【ジャイアントキリング】下剋上はなぜ起こる?達海猛とETUが描くリアルなサッカー漫画の魅力とは

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【ジャイアントキリング】下剋上はなぜ起こる?達海猛とETUが描くリアルなサッカー漫画の魅力とは

 

「ジャイアントキリング」という言葉をご存知でしょうか。

英語で「GIANT KILLING」と書き、文字通り「巨人殺し」を意味します。

スポーツ競技において、弱者が強者を打ち負かす大番狂わせ、いわゆる「下剋上」を起こした際に使われる言葉です。

今回ご紹介する漫画『GIANT KILLING(ジャイアントキリング)』は、この言葉をタイトルに冠した、サッカーを題材とした大人気作品です。

一般的なスポーツ漫画では選手が主人公になることが多い中、この物語の主人公はなんとプロサッカーチームの監督。

その斬新な視点から、サッカーを知らない人でも熱中できる人間ドラマが描かれています。

本記事では、この『GIANT KILLING』のあらすじから魅力、そして登場する個性豊かなキャラクターたちの強さを徹底的に解説していきます。

 

  1. ジャイアントキリングの魅力
    1. ジャイアントキリング強さの秘密①監督が主人公
    2. ジャイアントキリングの強さの秘密②名言の多さ【ネタバレあり】
    3. ジャイアントキリングの強さの秘密③受賞歴
  2. ジャイアントキリングのあらすじ【ネタバレあり】
    1. ETUの元エース・達海猛の苦悩
    2. チームの転落と達海の帰還
  3. 舞台となるジャパンリーグ【ネタバレあり】
  4. 登場チームとキャラクター紹介【ネタバレあり】
    1. チーム紹介:ETU(East Tokyo United)
    2. 緑川 宏(みどりかわ ひろし)
    3. 黒田 一樹(くろだ かずき)
    4. 杉江 勇作(すぎえ ゆうさく)
    5. 熊田 洋二(くまだ ようじ)
    6. 石神達雄(いしがみ たつお)
    7. 村越茂幸(むらこし しげゆき)
    8. 椿 大介(つばき だいすけ)
    9. 堀田 健二(ほった けんじ)
    10. 堺 良則(さかい よしのり)
    11. ルイジ吉田(ルイジ よしだ)
    12. 夏木 陽太郎(なつき ようたろう)
    13. 丹波 聡(たんば さとし)
    14. 赤崎 遼(あかさき りょう)
    15. 清川 和巳(きよかわ かずみ)
    16. ガブリエル・ペレイラ
    17. 宮野 剛(みやの つよし)
    18. 世良 恭平(せら きょうへい)
    19. 矢野 真吾(やの しんご)
    20. 石浜 修(いしはま おさむ)
    21. 佐野 正(さの ただし)
    22. 上田 研人(うえだ けんと)
    23. 小林 実(こばやし みのる)
    24. 亀井 武士(かめい たけし)
    25. 殿山 充(とのやま みつる)
    26. 湯沢 洋行(ゆざわ ひろゆき)
    27. 監督:達海猛(たつみ たけし)【ネタバレあり】
    28. ヘッドコーチ
    29. その他コーチ
    30. フロント【ネタバレあり】
    31. 広報担当:永田 有里(ながた ゆり)
    32. 会長、副会長:永田兄弟
    33. マスコットキャラクター「パッカ」
    34. サポーター【ネタバレあり】
    35. チーム紹介:東京V(東京ヴィクトリー)
    36. 監督:平泉(ひらいずみ)
    37. 持田 蓮(もちだ れん)
    38. チーム紹介:名古屋グランパレス
    39. 監督:不破(ふわ)
    40. ゼウベルト
    41. カルロス
    42. ペペ
    43. チーム紹介:大阪ガンナーズ
    44. 監督:ダルファー
    45. 園田(通訳)
    46. 平賀 純一(ひらが じゅんいち)
    47. 窪田 晴彦(くぼた はるひこ)
    48. 志村 春人(しむら はるひと)
    49. ハウアー
    50. チーム紹介:川崎フロンティア
    51. 監督:ネルソン
    52. 八谷 渡(はちや わたる)
    53. チーム紹介:モンテビア山形
    54. 監督:佐倉 ひとし(さくら ひとし)
    55. 古内 健(ふるうち けん)
  5. ジャイアントキリング強さランキング【ネタバレあり】
    1. 5位:村越 茂幸(ETU)
    2. 4位:椿 大介(ETU)
    3. 3位:ジーノ/ルイジ吉田(ETU)
    4. 2位:達海猛(ETU監督・元ETUプレーヤー)
    5. 1位:持田(東京ヴィクトリー)
  6. まとめ【ネタバレあり】
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ジャイアントキリングの魅力

