『僕のヒーローアカデミア』、デクくんの成長、死柄木くんの覚醒、そしてオールマイトの伝説……。
たくさんの個性豊かなキャラクターたちが、僕らの心を熱くしてくれます。
そんな中で、僕らファンが一番気になるのはやっぱり「本当に最強なのは誰なんだ?」ってことじゃないでしょうか?
今回は、最新の情報をもとに、作中に登場する全キャラクターの中から、特に強さで際立つ上位20名をピックアップして、最強ランキングとして発表しちゃいます。
単純な戦闘力だけでなく、覚醒形態や特殊能力も考慮に入れた、僕なりのガチ考察ランキング。
さあ、あなたの推しキャラは何位にいるかな?
- ヒロアカ最強キャラTOP20!激戦を制するのは誰だ?
- 第20位 ミルコ
- 第19位 爆豪勝己
- 第18位 轟焦凍
- 第17位 ホークス
- 第16位 エンデヴァー
- 第15位 ギガントマキア
- 第14位 オーバーホール(融合)
- 第13位 緑谷出久(ワン・フォー・オール フルカウル100%)
- 第12位 レディ・ナガン
- 第11位 荼毘(赫灼熱拳・蒼炎)
- 第10位 シガラキ・ギガントマキア(異能解放軍による強化)
- 第9位 緑谷出久(ワン・フォー・オール フルカウル+黒鞭+浮遊+危機感知+煙幕+発勁)
- 第8位 オーバーホール(融合・最終形態)
- 第7位 ドクター(超常解放戦線)
- 第6位 緑谷出久(ワン・フォー・オール 複数個性制御覚醒)
- 第5位 スターアンドストライプ
- 第4位 オールマイト(全盛期)
- 第3位 オール・フォー・ワン
- 第2位 死柄木弔(完全覚醒)
- 第1位 緑谷出久(ワン・フォー・オール 最終到達点)
- 最強とは力か?それとも意思か?ヒロアカが僕らに問いかけるもの
ヒロアカ最強キャラTOP20!激戦を制するのは誰だ?
第20位 ミルコ
個性「ラビット」を持つミルコは、驚異的な脚力と身体能力を誇る肉弾戦のスペシャリストです。
「無駄な言い訳はなし」「できるかどうかじゃない、やるかどうか」という彼女の言葉通り、死柄木との前哨戦やハイエンド脳無との死闘では、自らの腕や脚が砕けても止まらず、本能のままに敵に立ち向かう姿を見せました。
単独での戦闘能力の高さは作中でもトップクラスで、その攻撃的な戦闘スタイルは、まさに「最速の蹴り」の異名にふさわしいです。
続く第19位のキャラクターが持つ広範囲への影響力には及ばないものの、一点集中型の破壊力とタフネスでは彼らを超える実力を持っています。
第19位 爆豪勝己
個性「爆破」を持つ爆豪勝己は、掌の汗腺からニトロのような汗を出し、それを爆発させることで戦闘を行います。
怒りっぽい性格とは裏腹に、優れた戦闘センスと応用力、そして状況判断力に長けており、作中でも屈指のスピードと火力を誇ります。
彼はずっと「強くあらねば」というプライドを持って戦ってきましたが、デクとの関係性の変化やオールマイトの引退を受けて、「自己証明」から「共に戦う」意識へと成長しました。
その高速機動と接近戦特化のスタイルはミルコを上回る機動性を持つ場面もありますが、ミルコのような圧倒的なタフネスや、ここぞという時の自己犠牲の覚悟ではまだ一歩譲るかもしれません。
第18位 轟焦凍
個性「半冷半燃」を持つ轟焦凍は、右半身で氷結、左半身で燃焼を操る複合型の能力者です。
広範囲を制圧できる大規模な氷塊や炎を自由自在に作り出すことができ、中距離支援としても非常に強力です。
父であるエンデヴァーとの確執や、兄である荼毘との因縁と向き合う中で、「君の力じゃない──君の意志だ」というデクの言葉をきっかけに、彼は自身の能力と向き合い、内面の葛藤を乗り越えていきました。
爆豪の爆破のような瞬間的な爆発力には及ばないものの、炎と氷を組み合わせた多彩な攻撃パターンと、広範囲を巻き込む制圧能力は爆豪よりも優位に立つ点と言えるでしょう。
また、彼の成長は物語全体で見ても目覚ましいものがあり、今後のさらなる覚醒に期待が持てます。
第17位 ホークス
個性「剛翼」を持つホークスは、背中の羽一枚一枚を精密に操り、超高速飛行、遠距離攻撃、高速偵察、さらには諜報活動までこなすオールラウンダーです。
常に冷静沈着で、感情を表に出さない笑顔の裏には、「未来の平和」のために「今」を犠牲にし続けるという覚悟が隠されています。
