
『キングダム』に登場する楚国の将軍、臨武君は、そのユニークな髪型で読者の注目を集めました。
しかし、彼はただ「変な髪型」の将軍ではありません。
楚の第一陣を任されるほどの圧倒的な実力者であり、「楚の剛将」と恐れられた怪力の持ち主です。
この記事では、臨武君の強さの秘密や心に残る名言、そして史実での記録や壮絶な最期まで、その魅力に迫ります。
臨武君とは?「変な髪型」の裏にある猛将の顔
『キングダム』の物語に登場する臨武君は、その独特な髪型から読者に強い印象を与えました。
しかし、彼は見た目だけでなく、その実力で楚国に貢献する将軍です。
ここでは、臨武君の人物像と『キングダム』の作品概要・あらすじについて詳しく解説していきます。
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臨武君のプロフィール
まずは、臨武君の基本的なプロフィールです。
| 項目 | 内容 |
|---|---|
| 名前 | 臨武君(りんぶくん) |
| 異名 | 楚の剛将 |
| CV(声優) | 安元洋貴 |
| 出身地 | 楚国 |
| 初登場 | 24巻 |
| 所属軍 | 臨武君軍 |
| 役職 | 将軍 |
| 妻 | 白翠(白麗の姉) |
| 性別 | 男性 |
臨武君は、大きな身体と、大槌を自在に操る怪力を誇る楚国の将軍です。
「楚の剛将」の異名が示す通り、その武勇は周囲を恐れさせるほどでした。
普段は気怠げな雰囲気を見せることもありますが、戦場ではその強さを遺憾なく発揮します。
彼のユニークな髪型は読者の間で度々話題になりますが、その裏には百を超える勇猛な異民族の将を討ち取ってきたという輝かしい戦歴があります。
合従軍編では、楚軍の第一陣という重要な役割を任され、その実力が上司である大将軍の汗明からも高く評価されていました。
また、彼の妻は白麗の姉である白翠で、弟の白麗は臨武君の部下でもある千人将です。
『キングダム』の作品概要とあらすじ
『キングダム』は、原泰久によって「週刊ヤングジャンプ」で連載されている、中国の春秋戦国時代を舞台にした歴史漫画です。
2006年に連載が開始されて以来、その壮大な物語と熱い人間ドラマで多くの読者を魅了し続けています。
2020年10月時点で単行本の累計発行部数は6800万部を突破し、テレビアニメは第3シリーズまで放送され、実写映画も制作されるなど、社会現象を巻き起こす大人気作品となりました。
物語は、500年にも及ぶ戦乱の時代、中華統一を目指す若き秦の王・政と、天下の大将軍を目指す下僕の少年・信の二人を軸に進みます。
戦によって親を亡くし、過酷な境遇を生きる信と、王宮内で虐待を受けながらも中華統一という理想を掲げる政。
二人はそれぞれの立場で、平和な中華を目指すために戦いの日々を送ることになります。
臨武君の「美的感覚」と汗明との絆
臨武君の最も特徴的な点の一つは、その独特な髪型です。
この髪型には、彼自身の美的感覚と、尊敬する上司・汗明への思いが隠されていると考える読者もいます。
臨武君のユニークな髪型とそのこだわり
臨武君は、両サイドと後ろの下方向に髪を残し、それ以外は綺麗に剃り上げられた、非常に個性的な髪型をしています。
特に残された髪の毛の先は尖らせており、まるで鬼の角のような印象を与えます。
この髪型は、上司である大将軍・汗明の髪型と非常によく似ています。
汗明もまた、両サイドの髪を尖らせてセットしているため、臨武君が汗明に強い尊敬の念を抱き、その髪型を真似していると考える読者が多いでしょう。
彼のこの独特な「美的感覚」は、作中でも度々話題になります。
特に、秦の将軍・録嗚未が臨武君の髪型を「おかしな頭」と揶揄した際には、臨武君は激怒し、その怒りが彼の戦闘能力をさらに引き上げたかのような描写もありました。
