【チェンソーマン】面白いシーン集!ちょっと笑えるエピソードや独特なセリフを紹介

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【チェンソーマン】面白いシーン集!ちょっと笑えるエピソードや独特なセリフを紹介

 

『チェンソーマン』とは?作品の基本情報とあらすじ

作者・藤本タツキによって描かれる漫画『チェンソーマン』。2018年から『週刊少年ジャンプ』で連載が始まった第一部「公安編」は、その予測不能な展開と過激な描写で、瞬く間に多くの読者を魅了しました。2022年からはアニメ放送もスタートし、その人気はさらに加速しています。

本作は、一般的な少年漫画のヒーロー像とは一線を画す「ダークヒーロー」であるデンジが主人公です。

物語は、父親が遺した莫大な借金を背負い、デビルハンターとして極貧生活を送るデンジから始まります。彼は、相棒のチェンソーの悪魔ポチタと協力し、どうにか日々を生き抜いていました。

しかし、雇い主に裏切られ命を落としかけた時、ポチタと融合することでチェンソーの悪魔となり、新たな人生を歩み始めます。

人間らしい生活を知らずに育ったデンジは、公安対魔特異4課に所属し、マキマに心惹かれながらも、ごく普通の幸せな生活を夢見て戦いに身を投じていくのです。

 

爆笑必至!『チェンソーマン』の面白い&笑えるシーン

『チェンソーマン』の魅力は、壮絶なバトルシーンだけではありません。読者の間で特に話題になるのが、予想の斜め上をいくギャグシーンや、キャラクターの個性的な言動です。

例えば、東山コベニの不幸なエピソードは、その代表例と言えるでしょう。彼女が念願のマイカーを購入した直後、パワーに無茶な運転をされて人を轢き、さらに空から落ちてきた人間に車を大破させられるという、まさに散々な目に遭います。

最終的に、買ったばかりの車がスクラップになる展開は、悲劇でありながらも多くの読者を笑わせました。

また、彼女の不運はデビルハンターを辞めた後も続きます。新しい人生を夢見て転職したハンバーガーショップでは、店長から理不尽なパワハラを受ける羽目に。

コミュニケーションが苦手な東山コベニが接客業に就くという皮肉な展開は、彼女が悪魔との契約で運を失っているのではないかという考察を呼んでいます。

そして、彼女の不幸を象徴するもう一つのシーンが、理性を失ったチェンソーマンに無理やりデートに連れ出された時のダンスシーンです。

恐怖と絶望の中で涙を流しながらも、キレッキレのダンスを披露する東山コベニ。読者の間では、そのあまりのギャップと身体能力の高さが面白いと評判になりました。

こうしたユーモラスな描写は、作品全体の重苦しい雰囲気を和らげ、読者がキャラクターに親しみを持つきっかけにもなっています。

キャラクターが持つ狂気じみた行動や言動も、この作品の大きな魅力の一つと言えるでしょう。

飲み会でデンジが泥酔した姫野からゲロを吐かれるキスをされるエピソードや、個性的なメンバーのやり取りは、読者の予想を裏切り、笑いを誘いました。

また、登場人物たちの思考や行動が常識からかけ離れていることから、「キャラクターの頭がおかしい」という感想が多数寄せられており、作者である藤本タツキの独特な感性が表現されていると評価されています。

 

心に刺さる!デンジのユニークな名言・名セリフ

破天荒で向こう見ずな性格に見えるデンジですが、彼のセリフにはハッとさせられるものが多いと評判です。

ヒルの悪魔と対峙した際に発した「夢バトルしようぜ…」というセリフは、彼の純粋で素直な性格が垣間見えます。

また、永遠の悪魔との戦いで追い詰められた時、「永久機関が完成しちまったなアア~!!これでノーベル賞は俺んモンだぜ~!!」と叫び、自らの能力を最大限に利用する彼の姿は、まさにデンジらしい発想です。