『GIANT KILLING』の原作は綱本将也、作画はツジトモが手がけ、2007年より講談社の週刊「モーニング」で連載されている人気漫画です。

2010年にはテレビアニメも放送され、幅広い層にその名が知られることとなりました。

通称「ジャイキリ」と呼ばれ親しまれていますが、その人気の秘密は一体どこにあるのでしょうか。

 

ジャイアントキリング強さの秘密①監督が主人公

『GIANT KILLING』が他のスポーツ漫画と一線を画している最大の要因は、主人公が選手ではなく監督であるという点です。

物語は、弱小プロサッカークラブETU(East Tokyo United)の監督に就任した達海猛を軸に描かれます。

選手・監督・フロント・サポーターなど、サッカーという一つのスポーツに人生を賭けるさまざまな立場の人間が登場し、それぞれの心情が豊かに表現されます。

「チームを強くするのは誰か?」という問いに対し、選手だけでなく、監督の采配、フロントの運営、そしてサポーターの応援が一体となってこそ、初めて勝利を掴むことができるという、多角的な視点から物語が展開されるのです。

この「サッカー以外の人間模様」が非常に丁寧に描かれているため、サッカーのルールや知識がなくても、登場人物たちの情熱や苦悩、そして勝負の中で生まれる葛藤に深く感情移入することができます。

等身大の人間が描かれているからこそ、読者はリアリティをもって物語を体験できるのです。

 

ジャイアントキリングの強さの秘密②名言の多さ【ネタバレあり】

達海猛は、その飄々とした態度からは想像もつかないほど、多くの人の心を揺さぶる言葉を放ちます。

この作品のもう一つの魅力は、数々のキャラクターが発する「名言」の多さにあります。

特に主人公の達海猛が発する言葉は、選手たちの意識を変え、物語の展開を大きく動かしていく重要なツールとなっています。

「弱いチームが強い奴らをやっつける。勝負事においてこんな楽しいこと他にあるかよ」という達海の言葉は、この作品のテーマそのものです。

この言葉に感銘を受けた読者も多く、Twitter上には「ジャイキリ名言集」というアカウントがあるほど、その言葉の力は絶大なものです。

選手や監督だけでなく、サポーターやフロントのメンバーからも心に響く言葉が生まれるため、読者は物語の随所で感動を覚えます。

 

ジャイアントキリングの強さの秘密③受賞歴

『GIANT KILLING』は、その面白さが多くの人から評価されています。

宝島社が毎年発表する「このマンガがすごい!」では、2008年に6位、2009年に3位と、2年連続で上位にランクインしました。

この賞を受賞した漫画は、ほとんどの書店で目立つ場所に置かれ、その人気を不動のものとします。

「サッカー漫画なのにサッカーを知らなくても面白い!」という評価は、まさにこの作品の本質を捉えています。

サッカーの試合の描写だけでなく、登場人物たちの心情や人間関係が緻密に描かれているからこそ、幅広い層の読者を獲得することに成功したのです。

 

ジャイアントキリングのあらすじ【ネタバレあり】

ここからは、『GIANT KILLING』の物語の大きな流れを、ネタバレを交えながら詳しく見ていきましょう。

物語は、弱小チームETUに、一人の男が監督としてやってくるところから始まります。

 

ETUの元エース・達海猛の苦悩

物語の主人公である達海猛は、かつてETUの選手として活躍し、絶大な人気を誇っていました。

彼のプレーはまさにチームの光であり、達海猛を中心にETUは人気チームとして大活躍していました。

しかし、達海猛は負傷によりチームを離脱します。

その間、ETUの成績は芳しくありませんでした。

達海猛自身はフットボーラーとしてできるプレーを精一杯行っていましたが、周囲の人々には、その姿がワンマンにしか見えなかったという見方もあります。

当時のGM(現スカウト)である笠野は、達海猛が背負わされた重圧に苦しむ姿を見かねて、海外への移籍を促しました。

達海猛が光るほど、選手としてのプレーや成績だけでなく、チームの看板という様々なものを背負わされていく状況を笠野は危惧したのです。

そして、達海猛はETUを離れ、プレミアリーグへ電撃移籍します。

 

