GRAVEL(グラベル)とは?
ウィンドブレイカーは、砂把地区の寄せ集めでできたチームで、有名な貧困街で盗みなどの犯罪が多発している地域で活動しています。メンバーは学校や仕事に行かず、傭兵や下請けなどを引き受けて生計を立てています。歓楽街を守る六方一座と戦いを繰り広げています。
GRAVEL(グラベル)は「全員で1人」をモットーに掲げ、依頼で得た報酬や成果をメンバー全員で均等に分けることを目指しています。
また、犯罪に手を染めることに抵抗がなく、裏で手引きした人物は元風鈴生の棪堂哉真斗であることが明かされています。
主要メンバー
硯秀平 |
圧倒的人数
GRAVELは、主要メンバーこそ硯秀平ぐらいしか名のある人物がおらず個々の戦いでは六方一座や風林生たちに圧倒されています。
それだけの実力差がありながらニヤついてどこか余裕を見せていました。
その根拠として、桜たちが驚くほどの人数を引き連れて仕事にやってきていました。
六方一座や風林生の強さを認めつつ硯は「この人数差じゃ、あんたらがいくら強くても流石に勝てないでしょ」とし、仕事で喧嘩を請け負うことしか出来ないグラベルの強さが伺えます。
グラベルの貧困エピソード
ここでは、グラベルがいかに貧困なのか?貧困エピソードをいくつかまとめていきたいと思います。
夢にまで見た焼き肉だ
成田しずかをさらいに来た硯秀平から出た一言、成田しずかをさらう事で報酬を得られるらしく、その報酬でみんなで焼き肉を食べる算段だったようです。
この際に「夢にまで見た焼き肉だ」と語っており焼き肉さえ食べられないほど貧困だという事が分かります。
スーツは、お金持ちが着るもの
六方一座の面々と戦っていた際に、圧倒的力でグラベルのメンバーを倒していく六方一座
そこで「スーツ着ると強くなれるの?」という硯の質問がありました。
実際にそんなことは起こるはずはありませんがスーツを着たことがない彼らはそんなことを知るはずもありません。
しかも、スーツを手に入れる手段として「盗む」ということしか考えていないことからも彼らがいかに貧困なのかがわかります。
硯秀平はゲームがやりたい
硯は、六方一座との戦いの最中、何度も「ゲーム」という言葉を口にします。
余程のゲーム好きなのかと思ったらそうではなく、実はゲームも買えないほど貧困で戦いが終わってからなにがやりたいのか聞かれると「ゲーム」と答えていました。
この時、初めて硯はゲームの楽しさを知りました。
作中での活躍
GRAVELの活躍は原作9巻67話から11巻87話で描かれており、ケイセイ街を守る六方一座との戦いや黒幕の登場など、大規模なバトルが展開されています。
グラベルは、手荒なことを生業としたチームで、ケイセイ街で桜たちが成田しずかを守って戦った後の後発のチームとして現れました。
個々の戦いでは、善戦していた桜や六方一座の面々でしたがグラベルの圧倒的人数差に徐々に押され始めます。
いよいよ、戦えなくなってきた六方一座の中村幹路は、桜たち風林生が元々客人だったこともあり店に帰るように告げるのでした。
しかし、そんな中村たちの元へ守るべき対象だったはずの成田しずかが現れ自らの身を差し出すと言い始めたのです。
その時、風林高校の四天王の一人、椿野佑とその補佐である榊雨竜と榊晴竜の三人が現れ一気に形勢を逆転
椿野は硯と一対一の戦いを行い、硯を倒してしまいました。
拳で語り合った二人は、仲直りをしそれを見た六方一座の中村幹路はグラベルのメンバーの一部をケイセイ街の店で働かせることにします。
まとめ
ケイセイ街を舞台に繰り広げられる抗争において、六方一座に匹敵する勢力を持つのが「GRAVEL」です。
全員で1人をモットーに掲げ、仲間意識を重視する彼ら。個々の戦闘力は六方一座や風林生たちに劣るものの、圧倒的な人数で勝利を掴み取ります。
そんな彼らには、裏社会との繋がりという秘めた一面も。
作中では、ケイセイ街での六方一座との戦いを繰り広げ、読者を圧倒します。
現在では、料理屋さんとして働いている硯秀平、風林高校との関係は良好なようです。
今後も、グラベルの活躍に期待したいと思います。
ぜひ、その他の組織の活躍をもっと詳しく知りたい方は、以下の記事をチェックしてみてください。
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