インターネット上で、アニメや漫画のファンたちがついつい熱く語り合ってしまう話題って、ありますよね! その中でも、もはや「定番中の定番」とも言えるのが、『ドラゴンボール』の孫悟空と『ワンパンマン』のサイタマ、「もし二人が戦ったら、どっちが強いの!?」という夢の対決ではないでしょうか。
国内外を問わず、SNSや掲示板で白熱した議論が繰り広げられています。
今回は、そんな皆さんの疑問に答えるべく(?)、これまでの様々な情報やファンの皆さんの考察、そして特にサイタマの最新のヤバすぎる描写を踏まえて、改めて徹底的に比較考察してみたいと思います!
孫悟空
鳥山明/バードスタジオ
説明不要かもしれませんね!
孫悟空は、修行と激戦を重ねてどんどん強くなるサイヤ人のヒーローです。フリーザやセル、魔人ブウといった、地球や宇宙を破壊しかねない恐ろしい敵と戦い、スーパーサイヤ人、超サイヤ人ゴッド、ブルー、そして「身勝手の極意」という神をも超える領域に到達しました。
最終的には宇宙そのものを破壊しかねないレベルにまでインフレしちゃうのが、ドラゴンボールのすごいところです。
サイタマ
ONE/集英社
「趣味でヒーローをやっている」という、ちょっと変わったヒーロー、サイタマ先生です!
特別な能力があったわけではない普通の人間が、たった3年間の特訓(腕立て伏せ、上体起こし、スクワット各100回、ランニング10kmを毎日!)で、どんなに強い怪人や敵も「ワンパン」で倒せる最強の力を手に入れちゃいました。
彼の強さには「上限がない」「未知数」なんて言葉が使われていて、作中でその底が見えたことは一度もありません。「なんか分からないけど、とにかく強い」というシンプルさが魅力ですよね!
空を飛べる飛べないの比較
鳥山明/バードスタジオ
ドラゴンボールの世界では多くの人が普通に武空術という空を飛ぶ技術を習得しています。
サイタマは今のところ空を飛ぶことはできませんが、月へぶっ飛ばされた際にジャンプで帰ってくるという描写があります。
空を割るほどのサイタマぐらいの脚力があれば空中でキックして向きを変えたり戦いに活用することもできそうですが、空を自由に飛べないのは空中戦で一度ジャンプしたら落ちるだけなので不利ですね。
サイタマは敵をワンパンで倒している
ONE/集英社
サイタマは敵をワンパンで倒すので悟空より強いという意見があります。
悟空は苦戦する場面がみられるとありますが、ワンパンマン出ている敵はいまのところ悟空やサイタマと比較した場合敵が弱すぎるんですね。
ワンパンマンにセル、フリーザ、魔人ブウクラスの敵が出てきているならまだ比較になりますが命をかけて地球の表面を削る程度のボロスが最高だとすると初期のベジータがいいとこです。
めちゃくちゃ力がある人同士が5キロの重りで力比べしてもどっちが強いか答えでません。
それと同じで、サイタマは全ての敵をワンパンで倒しているが悟空は苦戦する描写があるからサイタマのが悟空より強いとは言えないと思います。
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更にある程度、能力がある相手に対してはワンパンでもなく連続普通のパンチなども繰り出すことが分かっています。
瞬間移動は戦闘では使えない?
