
原泰久先生が描く壮大な歴史漫画『キングダム』には、個性豊かな将軍たちが数多く登場します。
中でも、稀代の天才軍師である王翦の傘下には、独自の戦術と信念を持つ将軍たちが揃っていますね。
今回は、王翦軍の第四将を務める倉央にスポットを当ててご紹介します。
飄々とした態度と強気な言動が印象的な倉央は、その強さもさることながら、王翦軍随一の智将である田里弥とは対照的なキャラクター性で読者を惹きつけます。
この記事では、倉央の強さや魅力、田里弥とのユニークな関係性、そして副官である糸凌との気になる絆について、詳しく掘り下げていきます。
果たして、その自信に満ちた言動の裏にはどのような実力が隠されているのでしょうか。
『キングダム』とは?戦乱の世を描く大人気歴史漫画
まずは、倉央が登場する『キングダム』という作品について、簡単な概要とあらすじをご紹介します。
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中国統一を目指す壮大な物語
『キングダム』は、紀元前3世紀の古代中国、春秋戦国時代を舞台にした歴史漫画です。
「週刊ヤングジャンプ」にて2006年から連載が開始され、単行本は現在71巻まで刊行されています(2024年5月時点)。
電子版を含めた累計発行部数は1億部を突破する(2023年11月時点)大ヒット作品であり、その人気は漫画に留まりません。
2008年には、漫画のイラストに音声や効果音をつけた「VOMIC(ヴォミック)」としてラジオドラマが放送され、2012年からはテレビアニメシリーズがスタート。
アニメは現在までに第5シリーズまで放送されており、迫力ある戦闘シーンと緻密な心理描写が人気を集めています。
さらに、2019年には実写映画化もされ、主人公の信役を演じた山崎賢人をはじめ、吉沢亮、長澤まさみ、橋本環奈、大沢たかおといった豪華キャストが集結しました。
映画は続編も制作されており、その勢いはとどまることを知りません。
信と政、二人の少年が抱く「天下の大将軍」の夢
物語は、戦災孤児として奴隷生活を送っていた少年信と漂が、天下の大将軍になるという同じ夢を抱き、修行に明け暮れる日々から始まります。
中国最西の秦の国で、大臣の昌文君に目をつけられた漂は、仕官することになります。
しかしある晩、漂は手負いの状態で信の元に戻り、一枚の紙と二人の野望を信に託して息絶えてしまうのです。
悲しみに暮れる信が、漂に渡された紙をたどり到着した場所には、漂に瓜二つの男がいました。
その男は、秦国第三十一代大王である政と名乗ります。
漂を死に追いやった原因を作った人物に激昂した信でしたが、やがて政の抱く「中華統一」という壮大な夢を知り、共に乱世の中へと身を投じていく決意をします。
信は、政の掲げる目標のため、そして自らの「天下の大将軍」という夢を叶えるため、数々の戦場を駆け巡り、成長を遂げていくのです。
王翦軍の主要メンバーと倉央の立ち位置
倉央は、秦国六大将軍に匹敵する「六大将軍級」と評される稀代の軍略家・王翦の傘下にいる将軍の一人です。
王翦軍は、王翦自身の「絶対に負けない」という信念が強く反映されており、堅実で計算された戦い方が特徴です。
王翦軍の主要将軍たち
王翦傘下には、倉央の他に以下の三将が所属しています。
亜光:王翦が信頼を寄せる剛将
王翦軍第一将の亜光は、王翦からの信頼が厚く、敵将の李牧からも評価を受けるほどの武将です。
謀略への理解はあるものの、自身の分身ともいえる練度の高い兵力による力技での戦いを好みます。
王翦の戦術を複数使用できるという特徴も持ち合わせており、王翦の右腕とも言える存在です。
麻鉱:策謀に長けた知将
王翦軍第二将の麻鉱も、亜光と並ぶ名将とされています。
亜光とは対照的に、策謀を好む傾向にあります。
練兵を重ねた兵士たちは王翦軍の中でも最強と謳われていましたが、その強さゆえに驕りがあった部分も否めない、と作中では描かれています。
田里弥:王翦軍随一の智将
王翦軍第三将の田里弥は、王翦軍随一の智将といわれ、主に補佐的な役割を果たしています。
自ら矛を振るうことはありませんが、戦場では臨機応変な対応が可能です。
常に冷静沈着で、戦況などを深く考え込むシーンが多く、その思慮深さが彼の特徴です。
王翦軍第四将・倉央のプロフィール
| 項目 | 内容 |
