【スパイファミリー】「いばら姫」ことヨルの名言集！秘められた本当の気持ちとは

スパイファミリーのヨルとは？
ヨルのかっこいい名言・かわいい名シーン
ヨルの正体・性格・能力
ヨルの過去と弟
1. ヨルの弟はユーリ
2. ヨルの過去
ヨルのアニメ声優
1. 早見沙織のプロフィール
2. 早見沙織の主な出演作品
ヨルに関する感想や評価
まとめ
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スパイファミリーのヨルとは？

『SPY×FAMILY』は、スパイの男、殺し屋の女、超能力者の娘が偽装家族となり、それぞれの思惑を胸に秘めながらも、次第に本物の家族になっていく姿を描いた大人気漫画です。

主人公ロイドを支えるヒロインが、今回の記事のテーマであるヨル・フォージャーです。

ヨルは、一見するとおっとりした市役所の事務員ですが、その裏の顔は、東国の秘密組織に所属する凄腕の殺し屋「いばら姫」です。

今回は、そんなヨルのプロフィールから、多くのファンを魅了する名言や名シーンを深掘りしていきます。

スパイファミリーの作品情報

『SPY×FAMILY』は、遠藤達哉が「少年ジャンプ＋」で連載している人気漫画で、2019年の連載開始以来、瞬く間に人気を獲得しました。

2022年のアニメ化を機に、さらに多くの読者や視聴者を獲得し、その人気は国内外でますます高まっています。

2024年12月時点で、シリーズ累計発行部数は3800万部を突破しており、少年ジャンプ＋史上でも類を見ない大ヒット作品として、今もなお多くの人々を魅了し続けています。

