擬音といえば、音のない漫画において読者に音を伝えるという重要な役割がありますが
鬼滅の刃では、冒頭の画像のように、匂っている音は「クンクン」のように使われる場所に使われるべき音が使われていることが多いです。
しかし更によく見てみると、特殊な擬音も多くあったり次のコマなどは炭治郎は、禰豆子転がれ‼というセリフだけで後は擬音のハーモニーに埋め尽くされています。
読んでいると全く気にならない擬音ですが「ド、ビュ、ドガァ、ガンツ、タッ」のように擬音に注目してみてみると鬼滅の刃では非常に多くの擬音が使われていることに気づきます。作中に登場する擬音だけで作曲できてしまいそうな勢いです。
今回は、そんな鬼滅の刃の擬音についての記事をまとめて行きたいと思います。
- ハーモニー一覧
- 籠を編む音と完成した音「あみあみ」「てーん」
- 「ぞん」
- 「がばし」
- 「すーん」
- 「ぶっぱれ」
- 「ギャース」
- 28話「ほわほわ」
- 29話「ミチィ」「ドヒュン」
- 30話「プンプンスカスカ」
- 48話 わたわたわた
- 33話「ドゥワッ」
- 36話「キョロキョロリ」
- 43話「ガキュイン」
- 48話「オロローン オロローン」
- 48話「さらっ ツヤツヤッ」
- 49話「ふがし ふがし」
- 50話「もしゃり」
- 53話「ぱぴーん」「キュピン」
- 54話「プップル プップル」
- 70話「テクテクリ」
- 「グワツズルー」「バビッ」「ツッタカタ──ッ」
- 75話「パムッ」「ペッペムペッペム」
- 76話「ズギョム」85話「ズイム」
- 95話「てってけてー」「てってけ てってけ」「てってってっ」
- 97話「ずぬー」
- 100話「まふっ」
- 102話「ギャギャギャギャ」
- 102話「ペコス」
- 104話「オぺぺぺぺ」
- 104話「ズンヌ」
- 104話「はふん」
- 108話「だばばばば」
- 108話「へむ へむ」
- 122話「ぽむち」
- 122話「もんげー」
- 123話「ムリン」
- 129話「いばりっ」
- 130話「ぺちこ」
- 189話 「ガヒュガヒュガヒュガガヒュヒュ」
ハーモニー一覧
籠を編む音と完成した音「あみあみ」「てーん」
人気の出る作品は取り上げる箇所も残しているのか2話では炭治郎が日に当たれない禰豆子のために作った籠を編むシーンで、完成音が「てーん」と鳴っています。
「ぞん」
15話ではうどんを一気に食べる炭治郎が「ぞん」と音を鳴らしています。
ここは「ズズッ」などが使われそうですが禰豆子を庇うため一気にうどんを食べたため凄い音が鳴ってしまいました。
今度うどん屋に行ったら是非「ぞん!」と鳴らしてみてください。
「がばし」
22話 善逸が正一君に勢いよく抱きつく音
「すーん」
27話 頭突きしても無傷
「ぶっぱれ」
27話の伊之助のたんこぶの腫れた音では「ぶっ」という言葉と「腫れ」という言葉を合わせたのでしょうか「ぶっぱなす」「ぶっこわす」などのような力の量を示すために「ぶっ」と付けたように見える使われ方をしています。
「ギャース」
同じく27話では妹の禰豆子を連れていたことを勘違いした善逸が炭治郎に怒りを露にしています。その時の擬音は、「ギャース」です。
まるで怪獣のような鳴き声に禰豆子愛が伝わってきますね。
28話「ほわほわ」
炭次郎に褒められたりおばあさんに優しくされたことで「ほわほわ」癒される伊之助
更に31話では父鬼との戦闘中にも関わらず、「ほわっ」としていたこともあります。
29話「ミチィ」「ドヒュン」
雷の呼吸を操る善逸、炭次郎たちに置き去りにされ雀と会話しています。雀が善逸の手を嘴で引っ張るシーンでは「ミチィ」っと雷を思わせるような独特な音が響きます。
「ミチィ」のおかげで大切なことを思い出した善逸、なんと炭治郎に連れられて可愛い禰豆子ちゃああぁんが危険な蜘蛛山へと連れられて行っていました。
これには別作品ではありますが、キルアの疾風迅雷を思わせるような速度を現しているのでしょう逃げ腰の善逸も敵に向かって「ドヒュン」とロケットスタートを切っています。
30話「プンプンスカスカ」
怒る伊之助、プンスカプンスカではなくプンプンスカスカという独特の擬音が出ています。
48話 わたわたわた
無一郎に「早く下がって」と言われた隠たちが全力で走ります。擬音より炭次郎の顔がえらいことになっていることにも注目ですね。
33話「ドゥワッ」
善逸が全力で逃げるシーン、隠さんが炭治郎を全力で回収するシーンと二度に渡り使われている「ドゥワッ」急いで走る表現には他にも「わたわた」「ドヒュン」が出てきますがこの2種類とはまた違いがあるように思えますね。
この音は87話で助太刀に来た伊之助が名乗りを上げるシーンでも使われています。
「ドゥワッ」後の善逸が全力で木の上に逃げるシーンでは「ザカザカザカザカ」これは、木とワラジが擦れる音かもしれません。
36話「キョロキョロリ」
伊之助索敵中では普通に「キョロリキョロリ」なんですが、索敵に成功すると、「ピクッ」
ではなく「ピック」になっています。最後を「っ」で締めていないところが、より力強く一層大きな獲物を見つけてしまったようにみえます。
43話「ガキュイン」
