
『鬼滅の刃』の世界において、鬼と戦うために欠かせないのが「全集中の呼吸」です。
基本となる五つの呼吸から派生した様々な呼吸法が存在する中で、特に異彩を放つのが「月の呼吸」です。
この呼吸は、鬼殺隊の剣士ではなく、敵である鬼、それも最強の鬼である上弦の壱・黒死牟が使う唯一無二の呼吸でした。
無限城にて正体を現した十二鬼月・上弦ノ一の黒死牟、現時点では体術においては無惨並みの強さに見えます。
他の鬼と違い、剣を持っており剣士として戦うことに拘りを持っています。特殊な呼吸、月の呼吸の使い手で、ほぼ剣撃に纏わせて放つタイプの技となっています。
同じ上弦の鬼である玉壺を圧倒した霞柱の時透無一郎を独自の呼吸である月の呼吸で力の差を見せつけました。
今回は、なぜ鬼である黒死牟が月の呼吸を操れたのか、その強さや能力、そして日の呼吸との関係性について、読者の考察も交えながら詳しく解説していきます。
- 月の呼吸とは?日の呼吸から派生した唯一の呼吸
- 月の呼吸:壱ノ型 闇月・宵の宮(やみづき よいのみや)
- 月の呼吸 弐ノ型 珠華ノ弄月(しゅかのろうげつ)
- 月の呼吸:参ノ型 厭忌月・銷り(えんきづき つがり)
- 月の呼吸:肆ノ型
- 月の呼吸:伍ノ型 月魄災渦(げっぱくさいか)
- 月の呼吸:陸ノ型 常世孤月・無間(とこよこげつ むけん)
- 月の呼吸:漆ノ型 厄鏡・月映え(しちのかた やっきょう・づきばえ)
- 月の呼吸:捌ノ型 月龍輪尾(げつりゅうりんび)
- 月の呼吸 玖ノ型 降り月・連面(くだりづき・れんめん)
- 月の呼吸 拾ノ型 穿面斬・蘿月(せんめんざん・らげつ)
- 月の呼吸 拾肆ノ型 兇変・天満繊月(きょうへん・てんまんせんげつ
- 月の呼吸 拾陸ノ型 月虹・片割れ月(げっこう・かたわれづき)
- 月の呼吸の使い手・黒死牟の強さの秘密
- 月の呼吸に関する読者の考察と評価
月の呼吸とは?日の呼吸から派生した唯一の呼吸
全集中の呼吸は、鬼殺隊の剣士たちが鬼を倒すために編み出した特別な剣技です。
しかし、月の呼吸は、鬼殺隊の隊士ではなく、元人間であり鬼となった黒死牟が使う特殊な呼吸法でした。
その源流は、始まりの呼吸である「日の呼吸」です。
日の呼吸の使い手である継国縁壱は、剣士としての才能に恵まれない兄・継国巌勝(後の黒死牟)に、日の呼吸を教えようとしましたが、縁壱以外には誰も日の呼吸を習得できませんでした。
そこで縁壱は、兄の巌勝の剣の型に合わせて、日の呼吸から派生させた「月の呼吸」という剣技を教え、月の呼吸が誕生したのです。
後に鬼となった黒死牟は、鬼としての能力と月の呼吸を組み合わせることで、鬼殺隊の柱をも凌駕する圧倒的な力を手に入れました。
読者の間では、月の呼吸が日の呼吸から生まれた派生形でありながら、日の呼吸に並ぶほど強力なのは、黒死牟自身の剣士としての才能と、鬼になったことで得た特殊な力が合わさったから、という見方が一般的です。
柱クラスの剣士でも黒死牟には手も足も出ず、柱最強の悲鳴嶋行冥でギリギリ応戦できるといったレベルです。
一対一で勝つことはまず不可能でしょう。
月の呼吸は刀を振るうと同時に複数の三日月状の斬撃を飛ばしてくるので非常に回避するのが厄介です。
黒死牟はかつて鬼舞辻無惨をギリギリまで追い詰めた日の呼吸の剣士の双子の兄であり弟の類稀なる才能に嫉妬心を持っています。
月の呼吸:壱ノ型 闇月・宵の宮(やみづき よいのみや)

横薙ぎの一閃、それと同時に複数の三日月状の斬撃も飛ばしています。
単純な攻撃でありながら、無数の三日月状の斬撃が不規則に飛び散るため、初見では回避が困難でした。
柱の中で痣を一番最初に発現させ、スピードに特化しているであろう時透無一郎でさえ全く反応できずに左腕を切り落とされています。上方向に三連撃を放つ技、三日月状の斬撃も同時に飛ばす技
遠い子孫である時透無一郎との戦いで、彼の実力を試すかのように放たれ、無一郎の左腕を切り落としました。
ちなみに弄月とは月を見て楽しむという意味があります。楽しんでいたら一瞬で真っ二つですね。
月の呼吸 弐ノ型 珠華ノ弄月(しゅかのろうげつ)
左
右斜めに放つ斬撃向きの違う二つの斬撃に大小様々な三日月状の斬撃が付与されています。
切り上げから放たれる三連続の斬撃が特徴です。
広範囲に月輪の斬撃を放ち、相手の視界を攪乱させながら攻撃を仕掛けます。
その美しさから「珠華」と名付けられたと推測する読者もいます。
月の呼吸:参ノ型 厭忌月・銷り(えんきづき つがり)

複数の横薙ぎによる高速の斬撃です。
異なる斬撃を二連続で放つことで、相手に回避の隙を与えません。
風柱・不死川実弥を追い詰めた強力な技ですが、岩柱・悲鳴嶼行冥に防がれました。
月の呼吸:肆ノ型
現段階で不明です。
月の呼吸:伍ノ型 月魄災渦(げっぱくさいか)