彼はNo.2ヒーローとして、情報収集と速度、そして知略を制する者として、エンデヴァーとの連携やスパイとしての任務で多大な功績を上げました。
轟焦凍のような広範囲を一度に攻撃する能力は持ちませんが、その圧倒的な機動力と、戦闘だけでなく情報戦においてもトップクラスの能力は、単なるパワー型とは一線を画します。
しかし、次に控えるキャラクターのような純粋な火力や、敵を完全に圧倒する破壊力にはまだ劣る部分があります。
第16位 エンデヴァー
個性「ヘルフレイム」を持つエンデヴァーは、作中でも屈指の破壊力を持つ炎を操るパワー型ヒーローです。
オールマイト引退後、現No.1ヒーローとして「平和の象徴」の代わりを務める重責を背負いました。
脳無ハイエンドとの激戦では、限界を超えた力を見せつけ、「プロミネンスバーン」で敵を焼き尽くすなど、圧倒的な火力を証明しました。
ホークスが知略と機動力で戦うのに対し、エンデヴァーは純粋な火力と、敵を正面から打ち破るパワーで敵を圧倒します。
父として、そしてNo.1としての矜持を抱え、葛藤しながらも成長を続ける彼の姿は、まさに「努力は才能に勝る」を体現しています。
ただし、ここから先のランキングのキャラクターたちは、エンデヴァーの火力を上回るか、あるいはそれを無効化するような特殊な能力を持っています。
第15位 ギガントマキア
ギガントマキアは、「疲労を知らぬ」という言葉が示す通り、複数個性を組み合わされて完成された超巨大なヴィランです。
その体躯とパワーはまさに災害級で、ドクターがオール・フォー・ワンのために忠実に仕える「忠実」という個性を付与したことで、死柄木弔の命令にしか従いません。
彼はエンデヴァーを含む複数のプロヒーローを相手にしても全く怯むことなく、圧倒的な体力と破壊力で猛攻を仕掛けました。
エンデヴァーの「ヘルフレイム」のような一点集中型の超高火力技は持たないものの、その巨体から繰り出される攻撃は都市を破壊する規模であり、数日間にわたる移動や戦闘を可能にする持久力は、エンデヴァーをはるかに凌駕します。
しかし、次の順位のキャラクターのような、個性を直接的に奪ったり、対象の物理法則を書き換えたりするような、根本的なルール変更能力は持ち合わせていません。
第14位 オーバーホール(融合)
個性「オーバーホール」を持つ治崎廻は、触れたものを分解・再構築する能力を持つ極道「死穢八斎會」の若頭です。
この能力は、他人と融合することで自身の能力を大幅に強化できる点に特徴があります。
特に、複数の部下を吸収・融合した形態では、巨大な身体から鋭利な突起を生成したり、地面を自在に操って地形を変化させたりと、その戦闘力は飛躍的に向上しました。
ギガントマキアのような純粋な質量と持久力でのゴリ押しとは異なり、オーバーホール(融合)は、自身の能力で周囲の環境を瞬時に操作し、敵を翻弄することができます。
しかし、この順位から上は、単純な身体能力や融合による能力強化だけでは太刀打ちできない、より高次元な能力を持つキャラクターたちが並びます。
第13位 緑谷出久(ワン・フォー・オール フルカウル100%)
「無個性」として生まれた緑谷出久は、オールマイトから個性「ワン・フォー・オール」を受け継ぎ、数々の試練を乗り越えてきました。
中でも、その力を一時的に全身に巡らせる「ワン・フォー・オール フルカウル」を100%の出力で使用する覚悟を見せた際には、その圧倒的な身体能力で強敵を打ち破ってきました。
まだ制御しきれていない状態での100%ですが、その一撃はオールマイトを彷彿とさせるほどの破壊力を秘めています。
オーバーホールの融合形態のような複雑な能力ではありませんが、デクのフルカウル100%は、その一瞬の爆発力で戦況をひっくり返すほどの可能性を秘めています。
ただし、肉体への反動が大きく、常時この力を発揮できない点が、上位陣との大きな差となっています。
第12位 レディ・ナガン
元公安直属のヒーローであるレディ・ナガンは、個性「ライフル」と「エアウォーク」の二つの個性を持ち、狙撃の腕前は超一流です。
指から髪の毛をライフルに変形させ、狙撃手の能力を最大限に引き出すことができます。
