週刊少年ジャンプでの連載終了後、ウェブコミックサービス「少年ジャンプ+」へと移籍し、第2部が好評連載中の『チェンソーマン』。
第1部では、主人公デンジのデビルハンターとしての過酷な戦いが描かれましたが、第2部では高校生の三鷹アサを新たな主人公に迎え、物語は大きく動き出しました。
しかし、『チェンソーマン』という作品は、魅力的なキャラクターが次々と登場する一方で、あっけなく命を落とす「命の軽さ」も大きな特徴です。
本記事では、そんな第2部を彩る新旧のキャラクターたちに焦点を当て、そのプロフィールや能力、そして壮絶な末路を深掘りして解説します。
また、第1部から再登場したキャラクターや、今後の復活が期待される人物についても詳しく見ていきましょう。
※この記事には『チェンソーマン』の重要なネタバレが含まれます。
第2部から物語が大きく変化!『チェンソーマン』の概要
第2部のキャラクターについて解説する前に、まずは『チェンソーマン』という作品がどのようなものか、改めて振り返ってみましょう。
『チェンソーマン』は、2019年に「週刊少年ジャンプ」で連載がスタートしました。
独特な世界観や予測不能なストーリー展開が読者の心を掴み、2021年の「このマンガがすごい!」で1位に輝くなど、国内外で高い評価を獲得しています。
そして2022年、連載の場を「少年ジャンプ+」に移し、第2部がスタートしました。
第1部では、親が残した借金を返済するため、貧しいながらも悪魔を狩る日々を送っていたデンジが、相棒の悪魔・ポチタと契約したことで、チェンソーの悪魔へと変身する力を手に入れる物語が描かれています。
公安のデビルハンターとなり、様々な悪魔との戦いを経て、最終的には支配の悪魔であるマキマとの壮絶な戦いを繰り広げました。
一方、第2部では、孤独な高校生・三鷹アサが悪魔の力と融合し、デンジとは異なる形で物語の主人公となります。
第1部ではマキマの指示に従うことしかなかったデンジも、第2部では自らの意思で行動する「謎のヒーロー」として活躍しています。
第1部を彩った武器人間や、新たな悪魔も続々と登場し、物語はますます混沌としていきます。
第2部を牽引する主要な新キャラクターたち
ここからは、第2部から新たに登場した主要なキャラクターたちを個別に解説していきます。
読者の間では、その個性的な言動や予想外の行動が大きな話題となっています。
三鷹アサ
プロフィール | 第四東高校の高校生、第2部の主人公 |
特徴 | 仏頂面で不愛想な性格、太い眉毛と黒髪が特徴 |
能力 | 戦争の悪魔と契約し、自分の所有物を武器化する |
第2部の主人公である三鷹アサは、物語の冒頭で委員長と先生によって陥れられ、鶏の悪魔であるコケピーを殺害してしまったことからクラスで孤立します。
彼女の両親は過去に悪魔によって殺されており、そのことからヒーローであるはずのチェンソーマンを嫌悪しています。
その後、クラスの委員長が契約していた正義の悪魔に襲われ、命を落としますが、戦争の悪魔と契約したことで蘇生しました。
デンジとの水族館デートでは、予習した海洋生物の知識をひたすら披露するなど、不器用ながらも真面目な一面を見せ、読者の間で大きな反響を呼びました。
戦争の悪魔の能力によって自身の所有物を武器にすることができますが、その威力は罪悪感の強さに比例するとされています。
戦争の悪魔(ヨル)
プロフィール | 四騎士の一角を担う悪魔、三鷹アサと契約 |
特徴 | 高圧的で傍若無人、知能は低め |
能力 | 戦争に関するものを武器に変える |
三鷹アサの命を救い、体を共有しているのが戦争の悪魔であるヨルです。
彼女は、第1部でチェンソーマンに敗れ弱体化した「四騎士」の一角を担う存在です。
「チェンソーマンを倒し、核兵器や戦争の悪魔を世の中から消された過去の記憶を取り戻す」という目的のために、三鷹アサを騙し、利用しようとします。
当初は物に触れる必要がありましたが、物語が進むにつれて能力を進化させ、名前を呼ぶだけで武器化できるようになりました。
しかし、知能が低いため、デンジの行動に翻弄されたり、飢餓の悪魔にからかわれたりと、どこか憎めないキャラクターとして描かれています。
