【ハイキュー!!】白鳥沢の隠れたイケメン！瀬見英太がレギュラーじゃない理由と「控えセッター」としての矜持を徹底解説

週刊少年ジャンプで大人気連載されたバレーボール漫画『ハイキュー!!』は、純粋なバレーボール漫画としての楽しみ方ができることはもちろんですが、登場するキャラクター達に人間味があり魅力的だということも、人気の理由の一つとなっています。

メインとなるキャラクターだけでなく、脇役やライバル校のメンバーにもスポットが当たり、それぞれの複雑な人間関係や葛藤が丁寧に描かれることが、この作品の奥行きを深めています。

今回は、作中最強クラスの強豪校である白鳥沢学園バレー部に所属する瀬見英太というキャラクターに焦点を当てます。

その整ったビジュアルからイケメンに分類され、特に女性ファンから高い人気を誇る瀬見英太ですが、彼は3年生で唯一レギュラーではないという複雑な立ち位置にいます。

彼の魅力はどのようなところにあるのか、どういった性格をしているのか、そしてレギュラー入りできない理由は何なのか、瀬見英太の気になる情報の数々を掘り下げてご紹介していきます。

ハイキュー!! 瀬見英太の魅力を徹底解剖！白鳥沢の控えセッターに迫る

瀬見英太は、作中屈指の強豪校である白鳥沢学園に所属し、そのビジュアルとバレーの実力でファンを魅了し続けるキャラクターです。

ハイキュー!!の瀬見英太についてご紹介

今回は『ハイキュー!!』に登場する数多くのキャラクターの中でも、特にイケメンに分類される白鳥沢学園の瀬見英太というキャラクターについてをご紹介していきます。

彼は白鳥沢学園バレー部のレギュラーではないキャラクターですが、彼の魅力はどのような所にあるのか、どういった性格をしているのかなど、その知られざる側面を見ていきましょう。

強豪校・白鳥沢学園に所属する瀬見英太

白鳥沢学園は「絶対王者」と呼ばれる強豪校であり、所属しているメンバーは皆、高い実力を持っています。

その中でも瀬見英太は、特に見せ場が多く強く主張してくる様なキャラクターではありませんが、ビジュアルがかっこいいことから女性人気も高く、その実力は確かなものである様です。

ハイキュー!!では脇役？瀬見とは

『ハイキュー!!』を読む際には、メインとなるレギュラーのキャラクターなどにしか注目していないという人は、そもそも瀬見英太というキャラクターについてあまり印象に残らないといった場合もあるかもしれません。

メインキャラクターが中心のストーリーの中では脇役的なポジションに見えますが、彼の持つ複雑な背景と秘めた実力は、作品に深みを与えています。

ハイキュー!!瀬見英太のプロフィール

まずは、瀬見英太の基本的な情報からご紹介します。

ハイキュー!!内では実力もある瀬見

瀬見英太が得意とするのは強烈なジャンプサーブで、『ハイキュー!!』本編の試合の最中にもピンチサーバーとしてコートに立つシーンも見られるキャラクターです。

彼のサーブの実力は、控えに甘んじているとはいえ、全国レベルであることは間違いありません。

3年で唯一レギュラーではない瀬見：控えセッターとしての苦悩

しかし、瀬見英太は3年生であるにも関わらずレギュラーではなく、白鳥沢学園の正セッターは後輩である2年生の白布賢二郎が務めています。

先輩であるから自動的にレギュラーとなるわけではありませんが、高校最後の試合に挑む控えセッターの複雑な心境が描かれることも、『ハイキュー!!』という作品の魅力の一つでもあります。

