大人気マンガ『HUNTER×HUNTER』の中でも、特に異彩を放つキャラクター、ヒソカ。彼のミステリアスな過去は、ファンの間で長く語り継がれてきましたよね。
そんなヒソカの過去が、『東京喰種トーキョーグール』の作者である石田スイ先生によって描かれた作品があるって、知っていますか?
『HUNTER×HUNTER』の作者、冨樫義博先生公認で描かれた、その名も『少年H』。
今回は、ヒソカファンの夢が詰まったこの作品の内容を、ネタバレ全開で紹介しちゃいます!
それでは、ヒソカの知られざる(?)過去の世界へ、一緒に旅に出ましょう!
- 石田スイがヒソカの過去編を描いたきっかけは?
- ヒソカの過去編「少年H」の作者である石田スイとは?
- 石田スイと冨樫義博による夢の対談!
- 原作「ハンターハンター」でのヒソカはどんな人物?
- ヒソカの過去編「少年H」の作品舞台とあらすじ紹介
- 「少年H」ネタバレあらすじ紹介1物語冒頭
- 過去も素性も不明な少年が倒れているシーンから
- 「少年H」ネタバレあらすじ紹介2サーカスを観るヒソカ
- 「少年H」ネタバレあらすじ紹介4ヒソカの過去が垣間見れる手品シーン
- 「少年H」ネタバレあらすじ紹介5ヒソカの化粧シーン
- 「少年H」ネタバレあらすじ紹介6ヒソカのサーカス初舞台
- 「少年H」ネタバレあらすじ紹介7ヒソカにとって初めての念
- 「少年H」ネタバレあらすじ紹介8ハンターについてのことを聞かされるヒソカ
- 「少年H」ネタバレあらすじ紹介9ヒソカの念能力の才能は?
- 「少年H」ネタバレあらすじ紹介10ヒソカの念系統を調べる
- 「少年H」ネタバレあらすじ紹介11ジョン・ドゥが現れる
- 「少年H」ネタバレあらすじ紹介12ヒソカとモリトニオの会話
- 「少年H」ネタバレあらすじ紹介13ヒソカVSモリトニオ
- 「少年H」ネタバレあらすじ紹介14決着後のそれぞれ
- 「少年H」から判明し推測できたヒソカの過去
- ヒソカの過去編「少年H」はどこで見れる?
石田スイがヒソカの過去編を描いたきっかけは?
まずは、『少年H』が生まれた経緯について見ていきましょう。まさか、あの石田スイ先生がヒソカの過去を描くなんて、驚きましたよね!
ヒソカの過去編「少年H」を描く石田スイはヒソカのファンだった!
石田スイ先生は、かねてから『HUNTER×HUNTER』の大ファンであることを公言されていますね!
中学生の頃に初めてマンガの模写をしたのが、何を隠そうヒソカだったんだとか。
特に、普段は奇抜に髪を上げているヒソカが、シャワー後に髪を下ろしているあの有名なシーンに心を打たれて、「描かなきゃ!」と思ったのが、模写のきっかけだったそうです。
熱烈なヒソカファンが高じて、公式の過去編を描くに至るなんて、すごいですよね!
ヒソカの過去編執筆のきっかけはエイプリルフールのネタ?
『少年H』が生まれる直接のきっかけは、実は2015年に石田スイ先生がTwitterにアップした、エイプリルフールのイラストだったと言われています。
ヒソカの絵とともに投稿された内容が話題になり、それがきっかけで、2016年に『少年H』としてジャンプ+で公開されることになったんです。
元々、石田スイ先生はジャンプLIVEというジャンプ+の前身サービスで連載経験があったこともあり、今回のコラボが実現しやすかったのかもしれませんね。
エイプリルフールの冗談が、まさか公式でヒソカの過去が描かれるという、ファン垂涎の企画に繋がるなんて、夢がある話だと思います!
ヒソカの過去編「少年H」の作者である石田スイとは?
『少年H』を描かれた石田スイ先生について、簡単にご紹介しますね。『東京喰種トーキョーグール』の作者として世界的に有名ですが、それ以外の活動もされています。
石田スイのプロフィール
石田スイ先生は、1986年12月28日生まれの男性マンガ家です。福岡県出身だそうですよ。
ペンネームからは性別が分かりにくいですし、素顔もあまり公開されていないので、ファンの間で色々憶測が飛び交うこともありましたが、過去の受賞記録などから男性であることが判明しています。
2010年に『東京喰種』の読み切りで賞を受賞し、2011年から週刊ヤングジャンプで連載がスタートしました。
人間を喰らう怪人「喰種(グール)」と人間の戦いを描いたダークファンタジーとして、また、主人公の葛藤や複雑な人間ドラマが多くの読者を惹きつけ、大ヒットとなりました。
その後、『東京喰種トーキョーグール:re』として続編も連載され、アニメ化や実写映画化もされるなど、一大メディアミックス作品となりましたね。
石田スイの別名である「そとなみ」とは過去のペンネーム?