彼女はオール・フォー・ワンの刺客としてデクの前に立ちはだかり、その超遠距離からの精密な射撃はデクを大いに苦しめました。
緑谷出久のフルカウル100%のような近接戦闘での破壊力は持たないものの、レディ・ナガンは予測不可能な超長距離からの狙撃で、敵が反撃する間もなく戦闘不能にすることが可能です。
しかし、彼女の能力はあくまで「狙撃」であり、次に挙げるキャラクターのような、広範囲に影響を及ぼす圧倒的な破壊力や、相手の存在を消し去るような個性には劣ります。
第11位 荼毘(赫灼熱拳・蒼炎)
轟燈矢こと荼毘は、父であるエンデヴァーの個性を超える「蒼炎」を操る能力者です。
彼の炎は、エンデヴァーの「ヘルフレイム」を凌駕する熱量と、その制御を失うほどの破壊力を持ち、自らの肉体を焼き焦がしながらも戦い続けます。
その執念と炎の熱量は、時に周囲の環境をも焼き尽くし、轟焦凍との兄弟対決では、その憎悪が炎の勢いをさらに増幅させました。
レディ・ナガンのような精密な狙撃はできませんが、荼毘の蒼炎は広範囲を焼き尽くす圧倒的な破壊力と、その熱量で敵を焼き尽くす能力は、単なる物理攻撃を凌駕します。
しかし、この順位から上は、単なる炎の熱量だけでは対処できない、より複雑で強力な能力を持つキャラクターたちが並びます。
第10位 シガラキ・ギガントマキア(異能解放軍による強化)
死柄木弔が異能解放軍のデストロの遺志を受け継いだ四ツ橋力也(よつばし りきや)の指揮下にあった異能解放軍の理念を取り込み、覚醒したギガントマキアは、もはや単なる怪物の域を超えています。
死柄木とギガントマキアが精神的にもリンクし、より連携が強固になったことで、その破壊力と持続力はさらに増大しました。
荼毘の蒼炎のような一点集中の火力ではなく、ギガントマキアは都市を丸ごと破壊できるほどの圧倒的な物理的破壊力と、疲労を知らない無限とも思えるスタミナを誇ります。
その巨体とパワーは、複数のプロヒーローを同時に相手にしても全く怯まず、彼らを圧倒するほどです。
しかし、彼がどれだけ強力でも、次に挙げるキャラクターのような、相手の能力を奪ったり、精神を支配したりするような、より複雑で戦略的な能力には及ばないでしょう。
第9位 緑谷出久(ワン・フォー・オール フルカウル+黒鞭+浮遊+危機感知+煙幕+発勁)
緑谷出久は、個性「ワン・フォー・オール」に加えて、歴代継承者たちの個性である「黒鞭」「浮遊」「危機感知」「煙幕」「発勁」を次々と開花させました。
これにより、彼はオールマイトの全盛期にはなかった多様な戦闘スタイルを手に入れ、飛躍的に戦闘能力を向上させました。
特に、「発勁」によって運動エネルギーを蓄積し、それを他の個性に乗せることで「擬似100%」の動きを自壊のリスクなしで再現できるようになったのは、大きな飛躍です。
シガラキ・ギガントマキアのような単純な物理的な巨大さやパワーとは異なり、デクは複数の個性を組み合わせることで、戦術的な幅が格段に広がりました。
これにより、遠距離からの攻撃、高速移動、防御、そして奇襲といったあらゆる状況に対応できるようになりました。
しかし、次の順位のキャラクターのように、空間そのものを支配したり、時間を操作したりするような、超次元的な能力にはまだ到達していません。
第8位 オーバーホール(融合・最終形態)
オーバーホールがさらに複数の部下を吸収し、その能力を最大限にまで引き出した最終融合形態は、もはや巨大な怪物と化します。
この形態では、自身の身体が地面と一体化し、都市全体を覆うほどの巨大な質量と、そこから無数の突起や攻撃を生成する能力を得ました。
文字通り地形を操り、街全体を戦場に変えることができるその能力は、まさに「神」に匹敵するとも言えるでしょう。
緑谷出久の持つ複数の個性は強力ですが、オーバーホール(融合・最終形態)のように、周囲の環境を自在に分解・再構築し、自身の体と一体化させることで、もはや物理攻撃が通用しないほどの領域に達しています。
しかし、彼の能力は「触れる」という制約があるため、次に挙げるキャラクターのような、物理的な接触を必要としない、より絶対的な支配力を誇る能力には一歩及ばないと言えます。
第7位 ドクター(超常解放戦線)
本名「氏子達磨」ことドクターは、ヴィラン連合に協力し、脳無やギガントマキアを開発・改造してきた異能解放軍の主要人物です。