特に最高学年でありながら後輩にポジションを譲るという状況は、瀬見英太にとって大きな葛藤があったと推察されます。

ハイキュー!!コミックス21巻で初カラーに：ファン歓喜の瞬間

レギュラーでもなくあまり目立った場面が無かった瀬見英太は本編でのみ描かれるだけであった為に、カラーで登場する事もありませんでした。

しかし、『ハイキュー!!』コミックス21巻の裏表紙で初めてその姿がカラーで描かれたことに、瀬見ファンが喜びの声を上げていました。

その後はアニメでの白鳥沢学園メンバー登場を経てグッズ化などの機会も増え、色々な場でカラーの瀬見英太を見る機会も増えていきました。

この初カラー化は、脇役ながらも瀬見英太が熱心なファンに支持されていたことを示す象徴的な出来事と言えるでしょう。

ハイキュー!!公式プロフィールではダサい？意外なギャップ

見た目はとてもかっこいい瀬見英太ですが、実は欠点とも言える部分も持ち合わせているキャラクターの様です。

強豪バレー部に所属する実力もあり、ビジュアルもかっこいい部類である瀬見英太の欠点とは、一体何なのでしょうか。

私服がダサい瀬見：公式情報がもたらすキュンとするギャップ

実は公式に発表されている瀬見英太のプロフィールの中に「最近の悩み」という項目があり、そこに「私服がダサい」という事が書かれていたのです。

かっこいいのに私服選びのセンスが無いというのは高校生らしい部分かもしれませんが、母性本能のようなものをくすぐられる欠点と言えるのかもしれません。

瀬見英太がイケメンであるからこそ「完璧なわけではない」というのが魅力を高めるギャップなのではないでしょうか。

私服がダサい瀬見：公式情報がもたらすキュンとするギャップ

ただし、瀬見英太の私服に関しては実際にその姿が公開されたわけではなく、あくまで同じ白鳥沢学園バレー部に所属する同級生の天童覚からダサいと言われただけのものであり、単純に天童覚の感性に合わなかったという可能性も無いとは言い切れないのかもしれません。

瀬見英太の私服が本当にダサいのかどうかは、今後の本編の展開次第では確認できる可能性もあるかもしれません。

完璧に見えるイケメンの意外な弱点という設定は、読者に親近感を与える狙いがあったと分析する声もあります。

3年で唯一レギュラーではない瀬見

可愛らしいギャップも持ち合わせている瀬見英太ですが、実は現時点で登場している白鳥沢学園バレー部の3年生の中で、唯一レギュラー入りしていないキャラクターでもあるのです。

瀬見英太がレギュラーになる事ができない理由は、瀬見英太自身の性格と、白鳥沢学園というバレー部のスタイルにある様です。

白鳥沢学園のコンセプト「強者であれ」と瀬見の性格

試合の際には登場する学校ごとの横断幕が描かれる事も多い『ハイキュー!!』ですが、白鳥沢の場合には「強者であれ」という横断幕が掲げられています。

絶対王者と呼ばれる強豪校である白鳥沢において、勝利は絶対のものであり、求められる強さは個々のものではなく、エースである牛島若利というキャラクターの強さを活かすことのできる強さを必要としているのが、白鳥沢学園というバレー部のコンセプトでした。

この「絶対的エースのためのチーム作り」という方針が、瀬見英太のレギュラー入りを阻む大きな要因となったのです。

己の信念を曲げない瀬見：レギュラー入りできない理由

けれど瀬見英太というキャラクターは、牛島若利というエースのアシストに徹する事ができるだけの控えめな性格ではなく、自分の持つ実力を試合の中で示したいという欲望が強い性格でもありました。

白鳥沢学園のバレー部においてはそれが必要とされていない為にレギュラー入りができないでいるものと考えられています。

しかし、己の信念を曲げない姿は、ファンの目にもかっこいいキャラクターであると映るのではないでしょうか。

自分の考えが認められないからと腐る事もなく、試合の際には後輩へ助言をする姿やチームの勝利を願い応援している姿なども見受けられます。

「自己主張」と「チームコンセプト」の間に揺れながらも、最終的にチームに貢献する道を選んだ瀬見英太の成熟した精神は、非常に魅力的です。

先輩後輩の複雑な関係性も描くハイキュー!!

瀬見英太が控えに甘んじる背景には、後輩である白布賢二郎の存在が大きく関わっており、先輩後輩の複雑な関係性も描かれています。

白鳥沢のセッターである瀬見と白布：正反対のプレースタイル

白鳥沢学園バレー部の正セッターを務めているのは、瀬見英太の後輩にあたる2年生の白布賢二郎です。

白布賢二郎はプレースタイルを見ると瀬見英太とは正反対とも言えるキャラクターです。

元々白布賢二郎が白鳥沢学園への入学を決めたきっかけが、エースである牛島若利の絶対的な強さへの憧れであり、牛島若利を活かすプレーをするということを前提として入部をしたキャラクターでもある為、白鳥沢のコンセプトに合う性格であったとも言える様です。

対照的に、「自分らしいトス」を上げたいと考える瀬見英太は、チームの勝利よりもセッターとしての自己実現を優先する傾向があったため、控えとなったという構造が見えます。

クールな後輩・白布への対応と瀬見の気配り

現状に納得はしていても瀬見英太自身の実力だけを見れば申し分ないという事もあり、単純なセッターとしての実力だけであれば白布賢二郎よりも瀬見英太の方が上なのでは、との声もありました。