自分を中心に渦巻くような斬撃を放ち、360度斬撃を放つ技で広範囲を攻撃します。
刀を振らずとも斬撃が生じるため、相手は攻撃の予兆を読みにくいのが特徴です。
攻撃範囲が広くさらに無数の三日月の斬撃も付与されているため回避は困難で複数の敵を相手にする際に非常に有効な技でした。
月の呼吸:陸ノ型 常世孤月・無間(とこよこげつ むけん)

縦横無尽に無数の斬撃を放つ広範囲攻撃です。
参ノ型が横薙ぎ中心なのに対し、こちらは縦斬りも多く含まれ、絶え間ない攻撃で相手を追い詰めます。
月の呼吸:漆ノ型 厄鏡・月映え(しちのかた やっきょう・づきばえ)

前方向に五つの超遠距離攻撃を放つ技
黒死牟の刀が異様に伸びたため間合いが2倍に、早さも増した剣戟が可能となっています。
刀を斜めに一振りすることで、地面を這う斬撃を複数放ちます。
斬撃の合間にも三日月の斬撃を発生させ、相手に隙を与えません。
悲鳴嶼行冥や不死川実弥といった柱の猛攻に対し、この技で反撃しました。
月の呼吸:捌ノ型 月龍輪尾(げつりゅうりんび)

超巨大な斬撃を横薙ぎの一閃で放つ技
付与されている三日月の斬撃が今までの通常斬撃サイズまで拡大しています。
射程範囲は10mほどでしょうか?
変形した刀を大きく横に振り抜き、壱ノ型の数倍の威力を放つ大技です。
横薙ぎの斬撃に加え、細かな三日月状の斬撃も次第に威力を増していく、恐ろしい攻撃でした。
月の呼吸 玖ノ型 降り月・連面(くだりづき・れんめん)

上空から複数の斬撃を降り注がせる技です。
斬撃の軌道が複雑で、無数の攻撃が次々と襲いかかるため、回避は非常に困難です。
この技によって、不死川実弥は大きな傷を負うことになりました。
月の呼吸 拾ノ型 穿面斬・蘿月(せんめんざん・らげつ)

幾重にも重なる超巨大な斬撃を放つ技
高速で回転する鋸のような斬撃を放つ、最も殺傷力の高い技です。
まともに受ければ体を真っ二つにされるほどの威力があり、不死川実弥を絶体絶命の窮地に追い込みました。
刀を伸ばした状態の斬撃は今までの月の呼吸とは格段に威力スピード攻撃範囲が違うため不死川実弥は時透に助けられなければ確実にアウトでした。
月の呼吸 拾肆ノ型 兇変・天満繊月(きょうへん・てんまんせんげつ

前方にいくつもの三日月状の斬撃を帯びた斬撃をとばす技。月の呼吸の中で最も広範囲を攻撃できる技です。
前方20-30m以上この技で切り刻むことができるようにもみえます。
一つ一つの斬撃が人を飲み込むほどの大きさ。
あたり一面に大きな渦巻状の斬撃を発生させ、回避の隙を与えません。
透き通る世界を会得した時透無一郎でさえ、この技の回避には苦労しました。
月の呼吸 拾陸ノ型 月虹・片割れ月(げっこう・かたわれづき)

巨大な三日月状の斬撃を帯びた6つの斬撃が空中から地面に降り注ぐといった技。
上方から三日月状の斬撃を地面に叩きつけるように放つ大技です。
技の規模がでかく黒死牟前方10mほどに降り注いでいます。
地面を破壊するほどの威力を持ち、敵を巻き込みながら周囲を荒廃させます。
月の呼吸の使い手・黒死牟の強さの秘密
黒死牟が圧倒的な強さを誇ったのは、月の呼吸という強力な剣技だけでなく、鬼としての特殊能力も併せ持っていたからです。
ここでは、彼が鬼殺隊の柱たちを苦しめた強さの秘密を解説します。
血鬼術と自己再生能力
黒死牟は、月の呼吸と鬼の血鬼術を融合させて戦いました。
彼の血鬼術は、自身の肉体から特殊な形状の刀を生成し、その刀身から三日月状の斬撃を放つというものでした。
さらに、鬼ならではの優れた再生能力も持っており、斬られてもすぐに体を治すことができます。
この再生能力と剣技の組み合わせにより、彼は鬼殺隊の剣士をはるかに上回る戦闘力を手に入れました。
透き通る世界と痣の発現
黒死牟は、戦闘中に「透き通る世界」を会得していました。
これは、相手の肉体や血流、筋肉の動きを透視する能力で、相手の次の動きを正確に予測することができます。
この能力によって、彼は相手の攻撃を簡単に見切り、自身の攻撃の精度も格段に高めていました。
また、彼は人間だった頃に「痣」を発現させていました。
通常、痣を発現させた人間は短命になると言われていますが、彼は鬼になったことでそのリスクを回避し、鬼としての再生能力やパワーアップにのみこの恩恵を享受することができました。
月の呼吸に関する読者の考察と評価
月の呼吸は、その独特な技の美しさから、多くの読者に高く評価されています。
特に三日月状の斬撃が舞い散る様子は、まるで芸術のようだと称賛する声が多く見られます。
「月の呼吸の技、かっこいいよな!」「美しい…」といった感想は、SNS上でも多く見受けられました。
また、月の呼吸が日の呼吸の派生でありながら、その使い手である黒死牟が、日の呼吸の使い手である弟の縁壱に劣等感を抱き続けたという悲しい背景も、読者の心を揺さぶりました。
縁壱を崇拝し、同時に羨望と嫉妬を抱き続けた黒死牟の複雑な心情は、彼が使う月の呼吸にも込められていたのかもしれません。
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