【呪術廻戦≡モジュロ】第5話「老耄」徹底考察! 呪詛師の認知症が引き起こした悲劇と「シン・陰流 斑」が拓くフィジギフの新たな可能性

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【呪術廻戦≡モジュロ】第5話「老耄」徹底考察! 呪詛師の認知症が引き起こした悲劇と「シン・陰流 斑」が拓くフィジギフの新たな可能性

 

「呪術廻戦≡モジュロ」第5話「老耄」は、読者が予想だにしなかった驚愕の真実を提示しました。

事件の発端は、子供の未熟な呪術の暴走ではなく、高齢呪詛師の認知機能の低下による術式の暴走だったという結末には、多くの読者が唸らされました。高齢者問題という社会の闇に鋭く切り込む時事ネタの使い方は、岩崎優次先生の非凡なセンスを感じさせます。

本話では、老呪詛師「武田マサヨシ」の正体が明らかになるとともに、乙骨真剣が、フィジカルギフテッドでありながら呪具の呪力を流用して「シン・陰流 簡易領域 斑」を発動するという、新たな戦闘スタイルを披露しました。

また、窮地に陥った真剣と憂花の絶体絶命の瞬間、気絶していたマルの「第三の目」が開眼し、反重力現象が引き起こされるという、物語の根幹に関わる重要な展開を迎えました。

この記事では、認知症をテーマにした老呪詛師の悲しい動機、真剣と憂花の連携技の進化、そしてマルの覚醒能力の正体について、ウェブライターとして徹底的に考察していきます。

 

高齢呪詛師「武田マサヨシ」の悲劇と能力

前回、子供の顔の皮を剥がして正体を現した老呪詛師は、「武田マサヨシ」を名乗っていました。彼の術式と、事件の動機は、多くの読者に衝撃を与えました。

 

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呪詛師のプロフィールと術式

事件の発端が、高齢ゆえの認知機能の低下による術式の暴走だったという事実は、現代の高齢化社会が抱える問題と、呪術師という特殊な存在の組み合わせの恐ろしさを浮き彫りにしています。

名前 武田マサヨシ
正体 高齢の老呪詛師
術式 母霊度暴威(ママレード・ボーイ)
戦闘力 一級術師相当
事件動機 認知症による小学1年生への固執と術式の暴走

マサヨシの術式「母霊度暴威(ママレード・ボーイ)」は、自身が「小学1年生」でいたいという願いと、母親のイメージを重ねた守護霊を呼び出す能力であると推測されます。

守護霊は、裁縫道具をイメージさせる形態をしており、針を剣に、糸をワイヤーロープのように使って真剣を間断なく攻撃しました。

この裁縫道具のモチーフや、他者の皮を縫い合わせるように擬態する能力は、本編の呪詛師である粟坂二良やオガミ婆を彷彿とさせると考える読者も多く、呪術界における高齢呪術師の抱える問題とその危険性を象徴しています。

 

認知症による暴走という悲しき動機

真剣が「その腕を、世のため人のためとは考えなかったのか?」と問いかけたのに対し、マサヨシは「オマエもいずれ、人を生かそうと殺そうと、何の感慨も湧かなくなるぞ・・・・」と同じ回答を繰り返したことで、真剣はマサヨシの認知症を疑います。

マサヨシが「俺は小学1年生が大好きだった」「ずっと小学1年生でいたい」と繰り返すモノローグには、「手を引かれて歩いた桜並木、身の丈にあわない(ランドセルの)重さ、初めて与えられた自分を表す数字、自覚する外の世界。」といった、芥見下々先生らしい琴線に触れる表現が盛り込まれていました。

しかし、その愛着が認知症によって歪み、術式が暴走した結果、毎年子供に成り代わり、その家族を殺害するという凄惨な事件を引き起こしてしまったのです。

これは、「呪術」という能力が、個人の精神状態によって社会的な脅威となり得るという、呪術世界が抱える根本的な問題を描き出しています。

 

乙骨真剣の「シン・陰流 斑」と戦闘スタイルの進化

マサヨシとの戦闘で、乙骨真剣は、天与呪縛のフィジカルギフテッドという体質を最大限に活かしつつ、呪具の呪力を流用した新たな戦闘スタイルを披露しました。

 

フィジギフと「シン・陰流」の融合

体質 天与呪縛のフィジカルギフテッド(祖母・真希から継承)
使用術 シン・陰流「簡易領域」「斑(まだら)」
応用 呪具の呪力を流用して術式を発動

マサヨシは、真剣の戦闘ぶりから、真剣が「天与呪縛のフィジカルギフテッド」であることを見抜き、「旧御三家の人間」ではないかと推測しています。

フィジカルギフテッド(フィジギフ)である真剣が、シン・陰流の簡易領域「斑」を発動できたのは、呪具の呪力を流用したためであり、これは、術者自身に呪力がなくても、呪具の呪力を利用すれば高度な術式が扱えるという、68年前にシン・陰流が解放されて以降の技術革新を象徴しています。

真剣が展開した「斑」は、飛び石のように複数の簡易領域を同時に展開させ、領域内で移動できそうな構造をしており、全自動で反射迎撃が行われるという点から、「抜刀」の発展型であると考える読者が多いです。

本編の虎杖悠仁が呪術師としてゼロから出発したのに対し、真剣は御三家の血筋を背景に、極めて高度な技を駆使しており、短期連載ながらも読者を惹きつける戦闘力の高さを見せています。