岸辺の過酷な修行中に漏らした「楽しくなる為に頑張ってきたのに楽しくなくて頑張るのは糞だ」という言葉は、彼の人生観を端的に表しています。

極めてシンプルな言葉ですが、多くの読者が共感したのではないでしょうか。自分の幸せのためという明確な目的を持って行動するデンジの姿勢が、このセリフに凝縮されています。

レゼと出会った時に心の中で呟いた「俺は俺の事を好きな人が好きだ」というセリフは、デンジの真っ直ぐな愛情表現です。

マキマに特別な感情を抱きつつも、自分に好意を寄せてくれるレゼに惹かれていく彼の葛藤が描かれています。

さらに、物語終盤で岸辺に語った「彼女とかもホントは5人、10人くらい彼女ほしい」というセリフは、世間からヒーローとして祭り上げられながらも、普通の人間らしい欲望を捨てきれないデンジの本音がにじみ出ています。

デンジは一般的な少年漫画の主人公とは異なり、承認欲求や性的な欲望といった、人間らしい本能に忠実なキャラクターとして描かれています。

 

登場人物たちの名言集:心を揺さぶるセリフの数々

『チェンソーマン』には、デンジ以外にも心に残る名言、名セリフが多数存在します。それぞれのキャラクターが持つ思想や生き様が、これらの言葉に凝縮されているのです。

マキマはレゼとの会話で「私も田舎のネズミが好き」と語りました。これは、彼女の正体が支配の悪魔であることを考えると、自分が支配できる存在を好むという彼女の性質を示していると考える読者が多いでしょう。

早川アキがデンジやパワーとの雪合戦中に漏らした「だけど、やっと、やっとさぁ…なんか、毎日が楽しくなってきたんだ」というセリフは、銃の悪魔への復讐という重い目的を背負いながらも、デンジたちとの生活に安らぎを見出した彼の心情がよく表れています。

しかし、彼の幸せな日々は長くは続かず、悲劇的な結末を迎えることになります。

物語終盤、マキマとの戦いで劣勢に立たされたデンジを助けるために、パワーが放った「あたりまえじゃ!デンジはワシのバディじゃからな!」というセリフは、2人の絆の深さを象徴しています。

悪魔であるパワーが、命を懸けて人間であるデンジを助けようとする姿は、読者の涙を誘いました。

そして、第一部のラストでポチタがデンジに語りかけた「たくさん抱きしめてあげて」という言葉は、胸に深く突き刺さります。

マキマが望んでいた「対等な関係」をデンジに託すポチタの想いが、この言葉に込められています。

恐怖でしか関係を築けない悪魔であるマキマにとって、家族のような関係は憧れだったのかもしれません。

 

『チェンソーマン』第2部徹底考察:物語は新たな局面へ

第2部「学園編」では、デンジの心臓を狙う各国の刺客や、謎多き組織「チェンソーマン教会」の暗躍により、物語はさらに複雑な様相を呈します。

デンジは公安対魔特異7課のデビルハンター、吉田ヒロフミの監視下に置かれ、彼の日常は再び波乱に満ちたものとなっていきます。

吉田はデンジに対し、チェンソーマンとして変身すれば彼の平穏な日常は保証できないと警告します。

しかし、デンジの行動は常に、彼が追い求める「普通」の幸せと、チェンソーマンとしての使命との間で揺れ動きます。この葛藤こそが、第2部の大きなテーマの一つと言えるでしょう。

 

デンジを取り巻く新たな人間関係

第2部では、新たなキャラクターが多数登場します。

まず、公安対魔特異7課のデビルハンターである三船フミコは、デンジの護衛として配属されます。彼女はデンジを誘惑したり、カラオケボックスで奇襲を仕掛けたりと、その言動は掴みどころがありません。