チームの転落と達海の帰還

達海猛が突然移籍したことで、ETUは歯車をなくし、成績はみるみる下っていきました。

とうとう2部リーグへ降格してしまい、達海猛には「ETUの裏切り者」というレッテルが貼られてしまいます。

その後、ミスターETUこと村越茂幸を中心にチームは再び1部リーグに復帰しますが、毎年降格争いをするような弱小チームに成り下がった状態でした。

そんな状況を打開するため、クラブのフロントは、海外で監督をしていた達海猛をETUに呼び戻すことを決意します。

しかし、「ETUの裏切り者」である達海猛の監督就任に対し、選手や、そして選手と心を共にし、チームを支え続けたサポーターからは激しい反発が起こります。

特に、長年チームを支え続けたサポーター集団「United Skulls(ユナイテッド・スカルズ)」のリーダーである羽田政志は、達海猛に対し強い不信感を抱いていました。

この物語は、達海猛がETUを強豪チームに変えることができるのか、そして選手やサポーターとの関係を修復し、再び一体となることができるのか、という大きなテーマを軸に進んでいくのです。

その過程で描かれるリアルな人間模様が、この作品の最大の魅力だと言えます。

 

舞台となるジャパンリーグ【ネタバレあり】

『GIANT KILLING』の舞台は、作中に登場する架空のプロサッカーリーグ「リーグジャパンフットボール(LEAGUE JAPAN FOOTBALL、JF)」です。

このリーグは、1部と2部リーグで構成されており、その下にニッポン・フットボール・リーグが存在します。

1部リーグは全18チームで、年間を通して34節を戦います。

このリーグは日本のJリーグをモデルにしており、登場するチームや選手の名前、そしてチームカラーやマスコットにも、どこか見覚えのあるような要素が散りばめられています。

このリアリティのある設定が、読者が物語に感情移入しやすい一因となっています。

 

登場チームとキャラクター紹介【ネタバレあり】

ここからは、『GIANT KILLING』に登場する主要なチームと、そこで活躍する個性豊かなキャラクターたちを詳しく紹介します。

 

チーム紹介:ETU(East Tokyo United)

達海猛が監督を務めるETUは、チームカラーは赤と黒で、平均年齢が少し高めのチームです。

物語のメインとなるチームなので、選手、監督、スタッフ、サポーターに至るまで、多くのキャラクターが登場します。

「ETUの裏切り者」というレッテルを貼られた達海猛の元、チームがどのように変わっていくのかが最大の注目ポイントです。

 

緑川 宏(みどりかわ ひろし)

項目 詳細
背番号 1
愛称 ドリさん
ポジション GK
年齢 33歳
身長 184cm
体重 77kg
血液型 AB型
利き足

チーム最年長の守護神で、かつては日本代表にも選ばれた頼れるベテラン選手です。

ETUの最終ラインに安定感をもたらす、チームにとって貴重な存在です。

 

黒田 一樹(くろだ かずき)

項目 詳細
背番号 2
愛称 クロ
ポジション DF
年齢 28歳
身長 170cm
体重 67kg
血液型 A型
利き足

杉江とともにセンターバックを任されています。

身長に恵まれない分を、持ち前の負けん気でカバーする熱いプレースタイルが持ち味です。

監督にも遠慮なく意見する性格から「人をいらいらさせる才能がある」と評されることもあります。

 

杉江 勇作(すぎえ ゆうさく)

項目 詳細
背番号 3
愛称 スギ
ポジション DF
年齢 28歳
身長 182cm
体重 72kg
血液型 B型
利き足

黒田とともにセンターバックを組んでいます。

恵まれた体格と冷静な判断力を活かし、相棒の黒田をうまく使いながら、相手の攻撃を防ぎます。

ミスターETUこと村越からキャプテンを引き継ぎ、新生ETUを引っ張っていく存在です。

 

熊田 洋二(くまだ ようじ)

項目 詳細
背番号 4
ポジション MFまたはDF
年齢 27歳
身長 178cm
体重 68kg
利き足

守備能力の高いボランチで、左サイドバックもこなせるユーティリティープレーヤーです。

 

石神達雄(いしがみ たつお)

項目 詳細
背番号 5
愛称 ガミさん
ポジション DF
年齢 30歳
身長 176cm
体重 72kg
血液型 O型
利き足

右サイドバックのベテラン選手です。

シーズン序盤は石浜にスタメンを奪われますが、川崎戦からスタメンに復帰しました。

どんな時でもマイペースなところが、彼の持ち味であり、チームの雰囲気を作っています。

 

