【刃牙】花山薫が認めた巨漢!登倉竜士(レックス)の規格外の強さとG・M戦の激闘を徹底考察!

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【刃牙】花山薫が認めた巨漢!登倉竜士(レックス)の規格外の強さとG・M戦の激闘を徹底考察!

 

【刃牙シリーズ】異色の巨漢、登倉竜士(レックス)の魅力に迫る!

格闘漫画の金字塔として、長きにわたり多くのファンを魅了し続ける『刃牙』シリーズ。

その中でも、特に異彩を放つキャラクターとして知られるのが、外伝作品『バキ外伝 疵面-スカーフェイス-』に登場する登倉竜士です。

通称「レックス」として親しまれる登倉竜士は、地上最強の生物の座を巡る本編の激闘とは一線を画し、独自の存在感を放っています。

今回は、この規格外の巨漢、登倉竜士の強さ、そして彼の代名詞とも言える「痛風」という病との向き合い方、さらには「世界最強の暗殺者」との異名を持つG・Mとの壮絶な戦いの軌跡まで、その知られざる魅力と奥深さを徹底的に掘り下げてまいります。

無邪気で心優しい性格と、花山薫をも凌駕するほどの体躯から繰り出される圧倒的なパワーのギャップは、多くの読者の心を掴んで離しません。

彼の人生を大きく変えた花山薫との出会い、そして友情を深めていく過程にも注目しながら、登倉竜士というキャラクターの多面的な魅力に迫っていきましょう。

 

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【バキ外伝 疵面-スカーフェイス-】花山薫の美学を描く傑作スピンオフ

登倉竜士の活躍を知る上で欠かせないのが、彼が初登場した作品『バキ外伝 疵面-スカーフェイス-』です。

本作は、板垣恵介が原作を手がけ、山内雪奈生が作画を担当する『刃牙』シリーズの公式スピンオフ漫画であり、秋田書店から刊行されています。

『バキ外伝 疵面-スカーフェイス-』は、主人公である範馬刃牙ではなく、伝説の喧嘩師として名高い花山薫に焦点を当て、彼の生き様や過去、そしてヤクザとしての日常が克明に描かれています。

2005年に漫画雑誌「チャンピオンRED」で連載が開始され、その後「週刊少年チャンピオン」や「別冊少年チャンピオン」へと移籍し、これまでに合計8巻の単行本が発売されています。

『刃牙』シリーズは、1991年の連載開始から33年を経て、2024年5月には単行本の累計発行部数がついに1億部を突破するという偉業を達成しました。

本編の圧倒的な人気に支えられ、『バキ外伝 疵面-スカーフェイス-』もまた、多くのファンから高い評価と支持を得ています。

しかし、本シリーズは本編がOVA化やアニメ化される中で、残念ながらアニメ化やOVA化は一度も行われていません。

その独特の世界観と、花山薫というキャラクターの人間的魅力が詰まった本作は、アニメを望む声も多いことでしょう。

 

花山薫と登倉竜士の出会いを描くあらすじ

物語は、19歳という若さで「花山組」の組長を務める伝説の喧嘩師・花山薫が、ある日、登倉竜士という巨漢に挑まれるところから始まります。

この出会いが、登倉竜士の人生を大きく変える転機となりました。

登倉竜士は、風が吹くだけでも激痛が走るという重度の痛風に苦しんでいましたが、花山薫との戦いの中で、彼の攻撃によって痛みが和らぐという不思議な体験をします。

この経験がきっかけとなり、二人の間には強い友情が芽生えることになりました。

しかし、花山薫は敵対組織である「源王会」の狙撃を受け、重傷を負ってしまいます。

鎬紅葉による手術で一命を取り留めた花山薫は、やがて「源王会」の八代目会長であるG・M(グランドマスター)と対峙することになります。

この花山薫の危機に、彼の友人である登倉竜士が立ち上がり、「世界最強の暗殺者」の異名を持つG・Mとの壮絶な戦いに身を投じることになるのです。

まさに、花山薫の侠客としての生き様と、登倉竜士の純粋な友情が交錯する、熱い物語が展開されます。

 