石田スイ先生が『東京喰種』でデビューされるより前に、「そとなみ」という別のペンネームでウェブ漫画を公開されていた時期があります。
その中でも有名なのが、『ペニスマン』というタイトルでした。
タイトルからすると際どい印象ですが、ラフな絵柄で描かれるその世界観やキャラクター設定には、既に後の『東京喰種』に通じる魅力があったと言われています。
石田スイ先生のファンにとっては必見の内容だったそうですが、残念ながら未完のまま更新が停止し、現在は公開もされていないようです。
幻の作品となってしまいましたが、石田スイ先生の原点の一つと言えるかもしれませんね。
石田スイと冨樫義博による夢の対談!
『少年H』が公開された際には、石田スイ先生と冨樫義博先生、お二人の豪華な対談も実現しました。お互いの才能を認め合う、まさに夢のようなひとときだったのではないでしょうか。
ヒソカの過去編「少年H」公開によって2人の初の対談が実現!
マンガ業界でそれぞれ独自の才能を発揮し、高い評価を受けている石田スイ先生と冨樫義博先生。石田スイ先生が『HUNTER×HUNTER』、特にヒソカの大ファンであることから、この対談は多くのファンから注目されました。
石田スイ先生にとっては、憧れの冨樫先生と直接お話しできる、まさに夢が現実になった瞬間だったことでしょう。
対談では、『少年H』の制作秘話や、お互いの作品に対するリスペクトなど、興味深い話がたくさん語られたようです。
ヒソカの過去編と言われながらも
対談の中でお二人も触れていましたが、『少年H』は「ヒソカの過去編」というタイトルでありながら、彼の出生や幼少期全体を詳細に描いたものではありません。
物語で描かれるのは、彼の過去の「ほんの一部」、特に念能力との出会いやその片鱗です。
ヒソカというキャラクターは、そのミステリアスな雰囲気が大きな魅力ですよね。あまり過去を語らず、掴みどころがない。
『少年H』は、そんなヒソカの魅力を損なわないように、彼の過去の全てを明かすのではなく、彼がどうやって念能力に目覚め、あのヒソカになっていったのか、その「片鱗」を描くことに重点を置いた読み切り作品となっています。
だからこそ、読後にもまだヒソカの謎めいた部分は残されていて、想像が膨らむ余地があるんです。
原作「ハンターハンター」でのヒソカはどんな人物?
『少年H』の内容に入る前に、改めて原作『HUNTER×HUNTER』でのヒソカがどんな人物なのか、おさらいしておきましょう。知れば知るほど、彼の魅力と恐ろしさに引き込まれますよね。
過去をほとんど語らない謎の奇術師
原作のヒソカは、本当に掴みどころのない人物です。自分の過去をほとんど語らず、気まぐれで、そして嘘つき。
でも、その一方で、天才的な戦闘センスと、どんな状況でも冷静に判断できる頭の回転の速さを持っています。
彼の行動原理は、強い相手と戦い、殺害することに快楽を見出すという、非常に危険なものです。
主人公のゴンに対しても、その成長を助け見守りながらも、いつか自分の手でゴンを殺害することを夢見る、といった異常な言動が目立ちます。
作中でも、「戦闘狂」として描かれていますね。
幻影旅団のメンバーでありながら、団長クロロと戦うためなら手段を選ばず、結果的に旅団を脱退しました。
そして、念願のクロロとの闘いでは、万全の準備をしてきたクロロに敗北。一度は死亡しましたが、「死後に強まる念」によって蘇生。
クロロへの復讐と、考えが浅かった自分への戒めから、他の旅団員たちを殺害し始め、現在は幻影旅団全体から命を狙われる状況になっています。
原作「ハンターハンター」のヒソカの能力は?
ヒソカといえば、やっぱりユニークな念能力ですよね。彼の念系統は変化系です。
伸縮自在の愛(バンジーガム)
これは、自分のオーラをゴムとガム、両方の性質を持ったものに変化させる能力です。
シンプルなのに、よく伸びてよく縮む、好きなところに付けたり剥がしたり、遠隔操作したりと、その活用法は無限大!