村越茂幸(むらこし しげゆき)

項目 詳細
背番号 6
愛称 コッシー・コシ
ポジション MF
年齢 32歳
身長 180cm
体重 74kg
血液型 A型
利き足

ETUの元キャプテンであり、ボランチの要です。

技術面はもちろんのこと、その責任感の高さから、ETUが2部リーグに転落した際も、他のチームからのオファーを全て断りました。

「ミスターETU」と呼ばれ、選手やサポーターからも深く愛されています。

 

椿 大介(つばき だいすけ)

項目 詳細
背番号 7
愛称 バッキー
ポジション MF
年齢 20歳
身長 174cm
体重 65kg
血液型 O型
利き足

今シーズン、サテライトから昇格した若手ボランチです。

精神的に打たれ弱い「チキンハート」の持ち主ですが、スピードを生かしたドリブル突破には定評があります。

達海が現役時代につけていた背番号7番を受け継いでおり、彼の成長ストーリーが物語の大きな軸の一つになりつつあります。

達海との出会いを通じて、彼の精神面がどう成長していくかが、多くの読者の見どころとなっています。

 

堀田 健二(ほった けんじ)

項目 詳細
背番号 8
ポジション MF
年齢 29歳
身長 178cm
体重 73kg
血液型 A型
利き足

中盤のユーティリティープレーヤーで、ボランチやトップ下をこなすことができます。

足元の技術が高く、ETUの良心と称されることもある、真面目な性格です。

 

堺 良則(さかい よしのり)

項目 詳細
背番号 9
愛称 サック
ポジション FW
年齢 31歳
身長 174cm
体重 69kg
血液型 A型
利き足

今シーズンは、夏木の存在や若手世良の台頭もあり、なかなか出場機会に恵まれませんでした。

しかし、自分だけのプレースタイルにこだわりを持つ、プロ意識の高い選手です。

 

ルイジ吉田(ルイジ よしだ)

項目 詳細
背番号 10
愛称 王子・ジーノ
ポジション MF
年齢 26歳
身長 176cm
体重 64kg
血液型 B型
利き足

ETUのゲームメーカーであり、その広い視野から繰り出されるパスは、まさに神業としか言いようがありません。

「王子」という愛称の通り、献身的な守備は好まず、ワガママを許してくれるチームでなければプレーできないという性格の持ち主です。

しかし、監督である達海猛のことは尊敬し、深く理解しています。

彼の天才的なプレーと、人間臭い性格のギャップが、多くのファンを魅了しています。

 

夏木 陽太郎(なつき ようたろう)

項目 詳細
背番号 11
愛称 ナツ・ナッツ
ポジション FW
年齢 26歳
身長 175cm
体重 69kg
血液型 B型
利き足

ETUのエースストライカーです。

簡単なボールはミスをすることもありますが、ここぞという場面では必ずゴールを決めてくる豪快な男です。

人一倍落ち込みやすく、気分の浮き沈みが激しい性格ですが、チームナンバー1の得点力を持っています。

 

丹波 聡(たんば さとし)

項目 詳細
背番号 14
愛称 タン
ポジション MF
年齢 31歳
身長 173cm
体重 66kg
血液型 AB型
利き足

FWもこなすユーティリティープレーヤーで、左のSMFも得意です。

チームのムードメーカー的な存在でもあります。

 

赤崎 遼(あかさき りょう)

項目 詳細
背番号 15
愛称 ザッキー
ポジション MF
年齢 21歳
身長 175cm
体重 68kg
血液型 AB型
利き足

右のSMFで、オリンピック代表にも選出された、ETUの若手の注目株です。

サイドを切り裂くスピードを武器に、アグレッシブにシュートを狙います。

物怖じしない性格で、黒田とはよく口喧嘩をしています。

 

清川 和巳(きよかわ かずみ)

項目 詳細
背番号 16
愛称 キヨ
ポジション MF
年齢 23歳
身長 174cm
体重 66kg
血液型 O型
利き足

染めた長い髪が特徴で、俊足を活かした攻撃参加が得意です。

同じサイドバックで同期入団の石浜と仲が良く、行動を共にしていることが多いです。

 

