今回は鬼滅の刃に登場する緑壱とモデルや関係性について考察していきたいと思います。鬼滅の刃もいよいよクライマックスが近くなってきました。
僕は、このまま無惨様は逃げきってしまうのではないかと思っています。なんとなくこのままでは終わらない気がしてならないです。
191話では、無惨様一人で柱達を倒してしまっていますので、炭治郎一人が頑張っても厳しそうですよね。
ここから一発逆転なるのか?逆転するとしたらどのような手段が登場するのか?
それでは、記事に進みたいと思います。ジャンプ最新話までのネタバレ含みますのでご注意下さい。
緑壱と巌勝の関係について
まずはじめに緑壱と巌勝の関係性についてお話ししたいと思います。最強の剣士緑壱と後に十二鬼月最強の鬼となる巌勝はどんな時代に生きていたのでしょうか?
緑壱と巌勝は炭治郎たちが無惨様と戦っている大正時代よりも約400年ほど昔に生きていました。
いわゆる戦国時代ですね
二人は兄弟ですがただの兄弟ではなく双子として生まれてきました。
この双子っていうのが戦国時代では忌み嫌われていたんですよね
この事態だと跡取りは長男と決められていたため特に双子の妹ではなくて弟だった場合
はお寺に出されたりとか存在自体を隠されることがほとんどでした。
実際、徳川家には双子が3組いたんですけど一人を除いて名前すら残っていません
作中でも弟として生まれた緑壱は顔に痣があったこともあって酷い扱いを受けています。
それを母親が庇ったため10歳でお寺に出すことを条件に生かされることになりまし
た。
少年時代の2人は緑壱が剣の才覚を見せるまで兄である巌勝が憐みの気持ちもあったようですが仲の良い兄弟でした
黒死牟側の過去編だと強い嫉妬心や哀れみが中心に書かれていたんですけど
最新のジャンプ本誌で明らかになった緑壱側から見た過去編では巌勝は父親に殴られたり叱られたりしても
緑壱を助け、「助けて欲しいと思ったら吹け、兄さんが助けにくる」と思いを込めて笛を渡していたことも明らかになりました。
少なくともこの時点では兄弟として仲良く生活していたように思います。ですが緑壱と巌勝の決定的な違いというのは長男である巌勝には家を継ぐとう決まりだったりとかお父さんからの圧力があったことだと思います。
それゆえに剣の才能で弟より劣るという事は許されることではありません。
兄が弟に劣るということがあってはならないことである時代背景が強く巌勝に劣等感を
持たせたんじゃないかなと考えています。そこから2人の道は大きく分かれてしまいまし
た。
もし通勝が弟として生まれてきてたら物語は全く違うものになっていた
んじゃないかなと思います。
緑壱と巌勝のモデル アマテラスとツクヨミ
緑壱と道勝つの兄弟にはモデルがあります。
それがアマテラスとツクヨミの兄弟関係です過去にも考察してるんですけど今回は
おさらい程度に紹介したいと思います。
まずはアマテラスから見ていきましょう
アマテラスは日の神であることと緑壱のお母さんが進行している神がアマテラスだ
たことそして緑壱が使う呼吸は日の呼吸であることからより一のモデルはアマテラス
で間違いありません。
そして日本には古来から陰と陽の考え方が存在していました。
光があれば影があるとも言います。表と裏のような関係でもあります。
つまりアマテラスが陽の属性であるならば陰の属性が必ずあることになります。
そして日の神であるアマテラスにとっての陰とは月の神ツクヨミとなるわけです。実際緑壱の
兄である巌勝は月の呼吸を使用していますし、綺麗に陰と陽の関係が作られているんです
ね。
更に神話においてツクヨミはアマテラスの友人の神と戦っています。このことで
絶縁し昼と夜が生まれて2人が同じ時に交わることが決してないようになりました。
緑壱と通勝も鬼狩りと鬼という決して交わることのない関係になってしまいましたよね。
最初から緑壱と巌勝は交わらないように作品が作られていたのかもしれないですね。
ここまでのことから2人のモデルがアマテラスとツクヨミの関係であることは間違いありません
そしてここで終わらないのが鬼滅の刃なんですね
ヒノカミ神楽の正体とは?
