【ネタバレあり】映画「亜人」の気になるあのシーンを徹底考察!

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ajin-1024x576 【ネタバレあり】映画「亜人」の気になるあのシーンを徹底考察!

 

人気漫画の実写化、佐藤健と綾野剛の豪華共演

2017年9月30日に公開された映画『亜人』は、桜井画門先生による漫画『亜人』を実写化したSFアクション大作です。公開初週の全国映画動員ランキングでは、堂々のトップに躍り出ました。

主人公の永井圭役には、映画「るろうに剣心」で佐藤健さん演じる緋村剣心を絶賛した筆者も唸る演技を見せた佐藤健さん、そして亜人の佐藤役には、圧倒的な存在感を放つ綾野剛さんがキャスティングされています。

 

不死身の亜人、国家と戦う

主人公の永井圭は、ある日事故で死亡しますが、直後に生き返ります。自分が「亜人」と呼ばれる不死身の存在であることを知った圭は、国家機関から追われる身となり、同じく亜人である佐藤と出会います。

佐藤は国家転覆を目論み、暴力的な手段で人類に牙をむきます。圭は、佐藤の思想に共感できず、人間と亜人の共存を目指して戦いを挑むのです。

 

見どころ

  • 佐藤健さんと綾野剛の熱演
  • 圧倒的な映像美
  • 予測不能なストーリー展開
  • 人間と亜人の倫理的な問題
  •  

SFアクションファン必見の映画

映画『亜人』は、SFアクションファンはもちろん、人間と亜人の共存というテーマに深く考えさせられる作品です。佐藤健さんと綾野剛の熱演、そして圧倒的な映像美は必見です。

 

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あらすじ

研修医の永井圭は、トラック事故に遭い、死亡します。しかし、直後に蘇生し、自分が不死身の存在である「亜人」であることを知ります。映画は、亜人研究所でのショッキングな人体実験シーンから始まります。

国家転覆を企む亜人テロリスト・佐藤と田中に助け出された圭は、しかし彼らの思想に共感できず、協力を拒否します。結果、圭は佐藤からも国からも追われる身となります。

佐藤の過激なやり方に疑問を感じ始めた圭は、国家と亜人、そして佐藤と戦うことを決意します。

壮絶な戦いの末、圭はどのような結末を迎えるのでしょうか?人間と亜人の共存は果たして可能なのでしょうか?

 

亜人とは?

不死身の存在

亜人は、何をしても再生してしまう新生物です。銃で撃たれても、首を切られても、すぐに蘇生します。

無敵ではない

しかし、亜人が無敵というわけではありません。眠らせて拘束したり、ドラム缶などの密閉容器に閉じ込めるなど、特殊な方法で封印することができます。

再生能力

亜人は体の一部が残っていれば、そこから再生することができます。例えば、腕が切り落とされても、腕から新しい体を作ることができます。

謎の存在

亜人はどこから来たのか、なぜ不死なのか、といった謎はまだ解明されていません。

社会への影響

亜人の出現は、社会に大きな混乱をもたらしました。亜人を恐れる人々、亜人を利用しようとする人々、亜人と共存しようとする人々など、様々な意見が飛び交っています。

 

亜人のもう一つの特徴:IBM(インビシンブル・ブラック・マター)

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亜人には、もう一つの特徴があります。それは、IBM(インビシンブル・ブラック・マター)と呼ばれる黒い砂が集まってできた幽霊のような存在です。

 

IBMの能力

IBMは、亜人の意思に応じて様々な形に変形し、攻撃や防御に使用することができます。また、物体や人の思念を読み取る能力も持ち合わせています。

 

亜人とIBMの共闘

映画「亜人」では、亜人である出演者がIBMと共闘して大迫力のアクションシーンを繰り広げるシーンも多々あります。佐藤健演じる佐藤のIBMは、巨大な怪物に変形して敵を圧倒します。

 

宮野真守の出演

また、アニメ版の主人公を熱演した人気声優・宮野真守が映画では永井圭のIBMの声を担当するなど、粋な計らいも見られます。

 

 

キャラクター一覧

永井圭

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永井圭は、原作では医大生を目指して猛勉強する高校生という設定でしたが、今作ではすでに医大生となり、原作から約10年後の物語となっています。