正義の悪魔
プロフィール | 悪魔 |
特徴 | 人間の姿をとらず、契約者を操る |
能力 | 契約者に正義の力を与え、精神を支配する |
物語の冒頭で三鷹アサを陥れた委員長が契約していた悪魔です。
契約者は自分の正義を貫くためなら手段を選ばないという残酷な性格へと変貌し、委員長は三鷹アサを殺害しようとしました。
その後、正義の悪魔と契約したユウコは、いじめっ子たちを殺害するなどの行動をとっています。
正義の悪魔はユウコに対し、「正義の心を差し出す代わりに、他人の心を読み取る力」を与えましたが、その代償としてユウコの人間性は失われていきました。
読者の間では、その恐ろしい能力から「最も厄介な悪魔の一人だ」という見方をする人もいます。
飢餓の悪魔(キガ)
プロフィール | 四騎士の一角を担う悪魔 |
特徴 | 戦争の悪魔の姉、両耳にピアス |
能力 | 不明 |
飢餓の悪魔は、戦争の悪魔と同じく「四騎士」の一角です。
自らをキガと名乗り、デビルハンター部に所属し、三鷹アサやデンジと行動を共にしています。
外見は女性の姿をしており、両耳のピアスが特徴的です。
他の四騎士の悪魔に比べるとまだその能力の全貌は明かされていませんが、ノストラダムスの大予言に通じていることが示唆されており、根源的恐怖の名を持つ悪魔を使い走りにできるほどの圧倒的な強さを持つことがわかっています。
非常に大食いで、喫茶店で大量注文したり、三鷹アサの家で食パンとジャムを完食したりと、食欲旺盛な一面を見せています。
当初は三鷹アサに友好的な態度を見せていましたが、実は裏で三鷹アサを飢餓状態に追い込み、手駒にしようと画策していました。
伊勢海ハルカ
プロフィール | 第四東高校の生徒会長、デビルハンター部部長 |
特徴 | プライドが高く仕切り屋、胸にデンジと同じスターターを持つ |
能力 | チェンソーマンの熱狂的なファン、変身能力は持たない |
三鷹アサが通う高校の生徒会長であり、デビルハンター部の部長も務める人物です。
当初は胸にデンジと同じスターターを持っていることから、チェンソーマンであるかのように振る舞っていました。
しかし、その正体はただの人間で、熱狂的なチェンソーマンのファンであることが判明しました。
その言動から、読者の間では「中二病的なイタいキャラクター」と評されることもありますが、根は非常に真面目な人物として描かれています。
東山ノバナ
プロフィール | 第四東高校の高校生、デビルハンター部所属 |
特徴 | 気弱で流されやすい性格 |
能力 | 不明 |
三鷹アサと同じくデビルハンター部に所属する東山ノバナは、常にオドオドとした様子を見せる気弱なキャラクターです。
第1部に登場した東山コベニと容姿や名字が似ていることから、ファンの間では「東山コベニの弟ではないか」という見方が有力です。
第1部では東山コベニの超人的な身体能力が印象的でしたが、東山ノバナは今のところ目立った能力を見せていません。
東山コベニの幸運体質が不幸体質に変わったキャラクターではないか、という予想もあり、今後の彼の動向に注目が集まっています。
落下の悪魔
プロフィール | ノストラダムスの大予言に関わる悪魔、根源的恐怖を司る |
特徴 | 胴体から離れた頭部を持つ異形、地獄の料理人という肩書き |
能力 | 対象を物理的にも精神的にも「落下」させる |
落下の悪魔は、ノストラダムスの大予言で世界を恐怖に導くとされる「根源的恐怖の悪魔」の一人です。
地獄で一度も死を経験したことがない悪魔であり、その力は他の悪魔とは一線を画します。
三鷹アサとデンジを強制的に落下させ、精神的な恐怖に陥れましたが、もう一人のチェンソーマンに体を切り裂かれました。
その外見から、「地獄の料理人」という肩書きを持ち、料理をぞんざいに扱われると激怒するというユニークな一面も持っています。
読者の間では、「その造形がトラウマレベル」という声も多く聞かれます。
ナユタ(支配の悪魔)
プロフィール | マキマの生まれ変わり |
特徴 | マキマと同様に支配の悪魔の力を持つ、強気でワガママな性格 |
能力 | 相手を支配する能力 |