ここまでの考え方に前回考察したヒノカミ神楽の正体に関する要素を
つけたしてみましょう
つまりヒノカミ神楽に使われている祭具が国宝「七支刀」であるということですね。アニメで
言うと炭治郎のお父さんである炭十郎がヒノカミ神楽を踊っている時に使用している「七支刀」でした。
現実に伝わっている国宝「七支刀」の使い方に関してもヒノカミ神楽同様に1年の初めに災いからの安全を祈って舞い続ける祭事に使われていました。
さらに日本最古の神楽はスサノオに起こって隠れてしまった。
日の神アマテラスを呼び戻すための神楽であったということも前回の考察でわかりましたよね。つまり隠されてしまった
日の呼吸を呼び戻すのがヒノカミ神楽であるという考察だったと思います。
黒死牟の刀を思い出してみましょう
実は黒死牟の刀もヒノカミ神楽に使われる刀とそっくりなんですよね。正確には刃の数
が4本の「四支刀」となっていました。
当然これは日本の歴史には存在しないない刀なんで、ちょっと整理すると日の神様に捧げるヒノカミ神楽では「七支刀」
月の神ツクヨミがモデルの黒死牟は「四支刀」とということになります。これを我らがワニ先生が適当に決めているわけがないですよね
単純に「七支刀」がモデルで近い形にしようっていうことで設定されたのかなと思ったん
ですけど、それはありません。
ちゃんとルーツがあったのでやっぱり偶然じゃあなかったんです
誰も気付かないですよね。
こんなのどういうことかっていうと答えは月と4の数字に関係があります。という数字は実は月とかなり深い関係があって月を象徴する数字とされているんです。
それはあまりに綺麗に整理された月と太陽と地球の関係性にあります。
月は太陽の1/400の大きさです。
つまり太陽は月の400倍の大きさとなります。
さらに地球と月の距離は地球と太陽の距離の400分の1です。
この通り月と太陽の大きさ等それぞれの位置関係が綺麗に4が関係しているんですよね。
そりゃあそれだけ太陽と月の大きさや距離が違うんですから黒死牟は緑壱に勝てないわけですね。
ここからは少しゴシップなんですけど月の画数は4角、英語ではmoonと4文字です少し
遅れたお正月テーマなんですけど月でお餅をつくのはウサギと言われていますよねその
ウサギは十二支の中では4番目でこの辺のゴシップはかなり有名で芸能界だとバナナマンさんが紹介していたりするみたいですね。
このように「四支刀」の4という数字はヒノカミ神楽の7が対応を表すように
月を表しているようでした。
ここまでで緑壱と巌勝のモデルが日の神アマテラスと月の神ツクヨミであること、そしてヒノカミ神楽の祭具「七支刀」と黒死牟の「四支刀」に関する関係性が明らかになりました。
緑壱と巌勝の隠された三人目の兄弟について
それでは最後に隠された3人目の兄弟についてお話ししたいと思います。
先ほどからお話ししていたアマテラスとツクヨミの兄弟関係なんですけど実はこの兄弟
は双子ではありません。
3人兄弟なんですよね。つまりもう一人この関係に深く関わりのある兄弟が存在する可能
性があるというわけなんですよね。
アマテラス、ツクヨミを合わせた3兄弟は合わせて三貴神と呼ばれています。その神様とは過去にもご紹介したんですけどスサノオですね
前回の考察段階ではアマテラスが緑壱、ツクヨミが巌勝ということはスサノオは誰のことを表しているのかわからないという状況だったと思います。
ですがここにとある要素を加えることで一気に全体が見えることになります。
その要素っていうのは先ほど紹介したヒノカミ神楽のモデルが暴れたスサノオに怒って隠れてしまった日の神アマテラスを呼び戻すための神楽だったという要素になります。
さあ一気にいきますよ、つまりこの話を要約するとスサノオが暴れたせいでアマテラスが隠れてしまった。
呼び戻すためには神楽が必要だった。これを鬼滅の刃に当てはめると
何者かが暴れたことで日の呼吸が隠されてしまった呼び戻すにはヒノカミ神楽が必要に
なるということですよね。
黒死牟のセリフを思い出してみましょう。
無惨様は緑壱にボコボコにされた後に黒死牟とともに日の呼吸に関わる人や情報を片っ端から消去して周りました。
あり無断様が暴れまわって日の呼吸を隠してしまったということになります。
さらに日本国内でスサノオを祀る神社は鬼神神社と呼ばれており島根県出雲市などに実在します。
この方からスサノオ=無残様と当てはまるんじゃないかなと個人的には考察しています
アマテラスが緑壱
ツクヨミが巌勝
スサノオが無惨様ですね。
当然鬼滅の刃の作中ではこの三人は兄弟ではありません。
なのであくまでもモデルになったという程度になるとは思います。
さらにもしこの通りであるならばスサノオはアマテラスを怒らせた後に改心して、あの有名なヤマタノオロチを退去して人々を救うなど心変わりしています。
さすがに無惨様が心変わりして皆に許されて笑顔で人助けをするっていう展開はありえないと思うんですけど黒死牟や猗窩座のように最後に救われるような展開はあり得るかもしれないですね
鬼滅の刃の事がもっと知りたい方は以下のリンクに記事をまとめています。
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