ガブリエル・ペレイラ

項目 詳細
背番号 17
愛称 ガブ
ポジション DF
年齢 19歳
身長 170cm
体重 63kg
利き足

ETUのスカウト笠野が獲得したブラジル人選手です。

高速ドリブラーであり、南米らしい陽気な性格をしています。

同じく新加入の殿山と同時期に入団しました。

 

宮野 剛(みやの つよし)

項目 詳細
背番号 18
愛称 ミヤーノ
ポジション FW
年齢 20歳
身長 175cm
体重 70kg
血液型 A型
利き足

リザーブメンバーで、本職はFWですが右のSMFとして起用されることが多いです。

同い年の椿とは仲が良く、生真面目な性格です。

 

世良 恭平(せら きょうへい)

項目 詳細
背番号 20
愛称 セリー
ポジション FW
年齢 22歳
身長 166cm
体重 60kg
血液型 O型
利き足

若手で伸び盛りのFWです。

身長は低めですが、スピードと運動量を生かした迷いのないプレースタイルが持ち味です。

基本的には能天気な今どきの青年です。

 

矢野 真吾(やの しんご)

項目 詳細
背番号 21
ポジション MF
年齢 24歳
身長 170cm
体重 68kg
血液型 A型
利き足

控えの左SMFで、主に丹波の控えとなっています。

 

石浜 修(いしはま おさむ)

項目 詳細
背番号 22
愛称 ハマ
ポジション DF
年齢 23歳
身長 176cm
体重 70kg
血液型 B型
利き足

右サイドバックで、そのフィジカルとスタミナは達海も信頼を寄せています。

物語の途中では、ヴァンガード甲府へレンタル移籍をしています。

 

佐野 正(さの ただし)

項目 詳細
背番号 23
愛称 サーノ
ポジション GK
年齢 27歳
身長 188cm
体重 89kg
血液型 O型
利き足

2番手のキーパーでしたが、緑川がケガで戦線離脱したため、現在はスタメンとして出場しています。

 

上田 研人(うえだ けんと)

項目 詳細
背番号 25
ポジション FW
年齢 18歳
身長 175cm
体重 65kg
利き足

高卒ルーキーのFWです。

ゴール前でのふてぶてしさが武器であり、今後の成長が期待される選手です。

 

小林 実(こばやし みのる)

項目 詳細
背番号 26
ポジション DF
年齢 25歳
身長 178cm
体重 76kg
利き足

控えのセンターバックです。

黒田と杉江が同時出場停止となった際に、彼らの代わりとしてリーグカップに出場しました。

 

亀井 武士(かめい たけし)

項目 詳細
背番号 27
愛称 カメ
ポジション DF
年齢 22歳
身長 177cm
体重 78kg
血液型 B型
利き足

第三センターバックとして、黒田や杉江が負傷した際などに出場します。

ボランチに入るなど、出場機会を重ねて成長しています。

 

殿山 充(とのやま みつる)

項目 詳細
背番号 30
愛称 トニー・トノさん
ポジション MF
年齢 24歳
身長 174cm
体重 62kg
利き足

ガブリエルと同時期に2部リーグの福岡から移籍してきた選手です。

ボールタッチとゲームメイクの能力は折り紙付きですが、試合では影の薄さが強みとなるというユニークな特徴を持っています。

 

湯沢 洋行(ゆざわ ひろゆき)

項目 詳細
背番号 31
ポジション GK
年齢 21歳
身長 185cm
体重 77kg
利き足

3番手のキーパーで、おっとりした性格です。

安定感に欠けるため、GKコーチからは「夏木のキーパー版」と嘆かれています。

しかし、緑川の長期離脱によりチャンスに恵まれ、出場試合を増やしています。

 

監督:達海猛(たつみ たけし)【ネタバレあり】

項目 詳細
愛称 タッツミー・タッツ
年齢 35歳
役職 ETU監督・元ETUプレーヤー
好きな食べ物 ドクターペッパーとタマゴサンド

今シーズンよりETUの指揮を任されています。

ETU選手時代の背番号は7番で、現在は椿大介が受け継いでいます。

ETU在籍時、自分の存在により生まれた様々な軋轢を憂い、「チームを見捨てた裏切り者」の汚名を着てプレミアクラブへ移籍しましたが、デビュー戦にて足の故障を悪化させ、26歳にして選手生命を絶たれてしまいます。

その後、イングランド5部リーグの監督を務めていましたが、GMの後藤や広報担当の永田有里に説得され、ETUの監督就任を決意します。

会見では「つまんない」といいかげんな態度を取る一方で、チームの立て直しに情熱を燃やす、憎み切れないカリスマ的な監督です。

 