鳥山明/バードスタジオ
悟空のスピード能力として外せないのが、舞空術はもちろん、相手の「気」を感じて一瞬でその場所に移動できる「瞬間移動」です。これは、戦闘中に相手の不意を突いたり、危ない攻撃を避けたり、遠距離を一瞬で移動したりと、非常に便利なチート能力です。
瞬間移動を悟空の強さの一つとして数えている人に対して瞬間移動は戦闘では使えない、気を読んで移動するので短距離では使えないといった人を見かけましたが瞬間移動かめはめ波という技がありまして、セルゲームで最初に悟空が戦った際に地球に向けてかめはめ波の溜めをするシーンがあります。
地球に向けてかめはめ波を撃とうとする悟空に仲間のみならず敵であるセルすらも戸惑うシーンでしたが放つ瞬間にセルの前まで瞬間移動してかめはめ波をぶっぱなします。このように瞬間移動は実戦でも使うことができます。
鳥山明/バードスタジオ
「映画 激突!!100億パワーの戦士たち」のメタルクウラ戦では瞬間移動を戦闘中に使っています、あまりの速さに衝撃波だけが見えていて、一番下の赤見がかった二人は瞬間移動の世界、別次元で戦っている姿が表現されています。
サイタマも、その脚力による高速移動は超人的です。ボロスに月まで吹き飛ばされても、ジャンプ一回で地球に帰ってきちゃうほどの脚力は伊達じゃありません。ガロウ戦では、宇宙空間でおならを動力にして移動するという、もはや訳が分からないスピードも見せていました(笑)。
どちらも超高速すぎて、純粋な「移動速度」を比較するのは難しいですが、悟空の瞬間移動は相手の「気」さえ感じられれば、距離や場所を無視して移動できる点が戦術的に強力ですよね。
宇宙空間で生きていられる。
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サイタマは空間でも呼吸を止めて生きていられるが悟空は生きていられないとされていましたが
鳥山明/バードスタジオ
実際には「映画ドラゴンボールZ 神と神」でビルス様と悟空が宇宙空間で戦っている描写もあり、すでに悟空は宇宙空間でも生きていけるようです。
ワンパンマンの災害レベルとドラゴンボールの戦闘力
ワンパンマンの世界では災害レベルというのが、設定されており敵の強さのレベルはこのように設定されています。
- レベル狼:危険因子となる生物や集団の出現
- レベル虎:不特定多数の生命の危機を齎しかねない
- レベル鬼:都市全体の機能の壊滅が危惧される
- レベル竜:複数の都市の壊滅が危惧される
- レベル神:人類文明の存続が危険視される
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災害レベル竜のワクチンマンの攻撃
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天下一武道会時のピッコロの攻撃
このころのピッコロの戦闘力は300でこの攻撃の瞬間は800~1000はあったとされています。
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瞬間的な戦闘力1000の幼少期の悟飯
ここから「複数の都市の壊滅が危惧される」レベル竜というのは戦闘力1000前後ということが言えると思います。
バトル漫画の最強キャラを語る上で、やっぱり気になるのが「どれだけ大きなものを壊せるか」という破壊の規模ですよね!
鳥山明/バードスタジオ
『ドラゴンボール』では、物語のかなり初期に亀仙人が月をかめはめ波で吹き飛ばした描写があります。
この後でブルマがラディッツのスカウターを修理して亀仙人の戦闘力を計測した際に139とでました。
星破壊を議論に出してしまうと戦闘力139とかなり初期の段階で月を破壊していました。
その後も、フリーザが惑星を破壊したり、魔人ブウが地球を木っ端微塵にしたりと、惑星破壊は当たり前のように描かれていきます。
さらにインフレは加速し、超サイヤ人ゴッドになった悟空と破壊神ビルスのパンチのぶつかり合いの余波が、なんと宇宙そのものを崩壊させそうになるという、文字通りケタ違いのスケールに到達しています。
一方、『ワンパンマン』のサイタマも負けていません! 宇宙から飛来した最強の敵、ボロスが放った「崩星咆哮砲」は、地球の表面を全て消し飛ばすほどの威力とされていましたが、サイタマはこれを「マジ殴り」の余波で完全に相殺し、ボロス本人を蒸発させました。
この描写から、サイタマのマジ殴りが惑星破壊レベルであることは間違いありません。そして、その後のガロウとの激戦では、感情の昂ぶりでさらにパワーアップし、なんと木星の外層ガスを「マジくしゃみ」一発で吹き飛ばすという、これまた宇宙規模のトンデモ描写まで飛び出しました!