『HUNTER×HUNTER』本編でも、ヒソカのこの能力は非常に戦いづらいと、他のキャラクターからも言われるほどです。
能力の名前は、ヒソカが子供の頃に好きだったお菓子から付けられたと言われています。
薄っぺらな嘘(ドッキリテクスチャー)
こちらは、オーラを様々な質感に変えて、物体の表面に貼り付け、見た目を変化させる能力です。
紙の質感を皮膚に見せかけたり、文字を再現したりと、その応用範囲は千種類を超えるとか。
ただし、実際に触られると質感が違うのでバレてしまいます。
ヒソカは、その「バレるかもしれない」というリスクも含めて、この能力を気に入っているようです。
奇術師であるヒソカらしい、いかにも彼らしい能力ですよね。この能力の存在は、ほとんどのキャラクターには知られていません。
ヒソカの過去編「少年H」の作品舞台とあらすじ紹介
ここからは、『少年H』の物語の舞台と、大まかなあらすじを紹介していきますね。
ヒソカの過去編「少年H」の作品舞台
『少年H』の物語の舞台は、享楽の都・グラムガスランドという街です。
ショービジネスが非常に盛んで、世界の中心地の一つとされています。
『HUNTER×HUNTER』本編で幻影旅団が暗躍したオークション会場があったヨークシンシティの、北東に位置する街だそうですよ。
かつては貧しい土地だったのが、街の発展のためにカジノ経営を始め、集客のために各ホテルで様々なショーが開催されるようになり、一大エンターテイメントシティとして発展した、という背景が描かれています。
キラキラと華やかな反面、どこかアンダーグラウンドな雰囲気も漂う、ヒソカにぴったりの舞台です。
ヒソカの過去編「少年H」のあらすじ紹介
『少年H』の大まかな物語は、原作本編では詳しく語られていなかった、ヒソカの念能力との「初めての出会い」と、その習得、そして能力の実用化に至るまでを描いています。
物語の舞台であるグラムガスランドに、過去も素性も一切不明の少年(後のヒソカ)が突如現れます。
倒れていたところをあるサーカス団に拾われ、団員たちと行動を共にする中で、彼は「念」の存在を知り、強い興味を持つことになります。
同じ頃、街では正体不明の連続殺人鬼「百面ジョン・ドゥ」が暗躍していて、街には不穏な空気が流れていました。
「少年H」ネタバレあらすじ紹介1物語冒頭
ここからは、『少年H』の詳しいネタバレあらすじを紹介していきます!まだ読みたくない!という方はご注意くださいね。物語は、後のヒソカとなる少年が倒れている衝撃的なシーンから始まります。
過去も素性も不明な少年が倒れているシーンから
物語の冒頭、グラムガスランドの路上で血を流して倒れている少年が描かれています。そこへ通りかかった老人が、少年に名前を尋ねます。
少年は「ヒソカ」と名乗りますが、自分がどこから来たのか、なぜここに倒れているのかなど、過去については一切語りません。
少年ヒソカに興味深そうな表情を見せたその老人こそ、彼を拾うことになるサーカス団長のモリトニオでした。
「少年H」ネタバレあらすじ紹介2サーカスを観るヒソカ
モリトニオに拾われた少年ヒソカは、モリトニオ一座のサーカスを初めて目にします。そこで彼は、後の彼に大きな影響を与えるものと出会います。
人気のあるモリトニオ一座
モリトニオたちが率いるサーカス団は、グラムガスランドでも有名で人気のある一座です。ジャグリングや火吹きなど、サーカスらしい華やかな芸が次々と披露され、観客からは大きな歓声があがっています。少年ヒソカは、その舞台を少し離れた建物から眺めています。
すると、団長のモリトニオが登場し、観客席からは「空水泳!」というコールが始まります。
モリトニオは、文字通り空中に浮かび上がり、壁を歩いて登ったり、天井に逆さで立ったりという、常人には不可能と思われる驚きの芸を披露します。
その芸を見た少年ヒソカは、興味深そうな表情を浮かべるのでした。これこそ、彼が初めて目にする念能力の片鱗だったのです。
ヒソカの入団を反対する団員達
モリトニオは少年ヒソカをサーカス団に引き取ろうとしますが、団員たちの間からは反対の声があがります。
団員達は、過去も素性も分からない少年を一座に入れることに不安を感じています。
特に、2ヶ月後に控えている「ロイヤルグラム」という大きなイベントを控えた大事な時期なので、一座にとってリスクになることを避けたいと考えているようです。
モリトニオは、自分自身も過去はスリ師だったことや、この一座は元々素性の悪い人間の集まりなんだ、と説得しようとします。
しかし、団員たちはなかなか引き下がりません。
