「鬼滅の刃」に登場する十二鬼月、その中でも下弦の鬼たちは、上弦の鬼と比較すると実力差が明確に描かれている印象があります。
例えば、下弦の伍である累が水柱・冨岡義勇に瞬殺されたシーンは、その象徴と言えるでしょう。
しかし、今回ご紹介する下弦の壱、魘夢(えんむ)は、同じ下弦でありながらその印象を大きく覆しました。
最終的には鬼殺隊や乗客を一人も殺すことはできませんでしたが、炎柱である煉獄杏寿郎を容易く眠らせるほどの能力を見せたことは、彼の恐るべき強さを物語っています。
今回の記事では、この異質な鬼、下弦の壱・魘夢の血鬼術や作中での活躍、そして彼の真の実力について徹底的に掘り下げていきます。
下弦の壱 魘夢
下弦の壱である魘夢は、人間に対して自在に夢を見させることができる血鬼術を有しています。
直接的な戦闘能力は他の上弦の鬼ほどではないものの、相手を戦闘不能にするこの血鬼術は、非常に厄介な特性と言えるでしょう。
戦闘に持ち込む前に強制的に眠らされてしまっては、まさに手の施しようがありません。
事実、柱である炎柱・煉獄杏寿郎すらも容易く眠りにつかせられていたことから、他の柱たちもこの血鬼術を防ぐことは困難だったと推測されます。
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精神の核を破壊する「夢の中の攻撃」
魘夢の血鬼術は、相手の夢の中へ侵入し、その人間の精神の根幹である「精神の核」を破壊することで、対象を廃人にするという恐ろしい効果を持っています。
魘夢は非常に用意周到な鬼であり、自らが直接手を下すことはせず、深い闇を抱える人間に対して「いい夢を見せてあげる」という条件で誘い込み、彼らに精神の核を破壊させようとします。
都合の良い夢を見せるという甘い誘惑で人間を手駒にするその手口は、彼がいかに狡猾であるかを示しています。
しかし、それは魘夢の嘘であり、実際には彼らに夢を見させるつもりなど全くありませんでした。
「なぜ魘夢は直接夢の中に入って精神の核を破壊しに行かないのか?」と疑問に思う読者もいるかもしれません。
作中で示唆されているのは、夢の中に入ることで、その夢の持ち主である人間の人格の影響を大きく受けてしまうことを、魘夢が嫌っているためです。
実際に、竈門炭治郎の夢の中に入り精神の核を破壊しようとした少年は、竈門炭治郎の温かい精神に触れ、心変わりをしていました。
人を強制的に眠らせる能力
魘夢は、音によって人を眠らせる血鬼術も使用します。
強制昏倒催眠の囁き(きょうせいこんとうさいみんのささやき)

声を聞いたものを強制的に眠りにつかせるという技、
戦闘中に一瞬でも相手を眠らせることができればかなり優位にことを進めることができるので便利な技です。
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強制昏倒睡眠・眼(きょうせいこんとうさいみん・まなこ)

非常に厄介な血鬼術であり、直接的なダメージはないものの、一瞬で相手を眠りにつかせることのできる技です。
竈門炭治郎はこの技にかかるたび、夢の中で自分の首を切り落とすというショッキングな行動を繰り返していました。
最終的には現実世界と夢の区別がつかなくなり、現実世界で自らの首を切り落とそうとしてしまうという危機に陥ります。

嘴平伊之助に救われたからこそ助かりましたが、もし一対一で対峙していれば、確実にやられていた可能性が高いでしょう。
魘夢の他の能力

魘夢は、無機物に対しての融合能力も有していると考えられます。
現に彼は無限列車との融合を果たし、列車に乗っていた約200人の乗客をまとめて人質に取るという、狡猾かつ大規模な作戦を実行しました。
自らは隠れて遠距離から攻撃が可能になるこの能力は、鬼殺隊にとって非常に厄介なものでした。
列車全体が魘夢の一部となることで、どこが弱点なのかを瞬時に判断することが難しく、鬼殺隊士たちは苦戦を強いられました。
作中での魘夢の活躍

作中での魘夢の登場は、十二鬼月である下弦の伍・累が鬼殺隊によって殺された後の出来事でした。
下弦の鬼たちの弱さに激怒した鬼舞辻無惨は、彼らを抹殺しようとしますが、その中で魘夢だけは恐れることなく、鬼舞辻無惨への深い心酔を見せつけます。
その忠誠心が認められ、鬼舞辻無惨から大量の血を分け与えられ、大幅にパワーアップを果たしました。
さらに、竈門炭治郎たちを抹殺できれば、さらに血を分け与えるという約束を取り付け、無限列車での討伐へと向かいます。
結果として、竈門炭治郎、我妻善逸、嘴平伊之助、そして煉獄杏寿郎らの活躍により、魘夢の血鬼術は破られ、竈門炭治郎と嘴平伊之助の連携によって首を斬られ敗北します。
とどめを刺したのは竈門炭治郎のヒノカミ神楽でした。
竈門炭治郎がヒノカミ神楽を初めて本格的に使用したのは、下弦の伍・累に追い詰められた際に走馬灯を見た末にとっさに放ったのが始まりでしたが、この魘夢戦でもその技が勝利を決定づけました。
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炭治郎たちを始末していれば上弦に入っていた?
炭治郎たちを倒せば無惨にさらに血を分けてもらいパワーアップを図ることができていました。
魘夢は血を分けてもらいパワーアップを図ることで上弦の陸である堕姫と妓夫太郎に入れ替わりの血戦を挑み勝利しなくてはなりません。
魘夢は血戦をする気満々でしたので人に夢を見せる血鬼術は鬼に対しても有効だということになりそうですね!
もし仮に炭治郎たちを倒し入れ替わりの血戦を挑めていたとしたら勝てて上弦の陸になっていたかもしれません。
堕姫と妓夫太郎は過去が結構重めのキャラクターなので幸せな夢を見せれば抜け出せなくなってしまうのではないでしょうか?
ただ入れ替わりの血戦で夢の中に侵入させる人間が鬼の夢の中に入っても普通でいられるのかどうかがわからないのでなかなか難しいですね。
入れ替わりの血戦では自ら夢の中に行くのかな?
【鬼滅の刃】下弦の壱 魘夢(えんむ)予想以上に強いまとめ
人の不幸をこよなく愛する、まさに「クズ中のクズ」と称される鬼、魘夢。
作中では、炎柱である煉獄杏寿郎の圧倒的な強さを読者に知らしめるための引き立て役として登場し、敗れてしまいましたが、その実力は決して侮れるものではありませんでした。
もし魘夢が他の鬼と手を組み、その血鬼術を最大限に活用して鬼殺隊と戦うことになっていたとしたら、果たして誰も彼を倒すことはできなかったのではないでしょうか。
魘夢が鬼殺隊士を眠らせ、他の鬼がとどめを刺すという連携は、わざわざ精神の核を破壊せずとも、より手っ取り早い戦法と言えるでしょう。
パワーアップした魘夢の姿も見てみたかったと考える読者は多いと推測されますが、物語の展開上、それは叶わぬ夢となりました。
しかし、彼の恐るべき血鬼術と狡猾な戦い方は、多くの読者の記憶に残る魅力的な鬼であったことは間違いありません。
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