ヘッドコーチ

コーチ陣もETUには欠かせない存在です。

松原(愛称:松ちゃん・松さん、45歳)は、ETUのヘッドコーチを務めています。

温厚な性格から達海にからかわれながらも、選手から慕われる縁の下の力持ちタイプです。

 

その他コーチ

その他にも、ETUを支える多くのコーチがいます。

コーチの金田(愛称:金やん)と徳井(愛称:トクさん)は、チームの練習をサポートしています。

GKコーチの所は、GKの練習メニューを担当し、GKの選手たちを厳しく指導します。

フィジカルコーチの加賀は、選手のフィジカルトレーニングの他、トレーナーとしても選手を支えています。

また、チームドクターの野口は、選手の健康管理という重要な役割を担っています。

 

フロント【ネタバレあり】

GMの後藤恒生(39歳)は、元ETUのプレーヤーで、達海猛とともにプレーしていました。

低迷するETUを危惧し、達海猛を監督として招聘しました。

チームを影となり日向となり支えています。

スカウトの笠野(元GM)は、達海猛が監督として戻ってから、達海猛の要望によりフロントに復帰しました。

彼の存在は、ジャイアントキリングが人間味を描く上での隠れたスパイスになっています。

 

広報担当:永田 有里(ながた ゆり)

永田会長の娘であり、ETUの広報も務めています。

小さい頃から熱狂的なETUのファンであり、特に達海猛は彼女にとって「永遠のヒーロー」でした。

「ピッチ上で遊ぶようにボールを蹴って皆を驚かせる達海さんの姿は、私にとって永遠のヒーローなの」というセリフは、達海猛が多くの人に与えた影響の大きさを物語っています。

 

会長、副会長:永田兄弟

会長の永田(兄)は有里の父親で、居酒屋を経営しています。

副会長の永田(弟)とは犬猿の仲で、カツラを愛用しているというユニークな設定があります。

 

マスコットキャラクター「パッカ」

ETUのオフィシャルマスコットは、カッパがモチーフの「パッカ」です。

女性と子供には優しいが、男性とは握手しないなど、個性が強いキャラクターで、「マスコット界の潰し屋」という異名を持っています。

 

サポーター【ネタバレあり】

ETUのサポーターも、物語の重要な要素です。

羽田政志は「ETUサポーター集団:United Skulls」のリーダーを務めています。

「チームを強くするのはサポーター」という信念を持ち、コールリーダーとしてサポーターを統率します。

職業は塾講師というギャップも魅力です。

また、ETUの古参サポーターである田沼吾朗は、かつては熱狂的な応援団の一員でしたが、ETUの凋落や子供の誕生により、一度はスタジアムから足が遠のいてしまいます。

しかし、達海猛が監督として復帰すると聞いて、再びスタジアムへ足を運び、紆余曲折を経てスカルズと和解し、共にETUを応援するようになります。

吾朗の息子である小学生の田沼幸太(愛称:コータ)も、父と一緒にETUを応援するようになります。

これらのサポーターの物語も、ジャイアントキリングが単なるサッカー漫画ではない、人間ドラマとして奥深い作品であることを見事に描いています。

 

チーム紹介:東京V(東京ヴィクトリー)

東京Vは、昨シーズンのチャンピオンチームです。

日本代表選手も多数在籍しており、同じ東京都を本拠地とするETUとの対戦は「東京ダービー」と呼ばれています。

 

監督:平泉(ひらいずみ)

口ひげを蓄えたダンディーな監督で、チーム連覇など黄金時代を築き上げた名将として知られています。

 

持田 蓮(もちだ れん)

項目 詳細
背番号 10
ポジション MF
所属 東京V

東京Vのゲームメーカーであり、攻撃的MFです。

天才的なテクニックを持ち、ピッチに立つだけでサポーターが熱狂するほどのカリスマ性を持っています。

勝負に対する執念は人一倍強く、チームメイトに対しても厳しい姿勢を見せます。

しかし、故障が多いのが唯一の弱点です。

 

チーム紹介:名古屋グランパレス

名古屋グランパレスは、個性的なブラジル人トリオを中心に据え、リーグ優勝を狙う強豪チームです。

 

監督:不破(ふわ)