作品名	SPY×FAMILY
原作	遠藤達哉
ジャンル	ホームコメディ、アクション漫画
掲載サイト	少年ジャンプ＋
連載開始	2019年3月

スパイファミリーの概要

本作は、冷戦状態にある東国（オスタニア）と西国（ウェスタリス）を舞台に、仮初の平和を維持しようとするスパイたちの物語です。

作者の遠藤達哉は、「正体を隠している」シチュエーションが好きだったと公言しており、その設定が物語の面白さを引き立てています。

1話と2話が配信されると、すぐにTwitterトレンド入りするなど、連載当初から高い注目を集め、多くのファンを惹きつけました。

2022年にはアニメ第1クール、第2クールが放送され、2023年にはアニメ第2期と劇場版の公開が予定されるなど、その勢いはとどまるところを知りません。

スパイファミリーのあらすじ

西国の凄腕スパイ「黄昏」は、任務遂行のため、精神科医ロイド・フォージャーとして偽装家族を作ることを命じられます。

彼は、娘役に超能力者のアーニャ、そして妻役に殺し屋のヨルを迎え入れ、フォージャー家としての生活を始めます。

それぞれが正体を隠しながら、互いの目的のために協力し、やがて本物の家族のような絆を築いていく姿が、この物語の最大の魅力です。

ヨルのプロフィール

ヨル・フォージャーは、バーリント市役所の事務員として働きながら、裏では殺し屋「いばら姫」として暗躍しています。

高身長でスタイルが良く、黒髪のロングヘアが特徴的な美人です。

市役所の同僚からの誘いを断るために、パートナーがいると嘘をついたことがきっかけで、ロイドと出会い、偽装結婚をすることになりました。

本名	ヨル・ブライア → ヨル・フォージャー
異名	いばら姫
出身地	東国・ニールバーグ東部
年齢	27歳
身長	170cm

ヨルは、恋愛経験が皆無で、ロイドのスマートな気遣いに戸惑うなど、恋愛には不器用な一面を持っています。

また、家族思いで、偽装家族であるにもかかわらず、ロイドには妻として、アーニャには母親として、精一杯振る舞おうと日々努力しています。

殺しの腕は超一流ですが、家事全般は壊滅的に苦手で、特に料理は人間が食べると命の危険にさらされるほどの破壊力を持っています。

このドジで天然な一面と、殺し屋としての凄腕ぶりとのギャップが、多くのファンを惹きつけています。

ヨルのかっこいい名言・かわいい名シーン

ヨルが放つ名言や、彼女の魅力が詰まった名シーンは、ファンの間で常に話題となっています。

ここでは、ヨルの名言や名シーンをエピソードごとに深く掘り下げていきます。

「息の根止めさせて…」

このセリフは、ヨルがいばら姫としての仕事を初めて見せるシーンで登場します。

セクシーな黒のドレスとピンヒールに身を包んだヨルが、ターゲットの護衛をいとも簡単に倒し、ターゲットの目の前で発した言葉です。

丁寧な敬語を使っているにもかかわらず、その内容は「息の根を止める」という物騒なもので、ヨルの裏の顔を強烈に印象付けました。

このギャップこそが、ヨルのキャラクターを象徴する名言であり、多くのファンを惹きつける理由の一つです。

「私にできることを…」

ヨルがアーニャと買い物に行った際、アーニャが誘拐されそうになった事件後の名言です。

ヨルは、アーニャを危険な目に遭わせてしまったことにショックを受け、「普通の母親にはなれない」と落ち込みます。

しかし、アーニャから「アーニャつよくてかっこいいははすき！」という素直な気持ちを聞き、彼女は自分自身を見つめ直します。

「普通の母親らしくふるまうことは出来なくとも、私にできることを精一杯がんばろう」と決意したこのセリフは、ヨルが偽装家族としてではなく、一人の人間として、アーニャの母親になろうと奮闘している姿を表しており、多くの読者の心を打ちました。

「ロイドさんはアーニャさんに…」

このセリフは、ロイドがアーニャの勉強に悩んだ際、ヨルがロイドにかけた言葉です。

任務を遂行するために「理想の父親」を演じようと奮闘するロイドを見て、ヨルは「ロイドさんはアーニャさんにとって立派な父親です！」とまっすぐに伝えました。

任務に感情を持ち込まないはずのロイドの心が、この言葉によって動かされたことは、ヨルがロイドにとって特別な存在になっていることを示唆しています。

このセリフは、ヨルの純粋な優しさと、フォージャー家の家族としての絆の深まりを感じさせる名シーンと言えるでしょう。

「私はその子の…」

こちらも、アーニャが誘拐未遂に遭った際の名言です。

誘拐未遂犯に「とっとと田舎へ帰りなクソメイド」と言われたヨルは、カボチャを素手で粉砕し、相手に言い放ちます。

「私はその子の母親です!!」と叫んだこのシーンは、血の繋がりがなくても、アーニャのことを「家族」として大切に思っているヨルの強い気持ちが伝わってきます。

普段のおっとりしたヨルからは想像もつかないほどの迫力と、母親としての覚悟が見て取れる、かっこいい名シーンとして知られています。

「たとえあなた方相手でも…」

ロイドが秘密警察に扮してヨルを試した際の名言です。

「家族もろともただでは済まない」とロイドが脅しをかけると、ヨルは「もし彼等に不当な危害を加えようとおっしゃるなら…たとえあなた方相手でも私、容赦いたしません！」と毅然と言い放ちます。

このセリフは、ヨルが偽装家族であっても、ロイドやアーニャ、そして実の弟ユーリのことを心から大切に思っていることを示しています。

自分自身が危険に晒されても動じなかったヨルが、家族に危害が及ぶと知った瞬間に怒りを露わにする姿は、彼女の家族愛の深さを物語っています。

「結婚相手がロイドさんで…」

ヨルがロイドに本音を打ち明けた感動的な名言です。

秘密警察に扮したロイドとのやり取りの後、落ち込むヨルに対し、ロイドが「演じてばかりでは疲れてしまうこともありますからね」と気遣う言葉をかけます。

この言葉に励まされたヨルは、心からの笑顔で「私、結婚相手がロイドさんでよかったです！」と伝えます。

偽装夫婦でありながら、お互いを思いやる気持ちが芽生えていることがわかる名シーンであり、多くの読者が「このまま本物の夫婦になってほしい」と願うきっかけにもなりました。