フミコは過去に、銃の悪魔との戦闘で両親を失っており、チェンソーマンがその悲劇を救ってくれなかったことへの複雑な感情を抱いています。

また、チェンソーマン教会の副総帥バルエムや、教会に所属するソードマンの須郷ミリもデンジの前に現れ、彼を教会へと誘います。

彼らが語る「デンジが背負うものと望むものの比重」という言葉は、チェンソーマンという存在の重さを改めて突きつけます。

そして、物語の中心人物となるのが、戦争の悪魔ヨルに支配された三鷹アサです。

彼女はチェンソーマンを助けたいという願いと、ヨルの「チェンソーマンを殺したい」という願いの間で揺れ動きます。アサとデンジの関係は、第2部の大きな鍵を握っていると言えるでしょう。

 

デンジとナユタの関係

第2部におけるデンジの心の支えは、マキマに代わって支配の悪魔として生まれ変わったナユタです。デンジはナユタと共に、ごく普通の家庭を築こうと奮闘しています。

しかし、バルエムが回転寿司店でナユタの生首をデンジに見せたことで、彼の怒りは爆発し、腹部から「黒色チェンソーマン」が出現するという衝撃的な展開を迎えます。

ナユタの存在は、デンジがチェンソーマンとして暴走する引き金にもなれば、彼を人間として留める最後の砦にもなるのです。

ナユタを失う恐怖が、デンジを「ただの悪魔」へと変貌させてしまう可能性を示唆しています。

 

『チェンソーマン』第2部:加速する戦いと予測不能な展開

物語は、チェンソーマン教会と公安の対立、そして悪魔たちの暗躍により、全面戦争へと突入していきます。特に、第2部で描かれる大規模な戦闘は、読者の度肝を抜きました。

 

民衆の悪魔化と新たな脅威

火の悪魔の能力により、民衆の頭部や腕からチェンソーが生え、彼らが「チェンソーマンもどき」となって街中で大乱戦を繰り広げるシーンは、まさに圧巻です。

この事態は、飢餓の悪魔キガが、チェンソーマンと戦争の悪魔を死の悪魔よりも強くさせることを目論んで引き起こしたことが明かされます。

また、日本政府が雇った老いの悪魔も登場します。老いの悪魔は、チェンソーマンを倒すために、日本国籍を持つ子供たちを虐殺するという非道な条件を提示します。

この展開は、チェンソーマンという存在が、善悪の概念を超えた「恐怖」そのものであることを再認識させました。

 

デンジを救出するアサとヨル

解体手術を受けるために悪魔収容センターに拉致されたデンジを救出するため、アサ、ヨル、そしてキガが潜入します。

そこで彼らは、クァンシやサムライソードといった、第一部から登場しているキャラクターたちと対峙します。

特に、クァンシがデンジの頭部を見て撤退するシーンや、デンジのことを「世界で最も恐ろしい男」と評する場面は、彼女がデンジの真の力を知っていることを示唆し、読者の間で多くの考察を呼びました。

最終的に、アサとヨルはデンジを救出しますが、彼の体はバラバラに解体されていました。この危機的な状況を救ったのは、デンジとポチタの絆、そして彼が持つ「永久機関」でした。

デンジが吐き出した悪魔の歯と、自らの腸を利用してポチタに合図を送り、現実世界でチェンソーマンを復活させるという奇策は、藤本タツキの類まれな発想力を改めて証明しました。

 

『チェンソーマン』第2部:深まる謎と衝撃の真実

物語が進むにつれ、キャラクターたちの正体や、隠された目的が次々と明らかになります。

 

キガの正体と死の悪魔の登場

これまでの物語で、デンジやヨルと行動を共にしてきた飢餓の悪魔キガは、実は死の悪魔が妹(飢餓の悪魔)の名前を借りていただけだったことが判明します。

そして、本物の飢餓の悪魔は、彼女の「姉さん」と呼ぶ存在でした。

死の悪魔は、自身が「全ての臓器を捨てても死ねなかった」と語り、自らの能力が「殺した生物を使役する力」であることを明かします。

彼女は、偽チェンソーマンや妹である飢餓の悪魔を使役し、人類を恐怖に陥れることで、デンジやヨルを成長させようと目論んでいるのです。

 