また、王騎軍の鱗坊から「常軌を逸した髪型」と指摘された際には、逆に彼らの美的センスが「イマイチ」だと切り返すなど、自分の信念を貫く武将らしい強い意志と、独特の価値観を持っていることが伺えます。
汗明との厚い信頼関係
楚国の大将軍である汗明は、「楚の巨人」と称されるほどの圧倒的な武力と存在感を誇ります。
その汗明が、臨武君に厚い信頼を寄せていたことは、彼の能力の高さを示す何よりの証拠でしょう。
楚軍は三軍から構成され、臨武君は第一陣、媧燐が第二陣、そして大将軍の汗明が最後に控えるという布陣でした。
戦いの口火を切る第一陣という、最も重要な任務を任されたことは、臨武君の武力、判断力、そして人柄の全てが汗明に認められていたことを意味します。
中国戦国時代において最も広大な国土を持ち、合従軍の中でも最大の戦力を誇った楚国で、臨武君が将軍として汗明を支えていた事実は、彼の確かな実力と信頼関係を示しています。
義弟・白麗と妻・白翠
臨武君は、そのユニークな髪型から「イケメン」という印象は薄いかもしれませんが、非常に美しい妻、白翠がいました。
そして、白翠の弟である白麗もまた、女性のような美しい顔立ちをした千人将です。
白麗は「中華十弓」の一人に数えられるほどの弓の名手であり、臨武君の部下としても活躍していました。
函谷関の戦いでは、その弓の才能を活かして果敢に攻撃を仕掛け、王騎軍の軍長である鱗坊の頭を射抜くほどの腕前を見せています。
白麗は姉の白翠を深く大切に思っており、臨武君が戦場で討ち死にしないよう、必死に守り抜こうと奮戦する姿も描かれました。
この家族間の絆もまた、臨武君というキャラクターの人間的な魅力の一つと言えるでしょう。
臨武君の驚異的な強さ:戦歴と激戦
臨武君の強さは、その体格と怪力に裏打ちされていますが、何よりも百戦錬磨の経験に支えられています。
「楚の剛将」と恐れられる彼の具体的な戦績を見ていきましょう。
異民族との激戦で培われた実力
臨武君は、楚国の南部に存在する異民族「百越」との長い戦いを経験してきました。
この過酷な戦場で、彼は百を超える勇猛な武将を討ち取ってきたと言われています。
これにより培われた実戦経験と自信は、合従軍の先鋒という重責を任されるに足るものでした。
国土が広大な楚国は、常に様々な民族との戦いが絶えず、そのような環境で生き抜いてきた臨武君の強さは本物だと考えられます。
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同金との一撃決着
秦国との戦いにおいて、臨武君はまず騰軍の軍長の一人、同金と対峙します。
同金は王騎軍の精鋭部隊で第五軍長を務め、兜をつけずに戦う独自のスタイルを貫いていました。
しかし、臨武君の繰り出す一撃は想像を絶するもので、同金は頭を叩き潰され、瞬く間に討ち取られてしまいます。
この一撃による決着は、秦国の兵士たちに圧倒的な恐怖を与え、臨武君の規格外の怪力と破壊力をまざまざと見せつけました。
録嗚未との激闘
同金を討ち取った勢いで進撃する臨武君の前に立ちはだかったのは、元王騎軍の第一軍長である録嗚未です。
仲間を討たれた怒りに燃える録嗚未は、闘争心を剥き出しにして臨武君に一騎打ちを挑みます。
将軍クラスの猛者である録嗚未との戦いは、互角の激闘となり、戦場全体を巻き込むほどの熱気を帯びました。
途中、義弟の白麗による弓の援護も加わり、戦いは臨武君優勢に進みます。
最終的に録嗚未は倒されますが、同金とは異なり致命傷は免れ、重傷を負いながらも生還しました。
この戦いの後、臨武君は「貴様らと楚では将軍の意味が違うのだ!」と言い放ち、楚の将軍の実力が秦の大将軍クラスに匹敵することを誇示しました。
騰との死闘、そして最期
録嗚未が倒され、とどめを刺されそうになった瞬間、王騎将軍の副官を務め、その死後に王騎軍を引き継いだ秦国の大将軍・騰が駆けつけます。
騰は、王騎も認めた「自分と同じくらいの強さ」を持つ猛者であり、臨武君はこれまで味わったことのない圧倒的な力の差を突きつけられます。