「感情に任せて…」

このセリフは、アーニャが小学校の入学式を迎える前に、ヨルがアーニャに伝えた言葉です。

「感情に任せて力を振るう者は、真の強者とは言えません」と、殺し屋としての経験を交えながら、アーニャに優しく諭しました。

この言葉は、ヨルがアーニャのことを本当に心配し、立派な大人になってほしいと願っていることを示しています。

また、このセリフは、ヨル自身の人生観や、彼女が考える「強さ」の定義を垣間見ることができる貴重な名言です。

「大変恐縮なのですが…息の根、止めさせて頂いてもよろしいでしょうか？」

ヨルの正体が殺し屋「いばら姫」であることが明らかになったシーンでの名言です。物騒な内容を丁寧な敬語で伝える、彼女のギャップが際立っています。

「私家事はお片づけしかできませんもの」

市役所の同僚にパートナーの有無を問われた際に思い出したセリフです。殺し屋の仕事を「お片づけ」と表現する、ヨルらしいユーモアが感じられます。

「あのー、先程からジロジロと、何かご用ですか？」

ロイドの視線を感じ取った際に放った言葉です。西国一のスパイであるロイドの視線に気づくあたり、殺し屋としてのヨルの優れた感覚がうかがえます。

「まあ、私なら殺し返しますけれど」

ロイドが子連れと知り、パーティーに誘うことを諦めた際に心の中でつぶやいたセリフです。殺し屋ならではの思考が垣間見え、そのユニークさが魅力です。

「あのロイドさん、こんな時に何ですが結婚しませんか？」

偽装家族の目的を果たすため、ヨルがロイドに結婚を提案したシーンです。任務のためと考えつつも、その表情にはかすかな恋心が感じられます。

「思いきりハグしてあげたら肋骨２本折ってしまったこともありましたっけ」

アーニャと手をつないだ際に、弟ユーリとの過去を思い返して出たセリフです。ヨルの超人的な身体能力がわかるエピソードの一つです。

「私はその子の母親ですッ」

アーニャを誘拐しようとした不良たちにブチギレた際のセリフです。血のつながりがなくても、アーニャを守ろうとする母親としての強い覚悟が伝わります。

「普通の母親らしくふるまうことはできなくとも、私にできることを精一杯がんばろう」

アーニャを危険にさらしてしまったことに落ち込むも、アーニャの言葉で自信を取り戻した際のセリフです。完璧でなくても、自分らしく頑張るという前向きな姿勢に勇気づけられます。

「ロイドさんはアーニャさんにとって立派な父親です！」

理想の父親像に悩むロイドに対し、ヨルがまっすぐに伝えた言葉です。任務に感情を持ち込まないはずのロイドの心が、この言葉で動かされたことがわかります。

「結婚のこと伝え忘れてたのを忘れてたからです」

結婚したことを伝え忘れていたユーリに問い詰められた際の返答です。天然で抜けているヨルらしい、まさかの回答でした。

「もし彼らに不当な危害を加えようとおっしゃるのなら、たとえあなた方相手でも私容赦いたしません」

秘密警察に扮したロイドから家族を危険にさらすと脅された際のセリフです。家族を守るためなら、政府組織であろうと立ち向かうというヨルの強い覚悟がうかがえます。

「私、結婚相手がロイドさんで良かったです！」

ロイドから「そのままのヨルでいていい」と励まされた際の、心からの言葉です。偽装夫婦でありながらも、互いを思いやる気持ちが芽生えていることが感じられる名シーンです。