彼の個性「個性保存」と、長年の研究によって培われた生命操作の技術は、死柄木の覚醒や、強力な脳無の量産に大きく貢献しました。
彼は直接的な戦闘能力こそありませんが、その研究成果と技術力によって、他のヴィランやヒーローの能力を飛躍的に高めることができます。
オーバーホール(融合・最終形態)が自身の能力で地形を操るのに対し、ドクターは「生物の根源的な能力」に干渉し、生命そのものを改造するという、より根深い領域に踏み込んでいます。
彼の存在は、間接的に物語全体のパワーバランスを大きく変動させるほどの影響力を持っています。
ただし、ドクター自身が戦場に出ることはなく、あくまで「開発者」としての立ち位置であるため、この順位が限界でしょう。
ここから先のキャラクターたちは、自らの力で直接的に戦況を支配できる、より強力な存在となります。
第6位 緑谷出久(ワン・フォー・オール 複数個性制御覚醒)
緑谷出久が、歴代継承者たちの個性である「黒鞭」「浮遊」「危機感知」「煙幕」「発勁」「変速」のすべてを完全に制御し、さらに「ワン・フォー・オール」本来の力と融合させた状態です。
特に、二代目継承者の個性「変速」は、慣性にとらわれない超加速・急制動を可能にし、音すら置き去りにするような動きで敵を翻弄します。
この状態のデクは、もはや物理法則さえも歪めるかのような動きと、歴代の個性から繰り出される多種多様な攻撃で、オール・フォー・ワンすら追い詰めるほどの戦闘力を発揮しました。
ドクターのような直接的な戦闘能力がないキャラクターとは異なり、デクはこの形態で自らが最強の戦闘兵器となります。
しかし、次に挙げるキャラクターのような、現実を書き換えるような「ルール」を作り出す能力には、まだ及ばないと言えます。
第5位 スターアンドストライプ
アメリカNo.1ヒーローであるスターアンドストライプは、個性「新秩序(ニューオーダー)」によって、「触れたものに新しいルールを課す」という、現実改変に近い能力を持っています。
「私の心臓は空中で停止する」と言えば本当に止まるなど、その能力はまさに「神に近い」と評されるほどで、物理法則さえも書き換えることができます。
彼女はオールマイトに憧れ、その生き様を手本にしてきましたが、その強さは単なる戦闘力を超えた、絶対的な支配力と覚悟に裏打ちされています。
緑谷出久の複数個性を制御した状態も強力ですが、スターアンドストライプの「新秩序」は、デクの個性群とは異なる次元で、戦場そのもののルールを書き換えることができます。
しかし、その圧倒的な力をもってしても、死柄木の崩壊と適応能力、そしてオール・フォー・ワンの根源的な悪意にはわずかに及ばず、死柄木を弱体化させることに成功するも、自らは命を落としました。
第4位 オールマイト(全盛期)
「平和の象徴」として君臨したオールマイトの全盛期は、個性「ワン・フォー・オール」による圧倒的な身体能力と、人々に安心を与えるカリスマ性が融合した、まさに「伝説」そのものでした。
彼の一撃は、天候に影響を与えるほどの規格外のパワーを持ち、オール・フォー・ワンや脳無といった強敵をも単独で打ち破るほどの力を持っていました。
スターアンドストライプの「新秩序」のような現実改変能力はありませんが、オールマイト(全盛期)は、その比類なきパワーと「笑って立ち上がる背中」で、人々から絶大な信頼を得ていました。
彼の存在そのものが犯罪抑止力となり、日本に平和をもたらしたその影響力は、単なる戦闘力を超えるものです。
しかし、彼の個性「ワン・フォー・オール」は、本来「力を蓄積する個性」と「個性を譲渡する個性」が融合したものであり、次に挙げるキャラクターのような、複数の強力な個性を自在に奪い、付与し、組み合わせる能力とは異なります。
第3位 オール・フォー・ワン
個性「個性の奪取・付与(複数所持)」を持つオール・フォー・ワンは、他人の個性を奪い、自在に組み合わせ、自己の身体に集積させてきた「終わらない闇の支配者」です。
彼は「力は奪うことでしか得られない」という真理を体現し、恐怖と支配によって社会を裏から操ってきました。
様々な個性を合成し、遠距離重撃、操作、知略、そして洗脳といった多岐にわたる能力を駆使し、オールマイトを重傷に追い込むほどの力を持っていました。