その時、いつの間にか反対していた団員の背後に、音もなく少年ヒソカが現れます。
その気配の消し方や存在感に、団員は不満そうにしながらも、その場を去っていくのでした。少年ヒソカの只者ではない雰囲気が、既にこの頃から漂っていますね。
「少年H」ネタバレあらすじ紹介4ヒソカの過去が垣間見れる手品シーン
モリトニオ一座に加わった少年ヒソカは、団員たちと関わる中で、少しずつ彼の過去の片鱗が見えてきます。
手品を披露するヒソカと念の練習をするアキバ
モリトニオに促され、少年ヒソカは手品を披露します。彼は見事に手品を成功させ、モリトニオから誰に習ったのか尋ねられます。
少年ヒソカは「母が器用だった」と答えます。
原作本編のヒソカは基本的に嘘つきなので、この言葉がどこまで本当かは分かりませんが、本人の口から「母」という言葉が出たのは、読者にとっては驚きであり、彼の過去を推測する上での貴重なヒントとなります。
ちょうどその時、サーカス団の一員である少女アキバが勢いよく部屋に入ってきます。
モリトニオはアキバとの念の稽古の時間だったことを思い出し、アキバとモリトニオは別の部屋へと移ります。
「少年H」ネタバレあらすじ紹介4ヒソカがサーカス出演を名乗り出る
サーカス団にアクシデントが発生し、少年ヒソカが思わぬ形でサーカスの舞台に立つことになります。
サーカス団の一員が怪我をしてしまう
アキバたちがモリトニオとの念の稽古から戻ると、ジャグリングを担当する団員の一人、キシタが足を骨折してしまったと騒ぎになっています。
モリトニオはプログラムの変更を余儀なくされ、ジャグリングの演目を中止しようと準備を始めます。
すると、そこで少年ヒソカが静かに「僕が出ようか」と名乗り出ます。
キシタの相方であるヤスダは、自信満々に名乗り出た少年ヒソカが気に入らない様子です。
しかし、少年ヒソカはその場で、怪我をしたキシタの代わりに即興でジャグリングを披露します。練習で何度も見たから手順は覚えた、と話す少年ヒソカの才能を見て、ヤスダは悔しそうに少年ヒソカの出演を承諾します。
そしてヤスダは、本番で少年ヒソカに恥をかかせてやろうと心に決めるのでした。
「少年H」ネタバレあらすじ紹介5ヒソカの化粧シーン
サーカスの舞台に立つことになった少年ヒソカは、本番前に化粧をします。ここで、原作ヒソカの象徴とも言えるあのメイクのルーツが明かされます。
過去から判明したヒソカの化粧のきっかけ
本番前、少年ヒソカは控え室で化粧をしています。左頬に涙、右頬に☆を描いていますが、その出来上がりは、まさに原作『HUNTER×HUNTER』で見慣れたヒソカのピエロメイクそのままです。
このシーンから、少年ヒソカがこの頃のサーカスでの経験を通して、ピエロのような化粧を始めたのだと分かります。
原作ヒソカの象徴的な見た目のルーツが描かれる、ファンにとっては非常に貴重なワンシーンと言えるでしょう。
「少年H」ネタバレあらすじ紹介6ヒソカのサーカス初舞台
ついに少年ヒソカのサーカス初舞台です。彼の才能は、団員たちの予想を超えていました。
ヒソカに恥をかかせようと企むヤスダだが
化粧を終えた少年ヒソカの初舞台であるジャグリングショーが始まります。
相方のヤスダは、完璧なジャグリングを披露する少年ヒソカを見て落胆しますが、負傷したキシタとしか練習していない新しい技を少年ヒソカに向けて繰り出します。
少年ヒソカは少し驚いた表情を浮かべますが、驚異的な反射神経だけでその新技を受け止めます。
さらに、彼はその場で初めて見た技を、そのままヤスダにやり返してみせます。
この少年ヒソカの天才的な模倣能力と対応力を見て、ヤスダは自信を無くし、ひっそりと一座を抜けることになってしまいます。
少年ヒソカの才能に驚いた団員たちは、自分たちの技を盗まれるのではないかと警戒し、隠れて練習するようになります。
モリトニオは少年ヒソカに、他の団員の技には興味がないだろう、と言いますが、少年ヒソカは「一つだけ興味がある」と答えます。そ
れは、団長モリトニオの空中を泳ぐように移動する芸、「空水泳」でした。
モリトニオは、空水泳は才能とは別の能力だから教えないと言いますが、少年ヒソカは特に驚きもせず、「そのうっすら流れているものと関係があるんだろ?」と、モリトニオから放出されているオーラを指摘し、モリトニオを驚かせます。
これが、彼が念能力の存在に気づいた最初の瞬間でした。
「少年H」ネタバレあらすじ紹介7ヒソカにとって初めての念
モリトニオは、少年ヒソカがオーラを視認できることから、彼に念能力の才能が眠っていると判断します。ここで、少年ヒソカは念能力の世界に足を踏み入れます。