登倉竜士(レックス)のプロフィール:規格外の体躯と純粋な心

登倉竜士は、『刃牙シリーズ』に登場する数多のキャラクターの中でも、特にその体格と、内面に秘めたギャップで読者に強烈な印象を与える存在です。

彼の詳細は以下の通りです。

 

項目 内容
本名 登倉竜士(とくら りゅうじ)
通称 レックス
年齢 17歳
特徴 花山薫を上回る巨体、顔の大きな傷跡、重度の痛風
性格 無邪気で心優しい、争いを好まない
能力 花山薫に匹敵する腕力、ジャック・ハンマー並のタフネス、優れた野生の勘、常識外れの身体能力
弱点 知能・集中力の低さ、アルコールに弱い
初登場作品 『バキ外伝 疵面-スカーフェイス-』
由来 巨大肉食恐竜ティラノサウルス・レックス

 

登倉竜士は、17歳という若さでありながら、顔には深い傷跡が走り、その体格はあの花山薫をも凌駕するほどの巨漢です。

彼の通称「レックス」は、巨大な肉食恐竜ティラノサウルス・レックスに由来すると言われています。

しかし、その威圧的な外見とは裏腹に、登倉竜士は非常に無邪気で心優しい性格の持ち主であり、本来は殴り合いや殺し合いを好まないという意外な一面を持っています。

読者からは、この見た目と中身のギャップが「かわいい」と評価されることも少なくありません。

彼は13歳の頃から重度の痛風を患っており、風が吹くだけでも激痛を感じるという難病に常に苦しめられています。

この病のため、かつては鎬紅葉の病院で生活しており、そこで痛風治療と称した「人体実験」を受け、人間離れした身体能力を手に入れたという過去があります。

その腕力は花山薫に匹敵し、タフネスはジャック・ハンマーにも並ぶと評されるほどですが、知能や集中力は低く、作中では天然キャラとして描かれることが多いです。

痛風の激痛を和らげるため、より強い痛みを求めて病院を脱走した登倉竜士は、花山薫との出会いを経て、彼を兄のように慕い、固い友情で結ばれることになります。

花山薫を狙う刺客を一瞬で倒したり、瀕死の彼を病院に運び敵討ちに向かうなど、その行動からは純粋な友情と義理堅さがうかがえます。

 

登倉竜士の強さ:原始の暴力と驚異のタフネス

登倉竜士は、『刃牙』シリーズの本編には登場しない外伝キャラクターでありながら、その強さはシリーズのトップクラスと評されるほどです。

特に、「世界最強の暗殺者」G・Mを倒した戦績は、彼の圧倒的な実力を物語っています。

ここからは、登倉竜士が持つ規格外の強さや能力について、さらに詳しく見ていきましょう。

 

肉体と野生の勘:知能を超越した戦闘力

登倉竜士の最大の武器は、その類稀なる身体能力にあります。

重度の痛風に苦しむ体でありながら、その体格は『刃牙シリーズ』の中でもトップクラスであり、花山薫に匹敵するほどの腕力を持っています。

トラックや電車を軽々とひっくり返し、コンクリートを素手でむしり取るほどの膂力は、まさに人間離れしていると言えるでしょう。

飛行場のコンクリートはアスファルトの約7倍もの硬さを持つと言われますが、登倉竜士はその硬いコンクリートをパンチの連打で粉砕するほどの破壊力を見せつけました。

さらに、強さ、素早さ、タフネスの全てを兼ね備えており、G・Mのような作中最強クラスのスピードを持つ相手にも、徐々にその動きに対応し、先回りするほどの学習能力と適応力を見せつけます。

