今回は、刃牙シリーズで残念な噛ませ犬となったキャラをランキング付けしていきたいと思います。
刃牙シリーズと言えばあげるだけあげておいて次の強キャラのために生贄になる残念なキャラが沢山います。
一度そういう扱いを受けてしまうともう後はひたすら噛ませに徹するのも刃牙ワールドでは当たり前となっています。
愚地独歩、渋川剛気、ジャックハンマーと言えばレギュラーメンバーながら安定の噛ませを見せつける噛ませ犬となっています。
今回は、そういった残念なキャラに再びスポットを当てるべく下に行くごとに残念なキャラが登場するランキング付けでいきたいと思います。
残念なキャラクター一覧
範海王
中国連合軍の範海王、彼のなにが残念な噛ませだったのかというと「範」というが名前に光っているのがわかります。最大トーナメントで「ジャック・範馬」がそうであったように範海王にも範が冠されています。
「ジャック・ハンマー」の伏線を気がつかなかった人は多いかもしれませんが、これならだれでも気付くだろとツッコミを入れたくなりそうな名前です。
本来は勇次郎が世界中にばら撒いた種の一人になるはずだったのかもしれませんが、あまりにも読者に見透かされていたので天邪鬼な板垣先生がボツにしたのではないでしょうか
登場後、マホメド・アライjrにあっけなくやられています。
ロブ・ロビンソン
キックボクシング統一世界へヴィ級チャンピオンのロブ・ロビンソン、実は彼、刃牙ワールドで3度も敗れていることを知っている人はあまり多くないかもしれない。
最大トーナメントでは一回戦でアントン猪狩に敗れ、チーム負け組vs勇次郎戦では1秒も持たずに敗北、続編のバキでは序盤ロードワーク中にドイルと出会う「信じられんな俺に喧嘩を売るなんて」「近付かないでくれ、素人を殴ることは出来ないんだよ」と自身の勝ちを疑わないが、結果は一撃で倒されています。
世界へヴィ級チャンピオンってなんなんだよw
アンドレアス・リーガン
2mを超えるマウント斗羽を見降ろす規格外のデカさ240センチ310キロ、デカイやつが強いのは当たり前のはずが刃牙に最大トーナメント一回戦で真っ向からの殴り合いでボコボコにされて敗れ。
その後すぐに、烈海王とセルゲイ・タクタロフの場外乱闘に割って入り挑発行為をしますが、タクタロフから十字固めを喰らい敗れています。
刃牙の世界では2mを超えるデカさというのは格好の噛ませキャラだということがわかります。
愚地独歩
神心会空手10段にして負け癖のついた強キャラ、一話から登場していた初代強キャラで模擬戦ながら当時の刃牙に付け入る隙を与えず、範馬勇次郎をも追い詰めたのはもはや遠い過去の話。12戦3勝という酷い戦績を誇っている
実在人物モチーフのキャラを噛ませに使うというバキの伝統による初期の犠牲者であり、渋川戦以降は新キャラの噛ませ犬担当という汚れ役を務めるようになった。
強キャラが多数登場した後もギリギリのラインで地位を保っていたが、宮本武蔵に手も足も出ず完全敗北したことにより、ついに強キャラ枠から転落する。
正確には弱体化というよりも、周囲の非人間についていくことができなかった気の毒な人。
本部以蔵が向こう側の領域に行ってしまったため、今後は解説役として余生を過ごすのではないかと予想される。
渋川剛気
地下トーナメントで達人対決はもはや過去の物、ジャック、柳龍光、アライJr.戦での敗北により立場が弱くなったが、「達人」という不動の立ち位置であるため、常に安定して上位の実力を誇示し続ける約束された強キャラ……のはずだった。
刃牙道において、本職でない宮本武蔵に柔術の技量が劣っているということが判明。直接対決でも言い訳のし難い負け方をしてしまい、達人としての権威が崩壊する。
そもそも忠実の宮本武蔵は師匠を持たず、実戦の中で我流の剣術のみを磨いた剣豪であるため、柔術はほとんど扱えないはず。それに負けたとなれば、間違いなく言い訳はつかない。
結局のところ、彼もまた恐怖のクソチートお化け宮本武蔵に踊らされた、哀れな犠牲者の一人に過ぎなかった。
達人と言われ続けながらあんまりいいいところがあるイメージ
加藤清澄
神心会空手三段、「神心会のデンジャラス・ライオン」の異名を持つ。
3年間、用心棒をして神心会に帰ってくる。実戦的で勝つためには手段を選ばない