アキバの念の練習現場へ
モリトニオは少年ヒソカに、念能力の基本について教えます。
誰しもが「オーラ」という生命エネルギーを持っていること、そして、通常は垂れ流しになっているオーラを自分の身体に留める技術が「纏(てん)」、そのオーラを増幅させる技術が「練(れん)」だと説明します。
実際に見た方が早いということで、少年ヒソカの前でアキバに練を披露させることになります。
練を習得するには、まず纏を磨くことが不可欠であり、アキバのレベルに達するには普通の人間なら3年かかるとモリトニオは少年ヒソカに伝えます。
アキバは9ヶ月で纏を身につけ、その後練を習得したようです。
そしてモリトニオは、少年ヒソカに毎週サーカスに出演することを条件に、念の稽古をつけてやることを提案します。
「オーケー」と応える少年ヒソカを纏うオーラは、モリトニオの目には大きくゆらいで映るのでした。彼の念能力への強い興味と適性が示唆されるシーンです。
「少年H」ネタバレあらすじ紹介8ハンターについてのことを聞かされるヒソカ
念能力の存在を知った少年ヒソカは、アキバとの会話の中で「ハンター」という職業について聞かされます。彼の後の人生を決定づける情報ですね。
アキバの夢とは
少年ヒソカはアキバに、サーカス団員はみんな念能力者なのか尋ねますが、アキバはそれを否定します。モリトニオが念を教えているのは、才能があったアキバだけのようです。
そして、モリトニオが元々「ハンター」を目指していた、という話を聞かされます。
少年ヒソカは「ハンター」という職業を当時はまだ知らず、アキバからハンターについて教えてもらいます。
ハンターとは、財宝や遺跡、秘境、グルメなど様々なものを「狩る人たち」だと説明されます。
モリトニオがハンター試験を受けた年の合格者はわずか1名のみで、その試験の場でモリトニオは自分との才能の圧倒的な差を痛感し、ハンターになることを挫折してしまったようです。
モリトニオがアキバに念を教えてくれるのは、才能がある人物を育てたいからだと思い、自分の夢はモリトニオの代わりにハンターになることだとアキバは語ります。
原作本編でもキルアが合格した第287期ハンター試験の合格者はキルア一人でしたね。ハンター試験の厳しさが伝わってきます。
一方モリトニオは
同じ時、別の場所で、モリトニオが部屋で苦しんでいる描写が挟まれます。
椅子に座り頭を抱え込み、身体を小刻みに震わせながら「やば…ばや…」と呻いています。
何か危険な衝動や自分の中の何かを必死に押さえつけているような、彼の内面に潜む闇を感じさせる描写です。
場面は少年ヒソカとアキバに戻り、少年ヒソカはアキバに何を狩るつもりなのか尋ねます。
しかしアキバは応えられません。
どうやらハンターになるまでのことは考えていますが、その後の目的はまだ漠然としているようです。
慌ててしまったアキバに、少年ヒソカはバンジーガム(能力ではなく、本物のガム)を差し出しますが、アキバは慌てていないと不満げな顔でガムを膨らませます。
逆にアキバは、少年ヒソカに纏の修行がちゃんと進んでいるか尋ねるのでした。
「少年H」ネタバレあらすじ紹介9ヒソカの念能力の才能は?
アキバの問いかけに、少年ヒソカは驚異的な念能力の才能を見せつけます。モリトニオも驚愕するほどの成長速度でした。
ヒソカが才能を見せつける
アキバの問いに対し、少年ヒソカはアキバとモリトニオのいる場で、纏と練の習得具合を見せます。モリトニオは先ほどの発作のような苦しみからは解放され、落ち着いた様子です。
アキバは纏を身につけるまで9ヶ月かかり、練までは早くて1年かかると言われていました。
普通の人間なら練の習得には3年はかかると言われていましたが、なんと少年ヒソカは、念能力を教えられてからたった一週間で練まで習得してしまったのです。
少年ヒソカの規格外の才能を見せつけられ、アキバは驚きのあまり膝をついてしまいます。
一方モリトニオは、少年ヒソカの驚異的な成長速度に身震いをしています。
少年ヒソカはこれで合っているか尋ねますが、モリトニオは次の段階に進もうと提案します。どうやら少年ヒソカの練はすでに言うことは無いと判断した様子です。
「少年H」ネタバレあらすじ紹介10ヒソカの念系統を調べる
練を習得した少年ヒソカは、自分の念能力の系統を調べる「水見式」を行います。彼の念系統がここで判明します。
念系統について
念能力者には、強化系、変化系、放出系、操作系、具現化系、そして特質系という6つの系統があります。