彼の戦闘は、技術や知略に裏打ちされたものではなく、研ぎ澄まされた野生の勘に依るところが大きいです。

電子機器を使わずとも花山薫やG・Mを見つけ出すことができるほどの優れた野生の勘は、彼を「人を超えた超人的な存在」たらしめています。

しかし、登倉竜士には明確な弱点も存在します。

それは、知能や集中力が著しく低いことです。

戦いの最中であっても、簡単に注意が移ってしまうほどで、G・Mから「幼稚園児並み」と揶揄される場面もありました。

この知能の低さゆえに、彼は『刃牙シリーズ』屈指の天然キャラとして、読者から愛されています。

しかし、この知能の低さが、ある種の鈍感さや、常識にとらわれない予測不能な動きに繋がり、結果的に強者をも戸惑わせる要因となることもあると考える読者もいるようです。

 

酒に弱い意外な一面

『刃牙シリーズ』には、範馬勇次郎がアルコール度数70%のスコッチをジョッキで飲み干す、花山薫が未成年でありながらアルコール度数40~55%のワイルドターキーを一気飲みするなど、酒に強いキャラクターが多数登場します。

そんな猛者たちの中で、登倉竜士もまた、その巨体から酒豪に見えるかもしれません。

しかし、実は登倉竜士は驚くほど酒に弱く、たった一口で酔い潰れて寝てしまうという可愛らしい一面を持っています。

花山薫を助けたお礼としてバーに連れて行かれ、ウイスキーを飲まされた際も、あっという間に眠ってしまいました。

このシーンは、彼の見た目とのギャップを際立たせ、多くのファンに「可愛い」と評され、登倉竜士が人気を博す理由の一つとなっています。

 

ジャック・ハンマーとの比較:遺伝子と改造の異種格闘

登倉竜士の圧倒的な強さから、一部の読者の間では、彼とジャック・ハンマーを比較する声も上がっています。

ジャック・ハンマーは、範馬勇次郎の息子の一人であり、薬物投与と全身改造を繰り返すことで、人間離れした肉体を手に入れたキャラクターです。

その強さは作中でもトップクラスであり、渋川剛気やシコルスキーといった強敵を撃破しています。

登倉竜士もまた、鎬紅葉による「人体実験」を経て人間離れした身体能力を獲得した経緯があり、この点でジャック・ハンマーとの共通点を見出すことができます。

両者ともに「自然の摂理を超えた力」を持つ点で共通しており、もしこの二人が戦えば、まさに「科学と野生の融合体」同士の壮絶なバトルが展開されると考える読者も多いようです。

ジャック・ハンマーの徹底した肉体改造と、登倉竜士の先天的な資質と人体実験による覚醒、それぞれ異なるアプローチで最強を目指す二人の戦いは、想像するだけでも胸が熱くなります。

その純粋な暴力性、そしてタフネスは、まさしくジャック・ハンマーの好敵手に相応しいと言えるでしょう。

 

登倉竜士の戦績:強者の痛みを求める旅路

登倉竜士の物語は、彼が抱える重度の痛風という病から始まります。

その激痛を和らげるため、彼はより強い痛みを求めて強者との戦いを繰り返しました。

彼の過激な戦績は、その純粋な欲求と、規格外の強さを如実に物語っています。

 

戦績① 神心会空手家との戦い

痛風の激痛に苦しむ登倉竜士は、その痛みを忘れさせてくれる「強者」を求めて病院を脱走し、街中で暴れまわっていました。

電車にぶつかっても痛みが止まらない状況に頭を抱える中、友人の堀尾吉晴の協力で「神心会」の空手家と出会います。

この空手家は段位四段の腕前を持ち、硬いコンクリートの壁を容易に破壊するほどの猛者でした。

しかし、登倉竜士の求める「痛み」には達していないと堀尾吉晴は断じ、空手家は激怒します。

その直後、壁の上から現れた登倉竜士は、神心会空手家をあっという間に投げ飛ばし、パンチの連打でコンクリートを粉々に破壊しました。

この一連の行動は、彼の求める痛みの深さと、それを満たすための圧倒的なパワーを読者に印象付けました。

 