第1部のラスボスであった支配の悪魔マキマは、デンジによって食べられたことで復活できずに死亡しましたが、その生まれ変わりとして第2部に登場したのがナユタです。
岸辺に託され、デンジと兄妹として暮らしています。
小学生ながら、強気でワガママな性格をしており、デンジを「私のモン」と言い切るほどの独占欲を見せています。
デンジと三鷹アサのキスを目撃した際には、マキマと同様の能力で三鷹アサを拘束しました。
当初はマキマと同じくチェンソーマンの心臓を求めていましたが、デンジから家族として扱われたことで、心臓に対する執着は薄れていきました。
今後の物語で、彼女がどのような役割を担うのか、多くの読者が注目しています。
三船フミコ
プロフィール | 公安7課所属のデビルハンター |
特徴 | 三鷹アサと同じ高校に在籍 |
能力 | 不明 |
三船フミコは、デンジの護衛任務を任されている公安7課のデビルハンターです。
デンジと三鷹アサが通う高校に転校生として現れました。
任務よりもカラオケを優先するなど、どこか掴みどころのない人物として描かれています。
その正体や目的についてはまだ不明な点が多く、読者の間では「飢餓の悪魔の協力者ではないか」「実は裏の顔があるのではないか」といった様々な考察が飛び交っています。
第1部から再登場した武器人間たち
第2部では、第1部でマキマに支配されていた武器人間たちが再登場し、公安7課のメンバーとして活躍しています。
彼らはマキマの支配から解放され、それぞれの意思で行動しています。
かつての敵が味方として登場する展開は、多くの読者を驚かせました。
須郷ミリ(ソードマン)
プロフィール | 武器人間(長剣の悪魔) |
特徴 | 中二病的な熱い性格、女子生徒に人気 |
能力 | 全身を長剣に変える |
長剣の悪魔の心臓を持つ武器人間です。
第1部ではマキマの支配下でデンジと戦いましたが、第2部ではマキマの支配から解放され、チェンソーマンを尊敬する人物として再登場しました。
「ソードマン」と名乗るなど、中二病的な言動が目立ちますが、その整った容姿から女子生徒に人気があるようです。
デンジからはそのイケメンぶりに嫉妬されています。
バルエム・ブリッチ
プロフィール | 武器人間(火炎放射器の悪魔) |
特徴 | 胡散臭い雰囲気、デンジを不幸のどん底に落とすことを目的としている |
能力 | 全身を火炎放射器に変える |
火炎放射器の悪魔の心臓を持つ武器人間です。
第1部ではマキマの支配を受けていましたが、第2部では公安7課のメンバーとして再登場しました。
彼もまたチェンソーマンに執着しており、デンジを不幸のどん底に突き落とし、再びチェンソーマンとして覚醒させることを目論んでいます。
その胡散臭い言動から、読者の間では「キンブリーみたいだ」という声も聞かれています。
クァンシ
プロフィール | 武器人間(弓矢の悪魔)、元公安デビルハンター |
特徴 | 「最初のデビルハンター」と呼ばれるほどの強者、複数の魔人を愛人にする |
能力 | 全身を弓矢に変える |
「最初のデビルハンター」と呼ばれるほどの圧倒的な実力者であり、元公安デビルハンターです。
第1部では中国から来た刺客として登場し、複数の魔人を従えていました。
マキマに首を斬られて死亡しましたが、マキマの支配下で復活し、第2部では支配から解放されて公安7課に所属しています。
岸辺の元相棒でもあり、第2部での岸辺との再会を期待する声が多数見られます。
サムライソード
プロフィール | 武器人間(刀の悪魔) |
特徴 | デンジの敵として登場 |
能力 | 全身を刀に変える |
デンジを雇っていた人物の孫であり、祖父の仇討ちとしてデンジの前に立ちはだかりました。
デンジとの戦いに敗れて公安に逮捕されましたが、マキマの支配を受けて復活し、第2部では公安7課のメンバーになっています。
第1部では敵として登場しましたが、第2部ではどのような活躍を見せるのか、注目が集まっています。
凶悪な悪魔たちの最期
『チェンソーマン』には、トマトやコウモリ、永遠といった、人々の恐怖を具現化した様々な悪魔が登場します。
