
週刊少年ジャンプで長きにわたり連載され、日本だけでなく世界中で愛される忍者アクション漫画『NARUTO-ナルト-』。
物語の根幹をなす要素の一つに「瞳術」があります。
作中では、うちは一族の写輪眼、長門やうちはサスケが持つ輪廻眼、そして日向一族の白眼が「三大瞳術」として知られていました。
しかし、漫画本編では描かれなかった、もう一つの伝説的な瞳術の存在が明らかになったのをご存知でしょうか。
それが、輪廻眼と対になる究極の瞳術「転生眼」です。
今回は、劇場版『THE LAST -NARUTO THE MOVIE-』で初めて登場したこの謎多き瞳術の全容に迫ります。
その能力や開眼条件、そして続編である『BORUTO-ボルト-』の主人公、うずまきボルトの右目との関係についても、深く掘り下げて考察していきましょう。
転生眼の概要
転生眼とは、ナルトの世界における瞳術の一つです。
作中でこの名で呼ばれたものには、特定のキャラクターの瞳に宿る「瞳術」としての転生眼と、膨大なエネルギーを秘めた「高エネルギー体」としての転生眼の2種類があります。
まず、瞳術としての転生眼は、三大瞳術のいずれとも異なる独特な見た目をしています。
輪廻眼の波状模様や、写輪眼の勾玉模様のような特徴的な模様はなく、煌めきを帯びた明るい水色をしていて、中心に瞳孔を思わせる黒い部分があるのが特徴です。
一方で、高エネルギー体としての転生眼は、瞳術というよりは巨大な球状のエネルギー体であり、いわば「武器」や「道具」として使用されました。
これは、月に住まう大筒木一族の当主である大筒木ハムラが開眼した転生眼を核とし、そこにハムラの子孫が持つ白眼を寄せ集めることで、極限までエネルギーを高めたものでした。
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劇場版『THE LAST』で明かされた転生眼
この転生眼の存在は、漫画本編では一切登場しませんでした。
その全容が初めて明かされたのは、劇場版『THE LAST -NARUTO THE MOVIE-』です。
この作品は、第四次忍界大戦後のナルトと日向ヒナタの恋愛を主軸に描かれており、本編の最終話へと繋がる空白の期間を補完する物語として位置づけられています。
劇場版『THE LAST』のあらすじ
第四次忍界大戦が終結して数年後、地球に月が接近し、崩壊の危機が迫っていました。
同時に、日向ヒナタの妹である日向ハナビが何者かに誘拐される事件が発生します。
うずまきナルトたちは、この二つの事象に関連があると睨み、ハナビの捜索と月の接近阻止の任務に就きます。
この事件の首謀者は、月の地下に住む大筒木一族の末裔、大筒木トネリでした。
トネリは、ハナビの白眼を奪い、それを自身の眼球に移植することで、転生眼を開眼させていたのです。
トネリは、先祖である大筒木ハムラの遺志を継ぎ、地上の忍世界は間違っていると判断し、地球を滅ぼそうと画策していました。
そして、日向宗家の血を引くヒナタを新たな伴侶として迎え入れ、新たな世界を築くことを目論み、ナルトたちの眼前でヒナタを連れ去ります。
ナルトたちは、ヒナタとトネリを追って月へと向かい、壮絶な戦いを繰り広げることになります。
転生眼を開眼した大筒木トネリとは
転生眼をその身に宿し、うずまきナルトたちの前に立ちはだかった大筒木トネリ。
彼は、一体どのような人物だったのでしょうか。
大筒木ハムラと転生眼
トネリは、大筒木ハムラの子孫にあたります。
ハムラは、ナルト本編のラスボスだった大筒木カグヤの次男であり、兄のハゴロモと共に、力に固執して人々を支配しようとした母カグヤを月に封印した人物です。
封印後、ハゴロモは地上に残り忍宗を開き、平和を目指しました。
一方で、ハムラは月に渡り、十尾の封印を監視し、ハゴロモが作る地上世界を見守ることにしました。
その際、ハムラは「ハゴロモが作る世界が正しいものかどうか、一千年後に判断する」という約束を交わし、その使命を後世に託すために、自身の白眼を転生眼へと覚醒させ、高エネルギー体としての転生眼を準備しました。
トネリは、このハムラの遺志に従い、地上世界を滅ぼそうと行動していたのです。
しかし、ハムラの遺志は長い年月の中で歪められ、トネリに伝えられた教えは、本来の真意とは異なっていました。
最終的に、ヒナタの精神世界に現れたハムラによって真実を知らされ、トネリは改心しました。