戦績② 花山薫との戦い

神心会空手家を退けた後も、登倉竜士は街中で痛風の痛みに苦しんでいました。

そんな中、堀尾吉晴は「花山組」の組長である花山薫を発見し、急いで登倉竜士を呼び寄せます。

登倉竜士は花山薫こそが自分の痛みを忘れさせてくれる存在だと確信し、大喜びで助けを求めました。

花山薫は、目の前の巨漢を危険人物と判断し、戦闘の構えに入ろうと眼鏡を落とします。

しかし、無邪気な登倉竜士はそれを戦闘開始の合図とは知らず、落ちた眼鏡を拾い上げてしまいます。

その直後、痛風の発作が起こり、衝動的に花山薫を殴ってしまいますが、花山薫はその攻撃を耐え抜き、登倉竜士の頬を捻り上げました。

そして、花山薫の強力なパンチを受けた登倉竜士は、痛風の痛みが吹き飛んだことに歓喜します。</p

この戦いを通じて、登倉竜士は花山薫を深く慕うようになり、二人の間に特別な友情が芽生えることになったのです。

このエピソードは、花山薫の持つ「男」としての魅力と、登倉竜士の純粋さが際立つ名場面として、読者の間で語り継がれています。

 

戦績③ 源王会組員との戦い

花山薫の父親である花山景三は、かつて巨大暴力組織「源王会」の七代目会長を抗争で討ち取っていました。

その因縁から、花山薫は「源王会」のメンバーに命を狙われることになります。

この事実を知らない登倉竜士は、子供たちを喜ばせようとデパートでプレゼントを選んでいましたが、うまくいかずに落ち込んでいました。

その後、恩人である花山薫と会うためバーへ向かった登倉竜士は、そこで花山薫を待ち伏せていた「源王会」の組員たちと遭遇します。

花山薫を守るため、登倉竜士は「源王会」の組員を一瞬で倒しました。

その直後、バーから現れた花山薫は、年齢を顧みずに登倉竜士にウイスキーを飲ませますが、上述の通り、彼は一口で酔い潰れて眠ってしまいます。

この一連の出来事は、登倉竜士の純粋な優しさと、花山薫への揺るぎない忠誠心を示すエピソードとして、ファンに深く記憶されています。

 

戦績④ G・M(グランドマスター)戦への序曲

『バキ外伝 疵面-スカーフェイス-』の物語のクライマックスを飾るのが、花山薫とG・M(グランドマスター)の戦いです。

G・Mは「源王会」の八代目会長であり、本名をナットー・L・ネルーニョと言います。

彼は小柄で女性的な見た目でありながら、先天的に筋肉が肥大化する病を抱え、それを抑えるために常にホルモン剤を投与しているという特殊な体質を持っています。

ホルモン剤の投与を止めれば、その強さは倍増しますが、同時に命の危険も伴うというリスクを抱えています。

花山薫はG・Mの幻術と腕力に敗北し、G・Mが率いる秘密結社「N・O・Nカンパニー」の狙撃によって重傷を負ってしまいます。

この時、登倉竜士は「N・O・Nカンパニー」の組員を退け、瀕死の花山薫を助け出しました。

花山薫は病院で鎬紅葉の手術を受け一命を取り留めますが、親友を傷つけられた登倉竜士の怒りは収まりません。

彼は花山薫の仇を討つため、空港でG・Mことナットー・L・ネルーニョに戦いを挑むことを決意します。

登倉竜士は「N・O・Nカンパニー」の組員たちを次々と倒し、ボスのG・Mを挑発します。

そこに、病院を抜け出した花山薫が救援に駆けつけますが、登倉竜士は再び花山薫の眼鏡を拾い上げてしまいます。

G・Mは登倉竜士の知能の低さを嘲笑しますが、登倉竜士はG・Mの容姿や立ち振る舞いを侮辱し、彼を激怒させました。

こうして、「世界最強の暗殺者」との一騎討ちが始まることになります。

 