人間の血を飲むことで傷が回復し、死んでも地獄で復活するという悪魔たちですが、彼らの最期もまた壮絶です。
トマトの悪魔
物語の冒頭、第1話に登場した悪魔で、トマトの実に大量の手と目がついた異様な姿をしています。
ヤクザに雇われていたデンジによって倒されました。
その姿から、トマトという身近な存在への恐怖が具現化されたものと考えられますが、戦闘能力は高くなかったようです。
ゾンビの悪魔
デンジを騙して殺そうとしたヤクザが契約していた悪魔です。
契約者は理性を失ったゾンビと化し、噛まれた人間も次々とゾンビになっていくという、増殖能力に特化した悪魔でした。
デンジを殺害したものの、ポチタと融合してチェンソーの悪魔として復活したデンジに、あっけなく倒されました。
筋肉の悪魔
一般人の少女を誘拐し、自らの筋肉を操って肥大化させて戦う悪魔です。
デンジを罠に嵌めようとしましたが、デンジの反撃を受け死亡しました。
コウモリの悪魔
血を求めてニャーコを監禁していた悪魔です。
空を飛び、空気砲を放つ能力でデンジと戦いました。
ニャーコを人質にとっていたためデンジは苦戦しましたが、最終的にはデンジの強力な攻撃を受けて倒されました。
ヒルの悪魔
コウモリの悪魔を「私の男」と呼び、共に人間を食べることを夢見ていました。
コウモリの悪魔を倒したデンジに襲い掛かりますが、早川アキが呼び出した狐の悪魔に喰われて死亡しました。
好みの人間であるデンジを逃がすなど、悪魔らしからぬ行動も見せています。
永遠の悪魔
ホテルと同化し、デンジたち公安のデビルハンターを8階に閉じ込めた悪魔です。
物理的な攻撃が一切通用せず、デンジの心臓を要求しました。
しかし、デンジがその体を3日3晩切り刻み続けたことで、永遠に続く痛みに耐え切れず絶望し、自ら心臓を差し出して命を落としました。
台風の悪魔
モヒカン男と行動を共にしていた悪魔で、広範囲の風雨を操る能力を持っています。
レゼの邪魔をしようとしますが、格上のレゼに従うことで難を逃れます。
しかし、その後にデンジに殺されており、レゼから従うことを選んだものの、結局は死亡する運命でした。
暴力の魔人
常にペストマスクを着用している、公安所属の魔人です。
魔人は弱体化すると言われていますが、彼は強すぎるため、毒の出るマスクでその力を抑えつけられていました。
地獄で闇の悪魔と対峙した際、マスクを外して戦いますが、圧倒的な力の前に敗北し死亡しました。
闇の悪魔
地獄に存在する「根源的恐怖の悪魔」の一体で、その強さは他の悪魔とは一線を画します。
サンタクロースが契約し、デンジたちを地獄に引きずり込みました。
チェンソーの悪魔の姿に変身したデンジに襲われ、体をバラバラにされました。
悲劇的な最期を迎えた人間たち
悪魔だけでなく、多くの人間もまた、容赦なく命を落としました。
その中には、読者の心に深く残るキャラクターも少なくありません。
姫野
デンジの先輩であり、早川アキのバディを務めていたデビルハンターです。
お酒を飲むとキス魔になる陽気な一面と、デンジにゲロキスをしてしまうなど、コミカルなシーンも描かれました。
デンジや早川アキと心を通わせていきますが、沢渡とサムライソードの襲撃を受け、早川アキを守るために自らの体を幽霊の悪魔に全て捧げ、壮絶な最期を迎えました。
姫野の死は、早川アキに深い悲しみと影響を与え、煙草を吸うきっかけとなりました。
荒井ヒロカズ
公安の新人デビルハンターで、真面目でやる気に満ちた青年です。
当初はデンジのことを嫌っていましたが、永遠の悪魔との戦いで助けられたことで考えを改めました。
特異4課が襲撃を受けた際、銃撃からコベニを庇い、命を落としました。
沢渡アカネ
民間のデビルハンターで、ヘビの悪魔と契約していました。
姫野から幽霊の悪魔を奪い、公安と戦いますが、コベニに弱点を見抜かれ捕縛されます。
しかし、尋問を受ける前に契約していたヘビの悪魔に首を刎ねられ、謎を残したまま自ら命を絶ちました。
マキマによって遺体が回収されており、銃の悪魔との戦いで再登場しました。
レゼ
デンジが恋心を抱いた少女で、その正体はソ連の工作員であり、「爆弾の悪魔」の心臓を持つ武器人間でした。