 

真剣と憂花の「掛け算バディ」連携

マサヨシとの戦闘には、別行動をしていた憂花と美野も加勢に現れました。

美野が「闇より出でて・・・・」と小学校に帳を降ろす中で、真剣と憂花は流れるように対象を切り替え、真剣が「火之夜藝」で抜刀すると見せて、憂花が側面から新技「咬捻(こうねん)」を浴びせるという、見事なコンビネーションを発揮しました。

この連携を見て、老呪詛師をして「足し算ではなく、掛け算になるタイプの相棒(バディ)!!」と言わしめるほどの息の合った攻撃は、二人の不仲設定が解消され、マルとの共闘を通じて「掛け算バディ」として真の力を発揮し始めたことを示しています。

憂花の新技「咬捻」は、大きく捻じるように両手を回転させて相手をえぐる形象拳としての強力さを示しており、祖母・真希の血筋である真剣の体術と、憂花の呪術・体術が融合することで、今後の戦闘で大きな戦力となることが期待されます。

しかし、この連携も呪詛師の巧妙な罠によって破られ、マサヨシは守護霊の体を擬態として残し、自身は糸のカーテンに身を隠して、真剣と憂花は縫い針に刺されて絶体絶命のピンチに陥ってしまいます。

 

マルの「第三の目」開眼と反重力機構の謎

真剣と憂花が窮地に陥ったその時、物語は最大のクライマックスを迎えます。

 

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マルの額の目から発動した反重力現象

気絶して倒れていたマルは、額の「第三の目」を「パチ・・・・」と大きく見開きました。

その直後、瓦礫や液体の水など、周囲のさまざまな物体が空中に浮かび上がるという反重力現象が発生します。

これは、第5話の冒頭でも描かれた「液体が宙に浮く」現象と繋がる伏線であり、マルが発揮した一睨みで相手を気絶させる能力とは異なる、広範囲に影響を及ぼす強大な力が覚醒したことを示唆しています。

 

羂索の「反重力機構」との関連性

本編において反重力技といえば、羂索が反転させて使用した「反重力機構(アンチグラビティシステム)」が挙げられます。

これは、元々は虎杖香織の術式であったことが明かされていますが、今回、シムリア星人のマルが、その能力と酷似した「反重力」を扱ったことは、呪術起源説をさらに深める要素となります。

シムリア星人から地球人に術式が伝播した過程で、この反重力系の術式がどのように関わっているのか、マルとクロス兄弟が持つ術式共有の秘密も含め、今後の展開でシムリア星人の能力が、呪術世界の根幹に関わる重要な鍵となることが予想されます。

マルの能力は、強大であるものの、現状では「呪術っぽくもない」という見解もあり、宇宙由来の力と呪術との接点がどのように描かれるのか、読者の注目が集まっています。

 

「旧御三家」を巡る呪術界の変革

マサヨシが真剣を見て「旧御三家か?」と疑問を持ったことから、本編終了後の呪術界の変遷が伺えます。

 

「御三家」から「旧御三家」へ

本編での「御三家」は「禪院家」「五条家」「加茂家」の三つの名家でした。

しかし、作中で禪院家は真希によって崩壊し、加茂家は羂索に乗っ取られ、五条家は五条悟の死後、乙骨憂太が当主代理に就任していました。

「旧御三家」という言葉は、かつての権威ある名家という括りが崩壊し、呪術界の権力構造が大きく変化したことを示唆しています。

これは、御三家というくくりがもうなくなってしまったのか、あるいは、新たな呪術師の名家が「新御三家」として台頭しているのか、今後の呪術界の勢力図にも注目が必要です。

 

高齢呪術師問題と社会風刺

第2話で「外交問題」、第3話で「環境問題」、そして今回の第5話で「高齢呪術師の問題(認知症)」と、呪術廻戦≡モジュロは、時事ネタや社会問題を深く取り上げています。

本編でも五条悟が楽巌寺学長を認知症扱いする場面がありましたが、岩崎優次先生は、フィクションの世界を通じて、高齢化社会が抱える問題や、その中で強力な力を持つ存在が老いることの社会的な怖さを、読者に問いかけていると考える読者が多いです。

マサヨシの「俺は小学1年生が大好きだった」という悲しき動機は、高齢者が抱える孤独や、変化に適応できない苦悩を象徴しているとも解釈できます。

 

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まとめ

「呪術廻戦≡モジュロ」第5話「老耄」は、高齢呪詛師の認知症による術式の暴走というショッキングな真相を描き、物語に深い社会的なテーマを投げかけました。

乙骨真剣は、フィジギフの体質と呪具の呪力を融合させた「シン・陰流 簡易領域 斑」を披露し、憂花との「掛け算バディ」連携で老呪詛師に立ち向かいましたが、巧妙な罠によって窮地に陥ります。

しかし、絶体絶命のピンチの瞬間、気絶していたマルの額の「第三の目」が開き、反重力現象が引き起こされるという、物語の根幹に関わる重要な展開を迎えました。

マルの覚醒した力が、真剣と憂花の危機を救う鍵となるのか、そしてこの「反重力」の能力が、呪術界の歴史やシムリア星人の背景とどのように結びつくのか、次話以降の展開から目が離せません。

「呪術廻戦≡モジュロ」は、本編とは異なる視点から呪術世界の奥深さと、現代社会の闇を鋭く描き出す、読み応えのあるスピンオフとなっています。

 

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