これは、ナルトの物語に共通する「因縁や運命に翻弄されるキャラクター」の一例と言えるでしょう。
転生眼の開眼条件と能力
転生眼は、その開眼条件が非常に厳しく、作中では大筒木ハムラと大筒木トネリの二人しか開眼していません。
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開眼条件と白眼の上位互換説
転生眼の正確な開眼条件は、未だ不明な部分が多いです。
しかし、大筒木一族であるトネリが、日向宗家のハナビの白眼を奪い移植することで開眼したことから、「大筒木一族のチャクラと、日向一族の白眼を合わせる必要がある」という説が有力とされています。
この説は、転生眼が三大瞳術の一つである「白眼」の上位互換であるという見方を裏付けるものでもあります。
ただし、大筒木一族も元々白眼を持っているのに、なぜ日向一族の白眼を必要とするのかという疑問も残されており、ファンの中では議論が続いています。
転生眼の能力
転生眼は、輪廻眼と対になる瞳術とされており、その能力は多岐にわたります。
劇中では、チャクラを飛ばして遠くの物体を操る「チャクラによる遠隔操作」や、強大なチャクラを身に纏う「転生眼チャクラモード」が見られました。
特に転生眼チャクラモードは、うずまきナルトの九尾チャクラモードに似た能力で、巨大な竜巻を発生させる「銀輪転生爆」や、月をも両断する「金輪転生爆」といった、常識を超えた術を発動させました。
また、大筒木ハムラが開眼した転生眼は、彼の死後も高エネルギー体として存在し続け、月を動かす動力源にもなりました。
このように、瞳術が武器や道具として応用されたのは、三大瞳術には見られなかった転生眼固有の能力と言えます。
転生眼とボルトの右目
転生眼が登場したことで、物語の続編である『BORUTO-ボルト-』の主人公、うずまきボルトの右目に宿る謎の瞳術が、転生眼ではないかと一時期考察されていました。
転生眼と淨眼の関係性
ボルトの右目が転生眼ではないかと考えられたのは、ボルトが夢の中で大筒木トネリと出会い、「君の瞳はいずれ来たる破滅に対する希望の星だ」と告げられたことがきっかけです。
しかし、物語が進むにつれて、ボルトの右目に宿る瞳術は、転生眼とは異なる「淨眼」であることが明らかになりました。
淨眼は、鵺のチャクラに取り憑かれた人物の様子を捉えたり、相手のチャクラの流れや点穴を見切ったりする能力を持っています。
この「チャクラの流れと点穴を見切る」能力は、転生眼の前身である白眼の能力と酷似しています。
うずまきボルトは、うずまきナルトと日向ヒナタの息子であるため、日向一族の血を引いており、白眼を開眼する可能性は十分にあります。
しかし、現時点では白眼を開眼した様子は見られず、これらの能力は淨眼に備わっていたものだと考えられています。
淨眼と転生眼は全く同じ瞳術ではないものの、大筒木トネリとの関連性や、白眼と共通する能力があることから、互いに関連性のある瞳術である可能性が高いと考察されています。
転生眼を持つキャラクター
これまでに転生眼を開眼したことが確認されているのは、大筒木ハムラと大筒木トネリの2人のみです。
地上では、転生眼に関する言い伝えが全く残されておらず、開眼した者は皆無であったと考えられています。
また、高エネルギー体としての転生眼が、ハムラと子孫たちの白眼を集めた集合体だったことを考えると、月の大筒木一族の中でも、ハムラとトネリ以外に転生眼を開眼した者はいなかったと推測する見方もあります。
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転生眼のまとめ
転生眼は、三大瞳術に匹敵する、あるいはそれを凌駕するほどの力を秘めた究極の瞳術です。
作中での登場は限定的でしたが、その強大な能力や、物語の根幹を揺るがす因縁によって、ファンの間では今もなお熱い議論が交わされています。
特に、うずまきボルトの右目に宿った淨眼との関係は、今後の物語の展開において重要な鍵となるでしょう。
転生眼の正確な開眼条件や能力の全容、そして大筒木一族の目的など、未だ謎に包まれた部分は多く残されています。
今後『BORUTO-ボルト-』で、これらの謎がどのように解き明かされていくのか、期待して待ちたいと思います。
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