それぞれの系統には相性があり、自分と相性の良い系統の能力は覚えやすく、遠い系統の能力は覚えにくい、という特性があります。
なので、念能力者はまず自分の系統を知る必要があります。念系統はどうやって調べるのか、と興味津々に尋ねる少年ヒソカに対し、モリトニオはその探求心の高さにゾクゾクしています。
そしてモリトニオは、水の入ったコップを出し「これを使う。水見式と言います」と説明します。
水見式とは、水の入ったコップにオーラを込めた際の水の変化によって、その人の念系統を調べる方法です。
まずは見本でモリトニオがオーラを込め始めますが、見た目に特に変化はありません。水を舐めるよう促され、その水をアキバが舐めます。
アキバは「苦っ」と顔を歪めます。水の味が変わるというのは、変化系の水見式の反応です。
ヒソカとアキバの念系統が判明
続いて、アキバが水見式を行います。アキバがオーラを込めると、水の色が変わります。水の色が変わるのは放出系の水見式の反応です。
最後に、少年ヒソカも水見式を試します。
モリトニオ同様、見た目は水に変化がありません。
しかし、水を舐めてみると、モリトニオの時とは違い、酸っぱい味になっています。
この反応により、少年ヒソカもモリトニオと同じ変化系だということが分かります。
余談ですが、原作『HUNTER×HUNTER』本編で、ヒソカは独自の観点で念系統別の性格診断をしていますね。
強化系は単純で一途、操作系は理屈屋・マイペース、放出系は短気で大雑把、具現化系は神経質、特質系は個人主義者・カリスマ性あり。
そして、ヒソカとモリトニオの変化系は気まぐれで嘘つきだそうです。
本編での各キャラクターを見ると、この性格診断は結構当たっているように感じますね(笑)。
ヒソカとモリトニオが同じ変化系だったというのは、後の展開を考えると示唆深いです。

「少年H」ネタバレあらすじ紹介11ジョン・ドゥが現れる
街で暗躍していた連続殺人鬼「百面ジョン・ドゥ」がついにアキバの目の前に現れます。そして、少年ヒソカが駆けつけます。
アキバVSジョン・ドゥ
夜道をアキバが一人で歩いていると、どこからか悲鳴が聞こえてきます。
その方角へアキバが駆けていくと、そこには特徴の無い平坦な顔をした人物と、頭が押し潰されそうになっている被害者がいます。
アキバは、この人物が連続殺人鬼「百面ジョン・ドゥ」であると察知し、念を込めた縄跳びを鞭のように使い攻撃します。
念を込めた攻撃は、念能力者でない限り防ぐのが難しく、半人前のアキバでも念を込めれば縄跳びが鉄縄以上の威力を発揮することができます。
しかし、ジョン・ドゥはその攻撃を避けただけでなく、素手で受け止めます。そして、アキバの腹に膝蹴りで反撃し、アキバは血を吐いてしまいます。
ジョン・ドゥの犯行現場は全て被害者が圧死という不可解な状況であり、さらにこの人間離れした身体能力の高さから、アキバはジョン・ドゥも念能力者だと感じます。
ヒソカが助けに来る!
絶体絶命の危機に陥ったアキバですが、突如上空から少年ヒソカが現れ、ジョン・ドゥを攻撃しアキバを救います。
少年ヒソカはトランプでジョン・ドゥの左目を切り裂き、続いて追撃しますが、ジョン・ドゥはその追撃をかわすと、そのまま建物を垂直に登り逃げ去ってしまいます。
ジョン・ドゥを攻撃したトランプを、不思議そうな表情で見つめている少年ヒソカに、アキバがどうしたのか尋ねると、少年ヒソカは「噓臭い感触」だったと言います。
サーカス団のメンバーにもジョン・ドゥが現れたことは伝えられ、モリトニオは公演前だから気をつけるように注意を促します。
その様子を影から見つめる少年ヒソカは、既にジョン・ドゥの正体について何かを感じ取っているようです。
そして、少年ヒソカの入浴シーンでは、覚えたての念能力(変化系)で風呂の水をネバネバにして、遊びながらも念能力のコツを掴んできているようです。
実践の中で能力を磨く、彼らしい姿ですね。
「少年H」ネタバレあらすじ紹介12ヒソカとモリトニオの会話
連続殺人鬼「百面ジョン・ドゥ」の正体がついに明らかになります。そして、少年ヒソカとモリトニオの対話が始まります。
ジョン・ドゥの正体
大きなステージでのショーを無事に成功させ、一座は打ち上げをしていますが、その場にモリトニオと少年ヒソカの姿はありません。
建物の屋上で二人は話をしています。
今後のためにもっと語り合おうと言うモリトニオに対し、少年ヒソカは静かに「左目の調子はどうだい?ジョン・ドゥ。頬が剥がれてるよ」と言います。
とっさに自分の頬を確認してしまったモリトニオは、自分が「百面ジョン・ドゥ」の正体であることを白状します。
