ついに目を覚ましたカワキ、この巻は表紙にもなっているカワキが主役と言える内容。
その高い戦闘能力、全身が科学忍具といえる謎の多い身体、断片的に見える過去と、カワキ関連の描写がかなり多くなっています。
自らと同じ印「楔」を持つ少年・カワキと邂逅したボルト。そこへ、カワキを「器」と呼ぶ「殻」の追手が。押されているかに見えたカワキでしたが、「楔」を解放し敵を退ける。その並ならぬ力に、ボルトの印が共鳴し!?
あらすじ
カワキに手を焼かされながらも、同居することでカワキのことを見守り知ろうとするナルトと、カワキの態度にに苛立ちを隠せないボルトは、親子でありながらもカワキに対してのスタンスは正反対のような感じとなっています。
カワキに対し苛立ちを見せるボルトを見ていると、ナルトの幼いころにそっくりだなぁとかナルトも大人になったなぁとか思ってしまいます。
殻の動きに関しては、カワキを任された果心居士は不必要なまでに傍観を決めています。この時点で無理矢理連れ帰ってもよかった気がしますが、「もっと情報を得てからだ」とデルタを制止します。
カワキの処遇に関しては五影が揃うほどの問題なのですが、監禁はせずに自分が監視するというナルトに、他の五影たちも賛同を見せる。甘いとも
思えるナルトの判断だが、果たして吉と出るか凶と出るのか…
隙を見て逃走を図るカワキに対し、火影の圧倒的強さを見せつけるナルト、これも現役時代には見れなかった光景で爽快感があります。
まとめ
今のところは正直、カワキというキャラには好感を持てる部分があまりなく魅力を感じないです。初期のサスケにそっくりな粗暴でどこか悩みを抱えている感じがあります。その態度に苛立ちを募らせるボルト、かつてのナルトとサスケを彷彿とさせる二人のやりとりに今後の二人の活躍が期待されます。
ボルトの詳細については以下の記事をご覧ください
コメント