ヨルの隠された記憶と目的

老いの悪魔との戦闘中、ヨルはテレビの報道で「核兵器」という言葉を聞いた瞬間、ある記憶を取り戻します。それは、彼女が最も気に入っていた悪魔が「核兵器の悪魔」だったという事実です。

そして、彼女はデンジを使い、核兵器の悪魔を復活させようとしているのではないかという見方ができます。

また、ヨルはデンジとの間で、死の悪魔を倒せたら「エッ●してあげる」という約束を交わしました。

これは、デンジを奮い立たせるための大胆な策略ですが、この約束が今後の物語にどのように影響するのか、読者の間で大きな注目を集めています。

ヨルとデンジの関係は、単なる共闘関係を超え、互いの目的を達成するための「契約」へと発展しています。この複雑な関係性は、物語にさらなる深みを与えています。

 

『チェンソーマン』アニメ声優陣の熱演:命を吹き込むキャストたち

『チェンソーマン』のアニメ化にあたり、多くの実力派声優がキャスティングされました。彼らの熱演が、キャラクターたちの魅力を最大限に引き出しています。

 

主要キャストプロフィール

 

デンジ役戸谷菊之介
マキマ役楠木ともり
早川アキ役坂田将吾
パワー役ファイルーズあい
ポチタ役井澤詩織
姫野役伊瀬茉莉也
東山コベニ役高橋花林
荒井ヒロカズ役八代拓

 

デンジを演じる戸谷菊之介は、少年らしい純粋さと、悪魔としての狂気を見事に表現しています。彼の演技が、デンジという複雑なキャラクターに深みを与えていることは間違いありません。

マキマ役の楠木ともりは、その落ち着いた声色でマキマの持つ底知れぬ恐怖とカリスマ性を表現しています。

また、早川アキを演じる坂田将吾は、復讐に燃える冷徹さと、デンジたちと過ごす中で見せる人間らしい温かさを巧みに演じ分けています。そして、パワー役のファイルーズあいは、彼女の持つ天真爛漫さと凶暴性を、高い演技力で表現し、多くのファンを魅了しました。

井澤詩織が演じるポチタは、デンジの心の支えとなる存在として、その愛らしい声で多くの読者の心を掴んでいます。伊瀬茉莉也が演じる姫野は、大人の色気と人間的な脆さを感じさせる演技で、物語に深みを与えています。

高橋花林が演じる東山コベニは、彼女の不幸な運命を、コミカルさと悲壮感の両方で表現し、作品のユーモラスな側面を担っています。

 

まとめ

本記事では、漫画『チェンソーマン』の第一部と第二部を横断しながら、その魅力と見どころを徹底的に考察しました。

作者である藤本タツキの独特な世界観は、読者の予想を常に裏切り、私たちに新しい「驚き」を与え続けています。ユーモラスで笑えるシーン、胸を打つ名言、そして予測不能な展開は、多くの読者を熱狂させてきました。

デンジは、単なるヒーローではありません。彼はごく普通の幸せを夢見る一方で、悪魔としての本能と、愛する人々を守るための責任を背負っています。

彼の物語は、私たちの日常に潜む「恐怖」や「欲望」を突きつけながら、それでも前に進むことの尊さを教えてくれているのかもしれません。

第二部では、より複雑な人間関係と、壮絶な戦いが描かれています。デンジが追い求める「普通」の生活は、遠い夢のように思えますが、彼がどのような結末を迎えるのか、今後の展開から目が離せません。

アニメから『チェンソーマン』を知った方も、この記事を参考に、ぜひ漫画を読んでみてはいかがでしょうか。

藤本タツキが紡ぐ、狂気とユーモアが共存する物語は、あなたの心に深く刺さるはずです。

 

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