第一巻では刃牙VS末堂戦の観戦に来ていた武術家4人を倒し、本部の付き人を倒すなどするも、次の相手の本部と立ち合うと「飛び込めねェッ!」と尻込みする。
花田戦では金的で勝利するも、花田から勝ちとり参加した最大トーナメントでは、この時既に、武神・愚地独歩、最終兵器・愚地克巳という同門の空手家が同トーナメントに参加しており三人目の魅力のない空手家・加藤に活躍の場などあるはずもなく、無抵抗な夜叉猿jrに全くダメージを与えることもできず刃牙から「あんたじゃ無理だ俺がかわる」と言われ刃牙を攻撃するが「そんな蹴りや手刀じゃ奴を昼寝から起こすこともできない」と言われてしまう。
意地になって夜叉猿jrに目突きをしようとするが、夜叉猿jrのワンパンでKOされてしまいます。
更に、ドリアン戦では「手に何も持たないのが空手、俺にとって空手とは道具だ」といい数々の卑劣な手を使いながら負けるという悲惨な戦いを繰り返します。
これ以外の加藤はというとひたすら誰かの技や解説を見たり聞いたりして驚く係、ドラゴンボールで言うとヤムチャやクリリンの役割という格闘技漫画では結構重要なポディションに定着しています。
花田純一
本部流実戦柔術の免許皆伝で序盤、強キャラっぽい臭いを漂わせていた本部に天才としわしめていた花田
プレイボーイで不敵な一面を持ち前座のプロレスラーとして登場していますが、実力はレスラー界でも世界最強といわれる男すら道を開けるほで、300キロのバーベルでスクワットをする実力の持ち主でしたが、負けるコマすら省略され、次に登場するマウント斗羽に倒されてしまいます。
この時、僕は花田に苦戦する刃牙しか予想していなかったので衝撃を受けました。
次に登場するときには最大トーナメントの枠を加藤と争って戦いますが、あっけなく倒されてしまいます。
アレクサンダー・ガーレン
レスリング600戦無敗、2m166キロの巨体この体格で月面宙返りなど抜群の運動神経を見せる天性の資質だけでレスリング界の頂点に君臨する怪物、登場するやセルゲイ・タクタロフをボコボコに、柴千春を天井に突き刺し、花山薫のパンチに耐えてスープレックスを喰らわせ罪もないアナコンダにまでスープレックスを喰らわせるなど凶暴性むき出しのガーレン
ジャック戦では、体格こそ違うものの似たような見た目のジャックと戦います。
序盤は優勢のガーレン、前評判からしてもガーレンがこのまま勝つかと思いましたが、意外にもあっけなく敗れます。
続編「BAKI」では序盤に脱獄したシコルスキーに襲われますが、戦う描写すらなく敗れてしまいます。
設定だけで言うとかなりの強さを誇るガーレンですが、満身創痍だったタクタロフ、柴、花山にしか作中で勝利しておらず、登場時には「残っている選手を全員集めろ」と吠えていただけに余計に残念すぎる噛ませとなっています。
郭春成(かくしゅんせい)
中国武術の頂点に君臨する郭海皇の息子であり勇次郎が名前を聞いただけで「狂獣春成と凶人書文かッッッ」と驚くほどで、苦戦を強いられるかと思いきや、ものの2秒で刃牙に敗れています。
控室で目覚めた春成は、父・郭海皇に呆れられ、「 お前さァ・・・・ほんとにワシの血引いとる?」「武から身を引けい」と見放されてしまいます。
まさに刃牙が毒から裏返り絶好調ということを知らしめるために登場しただけのキャラでした。
ジャック・ハンマー
強くなるために明日を捨てた男、範馬の血を受け継ぎ
ほんの最近までは誰もが疑うことのなかった強キャラ筆頭。地下トーナメント準優勝、シコルスキーを圧倒、アライJr.に完勝など、数々の輝かしい戦績を持つ。
ピクル戦では久々の敗北を喫したが、倒れてもなお戦意を失わぬ壮絶な負け様を見せつけ、強キャラとしての挟持は保たれたかに思えた。
が、刃牙道にてあの本部以蔵に大敗するという、今までの戦績が全て帳消しになるほどの情けない醜態を晒してしまう。
相手がガチ装備だったとはいえ、頬を食い千切られても怯まない癖に刃物にビビり、わざわざ布地と筋肉の分厚い肩に噛み付くなど、本部戦での戦い方はお粗末そのもの。
競技者呼ばわりされて否定しない辺り、もはや自分を見失っているようにしか見えない。刃牙と互角以上に渡り合っていたあの頃が嘘のようだ。