戦績⑤ ナットー・L・ネルーニョ(G・M)との激闘と勝利

G・Mとの戦いは、登倉竜士の規格外の強さと、決して諦めない精神力をまざまざと見せつける激戦となりました。

G・Mは、相手の脳を刺激して幻覚を見せる「幻術」という必殺技を放ちますが、登倉竜士は花山薫が同じ幻術を大声でかき消したことを思い出し、自らも耳を塞いで叫ぶことで幻術を不発に終わらせました。

そして、すかさずG・Mにパンチを放ち、大ダメージを与えます。

G・Mは当初、登倉竜士を範馬勇次郎の息子であるジャック・ハンマーと見間違えるほど、その強さに驚愕しました。

戦いは徐々に登倉竜士が優勢に進みましたが、G・Mは自身の強さを抑制していたホルモン剤の投与を止め、真の力を解放します。

本気を出したG・Mの戦闘力は格段に上がり、登倉竜士は滅多打ちにされ、両腕から骨が飛び出し、鼻ももぎ取られるという凄惨な状態に追い込まれました。

しかし、花山薫が認めた「男」である登倉竜士は、決して諦めることなく攻撃を続けました。

そして、彼の折れた腕の骨が偶然にもG・Mの腹部に突き刺さり、G・Mの動きが一瞬止まります。

この隙を見逃さず、登倉竜士はG・Mを地面に叩きつけ、さらに連続パンチを浴びせました。

最終的にG・Mは戦闘不能となりギブアップを宣言、登倉竜士が「世界最強の暗殺者」に勝利するという劇的な結末を迎えました。

この戦いは、ヤクザ同士の抗争という枠を超え、G・Mが企てていた日本侵攻を食い止めるための重要な一戦でもありました。

戦いの後、花山薫は登倉竜士を称え、二人の絆はさらに深まったことでしょう。

この壮絶な戦いは、『バキ外伝 疵面-スカーフェイス-』の物語に深みと感動を与え、登倉竜士というキャラクターの存在感を決定づけました。

 

登倉竜士と痛風の謎:人体実験と超人化の真実

登倉竜士を語る上で避けて通れないのが、彼が患う「痛風」という病と、それにまつわる壮絶な過去です。

通常、痛風は生活習慣やアルコール摂取量が原因とされる成人病の一つですが、登倉竜士はわずか13歳でこの難病を発症しました。

これは一般的な痛風のイメージとは大きくかけ離れており、読者からは彼の特異な体質に対する考察が深まることにも繋がっています。

 

鎬紅葉による「人体実験」の真相

登倉竜士は、13歳で痛風を患って以来、2年前まで鎬紅葉の治療を受けていました。

鎬紅葉は、『刃牙シリーズ』に登場する天才外科医であり、その医学的知識と技術は常軌を逸しています。

しかし、彼の治療は単なる病の治癒に留まらず、「人体実験」と称されるほどの過激なものでした。

この人体実験によって、登倉竜士は痛風の痛みが一時的に落ち着いただけでなく、人間離れした身体能力と腕力を手に入れたことが判明しています。

一部の読者からは、鎬紅葉の目的は範馬勇次郎を打倒するための「改造生物」を作り出すことであり、登倉竜士はその実験体第一号だったのではないか、という見方もされています。

彼の超人的なパワーは、生まれつきの資質だけでなく、この人体実験によってもたらされたものと考える読者が多いでしょう。

痛風という苦痛を抱えながらも、その痛みすらも力に変えるかのような登倉竜士の姿は、まさに『刃牙』シリーズらしい「強さ」の追求を体現していると言えます。

 

病院からの脱走と強者を求める旅

鎬紅葉の治療によって一時的に痛みが落ち着いた登倉竜士は、国立中央病院に入院していました。

しかし、病院の平穏な生活は、彼の中にある「野生の本能」を満足させるものではありませんでした。

鎬紅葉による過酷な処置の副産物として、登倉竜士の肉体は常に強い刺激と「更なる痛み」を渇望する体質へと変貌していたのです。

病院で管理される安寧よりも、自らの肉体を極限まで追い込む激痛こそが自分を「生」へと繋ぎ止めると確信した彼は、ついに入院先を脱走します。

この脱走劇は、単なる患者の逃亡ではなく、一人の怪物が自らの居場所を求めて社会に放たれた瞬間でもありました。

それ以降、彼は街を彷徨い、自分を全力で打ちのめしてくれる強者を求めて、数々のトラブルを引き起こしていくことになります。

 