|---|---|
| 所属軍 | 王翦軍 |
| 階級 | 第四将 |
| 特徴 | 王翦傘下将軍の中でも異色の猛将 |
| 性格 | 強気、楽観的、マイペース、自信家 |
| 得意な戦い方 | 先陣を切っての突撃、力技 |
| 副官 | 糸凌 |
倉央は、堅物揃いとされている王翦傘下将軍たちの中にあって、軽口を好み、飄々とした態度が目立つ異色の猛将です。
亜光と麻鉱が破れて以降は、田里弥と行動を共にする機会が多くなり、その対照的な二人のやり取りが読者の間で人気を集めています。
倉央と田里弥:対照的な二人の魅力
王翦傘下将軍の中でも特に目立つ存在である倉央と田里弥は、その容姿から性格、そして戦闘スタイルに至るまで、あらゆる面で対照的なキャラクターとして描かれています。
二人のユニークな関係性が、物語に深みと面白さを加えています。
見た目から対照的な二人
倉央と田里弥の対照性は、まずその容姿に現れています。
田里弥はいわゆる塩顔系の薄い顔立ちで、冷静沈着な雰囲気を醸し出しています。
一方、倉央は堀の深い濃い顔立ちで、無造作に流れる髪と髭が似合うワイルドなイケメンです。
見た目だけでも対照的な二人ですが、その性格や行動もまた正反対です。
「しくじり」発言にみる性格の違い
倉央の強気でマイペースな性格が最も象徴的に表れたのが、田里弥とのあるやり取りでしょう。
ようやく出陣の時が来たかと思えば、倉央は「待ちくたびれすぎたために戦い方を忘れてしまった」と、命がけの戦場では考えられないような軽口を叩きます。
これに対し、常に冷静な田里弥は「バカなしくじりは許さぬぞ」と厳しく返答しました。
しかし、倉央は全く気を引き締める様子もなく、相変わらずのんびりとした口ぶりで「しくじりという言葉は無縁すぎて知らない」と言い放ったのです。
この発言からは、倉央の楽観的でマイペースな性格がよく分かりますね。
しかし、同時に自身の武力に対する絶大な自信がなければ、戦場でこのような発言はできないでしょう。
裏を返せば、彼は「しくじる」という概念が存在しないほど、自分の強さに絶対的な確信を持っている、と考える読者も少なくありません。
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戦闘スタイルの対比
戦闘においても、倉央と田里弥は対照的な面を見せます。
倉央は、敵陣に自ら突撃して敵を打ち倒すという、猛将らしい戦い方を好みます。
作戦に対する機転も利き、力と知を兼ね備えているからこそ、最前線で戦える強さを持っているのは明らかです。
本人いわく「戦いが専門」と発言しており、頭を使うよりも体を使って戦いに挑む方が性に合っているキャラクターだと考えられます。
一方の田里弥は、王翦軍随一の智将として、冷静に戦況を見極め、戦術で敵を打ち破ることを得意とします。
このように、攻撃的な倉央と守備的な田里弥が連携することで、王翦軍の戦術に奥行きを与えている、という見方もできるでしょう。
倉央のかっこいい魅力:自信と実力の裏付け
「しくじりを知らない」と豪語する倉央。
彼の魅力は、その自信満々な性格と、それを裏付ける戦場での活躍にあります。
揺るぎない自信に満ちた性格
倉央は、そのあらゆる言動から、とてつもない自信に満ちた性格をしていることがうかがえます。
何かに対して物怖じすることも一切なく、田里弥から咎められるようなことがあったとしても、全く動じることはありません。
時には王翦に畳みかけるように質問する場面も見られており、この言動からも、やはり他の将軍たちとは一線を画すマイペースさが光ります。
この揺るぎない自信こそが、彼の持つ最大の魅力であり、読者が惹きつけられる要因の一つと言えるでしょう。
矛を振るう猛将としての活躍
倉央は、矛を使って戦闘を行う武将です。
他の王翦傘下の将軍と同じく知略にも優れた人物ではありますが、彼は自ら先陣を切って戦いに向かうことを得意としています。
田里弥軍が李牧軍との苦戦を強いられた際には、王翦は探りを入れるために倉央を戦場に送り込んでいます。
このことから、王翦が倉央の武力と突破力を高く評価していることが分かります。
実際に敵陣を切り崩していくその姿は、まさに強気な猛将そのものであり、読者からも「強そう」という声が多く聞かれます。
倉央と糸凌:気になる二人の関係性
