう少し先の未来のこの世界を指して言っているものと思われます。
このアフロディナのセリフによって神々が総意で「終末だ」としたことで人類は終末の危機を迎えます。
神vs人類最終闘争法
戦い方はいたってシンプルで、13対13で選出された神と人間の代表同士が1対1で戦い、先に7勝したほうが勝利です。
人類が勝利した場合、1000年の生存が許されます。
ただしこの法が適用されたことは人類誕生以来一度もないそうです。なぜなら人間が神に勝つなど絶対不可能だからです。
終末のワルキューレの凄いところ「登場キャラ」
実ははしゃいでいますけど、ゲームや漫画で見たことあるなぁ…ぐらいしか登場キャラはよく知りませんよw
そんなレベルの僕ですらワクワクするような偉人達が並んでいます…多分
この中で、一人挙げるなら名前だけでアダムは気になります。なんとなく神側に居てもよさそうな気もしますが人類の父として人間を守るために戦います。
▼人類サイド
アダム
レオニダス王(1世)(?-B.C.480)
始皇帝(B.C.259-B.C.210)
呂布奉先(?-199)
坂田金時(956-1012)
ミシェル・ノストラダムス(1503-1566)
佐々木小次郎(?-1612)
雷電為右エ門(1767-1825)
ジャック・ザ・リッパー(不詳・1800年代)
沖田総司(1842-1868)
ニコラ・テスラ(1856-1943)
グレゴリー・ラスプーチン(1869-1916)
シモ・ヘイへ(1905-2002)
▼神サイド
ゼウス(ギリシャ神話)
釈迦(仏教)
ロキ(北欧神話)
アポロン(ギリシャ神話)
ポセイドン(ギリシャ神話)
スサノヲノミコト(日本神話)
ヘラクレス(ギリシャ神話)
トール(北欧神話)
毘沙門天(仏教)
アヌビス(エジプト神話)
オーディン(北欧神話)
ベルゼブブ(新約聖書)
シヴァ(ヒンドゥー教)
まとめ
作中で「人間が神に勝つなど絶対不可能」と言っているだけあって、神の強さは想像を絶します。
神側であるトールの技なんですが、観客席の人間が豆粒のようにしていることからも分かるその破壊力はまさに天災と言えるでしょう。
神ってどのくらい強いの?という疑問に納得の強さを見せつけてくれますが、なぜか人間も神と対等に戦えるレベルだから面白いです。
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