ましてや高校最後の試合の中で後輩に正セッターの座を奪われるというのは、普通であれば納得はしても嫉妬をせずにはいられない状況と言えそうです。

しかし、瀬見英太と白布賢二郎の関係性は決して悪いものではなく、お互いがチームの為に動いています。

クールな白布賢二郎の対応に瀬見英太が「かわいくない」と怒りを露にする場面もありますが、あくまでそれが日常的なやり取りなのであり、白布賢二郎に対するマイナスの感情を抱いている様には見えません。

こうした瀬見英太の性格も、後輩である白布賢二郎が遠慮無く正セッターとしてプレーする事ができる環境作りをしてくれている一つの要因なのかもしれません。

クールに見えて熱い部分も秘めている白布賢二郎の性格を理解しているからこそとも言えそうです。

ハイキュー!!での瀬見のかっこいい名言

正セッターとして活躍する事はできない瀬見英太ですが、試合の最中にはピンチサーバーとしてその実力を発揮する場面も描かれています。

元々が強烈なジャンプサーブを繰り出す選手としても知られていた瀬見英太ですが、チームプレイが重要となるバレーにおいて唯一自分の力だけで戦う事ができるサーブに、全力を出す瀬見英太の姿は誰が見てもかっこいいものであると言えるのではないでしょうか。

ピンチサーバーとして実力を発揮する瀬見

ピンチサーバーとは、一発のサーブで試合の流れを変えるという重責を担うポジションです。

コンセプトを重視する白鳥沢学園においても、サーブだけは自分の実力を大いに発揮する事ができる場面であり、瀬見英太はこの瞬間、「白鳥沢のセッター」ではなく「バレーボール選手・瀬見英太」としての自己を最大限に解放します。

レギュラーではないという悔しさと、チームのために貢献したいという純粋な思いが、彼のサーブに強烈なエネルギーを与えています。

画像で見る瀬見のかっこよさ：サーブに込めた思い

ピンチサーバーとしてコートに立つ瀬見英太の姿は、まさに名場面であり、共感する人も多い名言と言えるのではないでしょうか。

これまであまり目立つシーンが無かった瀬見英太というキャラクターに、この場面で更に魅力が増したとも言えそうです。

強豪チームの控えという立場で自分の役割を全うする瀬見英太の姿は、努力が報われる瞬間として多くの読者の胸を打ちました。

結果的に白鳥沢学園は決勝戦で敗退となってしまいましたが、瀬見英太を始めとする3年生にとってはこの試合が高校最後となってしまいました。

しかし、最後まで自分のコンセプトを貫くことができた瀬見英太は、今後も後輩達の成長を見守っていってくれるかもしれません。

レギュラーじゃなくても瀬見は魅力たっぷりだった

『ハイキュー!!』に登場する瀬見英太というキャラクターについてをまとめてご紹介してきましたが、これまで瀬見英太というキャラクターについてはあまり注目してこなかったという人も、その魅力を理解する事ができたのではないでしょうか。

ただ見た目がかっこいいだけではない瀬見英太というキャラクターですが、『ハイキュー!!』には瀬見英太だけではなく魅力的なキャラクターが数多く登場しています。

今後瀬見英太がメインとして描かれることは無いかもしれませんが、読み返せば読み返すほどに瀬見英太の新たな魅力を発見することもできるかもしれません。

まとめ

白鳥沢学園バレー部の控えセッターである瀬見英太は、端正な顔立ちと、強烈なジャンプサーブという確かな実力を持ちながらも、チームコンセプトに合わない「自分のトス」への強いこだわりから、正セッターの座を後輩の白布賢二郎に譲った複雑な立場にいるキャラクターです。

その挫折と葛藤、そしてクールな後輩へのさりげない気配りは、彼の人間的な魅力を際立たせています。

特にピンチサーバーとしてコートに立ち、自己実現とチーム貢献を両立させた瞬間は、瀬見英太のかっこよさが最大限に発揮されました。

「私服がダサい」という公式プロフィールの意外なギャップも含め、瀬見英太は脇役ながらも強烈な個性と高い人気を誇る、『ハイキュー!!』になくてはならない存在と言えるでしょう。

その他のハイキュー!!関連記事もご覧ください！

【ハイキュー!!】五輪日本代表に隠された「最強の化学反応」集結した最強メンバーの今を徹底解剖

【ハイキュー!!】春高バレー全結果まとめ！知られざる優勝校と烏野の激闘を徹底解説

【ハイキュー!!】ポジション別キャラクター強さランキング！最強の称号は誰の手に？

【ハイキュー!!】天才から司令塔まで！セッターキャラクターを徹底解説＆最強ランキングTOP3

【ハイキュー!!】魅力あふれる人気キャラランキングTOP20！最強イケメンは誰だ！？

【ハイキュー】キャラクターの卒業後の進路は？ 大人になってからの職業・成長をネタバレ解説！