モリトニオは、自分が連続殺人鬼となった経緯を語り始めます。
昔から人の驚く顔が好きで、家族によく手品を見せていたが、「つい妹を殺しちゃってね…」と、衝撃的な過去を明かします。
別の方法で人を驚かそうと、ハンターか旅芸人になろうと決め、人間らしくなりたいと願いましたが、ショーの後など気持ちが高ぶると、人を殺したい衝動に駆られるようです。
自分をどうするつもりか尋ねるモリトニオに、少年ヒソカは「欲しかったカードも手に入れたし興味は無いが、自分を驚かせてみてくれ」とモリトニオを挑発します。
彼にとって、モリトニオは既に「狩るべき獲物」となった瞬間でした。
「少年H」ネタバレあらすじ紹介13ヒソカVSモリトニオ
ついに、少年ヒソカとモリトニオの能力者バトルが始まります。念能力の才能に目覚めた少年ヒソカの強さが描かれます。
ジョン・ドゥの顔の謎
先に少年ヒソカが動き、トランプでの攻撃を仕掛けますが、モリトニオはそれを避けながら、帽子で目隠しして蹴りを放ちます。
少年ヒソカの反撃もモリトニオにガードされ、カウンターで腹を殴られてしまいます。
口から涎を垂らしながらも鋭い目つきを向ける少年ヒソカに、モリトニオは「百面」のからくりのタネ明かしをします。
タネも仕掛けもないハンカチを顔に被り、自分のなりたい顔を思い浮かべると、モリトニオの顔が変化します。
モリトニオの念能力「継ぎ接ぎされた真実(スカーフフェイス)」によって変化したその顔は、以前少年ヒソカが会ったジョン・ドゥの、特徴の無い平坦な顔に変化しています。
バキバキ、メコメコと音が鳴っていて、ハンカチから目や鼻などが飛び出している描写から、この能力は肌などの表面だけでなく骨格まで変化させることが分かります。
この能力は「百面ジョン・ドゥ」としての奇術であり、今度はモリトニオのもう一つの奇術を披露すると言い、左手を前に出します。
モリトニオの謎の能力
「タネも仕掛けもございます」とモリトニオが言うと、突然少年ヒソカの身体が右側から見えない力に潰されます。
「ハンバーグターイム」とモリトニオが言った瞬間に大きな衝撃が起こり、少年ヒソカは何かに感づき避けますが、モリトニオはすでに空中にいます。
モリトニオが「1(ワン)2(ツウ)3(スウリイ)」と呟くと、少年ヒソカは両側から押しつぶされ吐血します。
しかし、その瞬間、少年ヒソカの目にオーラが集中し、彼は「やっと見えた」と呟きます。
モリトニオは少年ヒソカの念の才能に驚愕します。少年ヒソカのこの行動は、「凝(ギョ)」と呼ばれる念能力の高等技術であり、モリトニオはまだその技術の存在すら教えていなかったからです。
少年ヒソカの両側に、鉄の柱のようなものが現れ、彼を押し潰そうとしていたのが見えたのでした。
鋭いヒソカの観察眼
少年ヒソカが柱から抜け出すと、柱同士がぶつかり合い、激しい衝撃音が起こります。
その音から、少年ヒソカはタネが磁石だと推測します。
モリトニオがサーカスで空水泳をする時に、少年ヒソカは観客のネックレスが不自然に動いていたことを確認していました。
最初に見せた「ハンバーグターイム」といった能力は、念能力が可視化されたものだと印象づけるためのもので、この能力のタネは「強く引き合う見えない磁石の柱」だと少年ヒソカは言い当て、モリトニオは秘密を明かされてしまったと笑います。
バレたトリックはタネ明かしをするのが流儀、と言うモリトニオは、この磁石の柱の能力である「鉄塗りの双極性(ブラックマグネット)」を発動させます。
すると、磁力を含んだ無数の鉄の柱がモリトニオの周りに浮かび上がり、少年ヒソカめがけて飛んでいきます。
上に逃げる少年ヒソカの手には、オーラが纏われロープ状に伸びていますが、煙が舞い視界が悪いため、モリトニオには見えていない様子です。少年ヒソカは、覚えたての変化系の能力を使っていました。
ヒソカの才能に驚愕するモリトニオ
モリトニオは少年ヒソカを見失ってしまいますが、少年ヒソカはモリトニオの背後の上空にいました。この芸当は、モリトニオの得意とする「空水泳」です。
空水泳は鉄製のシークレットブーツが無ければ出来ないはずの別の能力であり、そもそもこの能力に必要な「発(ハツ)」と呼ばれる念の技術もまだ教えていないのに、少年ヒソカが使いこなしたことに、モリトニオは驚愕します。
そして、「この感覚、あのとき(ハンター試験)と同じだ…」と、かつてハンター試験で才能の壁にぶつかった時のことを思い出し、内心思います。
少年ヒソカの規格外の才能が、モリトニオにかつての挫折を思い出させるほどの衝撃を与えました。
ヒソカの奇術で決着!