登倉竜士(レックス)と花山薫:言葉を超えた「男」の絆

登倉竜士にとって、花山薫という存在は単なる戦友以上の、人生の師であり兄のような存在です。

二人の関係性は、利害関係や組織の論理に縛られない、非常に純粋な「魂の共鳴」として描かれています。

 

互いの強さを認め合う「握撃」の精神

花山薫は、自分と同じく「天性(うまれつき)の強者」である登倉竜士に対し、初対面時から一種の同族意識を感じていました。

花山の代名詞である「握撃」を耐えうる肉体を持ち、さらに自分に真っ向から挑んでくる登倉竜士の姿に、花山は嘘偽りのない敬意を払っています。

一方の登倉竜士も、自分の痛風の痛みを一瞬で忘れさせるほどの「本物の拳」を持つ花山に、絶対的な信頼を寄せています。

この二人の間には、多くの言葉は必要ありません。

拳を交え、共に死線を潜り抜けることで育まれた絆は、本編の刃牙と勇次郎のような複雑な親子愛とはまた異なる、爽快なまでの男の友情を感じさせます。

特に、G・M戦でボロボロになった登倉竜士の元に花山が駆けつけるシーンは、読者の涙を誘う屈指の名場面となっています。

 

【刃牙らへん】最新シリーズにおける登倉竜士の再登場は?

2025年現在、連載が続いている『刃牙シリーズ』第6部『刃牙らへん』において、登倉竜士の再登場を期待する声が日増しに強まっています。

本作では、ジャック範馬を中心に、シリーズを彩ってきた様々な強者たちが再びスポットライトを浴びています。

外伝キャラクターである登倉竜士が本編に合流する可能性について、いくつかの考察がなされています。

 

ジャック範馬との「改造人間対決」の現実味

現在、ジャック範馬は「噛道(ごうどう)」を掲げ、あらゆる強者を喰らおうとしています。

もし登倉竜士が本編に登場すれば、鎬紅葉の手によって強化された肉体を持つ者同士、ジャックとの「宿命の対決」が実現するかもしれません。

ジャックの「ドーピングと骨延長」に対し、登倉竜士の「痛風と人体実験による超人化」という、歪な進化を遂げた者同士の戦いは、『刃牙らへん』のテーマである「強さの純度」を問う上でも非常に興味深いカードとなるでしょう。

また、花山組の食客として日本に滞在し続けているという設定が活かされれば、ふとしたきっかけで地下闘技場に足を踏み入れる展開も十分に考えられます。

 

まとめ:登倉竜士(レックス)は「優しき怪物」である

登倉竜士は、その圧倒的な暴力性と、あまりにも無垢な精神性を併せ持つ稀有なキャラクターです。

痛風というハンデを背負いながらも、それを「強さ」へのスパイスとして飲み込み、親友のために命を懸けるその姿は、まさしく『刃牙』シリーズが描く「男の美学」の一つの完成形と言えるでしょう。

 

登倉竜士を象徴する3つのキーワード

キーワード 解説
原始の暴力 ティラノサウルスの名を冠するに相応しい、理屈を超えた破壊力
純真無垢 17歳の少年らしい素直さと、花山を兄と仰ぐ一途な忠誠心
不屈の精神 骨が突き出ても戦い続ける、痛みを知る者ゆえの圧倒的なタフネス

 

『バキ外伝 疵面-スカーフェイス-』での激闘を終えた後も、彼の物語はまだ終わっていません。

今後、本編や新たな外伝で、この「レックス」という怪物が再び吠える日が来ることを、多くのファンが待ち望んでいます。

彼の再登場は、間違いなく『刃牙』シリーズに新たな熱狂と、規格外の衝撃をもたらしてくれるはずです。

 

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