元ETUの監督で、ETU時代はフロントや選手との確執が絶えず、チームを2部降格させた原因を作った人物として描かれています。

選手、フロント、全てにおいて高いレベルでのプロフェッショナルなチームを作ることを信条としています。

 

ゼウベルト

項目 詳細
背番号 8
ポジション MF
所属 名古屋グランパレス

ブラジル人トリオの一人で、グランパレスのゲームメーカーです。

広い視野と絶妙なパスセンスを見せます。

 

カルロス

項目 詳細
背番号 17
ポジション MF
所属 名古屋グランパレス

ブラジル人トリオの一人で、ボランチとしてチームの攻守の要を担います。

少々天然気味な性格が特徴です。

 

ペペ

項目 詳細
背番号 20
ポジション FW
所属 名古屋グランパレス

ブラジル人トリオの一人で、スピードのあるストライカーです。

カルロスに輪をかけた天然な性格が、読者の笑いを誘います。

 

チーム紹介:大阪ガンナーズ

大阪ガンナーズは、ダルファーの元、リーグ屈指の攻撃力を誇るチームです。

昨シーズンはリーグ戦を2位で終えており、今シーズンも優勝争いの筆頭に挙げられています。

 

監督:ダルファー

攻撃サッカーを志向する大柄なオランダ人監督です。

自分の戦術に絶対の自信を持っており、達海猛との対戦を楽しみにしている一人です。

 

園田(通訳)

ダルファー専属の通訳です。

ダルファーを尊敬しており、お世辞を言って監督の気分を上げるのが上手く、ダルファー曰く「世界一の通訳」と称されています。

 

平賀 純一(ひらが じゅんいち)

項目 詳細
背番号 5
ポジション MF
所属 大阪ガンナーズ

ボランチでガンナーズのキャプテンです。

攻撃的なチームにおいて、ガンナーズの大黒柱ともいえる存在で、「ヒラガン」や「ヒラさん」と慕われています。

 

窪田 晴彦(くぼた はるひこ)

項目 詳細
背番号 7
ポジション FW
所属 大阪ガンナーズ

ガンナーズが誇る4トップの一角を占める選手です。

セカンドボールの回収率が非常に高いですが、スタミナ不足が弱点です。

 

志村 春人(しむら はるひと)

項目 詳細
背番号 10
ポジション MF
所属 大阪ガンナーズ

ガンナーズの司令塔で、「シムさん」と慕われています。

冷静沈着でパスセンスに優れており、大阪の4人のFWを自在に操ります。

性格は温和な天然キャラです。

 

ハウアー

項目 詳細
背番号 18
ポジション FW
所属 大阪ガンナーズ

長身のポストプレーヤーで、頼れるオランダ人選手です。

ごつい顔に似合わない美しいヘアースタイルを気にする繊細な一面も持っています。

 

チーム紹介:川崎フロンティア

川崎フロンティアは、若手選手が多く、躍進著しい攻撃的なチームです。

 

監督:ネルソン

ブラジル人監督で、若く勢いのあるチームを率いることに長けています。

ゲーム中、右手の人差し指を立てるポーズが特徴的です。

 

八谷 渡(はちや わたる)

項目 詳細
背番号 13
ポジション MF
所属 川崎フロンティア

攻守の要となるボランチです。

もともとはMFでしたが、川崎でボランチにコンバートされたことで才能を開花させました。

人の話を聞かない熱血漢で、暑苦しい性格なのが欠点です。

 

チーム紹介:モンテビア山形

モンテビア山形は、リーグ開幕当初は下位と言われていましたが、前半戦終了時点で12位まで上昇した団結力の強いチームです。

 

監督:佐倉 ひとし(さくら ひとし)

選手経験が皆無に等しい、アルバイトスタッフから監督まで上り詰めた苦労人です。

巧みな戦略でチームを率いる頭脳派であり、達海猛とはオールスターで意気投合し、「タッツミー」「サックラー」と呼び合う仲になります。

多くの監督の中でも、達海猛にとって最もやりづらい相手であるとされています。

 

古内 健(ふるうち けん)

項目 詳細
背番号 11
愛称 ケン様
所属 モンテビア山形

長年にわたりサッカー界を牽引してきたパイオニア的存在です。

40歳を越えてなお、モンテビアの中心選手として現役を続けています。

豊富な経験や技術、そして空気を一変させるカリスマ性を持っています。

 