少年ヒソカは次々に繰り出される鉄の柱を華麗に回避し、モリトニオの手が止まってしまいます。
「幕にしようかモリトニオ。僕の奇術で。」と少年ヒソカが言い、指を鳴らすと、辺りに散らばっていた鉄の柱が一斉にモリトニオを襲います。
予想外の攻撃に反応できず、モリトニオは鉄の柱に潰され血を吐きます。
「上出来だ」と言う少年ヒソカは、「僕の能力はガムとゴム、両方の性質を持つ」と、自分の能力のタネ明かしを始めます。
少年ヒソカは、モリトニオの鉄の柱の残骸に、ゴム状に変化させたオーラ(バンジーガム)を付着させ、そのオーラの反対側をモリトニオに付けていました。
モリトニオには、自分の能力による衝撃で起こった煙などで視界が悪かったため、そのオーラが見えていなかったのです。
少年ヒソカは、付着させたオーラを一気に収縮させることで、モリトニオに鉄の柱を向かわせ、攻撃を仕掛けたのでした。
「少年H」ネタバレあらすじ紹介14決着後のそれぞれ
少年ヒソカとモリトニオの能力者バトルが決着。それぞれのその後が描かれます。
ヒソカとモリトニオの決着後のやり取り
少年ヒソカは自分の能力名を「伸縮自在の愛(バンジーガム)」とモリトニオに伝えます。
モリトニオは、能力名の由来が子供のお菓子だということに気がつき、「ヒソカらしい」と言いかけて倒れます。
原作『HUNTER×HUNTER』本編でゴンやキルアが念を習得し、自分の能力を編み出すまでの期間を考えると、少年ヒソカがこれほど早く能力を披露できたことは、その才能の凄さが分かります。
仰向けに倒れているモリトニオに対し、少年ヒソカは布を被せます。
そして、気まぐれでジャグリングを真似た時のように、モリトニオの能力を真似てみます。
モリトニオの能力とは違う、表面上を変えるだけの念能力(薄っぺらな嘘ドッキリテクスチャー)を使って、少年ヒソカはモリトニオの顔をジョン・ドゥの平坦な顔に変化させます。
そして、「その方が似合っている」と言い残し、少年ヒソカはその場を去って行きます。
一人残されるアキバ
ジョン・ドゥの正体がモリトニオだったことや、少年ヒソカとモリトニオが闘っていたことを何も知らないアキバは、一人残され、二人を探しています。
「ごはん、なくなっちゃうよ」と呟く彼女の姿で、この『少年H』は幕を閉じます。
最後に少年ヒソカがモリトニオの顔をジョン・ドゥに変えたのは、モリトニオが殺人鬼としてではなく、失踪したように見せかけるためだったのかもしれません。
残されたアキバを気遣っての、少年ヒソカなりの優しさだったのかもしれませんね。
「少年H」から判明し推測できたヒソカの過去
『少年H』を読んで、ヒソカの過去について分かったこと、そしてそこから推測できることを見ていきましょう。
判明した過去はヒソカの念習得の経緯やピエロメイクのきっかけ
『少年H』で明確に判明したヒソカの過去は、主に以下の点です。
- 念能力との初めての出会い、そしてその驚異的な習得の経緯
- ピエロメイクを始めるきっかけとなった、サーカスでの経験
- 念能力「バンジーガム」「ドッキリテクスチャー」の誕生
ヒソカというキャラクターの重要な要素である、彼の能力と象徴的な見た目のルーツが明らかになったのは、ファンにとっては大きな収穫でした。
しかし、彼の出身地や、なぜ街の路上で倒れていたのか、そして『少年H』以前に何をしていたのか、といった部分については、依然として謎に包まれたままです。
では「少年H」以前のヒソカの過去は?
『少年H』の冒頭で、少年ヒソカは血だらけで倒れている状態で登場しました。
そして、物語の終盤でモリトニオとの会話で、「欲しかったカードを手に入れた」と言っています。
この「欲しかったカード」とは、おそらく念能力者のことでしょう。
このことから、少年ヒソカは『少年H』が始まる前に、既に念能力者と闘い、敗れて血だらけで倒れていたのではないか、と推測できます。
そして、この後彼は念能力を習得したので、その念能力者にリベンジを果たしに行ったのではないでしょうか。
モリトニオのオーラにも注目していたので、念については何となく知っていた、あるいは見たことがあったのかもしれませんね。
ヒソカの母は器用だった?
ネタバレあらすじ紹介でも触れましたが、少年ヒソカが手品を披露した際に、誰に習ったか尋ねられ「母が器用な人だった」と答えるシーンがありました。
原作ヒソカは嘘で人を翻弄させるのが好きで、時に必要の無い嘘をついたりもします。ですから、この話がどこまで本当かは定かではありません。
しかし、「母」という存在は誰にとっても絶対にいるものですし、この話が本当の可能性も十分にあります。もしヒソカの母が本当に器用で、手品を教えていたとしたら、どんな人物だったのでしょうか?
マンガでは、ヒソカのような奇抜で異常なキャラクターは、幼少期に親からの虐待に遭っていたようなエピソードが多いですが、ヒソカにはそういう描写はありません。
ヒソカは異常ですが、見た目が整っていて品がありますし、自由な発想や言動が多いです。
もしかしたら、ヒソカの幼少期は虐待とは別で、才能を溺愛されて育ったのではないでしょうか?何だかそっちの方が、彼のキャラクターイメージに合っているようにも思えます。
ヒソカの過去編「少年H」はどこで見れる?
ファン必見の『少年H』ですが、現在はどこで見れるのでしょうか。
ヒソカの過去編「少年H」は現在は見れない
以前は、石田スイ先生と冨樫義博先生の対談ページにリンクが貼られていて、無料で公開されていたのですが、残念ながら現在は見れなくなってしまっています。
単行本などに収録もまだされていないので、現状はどこでも正式に見ることはできません。
しかし、ヒソカの念能力のルーツや、あのピエロメイクのきっかけが描かれている、ファンにとっては非常に貴重な作品です。
このままお蔵入りとするには、あまりにももったいない作品なので、もしかしたら今後、冨樫先生の単行本に収録されたり、石田スイ先生の短編集などに収録されたりする可能性もあるかもしれませんね。多くのファンが待ち望んでいることだと思います!
過去編は見れませんでしたが、当ブログではハンターハンターのネタを多数公開中です!是非こちらもご覧ください!


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