
冨樫義博先生による大人気漫画『ハンターハンター』。
長期休載を挟みながらも、その奥深い世界観と緻密な心理描写で多くのファンを魅了し続けています。
現在、物語は「暗黒大陸編」に突入し、カキン帝国で繰り広げられる過酷な王位継承戦が描かれています。
この戦いの中で、最初の犠牲者となってしまったのが、第12王子であるモモゼです。
可憐な容姿と儚げな雰囲気から、多くの読者に愛されたモモゼは、一体なぜ命を落とすことになったのでしょうか。
本記事では、モモゼの人物像やその可愛らしい念獣、そして彼女が死亡した経緯とその複雑な背景について、ネタバレを含みながら詳しく解説していきます。
『ハンターハンター』概要:尽きることのない冒険の物語
モモゼの物語に深く触れる前に、まずは『ハンターハンター』という作品について簡単にご紹介します。
『ハンターハンター』は、1998年から「週刊少年ジャンプ」で連載を開始した冨樫義博先生による冒険漫画です。
主人公のゴン=フリークスが、まだ見ぬ父親のジンに会うため、父親と同じ「ハンター」の道を歩み、その中で出会った仲間たちと絆を深めながら成長していく物語が描かれています。
現在は単行本37巻までが刊行されており、長期休載を挟むことで、読者が考察を深める時間を与えられるなど、その魅力は色あせることなく、長く愛され続けている作品です。
特に「暗黒大陸編」では、カキン帝国の14人の王子たちが王位をめぐって争う壮絶なバトルが繰り広げられており、物語はさらなる深みを見せています。
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モモゼの人物像:おしとやかな第12王子
モモゼは、カキン帝国の第12王子として登場します。
特徴的な巻き髪と、お嬢様然とした可愛らしいキャラクターデザインが印象的で、彼女の登場は多くの読者に癒やしを与えたことでしょう。
モモゼの基本プロフィール
| 本名 | モモゼ=ホイコーロ |
|---|---|
| 所属 | カキン帝国(第12王子) |
| 念系統 | 不明 |
| 守護念獣系統 | 半強制型 |
可憐な容姿と穏やかな性格
モモゼは、カキン国王ナスビー=ホイコーロと第7王妃セヴァンチの第一子であり、実の弟に第13王子マラヤーム=ホイコーロがいます。
縦ロールの髪型が特徴的で、その可愛らしい容姿は他の王子たちからも評判でした。
静かに編み物に勤しむ大人しい性格で、民衆に手を振って応えるなど、他人を見下すような態度は一切見せません。
護衛にも細やかな気配りができるなど、他の王子たちとは異なるおしとやかな性格をしていました。
自分が王になることは信じていましたが、他者を無理やり排除するような考えは持ち合わせておらず、その純粋さから「本当に王位継承戦のキャラクターなのか?」と驚いた読者も少なくないようです。
護衛と家族との関係:複雑な背景
モモゼの護衛には、ハンター試験編でも登場した人気キャラクターのハンゾーがついていました。
明るく人懐っこい性格でありながら、忍者らしい冷酷な一面も持つハンゾーは、非常に高い戦闘能力を誇ります。
しかし、実の母であるセヴァンチ王妃との関係は複雑だったと見られています。
セヴァンチ王妃は、モモゼの護衛を9人ものマラヤーム王子側に移動させるという行動に出ており、これは単にモモゼを王にするよりも、弟のマラヤーム王子を王にしたいという気持ちが強かったのかもしれません。
このような状況が、モモゼの運命に大きな影響を与えたと考える読者も多いようです。
モモゼの可愛らしい念獣:口癖は「おヒマ?」
王位継承戦を戦う王子たちには、それぞれ自身を守護するための「守護念獣(守護霊獣)」がつきます。
モモゼについた念獣は寄生型の念獣で、その可愛らしい見た目と「おヒマ?」という口癖が特徴的です。
念獣の能力:人を操る「寄生型」
モモゼの念獣は、寄生型の能力を持ち、「おヒマ?」と尋ねて「ヒマ」と答えた相手に取りつき、操る能力を持っています。
厄介なことに、この念獣は念能力者に限定して取りつき、さらにターゲットを定めるとその対象にしか見えなくなるという特徴があります。
しかし、モモゼ自身には念獣が勝手に人を操っているという自覚がないため、その能力の恐ろしさが際立ちます。
実際に、第14王子の護衛だったサイールドがこの念獣に取りつかれ、「ヒマ」と答えたことで操られ、そばにいた護衛を3人殺害してしまいました。
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念獣の姿:ネズミからクモまで
モモゼの念獣は、その能力とは裏腹に、非常に可愛らしい姿で描かれています。
・小さくなったシーン
サイールドをターゲットにしてつきまとっていた時は、小さなネズミの姿でした。
肩に乗れるほどのサイズで、大きな耳とつぶらな瞳、四角い口で「おヒマが出来たら教えて?ね?ね?」と尋ねる姿は、「とても可愛い」と評判になりました。
・大きくなったシーン