オールマイト(全盛期)が一点集中型の絶対的なパワーを誇るのに対し、オール・フォー・ワンは、複数の個性を組み合わせることで、あらゆる状況に対応できる汎用性と戦略性を持っています。
彼の強さは単なる戦闘力だけでなく、他者の心を読み、欲望を刺激し、壊していく、その冷徹な知略にもあります。
しかし、彼の能力をもってしても、次の順位のキャラクターのような、自身の肉体そのものが崩壊の源となり、意思を持った破壊へと進化するほどの絶望的な力には及びません。
第2位 死柄木弔(完全覚醒)
死柄木弔は、個性「崩壊」と、オール・フォー・ワンから与えられた複数の個性(オール・フォー・ワンによる継承)が融合し、さらに精神的にも覚醒した「破壊の王」です。
この「完全覚醒」の状態では、触れただけで全てを崩壊させる能力が周囲に広がり、超回復能力、空間支配、高知能型への進化を遂げました。
彼はもはや単なるヴィランではなく、物語全体を根底から揺るがす「問いを投げかけ続ける存在」であり、デクのヒーロー論すら揺るがすほどの圧倒的な他者として描かれています。
オール・フォー・ワンが個性を奪い、利用するのに対し、死柄木弔(完全覚醒)は、自身の存在そのものが「破壊」の概念と化しています。
彼の崩壊は、もはや個性の枠を超え、世界観そのものを破壊できる唯一の存在として、オール・フォー・ワンの支配をも超越しています。
しかし、彼が「最強」ではないのは、まだその力が完全に制御しきれておらず、精神的な揺らぎを見せる場面があるからです。
そして、その不安定さゆえに、次に挙げるキャラクターの持つ「絶対的な安定した破壊力」には、わずかに劣ると言えるでしょう。
第1位 緑谷出久(ワン・フォー・オール 最終到達点)
緑谷出久の「ワン・フォー・オール 最終到達点」は、歴代の継承者全ての個性と、ワン・フォー・オール本来の力が完全に融合し、制御された究極の形態です。
「変速」による時間すら歪めるような超加速、その速度に乗せた「発勁」の爆発的な打撃、そして「黒鞭」「浮遊」「危機感知」「煙幕」といった多種多様な能力の完璧な連携により、彼は文字通り「僕が“最高のヒーロー”になるまでの物語」の最終形態に到達しました。
この状態のデクは、死柄木弔(完全覚醒)が持つ広範囲崩壊や超回復能力すら凌駕し、その予測不可能な動きと、あらゆる状況に対応できる圧倒的な戦闘力で、世界の脅威を完全に打ち破る力を手に入れています。
死柄木が「破壊の王」であるならば、デクは「救済の象徴」として、その対極に立つ存在であり、彼の「誰も傷つけない」という意思が、その強さをさらに増幅させています。
無個性だった少年が、多すぎる個性を抱えてもなお人の痛みを忘れず、優しさをもって戦い続けた結果たどり着いたこの到達点こそが、彼を「真の最強」たらしめる所以だと僕は考えます。
最強とは力か?それとも意思か?ヒロアカが僕らに問いかけるもの
どうでしたか?僕が考えた『僕のヒーローアカデミア』最強キャラTOP20ランキング。
もしかしたら、あなたの予想と違う順位があったかもしれませんね。
「このキャラの方がもっと上だ!」「いや、あの時のあの能力はもっとすごい!」なんて議論が、今頃あなたの周りで巻き起こっていたら、僕としては大成功です。
このランキングは、あくまで現時点での僕の考察ですが、『ヒロアカ』という作品は、単なる「力比べ」だけでは語れない奥深さがあります。
キャラクターたちが持つ個性や戦闘力はもちろん重要ですが、彼らの「生き様」や「意思」、そして「誰かを守りたい」という強い気持ちが、彼らを本当の「最強」にしているのかもしれません。
無個性だったデクくんが、多くの個性を背負いながらも「誰も傷つけない」道を選び、オールマイトが「平和の象徴」として孤独に戦い続けたように、強さの定義は一つではありません。
彼らが困難に立ち向かうその姿は、僕らに「最強とは何か?」という問いを投げかけ続けています。
そして、その問いと向き合うことこそが、僕らがこの物語から得られる一番大切なことなのかもしれませんね。
その他の強さランキングも是非ご覧ください!











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