単純な破壊規模の描写で比較すると、『ドラゴンボール』は宇宙全体に影響を及ぼすレベルまで描かれているのに対し、『ワンパンマン』も木星という巨大天体に干渉するレベルを見せています。
ボロスの攻撃で比較
ONE/集英社
悟空は星を破壊するほどのセル編の最後の自爆で敗れたが、サイタマは全エネルギーで星の表面を削るボロスの攻撃をマジのパンチ一撃で無傷だったという比較の仕方です。
ワンパンマンの世界上では宇宙一の実力とされ地球の表面を削る程度のボロスの実力、そのボロスはレベル竜と作者が言っているそうですが、前述の比較で行くとレベル竜は戦闘力1000程度、サイタマがこの程度の攻撃で無傷なのはむしろ当然です。
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そもそも「全エネルギーを使って星の表面を削る攻撃」と「太陽系すべてが吹き飛ぶほどのパワー」と全く戦いの規模が違います。
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ただボロス戦で敗れたボロスが「お前には余裕があった、まるで歯が立たなかった。戦いにすらなっていなかった」と言っているようにこの戦いでサイタマがすべての実力を出しているわけでもないんです。
セル編以降、比較にならないほど悟空も強くなっているのでこのときの実力で比較することは難しそうです。
悟空の世界では地球破壊さえできないのでは?
悟空の世界ではパンチで地球破壊はできないと言われることがあります。なぜこういった議論が起きるかというと、悟空の世界では悟空のパンチが当たった相手が吹き飛ばされます。
その相手が地面に叩きつけられ地球に当たっても地球が壊れていないではないかというもの
飛ばされた相手も、ダメージを相殺するために勢いを軽減しているという反論もあります。
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フリーザも惑星破壊で自分にも被害が及ばないようにスーパーノヴァの威力を見誤ります。
しかし、圧倒的にドラゴンボールは漫画的描写がおかしいと認めるしかないと思います。
戦闘力などの計算で見ても、パンチ一撃空振りで地球が粉々になっても不思議ではありません。
鳥山明/バードスタジオ
しかし完全体となったムキムキセルが地球を殴っても軽く地面に空くだけ
これは僕もおかしいと思います。このころのセルの戦闘力(推定5億)ならパンチで地球が粉々になってもおかしくないです。
映画ドラゴンボール神と神では破壊神ビルスとSSGSSとなった悟空との戦いの衝撃で、周りの星が歪む描写がされているが、クシャミで星を破壊してしまったビルスが戦っているのにこのぐらいの表現ではおかしいかも?
『ドラゴンボール』の描写には、「設定上の強さと実際の描写が一致してないのでは?」とファンからツッコミが入ることも多いんです。
例えば、惑星破壊級の力を持っているはずなのに、地上で大バトルを繰り広げても地球が壊れない、建物があまり無事……なんて場面を見ると、「あれ? もっとすごいことになるはずでは?」って思っちゃいますよね(笑)。
これは、ストーリーを成り立たせるために、あえて破壊描写を抑えている部分もあるのかもしれません。
サイタマの場合も、「マジくしゃみ」でおならが推進力になったり、宇宙空間で平然と会話したりといった、ギャグ的な描写が混ざるのが特徴です。でも、その「ギャグ」の中でとんでもないスケールをやってのけるのが、サイタマ先生のすごいところだと思います!
地球破壊の描写
よくサイタマと孫悟空の比較で瓦割りの枚数のように話題に挙がるのが地球破壊です。
サイタマ、孫悟空ともに地球を守る目的で地球が破壊されそうな攻撃を相殺しています。
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左側がボロスの崩星咆哮砲の跡。右側がワンパンマンのマジ殴りの余波
崩星咆哮砲は地球の表面を全て消し飛ばすほどの威力(もしかすると地球を破壊するレベル)と言われています。
しかしその威力を相殺してあの威力を出したサイタマのマジ殴りは間違いなく惑星程度は木っ端微塵にできそうです。
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対するドラゴンボールなんですが、サイヤ人編ですでに地球を粉々にするほどのギャリック砲を押し返しています。
このとき界王拳を使った悟空が、ギャリック砲を跳ね返しています。
このときの悟空の戦闘力は8500 押し返した際には界王拳4倍でかめはめ波を放っているので、戦闘力は34000になります。
ギャリック砲時点でのベジータの戦闘力は18000なのでサイタマの戦闘力は18000ぐらいという説が有力みたいです。