最初に登場した際には、モモゼの後ろに静かに座る姿が印象的でした。
この姿も可愛らしいと人気を集め、クラピカも目撃しています。
・クモ形になったシーン
登場シーンは少ないですが、サイールドをクラピカが取り押さえた際に、サイールドの耳から這い出てきたクモ状態の念獣も描かれました。
少しグロテスクではありますが、その能力に反して意外と可愛いという声も聞かれます。
モモゼの死亡理由と犯人:王位継承戦の残酷な現実
モモゼは、カキン王位継承戦の最初の犠牲者となってしまいます。
その死は多くの読者に衝撃を与えましたが、その経緯は非常に複雑でした。
死亡の経緯:複数の要因が絡み合う
モモゼが死亡した大きな要因としては、カキン帝国の王位継承戦が挙げられます。
この戦いでは、最後まで生き残った王子が王位を継ぐというルールですが、王子同士が直接戦うことは認められていません。
代わりに、守護念獣(念獣)を使って間接的に能力を行使することが許されており、さらに王子たちは別の王妃の護衛たちにも命を狙われることになります。
特に位が下の王妃の子供ほど狙われやすく、死亡率も高まるという過酷な状況でした。
・クラピカの偵察活動
クラピカは、最も下位のオイト王妃の子であるワブル王子の護衛として王位継承戦に参加していました。
敵の攻撃により、ワブル王子の護衛が次々と命を落とす中、クラピカはサイールドの念能力を吸い取り、それをオイト王妃に譲渡します。
この能力を使い、オイト王妃は他の王子の偵察を開始します。
・モモゼの寝室で見た光景
オイト王妃は、念能力で操る虫を使って第13王子の部屋を調べた後、モモゼの寝室へと虫を向かわせました。
そこで彼女が見たのは、黒服の男がモモゼに覆いかぶさっている衝撃的な光景でした。
オイト王妃がとっさに叫び、クラピカにモモゼが殺されると告げた時には、すでに手遅れだったのです。
・死亡の確認とハンゾーの怒り
クラピカがモモゼの様子を確認しに行った時には、モモゼはすでに死亡しており、黒い布で覆われて担架で運び出されていました。
死因は窒息死で、当初はモモゼの護衛に疑いがかかります。
モモゼの死を知ったハンゾーは、王位継承戦当初はモモゼの護衛をしていましたが、マラヤーム王子を優先するセヴァンチ王妃の命により、モモゼの死の際には近くにいなかったことを悔やみ、「報いは必ず受けさせる」と強い怒りを見せました。
モモゼを暗殺した犯人:念能力者による犯行
モモゼが死亡した後、ハンゾーは強い憤りを感じ、犯人捜しを始めます。
モモゼの念獣が消えていること、そして部屋に入らずに犯行に及んだことから、ハンゾーは犯人が分身を使える念能力者だと判断しました。
そして、念能力の制限などから、休憩していた護衛のタフディーとマゴナムのどちらかだと推測します。
自身も分身を作って動く念能力を使用できるハンゾーは、タフディーの元を訪れ、言葉巧みに殺害方法を聞き出します。
タフディーが幽体離脱という念能力を使ったと話すと、ハンゾーは「ただの2択さ」と言い放ち、モモゼの仇を討ちました。
この展開は、『ハンターハンター』らしい緻密な心理戦と、読者の予測を超える展開が盛り込まれており、多くのファンに衝撃を与えました。
モモゼに対する世間での評判と人気:儚き運命への反響
モモゼは、その可愛らしい容姿と念獣、そして儚い運命から、多くのファンに愛されています。
SNSなどでは、モモゼとその念獣を描いたファンアートが数多く投稿されるなど、その人気の高さが伺えます。
彼女が王位継承戦の最初の犠牲者となってしまったことは、『ハンターハンター』ファンにとって非常に衝撃的な出来事でした。
「モモゼ王子が登場して、『ハンターハンター』らしからぬ正統派お嬢様を気に入っていたファンが非常に多かった」という意見や、「モモゼ王子が死亡してからはもう見なくてもいいや、といった意見も多く見受けられる」といった声もあり、彼女の死が作品に与えた影響の大きさがうかがえます。
「王としてモモゼが勝者になる姿を見たかった」と願う読者も少なくなく、その儚き運命が読者の心に深く刻み込まれていると言えるでしょう。
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まとめ:モモゼの死がもたらす王位継承戦の過酷さ
本記事では、『ハンターハンター』暗黒大陸編に登場するモモゼ王子について、その人物像から可愛らしい念獣、そして彼女が死亡した経緯と犯人について詳しく解説しました。
モモゼの死は、カキン王位継承戦の過酷さと、その裏に隠された複雑な心理戦を浮き彫りにしました。
ホイコーロ王がモモゼの死後「カキン大樹の礎となる」と発言していることなど、王位継承戦の今後の展開がますます気になるところです。
モモゼの死は、物語に大きな影響を与え、読者にとっても忘れられない出来事の一つとなったのではないでしょうか。
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