しのぶさんが禰豆子に斬り掛かろうとして義勇さんに防がれた音です。この時、キャラクターより大きく擬音が描かれておりいかに柱同士の刀の衝突の衝撃が凄いかがよくわかります。
48話「オロローン オロローン」
善逸が嘆きまくっているシーン、善逸と言われなければわからないぐらい酷い顔になっているのが変わります。
更に善逸は鼻水まで垂らしだし「だるん」と隠の服に鼻水を付けて「でるん」と伸びています。
48話「さらっ ツヤツヤッ」
キューティクル前髪が特徴的で日輪刀の色は適性が薄いため変わらなかった村田さん、髪に関しては「さらっ」「ツヤツヤッ」と音がするほどの髪の艶です。髪の呼吸という呼吸があれば柱になれていたかもしれまん。
49話「ふがし ふがし」
勝手に色々と想像して大興奮している善逸
50話「もしゃり」
炭治郎がおにぎりを食べるシーン鬼滅では食事シーンは少ないですがソバに続いてまたしても食事で面白い擬音が登場します。
53話「ぱぴーん」「キュピン」
炭治郎が挙手すると「ぱぴーん」と挙手して「キュピン」とヒノカミ神楽について柱である胡蝶に聞いてみます。スッパリと「ありません」と返されてしまいます。
53話は炭治郎の擬音の回となっており、炭治郎が銅貨の表を出せたことに喜んで跳び上がる音「ばぅん」も登場しております。
54話「プップル プップル」
ストーリーは無限列車編に突入、伊之助が汽車を見て驚いているのかプップルプップルと震えています。野性的で怖いイメージのある伊之助ですが、時折見せる可愛らしいシーンもいいですね。
そんなことあるわけ…とほとんどの読者が思っていたでしょうが、実は伊之助の野生の感は当たっており、この列車自体が鬼になっていました。
野生の感、恐るべしですね。
列車を走る伊之助の音は「ドゥ──ッ」でした。善逸の「ドゥワッ」と似ています。
70話「テクテクリ」
任務帰りの炭治郎の足音、走る足音は、多種多様にありますが歩く足音に関しては「テクテク」が普通に多いです。「リ」一文字付くだけで少し疲れた様子、トボトボ歩いている様子などがイメージできます。
「グワツズルー」「バビッ」「ツッタカタ──ッ」
ストーリーは吉原遊郭編へと突入し、音柱が登場して、これまでにないほどの大合唱を繰り広げます。天元が怒る「グワツ」とカナヲが引きずられる様子、「ズルー」が噛み合わさり「グワツズルー」というガンダムに登場しそうな音が登場、この名前は間違いなくジオン軍ですね。
流石、派手柱と言われるだけあって走る音も「ツッタカタ──ッ」っとド派手に決まっています。
炭治郎が音柱に質問する為に挙手する音「バビッ」や音柱が嫁からの手紙を善逸に投げつける「べべしべしべし」、「炭子」「善子」「猪子」潜入女装初披露時「ギョーン」などが登場します。
75話「パムッ」「ペッペムペッペム」
伊之助が炭治郎を叩いて出ている音です。可愛らしい音からは、炭治郎の心の優しさが伝わってくるような気がします。
76話「ズギョム」85話「ズイム」
伊之助が天井を突き破る「ズギョム」音柱が炭治郎に寄る「ズイム」またしてもガンダムのジオン軍にいそうな音が出てきました。
それにしても天元の音は、どれも独特です。「グワツズルー」のほうが新型機っぽいですね。
95話「てってけてー」「てってけ てってけ」「てってってっ」
禰豆子が炭治郎を背負って走る音、無口で飄々としたイメージのある禰豆子にピッタリの走行音です。
97話「ずぬー」
蛇柱が登場した音です。蛇らしいネチッとした音がしています。
100話「まふっ」
伊之助の着地音、「ほわほわ」に続き可愛らしい音を出します。それにしても炭治郎の名前、覚えていなかったんですね( ;∀;)
102話「ギャギャギャギャ」
緑壱零式と無一郎の戦いの中で起きた金属音、ほとんどの表現が音へと注がれていますが、読んでいると迫力に押されて大きさには気づきませんでした。
102話「ペコス」
小鉄が炭治郎にお辞儀をする
104話「オぺぺぺぺ」
小鉄が炭治郎を励まし(詰り)ながら叩く
104話「ズンヌ」
小鉄が励ます(詰る)言葉が炭治郎に重く圧し掛かる
104話「はふん」
三途の川を渡りかける炭治郎が空腹でめまいを起こす
108話「だばばばば」
小鉄が恐怖を思い出し腕を振り回す
108話「へむ へむ」
小鉄が無一郎に鉄穴森の救出を頼む
122話「ぽむち」
無一郎の背中を「柱として共に頑張ろう」と煉獄兄貴が叩いた
122話「もんげー」
柱としての強さを見せる蜜璃ちゃんに驚いた炭治郎の
123話「ムリン」
捌倍娘蜜璃ちゃんの力こぶイメージ
129話「いばりっ」
伊之助「わっかんねぇ!!」
炭治郎「なるほど」(汗)
わからないくせに威張る伊之助
130話「ぺちこ」
義勇が柱稽古について知っていたことに炭治郎が安堵し手を叩く
189話 「ガヒュガヒュガヒュガガヒュヒュ」
無惨様と柱一同が戦うシーンでは激しい戦闘音が鳴り響きます。キャラクターより圧倒的に大きく描かれておりワニ先生がいかに擬音に力を入れているかがよくわかります。
この音は、無惨様の触手が攻撃する瞬間に多く使われているようです。
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