倉央の魅力は、その武力や性格だけでなく、彼を支える副官・糸凌との関係性にも見出すことができます。
二人の間に漂う、ただならぬ雰囲気は読者の間で大きな話題となりました。
糸凌とは?倉央軍の隻眼の女傑
糸凌は、『キングダム』605話で初登場となった、王翦傘下将軍・倉央軍の副官です。
女性でありながら、双剣を武器として戦う隻眼の女傑で、大柄な体格をしています。
彼女は非常に高い武力を誇るキャラクターであり、思うように暴くことのできなかった李牧の戦術を探るために、倉央が趙軍へと突撃させた人物でもあります。
趙軍を瞬く間に蹂躙していく糸凌の強さは、まさに先陣を切って戦いに出られるほどのものでした。
田里弥軍が苦戦を強いられた李牧の戦略を打ち崩していったことからも、かなりの手練れであることは間違いなく、『キングダム』に登場する女性キャラクターの中でも、最強クラスの副官と言っても過言ではないでしょう。
二人は「恋仲」?衝撃のセリフ
最強の副官ともいえる糸凌ですが、実は倉央とは男女の関係にあるのではないか、という説がファンの間で囁かれています。
お互いに相当の強さを誇る人物同士であるだけに、通常であれば力差がありそうな男女でありながら、その立場はほぼ対等とも言える二人です。
実は『キングダム』本編の中に、二人が恋仲であることを示唆するセリフが登場しています。
倉央が糸凌を送り出した際に、「勝利をしたら朝まで抱きまくるから体力を残しておけ」と話します。
このセリフに対し、糸凌は「御意」と短く返しながらも、口元に笑みを浮かべていたのでした。
このセリフによって、初めて二人がそのような関係にあることを知り、驚いた読者も多かったのではないでしょうか。
これほどの強さを持つ二人が組んだら、まさに最強の軍が誕生するでしょう。
二人のプライベートな関係性が、戦場での連携にどのような影響を与えるのか、今後の描写にも注目が集まります。
倉央に対する読者の評価や感想
楽天的でマイペース、そして自信に満ちた倉央というキャラクターは、『キングダム』読者からどのように見られているのでしょうか。
SNS上での感想や評価をいくつかご紹介します。
「強そう」という圧倒的評価
『キングダム』を読んでいるファンからは、倉央に対して「強そう」という感想が多く見られます。
実際に彼の能力や戦いぶりから、その強さは疑いようがありませんが、その自信たっぷりな言動も相まって、読者に強いキャラクターだと認識されているようです。
強さを感じられるキャラクターは、やはりその分魅力も感じられやすい傾向にある、と考えることができます。
田里弥とのコンビに注目
対照的なキャラクターである倉央と田里弥のコンビが好き、という感想も多く寄せられています。
正反対の性格だからこそ、二人のやり取りにはメリハリがあり、面白さを感じられるという意見が多いです。
特に、冷静な田里弥が倉央のマイペースな言動にツッコミを入れる構図は、読者の間で人気を博しています。
二人が共に活躍する場面を期待する声も多く、そのユニークな関係性が『キングダム』の大きな魅力の一つとなっていると言えるでしょう。
「好きなキャラ」として定着
『キングダム』を読み進める中で、倉央が好きになった、という読者も少なくありません。
作中には非常に多くのキャラクターが登場するため、好みは人によって分かれますが、その中でも「好き」だと感じられるキャラクターには、やはり強い魅力が詰まっているものです。
倉央の自信、実力、そして人間味あふれる一面が、多くのファンを引きつけていると推測できます。
まとめ:倉央は王翦軍に欠かせない猛将!
『キングダム』に登場する倉央は、王翦軍第四将として、その強気な性格と卓越した武力で存在感を放つキャラクターです。
冷静沈着な田里弥とは対照的な「猛将」としての役割を担い、その自信に満ちた言動は、読者に強い印象を与えます。
特に副官である糸凌との絆は、彼の人間的な魅力をより一層引き立てていると言えるでしょう。
これまで倉央というキャラクターに深く注目していなかった方も、もう一度『キングダム』を読み返して、彼の活躍や他のキャラクターとの関係性を見つめ直してみてはいかがでしょうか。
登場人物たちの意外な繋がりや魅力に、きっと新たな発見があるはずです。
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