デンジとの駆け落ちを提案しましたが、駆け落ちを断られたことで本性を現し、デンジの心臓を奪おうとします。
圧倒的な力でデンジを追い詰めますが、隙を突かれて敗北し、再度デンジから駆け落ちを提案されます。
デンジのもとへ向かう途中、カフェの前でマキマと遭遇し、デンジのことを思いながら静かに殺されました。
早川アキ
本作のメインキャラクターの一人で、公安のデビルハンターです。
私生活ではデンジとパワーの保護者代わりとして、家族のような関係を築いていました。
家族を殺した銃の悪魔への復讐を誓っていましたが、銃の悪魔に体を乗っ取られ、デンジに殺されるという悲劇的な最期を迎えました。
パワー
血の悪魔の魔人であり、デンジと早川アキと共に暮らしていました。
子供っぽい性格で自分勝手な一面もありますが、デンジや早川アキとは絆を深めていきました。
マキマに呼ばれて訪れた際、マキマの攻撃を受けて一度は死亡しますが、何事もなかったかのように復活しています。
しかし、マキマに再び殺され、デンジに「地獄で見つけてほしい」と伝えながら消滅しました。
本編開始時点で既に死亡していたキャラクターたち
『チェンソーマン』の世界では、本編が始まるよりも前に、既に多くのキャラクターが命を落としています。
彼らの死は、生き残ったキャラクターたちの心に深い影響を与えています。
姫野の元バディたち
佐原、木ノ内、昴、佐々木は、姫野がバディを組んでいたデビルハンターたちです。
彼らは本編が始まった時点で既に悪魔との戦いで死亡しており、姫野の悲しい過去を物語っています。
特に佐々木は、原作者である藤本タツキの短編作品にも登場しており、『チェンソーマン』の世界と繋がっているのではないかと考察するファンもいます。
早川タイヨウ
早川アキの弟で、家族と共に銃の悪魔に殺されました。
彼の死が、早川アキがデビルハンターになるきっかけとなり、銃の悪魔への復讐を誓うことになりました。
第2部で死亡したキャラクターたち
『チェンソーマン』という作品は、登場人物の命が非常に軽いことでも知られています。
第2部でも、多くのキャラクターが命を落としました。
ここでは、第2部で死亡した主なキャラクターとその壮絶な末路を解説します。
コケピー
鶏の悪魔であるコケピーは、三鷹アサが殺してしまったことで物語が動き出すきっかけとなりました。
三鷹アサはコケピーと仲良くなることで、クラスメイトとの関係を築こうとしましたが、その試みは失敗に終わりました。
その死は、三鷹アサの罪悪感となり、戦争の悪魔の能力で強力な武器へと変えられました。
田中先生と委員長
三鷹アサを陥れた委員長と、彼女と肉体関係を持っていた田中先生は、戦争の悪魔によって殺されました。
委員長は正義の悪魔と契約し、三鷹アサを殺害しようとしましたが、戦争の悪魔の力には敵いませんでした。
田中先生は「田中脊髄剣」として武器にされた末に死亡しました。
ユウコ
三鷹アサの友人で、いじめっ子たちを殺害したユウコは、正義の悪魔と契約したことで魔人のような姿に変貌しました。
しかし、偽物のチェンソーマンに首を切断されて死亡するという悲惨な最期を迎えました。
彼女の死は、三鷹アサの心に深い傷を残しました。
ナユタ
マキマの生まれ変わりであるナユタも、第2部で一度命を落としました。
チェンソーマン教会副総帥のバルエムに襲われ、拘束されたナユタは、デンジを絶望させるための道具として利用されました。
バルエムの真の目的は、デンジを不幸のどん底に突き落とし、理性を失わせることでした。
ナユタは敵に首を落とされ、その生首が皿に乗せられてデンジの前に運ばれるという、非常に衝撃的で無残な最期を迎えました。
しかし、彼女の能力や悪魔としての特性から、復活の可能性を期待する声が多数挙がっています。
第1部から再登場する可能性のあるキャラクターたち
第2部では、武器人間やナユタの再登場が描かれましたが、その他にも第1部のキャラクターが再登場する可能性は十分に考えられます。
ここでは、読者が再登場を最も期待しているキャラクターたちを紹介します。
パワー
血の魔人であり、デンジと早川アキの家族同然の存在であったパワーは、マキマに殺されました。