さらに悟空は成長しているので現在ではこのときの実力をはるかに上回っています。
- 悟空は超サイヤ人1で1億5000
- 超サイヤ人2が400億
- 超サイヤ人3が1400億
- 超サイヤ人ベジット9000億
- 超サイヤ人ゴッド 孫悟空 戦闘力:40兆
- 孫悟空(超サイヤ人ブルー+界王拳10倍)戦闘力:90兆
- 身勝手の極意 戦闘力:1京5500兆
鳥山明/バードスタジオ
ワンパンマンは実力を出し切っていないのでこういった比較は意味ないという意見もありますが「マジ殴り」とあるように「マジ」が付いているので限界は近いのではないかと予想されます。
ダメージは通じる?絶対無傷?耐久性の比較
敵からの攻撃に対する「硬さ」や「タフさ」では、サイタマに圧倒的な分があると言えそうです。サイタマは、これまでに作中で彼を傷つけられた敵は一人もいません。
ボロスの全力攻撃も、神の力を得たガロウの攻撃も、どんなに強烈な一撃を受けても、文字通り無傷で立っています。彼の肉体は、あらゆる物理攻撃に対して絶対的な耐久力を持っているように描かれています。
一方、孫悟空は、強敵と戦う際には何度も大きなダメージを負い、血まみれになったり、骨が折れたり、意識を失ったり、時には命を落としたりする描写があります。
『ドラゴンボール』では、強敵の恐ろしさや戦闘の激しさを、主人公がどれだけ傷つき、追い詰められるかで表現する側面があります。
ただし、『ドラゴンボール』のサイヤ人には、「瀕死の重傷を負って回復すると、それまでよりも格段に強く(戦闘力がアップ)なる」という特殊な能力があります。
ナメック星編で、ボロボロになった悟空やベジータが、仙豆やメディカルマシンで回復するたびに驚異的にパワーアップしたのは、この能力のおかげです。
この「瀕死回復」によるインフレの度合いは、ファンから「上がりすぎじゃない!?」と驚かれたり、ツッコミが入ったりすることも多い、ドラゴンボールならではのポイントです。
ダメージを一切受け付けない絶対的な耐久力のサイタマと、ダメージを負いながらも、それを乗り越えるたびに強くなる悟空。ここも、強さの描かれ方が大きく違いますね。
作品世界と強さの「格」
『ドラゴンボール』の世界は、地球だけでなく、あの世や界王神界、そして全部で12もの宇宙や並行世界が存在する、非常に広大で多層的な世界観を持っています。
そして、破壊神ビルスやその師匠であるウイス、さらには全宇宙を統べる全王といった、悟空たちよりもはるかに上位の、とんでもない強さの存在が明確に描かれています。
一方、『ワンパンマン』の主な舞台は地球と宇宙空間です。現状、『ドラゴンボール』のような多層的な世界構造や、サイタマよりも圧倒的に強いと明確に位置づけられている存在は描かれていません。サイタマが文字通り「宇宙一強い」として君臨しているように見えます。
強さの「上限」が作品世界でどう設定されているか、という視点も面白いですね。『ドラゴンボール』では、全王という明確な「てっぺん」が存在することで、悟空の強さも最終的にはそのヒエラルキーの中に位置づけられます。
ですが、サイタマの強さには、作中で明確な上限が設定されておらず、「底が見えない」と神秘的に描かれています。
概念すら捻じ曲げる新能力「ゼロパン」の衝撃!
そして、サイタマ先生の強さを語る上で、どうしても外せないのが、ガロウとの戦いで見せたヤバすぎる新能力「ゼロパン」です!
神の力を得て「宇宙的恐怖」となったガロウは、もはや物理的な強さだけでなく、因果律のようなものまで操作する攻撃を仕掛けてきました。それに対し、サイタマ先生はガロウの技をあっという間に習得する天才的な学習能力を見せ、さらに「ゼロパン」を発動しました。
この「ゼロパン」、なんと時間の因果を逆転させ、過去に干渉するという、物理的な破壊とは全く異なる、概念的な領域にまで及ぶ能力だったんです! これによって、ガロウ戦で一度は失われてしまった命が救われるなど、物語の展開そのものを書き換えるような力を見せつけました。
これまでのサイタマ先生の強さは、圧倒的なパンチやキックといった物理的なものでしたが、「ゼロパン」によって時間操作という概念的な力まで使えることが示されました。
これは、『ドラゴンボール』のキャラクターが主にエネルギーを使った物理法則の範囲内(インフレで規模はすごいですが)で戦うのに対し、サイタマ先生は、作品世界の根源的なルールにまで干渉できる可能性があることを示唆していて、その規格外さが際立ちます。
あの悟空でさえ、自らの意思で時間を巻き戻したり、因果を操作したりといった描写はありません。これは、サイタマ先生の強さが、単純なエネルギー量や破壊規模では測れない、異質で予測不能なものになっていることを示しているのかもしれませんね。
「作者が悟空より強いと認めた」説の真相は?