百人以上の将軍を討ち取ってきた臨武君も、騰の繰り出す「螺旋」の剣技には太刀打ちできませんでした。
彼は「どうしてこんなにも自分の力が通用しないのか」と疑問を抱きながらも、懸命に抗います。
しかし、騰の圧倒的な武力の前にはなすすべなく、最後は愛する妻・白翠を思い出しながら、壮絶な討ち死にを遂げました。
この騰との一騎打ちは、臨武君の強さを際立たせると同時に、彼の武将としての生き様と、妻への深い愛情が描かれた感動的なシーンとして、多くの読者の記憶に残っています。
臨武君の声優:安元洋貴
アニメ版『キングダム』で、臨武君の魅力をさらに引き出したのが、その声優です。
ここでは、臨武君の声を務めた声優、安元洋貴についてご紹介します。
安元洋貴のプロフィール
臨武君の声を担当したのは、声優の安元洋貴です。
彼のプロフィールは以下の通りです。
| 項目 | 内容 |
|---|---|
| 名前 | 安元洋貴(やすもとひろき) |
| 生年月日 | 1977年3月16日 |
| 出身地 | 山口県 |
| 血液型 | B型 |
| 身長 | 179cm |
| 愛称 | あんげん |
| 所属事務所 | シグマ・セブン |
| デビュー | 2003年 |
安元洋貴は、姉に誘われた演劇をきっかけに役者の道を志しますが、食べていくために声を活かしたアルバイトを経験し、声優の仕事の幅広さに気づきます。
自身の声に特徴があったこと、そしてコンプレックスだった声を活かしたいという思いから、声優の道を志すことになったそうです。
安元洋貴の主な出演作品
安元洋貴は、これまで数多くのアニメ作品やゲーム、ナレーションで活躍しています。
主な出演作品には、以下のものがあります。
『デュエル・マスターズシリーズ』不亞ザキラ
『ロックマンエグゼStream』カーネル
『BLEACH』茶渡泰虎
『FAIRY TAIL』エルフマン・ストラウス
『ぬらりひょんの孫』青田坊
彼の深く響く声は、臨武君の豪快さと威厳を表現する上で非常に大きな役割を果たし、多くの視聴者から「かっこいい」と絶賛されました。
臨武君は史実にも登場するのか?
『キングダム』に登場する多くのキャラクターと同様に、臨武君も史実上に存在する人物なのか、気になるところです。
史実における臨武君
臨武君は、『キングダム』の世界観を彩るキャラクターの中でも、史実に実在した人物とされています。
しかし、その記録は非常に少ないのが現状です。
史実では、楚国で臨武君を将軍に任命するかどうかという議論があったことが記録されていますが、秦に敗れたこともあり、将軍には任命できないという意見も存在したようです。
最終的に彼が将軍になったのか、どのようにして最期を迎えたのかなど、詳細な記録は残されていません。
『キングダム』では、彼の生涯をドラマチックに描き出し、その強さとキャラクター性を魅力的に表現していると言えるでしょう。
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まとめ:臨武君が愛される理由
『キングダム』に登場する臨武君は、その独特な髪型で読者の心に強く印象付けられたキャラクターです。
しかし、彼は見かけのユニークさだけでなく、「楚の剛将」と恐れられるほどの圧倒的な武力と、百戦錬磨の実力を兼ね備えていました。
上司である汗明からの厚い信頼、愛する妻や義弟との絆、そして「貴様らと楚では将軍の意味が違うのだ!」といった自信に満ちた名言の数々は、彼のキャラクターに深みを与えています。
秦の騰との壮絶な死闘の末、惜しまれつつも討ち死にした臨武君ですが、その生き様は多くの読者の記憶に深く刻まれているでしょう。
彼のユニークな美的感覚と、武将としての揺るぎない信念が、臨武君が『キングダム』ファンに愛され続ける大きな理由だと考えられます。
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