全国模試で1桁の順位を取れるほどの頭脳の持ち主であり、今作でもその知性を存分に発揮しています。

佐藤健さんは、本作でも『るろうに剣心』の時と同様にノースタントでアクションシーンを演じており、その抜群の運動神経を存分に披露しています。

亜人管理委員会の人々が、佐藤対策の指揮を執る際に佐藤健さんに対してすんなり受け入れすぎている感は否めません。

 

佐藤

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佐藤は、常に微笑みを浮かべ、一見おとなしそうな印象を与える人物です。しかし、その正体は亜人の悪役。漫画版では、日本人と見分けがつかない外見をしていますが、本名はサミュエル・T・オーウェンというイギリス人の父と中国人の母を持つアメリカ人で、カルフォルニア州生まれという設定です。

1969年頃に年齢を詐称してアメリカ海兵隊に入隊したという設定もあり、映画版では35歳の綾野剛さんとはかなりの年齢差があります。

今回の映画で綾野剛さん演じる佐藤の魅力は、キレッキレの肉体美とアクションです。敵役でありながら主役を喰ったとも言われるほど高い評価を得ており、この作品は綾野剛さんの演技があってこそ成立したと言えるでしょう。

ドスの効いた低い声で発する「永井くぅーん」というセリフは、鬼気迫るものがあります。

原作の佐藤と比べて、最初は少し若すぎる印象があったようですが、物語が進むにつれて、観客は違和感なく佐藤というキャラクターに引き込まれていくことでしょう。

 

戸崎優

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玉山鉄二さん演じる戸崎優は、原作のイメージに驚くほど忠実なビジュアルで、まさに「トザキではないトサキ」を体現しています。

特に見どころは、部下である下村が田中に追い詰められている場面で、戸崎が颯爽と現れ、圧倒的な力で彼を救い出すシーンです。

「トザキではないトサキだ」という名台詞と共に、冷酷なエリートという表向きのイメージとは裏腹に、意識不明の婚約者のために高額な治療費を必要とするという、人間味あふれる一面も丁寧に描写されています。

玉山さん渾身の演技によって、原作ファンも納得の、魅力的な戸崎優が誕生しました。

 

下村 泉

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川栄李奈さん演じる下村泉は、厚生労働省で戸崎優の部下として働く亜人です。 元AKB48の川栄さんは、鋭い目つきこそ原作の下村とは少し異なるものの、持ち前の演技力でハマリ役を演じました。

特に印象的なシーンは、階段から落ちてそのまま蘇生し、田中功次に攻撃を仕掛ける場面です。 亜人である彼女の強さを見せつけるシーンであると同時に、傷つきながらも戦い続ける姿は、映画とはいえ観る者に強い印象を与えます。

もし下村が亜人ではなく人間だったら、このシーンはさらに衝撃的なものとなっていたでしょう。 傷つきながらも立ち上がり、敵に立ち向かう彼女の姿は、人間の強さ、そして弱さを同時に表現していると言えるでしょう。

川栄李奈さんの演技は、下村泉というキャラクターの魅力を存分に引き出し、映画をより一層盛り上げています。

 

まとめ

亜人は再生能力を持つとはいえ、痛みを感じることはできます。 劇中で下村泉が階段から落ちて蘇生するシーンは、その痛々しさを象徴しています。

しかし、亜人たちはこの痛みを克服し、自身の能力を戦略の一部として活用しています。 田中功次のように戦闘に利用する者もいれば、下村のように情報収集に利用する者もいる。

漫画から実写化した作品は、多くの場合批判に晒されます。 今作も例外ではなく、原作との違いを指摘する声も多くありました。

しかし、漫画と映画は異なるメディアであり、全く同じ表現をすることは不可能です。 今回の実写化は、原作の魅力を活かしつつ、映画として独自のアレンジを加えた作品と言えるでしょう。

実際、多くの観客から高評価を得ており、実写化作品の中でも成功例の一つと言えるでしょう。 まだ見ていない方は、ぜひ一度ご覧ください。

 

スタッフ

監督
本広克行
原作
桜井画門
脚本
瀬古浩司
山浦雅大
製作
市川南

キャスト

  • 佐藤健  永井圭
  • 玉山鉄二 戸崎優
  • 城田優  田中功次
  • 千葉雄大 奥山
  • 川栄李奈 下村泉

 

映画「亜人」

映画「亜人」は、佐藤健、綾野剛、戸田恵梨香ら豪華キャストが出演するSFアクション映画です。原作漫画は、累計発行部数650万部を超える人気作品です。

 

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