「ワンパンマンの作者であるONE先生が、サイタマの強さは孫悟空の3割くらいだって言ってたらしいよ!」──この話、ネットで見たことある方、多いんじゃないでしょうか?
実はこれ、かなり広まっている噂なんですが、公式な情報としては確認されていない、デマである可能性が極めて高いんです。
ONE先生が、サイタマ先生の強さを具体的な数値で悟空と比較したという発言は、今のところ信頼できる公式なインタビューなどでは見つかっていません。この噂は、インターネット上のファンが盛り上がる中で、いつの間にか広まってしまった信憑性の低い情報のようです。
ONE先生自身は、「サイタマは、どんな敵も倒せるように作ったキャラクターです」という趣旨の発言をされており、これは、サイタマ先生が作品世界において絶対的な最強として設定されていることを示唆していると考えられます。
まとめ
鳥山明/バードスタジオ
さて、色々な角度から比較してきましたが、結局のところ「孫悟空とサイタマ、どっちが絶対的に強いの!?」という問いに、スパッと答えを出すのはやっぱり難しい、というのが正直なところです。
『ドラゴンボール』の孫悟空は、物語のインフレによって、その強さは宇宙規模、多次元宇宙規模にまで到達しています。
多様な形態変化と、それに伴う数値的なパワーアップ(非公式な考察も含む)があり、強さの「格」が分かりやすい一方で、「設定と描写の不一致」や急激なインフレは、ファン間でも議論の的になることがあります。
『ワンパンマン』のサイタマは、「ワンパン」「無傷」「上限なし」という絶対的な描写で強さが示され、その未知数な魅力があります。
さらに、ガロウ戦で見せた「ゼロパン」という時間操作を含む概念的な能力は、単なる物理的な強さだけではない、異次元の規格外さを見せつけました。その強さは数値化されない抽象的なものですが、絶対的な「最強」であることが強調されます。
どちらの作品のルールや描写の「どこまでを有効とみなすか」で、結論は変わってきてしまいますね。
『ドラゴンボール』の宇宙規模描写をそのまま受け止めるなら、スケール的には悟空が上回っているように見えます。
しかし、サイタマ先生の「どんな敵もワンパン」「上限なし」という描写の「絶対性」、そして時間操作という概念的な能力は、『ドラゴンボール』の物理的なインフレとは全く異なる、作品世界の根源に関わるような強さを示唆しています。
特に「ゼロパン」の登場は、サイタマ先生が単なる物理的なパワーだけでなく、物語の法則すら捻じ曲げうるような存在として描かれる可能性があることを示しており、「悟空優位」という以前の結論を、そのまま明確に主張するのは難しくなったと言えるかもしれません。
サイタマ先生の強さの描かれ方が、より多様で予測不能なものになっているのが、最新のポイントです。
この「最強議論」、どちらのファンにも譲れない熱い思いがあると思いますが、それぞれの作品が描く「最強」の形や、キャラクターの魅力を比較して楽しむのが一番健全かもしれませんね!
孫悟空とサイタマ先生、二人の最強ヒーローの比較考察、いかがでしたでしょうか? どちらのキャラクターも、それぞれの作品の世界観の中で最高の輝きを放っています。
『ドラゴンボール』の手に汗握るインフレバトルも、『ワンパンマン』の圧倒的な力による痛快さも、どちらも読む人を惹きつける面白さを持っています。
今回の記事が、皆さんが改めて両作品の魅力に触れるきっかけになったら、とても嬉しいです!
まだどちらかしか読んでいない、あるいはどちらもまだ読んだことがないという方がいらっしゃいましたら、ぜひぜひこの機会に両方の作品を読んでみてください! きっと、それぞれの「最強」の描かれ方の違いや、キャラクターたちの魅力に引き込まれるはずですよ!
それぞれの作品でも、キャラクター同士の強さ比較を行っていますので、是非参考にしてみてください!
ドラゴンボール強さランキングは以下の記事

ワンパンマン強さランキングは以下の記事をご覧ください!

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