「許しませんよ変態誘拐犯さん、アーニャさんに結婚はまだ早いです」

キースたちに迫られるアーニャを助け出した際に放ったセリフです。誘拐犯を勘違いしているものの、家族の危機に駆けつけるヨルの頼もしさが際立ちます。

「殺しの仕事を続けるためにこの暮らしを守らねばと思ってましたが、お2人に認めてもらえるのが、笑ってもらえるのが単純にこんなにも嬉しいだなんて」

初めておいしい料理を作り、ロイドとアーニャに喜んでもらえた際のセリフです。偽装家族が、ヨルにとってかけがえのない大切な存在になっていることがわかります。

「あの頃は弟以外には何も執着なんてなかった、なのにこんなにもこの場所を手放したくないと思ってる」

ロイドから「これからもアーニャの母役でいてくれたら嬉しい」と言われた際の、心の声です。フォージャー家への強い執着が芽生えていることがわかる、感動的なシーンです。

「私が殺しの仕事を続ける意味ってあるのでしょうか・・・？」

弟ユーリが立派に自立しているのを見て、心の内でつぶやいたセリフです。ロイドやアーニャと出会い、平穏な暮らしを望み始めたヨルの心の変化が感じられます。

「赤ちゃんがいるのに発砲しないでください」

護衛任務で刺客を抹殺した際に言ったセリフです。その凄まじい戦闘力に反して、赤ん坊を気遣うヨルの優しさが見て取れます。

「何のために・・・いばら姫（わたし）は何のために・・・」

護衛任務中に殺し屋としての自分に迷いが生じた際の心の声です。家族との生活が、殺し屋としての使命よりも優先されていることがわかります。

「私は戦うことをやめないッ！！！」

殺し屋としての仕事に迷いを感じていたヨルが、家族の平穏を守るために戦うことを決意した際のセリフです。吹っ切れたヨルの力強い覚悟が胸を打ちます。

「とってもあったかいです・・・」

護衛任務を達成し、赤ん坊を抱きしめた際に漏れた言葉です。本当は普通の生活を望んでいるという、ヨルの心の声が感じられます。

「こんな平和がずっとずっと続けばいいですね」

リゾート島を満喫するアーニャを見た際の、心からのセリフです。平和を守るため、殺し屋としての仕事を続けるヨルの原動力となっている気持ちがうかがえます。

「おかえりなさいロイドさん、お仕事お疲れさまです」

任務から帰ってきたロイドを迎えた際の、温かい言葉です。ロイドが心から安らぎを感じる相手として、ヨルが本物の妻になっていることがわかるシーンです。

「では、なぜあなたは自分とミリーさんが一緒だと思うのですか？」

超人的な力でたくさんの荷物を運ぶヨルを批判する婦人会の人々に言い放ったセリフです。相手の勝手な思い込みを一蹴する、スカッとする一言です。

「それだけ平和な証拠じゃないですか？私は好きですよ、このニュース」

アザラシのニュースばかりで他に報じることはないのか、とロイドが言った際に返したセリフです。ヨルのポジティブで穏やかな性格が表れています。

ヨルの正体・性格・能力

ヨルの魅力は、その強さと、普段の天然でドジな性格とのギャップにあります。

ここでは、ヨルの正体や性格、そして驚異的な能力について詳しく見ていきましょう。

ヨルの正体はいばら姫

ヨルの正体は、東国の秘密組織「ガーデン」に所属する凄腕の殺し屋「いばら姫」です。

「いばら姫」として活動する際は、黒のドレスにサイハイブーツといったファッションに身を包み、鋭い武器を使ってターゲットを抹殺します。

普段のおっとりとしたヨルからは想像もつかないほど、冷徹でプロフェッショナルな顔を見せます。

ヨルの性格

普段のヨルは、天然で少し抜けている、とても優しい性格の持ち主です。

嘘をつくことが苦手で、素直すぎるあまり、ユーリに結婚を伝えていなかったことがバレた際も、素直に「忘れていた」と答えていました。

また、お酒に非常に弱く、少量で酔っぱらってしまい、酒癖が非常に悪いというギャップも持っています。

この天然で可愛らしい一面が、読者の心を掴んでいます。

ヨルの能力と強さ

ヨルは、常人離れした身体能力と戦闘能力を持っています。

正面から相手に立ち向かうスタイルで、護衛が多数いても一人で立ち向かい、あっという間に片付けてしまいます。

特に、素手での格闘術や体術に優れており、自分よりも大柄な男性を軽々と倒すほどの強さを持っています。

テニスでは、ボールを打っただけでガットに沿ってボールが裂けてしまうほどの力を持ち、そのパワーはまさに規格外です。

ヨルの過去と弟

ヨルの過去を知ることで、なぜ彼女が殺し屋になったのか、そしてなぜ家族に強い執着を持つのかが見えてきます。

ヨルの弟はユーリ

ヨルの唯一の肉親は、7歳年下の弟ユーリ・ブライアです。

ユーリは、外務省に勤める傍ら、裏では秘密警察としてスパイである黄昏を追っています。

彼は、姉のヨルを心から愛する極度のシスコンで、ヨルのこととなると理性を失ってしまうほどです。

壊滅的なヨルの料理を幼少期から食べ続けた結果、常人離れした生命力を持つようになりました。

ヨルの過去

ヨルは、幼い頃に両親を亡くし、7歳年下の弟ユーリを一人で育てるために、殺し屋としての道を選びました。

彼女は、殺し屋として働きながら、ユーリが不自由なく生活できるように、必死で弟を一人前に育て上げました。

そのため、ヨルにとって「殺し屋」という仕事は、家族を守るための手段であり、彼女の人生そのものだったと言えます。

しかし、ロイドやアーニャとの偽装家族としての生活を始めたことで、ヨルは「このままでいいのか？」と葛藤し始めます。

「私が殺しの仕事を続ける意味ってあるのでしょうか…？」と自問自答するシーンは、彼女の心の揺れ動きを象徴的に描いています。

ヨルのアニメ声優

ヨルのキャラクターに命を吹き込んだのは、実力派声優の早見沙織です。

ここでは、彼女のプロフィールや主な出演作品について紹介します。

早見沙織のプロフィール

早見沙織は、1991年5月29日生まれの東京都出身の声優、歌手です。

小学生の頃から声の仕事に興味を持ち、中学生の頃には声優養成所に通っていました。

2006年に声優デビューを果たして以来、その透明感のある声と高い演技力で、数々の人気キャラクターを演じています。

名前	早見沙織
愛称	はやみん、みさお
生年月日	1991年5月29日
出身地	東京都
所属事務所	アイムエンタープライズ
デビュー作	桃華月憚（川壁桃花）

早見沙織は、特技である歌唱力を活かし、アニメの主題歌やキャラクターソングも数多く担当しています。

2015年には歌手としてもデビューを果たし、2016年には第10回声優アワードで助演女優賞を受賞するなど、声優としても歌手としても高い評価を得ています。