しかし、彼女は最期にデンジに「地獄で見つけてほしい」と語っており、彼女の復活を願うファンは少なくありません。
悪魔は死ぬと地獄で再生するため、パワーが地獄で再び魔人として復活し、デンジの前に現れる可能性は十分にあります。
早川アキ
銃の悪魔の魔人となり、デンジに殺された早川アキもまた、復活を期待する声が多いキャラクターです。
マキマに偽りの記憶を植え付けられ、デンジを利用するための道具として使われた彼の悲劇的な結末は、多くの読者に衝撃を与えました。
クァンシやサムライソードが再登場したように、早川アキも何らかの形で復活し、デンジと再会する可能性はゼロではないという見方もあります。
岸辺
「最強のデビルハンター」を自称し、マキマの危険性を見抜いていた岸辺は、第1部を生き残った数少ないキャラクターの一人です。
クァンシの元相棒でもあるため、第2部での再登場はほぼ確実とされており、彼の持つ情報や圧倒的な戦闘力が、今後の物語の鍵を握るのではないかと予想されています。
東山コベニ
公安を退職した後は、悪魔のトラブルに巻き込まれやすい不運体質から、デンジと強制的にデートさせられるなど、読者の笑いを誘った東山コベニも再登場が期待されています。
第2部には、彼女と名字が同じ東山ノバナが登場しており、兄弟である可能性が濃厚です。
もし彼女が再登場すれば、その並外れた身体能力が物語の重要な局面で役立つのではないかと考える読者もいるようです。
レゼ
デンジが初めて恋心を抱いた女性であり、正体はソ連のスパイであったレゼも、再登場を熱望されているキャラクターの一人です。
彼女はマキマに殺されましたが、クァンシやサムライソードといった武器人間が再登場したことから、レゼもまた復活する可能性が非常に高いと見られています。
もし再登場すれば、デンジとレゼの関係がどのように描かれるのか、多くの読者が胸を躍らせています。
読者が語る第2部キャラクターの評価と魅力
最後に、第2部のキャラクターたちに対する読者の率直な感想や評価をまとめました。
飢餓の悪魔(キガ)は意外と可愛い?
作中で恐るべき力を秘めている飢餓の悪魔ですが、読者の間では「キガと名乗る姿が可愛い」「大食いなところが人間らしくて面白い」といった声が多数挙がっています。
戦争の悪魔との姉妹関係も注目されており、他の四騎士の悪魔との関係性についても関心が寄せられています。
須郷ミリ(ソードマン)は女子に人気?
その整った容姿と中二病的な言動から、須郷ミリは女子生徒に人気があるようです。
「イケメンなのに言動が面白い」「最強の武器人間なのにどこか憎めない」といった感想が見られます。
再登場を望む声が最も多いレゼ
第2部で武器人間たちが再登場したことで、レゼの復活を望む声が最も多くなっています。
「レゼとデンジの再会が見たい」「デンジがどのような反応をするのか気になる」といった期待の声が多数見られます。
彼女の再登場が、今後の物語の大きな鍵となることは間違いありません。
『チェンソーマン』第2部キャラクターまとめ
『チェンソーマン』は、多くのキャラクターが容赦なく命を落とす作品として知られていますが、それは同時に、物語の予測不能な展開や、キャラクターの感情の深みを際立たせています。
読者からは、「少年漫画とは思えないほど死亡キャラが多い」「展開がまったく読めない」といった声が多数挙がっています。
しかし、中にはパワーのように、死んでも復活するキャラクターもおり、物語は常に読者の予想を裏切ってきました。
第2部では、デンジと三鷹アサという二人の主人公の視点から物語が描かれており、1部とは異なる面白さが生まれています。
また、武器人間たちの再登場や、マキマの生まれ変わりであるナユタの存在は、物語に更なる深みを与えています。
今後も、パワーや早川アキなど、1部の人気キャラクターが再登場する可能性も示唆されており、物語はますます目が離せません。
まだ『チェンソーマン』を読んだことがない方も、ぜひ本記事を参考にしながら、その独特な世界観に触れてみてはいかがでしょうか。
今後の展開に、引き続き注目していきましょう。
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