ジャイアントキリング強さランキング【ネタバレあり】

ここからは、『GIANT KILLING』に登場するキャラクターたちの「強さ」を独自の視点でランキング形式で発表していきます。

今回のランキングは、単なる技術力だけでなく、「精神面」や「チームへの影響力」なども含めて総合的に判断しています。

現在選手ではない達海猛もランキングに参加しています。

 

5位:村越 茂幸(ETU)

「ミスターETU」と呼ばれる村越茂幸は、5位にランクインです。

ETUが苦しい時期も、長きにわたりキャプテンとしてチームを支え続けた彼の、技術面はもちろんのこと、精神面の高さは脱帽ものです。

サポーターや選手からも慕われる、まさに男の中の男であり、その強い精神力と責任感が、彼の強さの大きなポイントとなりました。

 

4位:椿 大介(ETU)

主人公格である椿大介は、成長度と今後の期待度を考慮して4位にランクインです。

達海猛が監督になってから、彼の成長は目を見張るものがあります。

まだ総合的には上の選手もいるかもしれませんが、精神的な弱さを克服し、今後A代表に選出されることが期待されるほどの選手へと成長していく姿が、このランキングに反映されています。

PKに耐えられる精神面を鍛えられれば、さらに上の順位も狙えるでしょう。

 

3位:ジーノ/ルイジ吉田(ETU)

やっぱりトップ3からは外せないのが、ルイジ吉田です。

「王子」という愛称で呼ばれ、広い視野と左足から繰り出す多彩で精度の高いパスは芸術的としか言いようがありません。

ETUのファンタジスタとして、その技術力は作中屈指です。

しかし、守備意識が低く、集中力が途切れやすいのが欠点でもあります。

そして何より、ワガママがある程度許されないとチームでのプレーは無理という、その人間臭さも彼の魅力です。

 

2位:達海猛(ETU監督・元ETUプレーヤー)

ジーノを抑え、堂々の2位にランクインしたのは達海猛です。

もし現役選手であったなら、彼自身がジャイアントキリングを起こしていたかもしれません。

監督という立場でありながら、その言葉と采配でジーノを動かすのですから、もしチームメイトだったら、その影響力は恐ろしいの一言です。

技術面はもちろんのこと、人々の心を動かす圧倒的なカリスマ性と、チーム全体を勝利へと導く戦術眼は、彼を最強クラスの存在に押し上げています。

 

1位:持田(東京ヴィクトリー)

そして、技術面を考慮すれば1位も納得なのが、東京Vの持田です。

故障癖が多いという弱点がありますが、その技術力とカリスマ性は作中トップクラスです。

リーグ後半戦のETU戦が掲載されている45巻は、持田の真の強さを知ることができる見どころです。

彼の癖のある性格も、読めば読むほど魅力的になります。

達海猛が現役だったとしても、技術面では持田に軍配が上がるという見方をするファンも多いです。

このランキングは、ETUの選手たちが個々の強さを増し、今まで機能して来なかったチームが、一つのまとまりとして力を発揮し始めたことが大きく反映されています。

これだけの強さを手に入れたETUならば、きっとジャイアントキリングを起こせるはずです。

 

まとめ【ネタバレあり】

ここまで、さまざまな苦悩や葛藤、そして感動を描いてきた『GIANT KILLING』の魅力を紹介してきました。

最後に、この作品の奥深さを象徴する、単行本30巻のエピソードをぜひご紹介させてください。

ETUの雰囲気が停滞してきた中、達海猛は自分自身が現役復帰をすると宣言します。

その真意には、達海猛の選手たちへの熱い想いが込められていました。

ミニゲームを行い、はじめはかつての達海猛を彷彿とさせるようなプレーで周りを驚かせますが、楽しい時間は短く、すぐに足が限界を迎え、悲鳴をあげます。

ボロボロになりながらも、ボールを追い続ける達海猛は、選手たちに本音を語ります。

「もっとサッカーをしたかった、ゴールも決めたかった、タイトルもとりたかった、ワールドカップにも出たかった」と。

一握りのプロにしかできない、大好きなサッカーができることの幸せと、その時間の尊さを感じてほしいと、達海猛は願っていたのです。

この部分からまた、ETUの選手たちが大きく変わっていくという新しい展開に入ります。

この達海猛のセリフは、フットボーラーに向けて発信されたものですが、多くの読者が「人生ってそうかもしれない」と感じさせられる一言です。

単なるサッカー漫画ではない、人生の奥深さを描いた『GIANT KILLING』を、ぜひ一度読んでみてください。

 

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