骨延長という骨を伸ばす手術で190センチの体格は驚異の243センチまで伸びていますが、この巨体で登場時の迫力は抜群「この体格のジャックならやってくれるのではないか?」と強キャラだったころのイメージと範馬の血も相まって読者からの圧倒的期待感に対し負けっぷりが豪快すぎて噛ませぶりを悪化させている。
まさか、骨延長ごとに弱くなっているのではないだろうか。今日の強さのために明日を捨てたジャックだが、果たして彼に明日は来るのでしょうか
ピクル
白亜紀は1億9000万年前から蘇った原人ピクル、現代人とは明らかに異質な肉体を持つピクルはある時期までは4足歩行だったといいます。
人類が進化の過程で捨て去った牙や爪といった武器を持っているピクル、勇次郎には合気でひねられ、「ヤロウ、俺を技に追い込みやがった」と言わしめ噛ませレギュラーである烈、克己、ジャックを撃破するも刃牙に敗れ、親子喧嘩の際に乱入を試みるも、刃牙から叩かれて武器である歯を折られています。
次に登場した宮本武蔵にはエア斬撃で敗れ 更に再戦で戦った真剣でも敗れ、堂々と逃走する。
これまで登場したキャラとはそもそも骨格から違うピクルも一度使い古せば噛ませの方程式には例外なくハマっていくようです。
更に言葉を話さないピクルには解説役すらないでしょう。
ビスケット・オリバ
アメリカで喧嘩が一番強ぇ男 ミスターアンチェインことビスケット・オリバ
登場時はオーガこと地上最強の生物、範馬勇次郎と肩を並べる実力と言われており敵を次々と葬るなどその強さを見せつけています。
擂台祭編では体をダイヤモンド化するという金剛拳の使い手、陽海王を真上から押しつぶすなど怪力無双ですが、渋川剛気との柔対剛となった対決は渋川先生の合気の前にあっけなく敗北。
手首の関節を外され対戦不能、刃牙との真っ向からのブン殴り合いでも敗れ、最新作「バキ道」では「オリバは噛ませ犬なんかじゃない!」と吹き出し入りだったにもかかわらず、アバラを折られ野見宿禰に敗北しています。
オリバ=噛ませというのは最新作ということと最近まで勇次郎と肩を並べていたイメージが相まって大きな衝撃となりました。
ガイア
たった5人で400人の軍隊に匹敵すると言われたった5人で50輌の戦車を破壊している。
最強の空挺部隊の中でも別格の強さを誇り、ストライダムが尊敬するSirから「たとえオーガ(勇次郎)でも勝ちの保証はない」と言われ仲間たちからは「オーガに匹敵する強さ」強さと言われていた。
軍事格闘技の超エキスパートで環境利用闘法を使うが幼少期の刃牙にあっさり敗れ、匹敵すると噂されていた勇次郎との戦いは戦うコマすらないまま画像のようなボコボコの状態で再登場する。
宮本武蔵戦では素手の武蔵に武器を堂々と使うが戦いにすらならず無傷で敗北している。勇次郎との戦いでもボコボコ程度で済んでおり、次の敗北に向けダメージを減らして敗れる当たり噛ませの鏡と言えると思います。
マホメド・アライJr.
マホメド・アライ流拳法を完成させ、その拳速は人間の反応速度を超えており勇次郎との戦いでも父親以上と言わしめました。
その後、擂台祭を経て刃牙のかつてのライバルたちを次々と倒しますが、返り討ちに合い父親であるマホメド・アライからも制裁を受け大怪我をします。通常なら病院のベッドで寝ているはずの体ですがそれでも半日以上サンドバッグを叩き続けます。
合理的ではないやり方です。敗北を知り非合理な鍛え方をする「刃牙ワールドではこういうのこそ強キャラに必要だよな」と思わされます。
猪狩、独歩からもアライjrの勝ちという太鼓判を押され刃牙の彼女である梢にまでちょっかいを出しまさにすべてを掛けていよいよ刃牙に挑みますが、結果はわずか3発でアライjrの負けに終わります。
格闘技に興味がない人からするともっとも認知度が高い種目のボクシングですが、刃牙ワールドでは度々悲惨な扱いを受けてきたボクシング
なんとなくこうなるのではないかと思ってはいましたが、アライjrだけに数々の噛ませを使い、刃牙の彼女の梢への求婚などここまでひっぱるだけひっぱって付けようと思えばワンパンで決着がついていた試合を見せられるとは思いませんでした。
コメント
「忠実の」「あんまりいところがある」などなど…
アップ前に一度校正することをお勧めします