漫画を読んでいく中で、盛り上がりを見せるシーンの1つ「名言」。
そこで、今回は漫画ウィンドブレイカーに登場する名言集を作成しました!
単行本を全巻読破した筆者が、珠玉の名言たちを徹底解説!作者の熱い想いが詰まった言葉の数々を、余すところなくお届けします!
名言のシーンも紹介するので、読み返す際の参考にしていただけたら嬉しいです。
また、単行本を所持していない人向けにもお得に読む方法を紹介しているので、ぜひ最後までご覧ください!
あらすじ
その拳で、街を守れ!不良高校生・桜の喧嘩英雄伝説!偏差値は最底辺、喧嘩は最強。
超不良校として名高き高校・風鈴高校。この春、そんな風鈴のトップを目指して街にやってきた風鈴高校1年生・桜遥は、風鈴高校が“防風鈴”(ボウフウリン)と名付けられた街を守る集団となっていたことを知る。
そして桜は、風鈴の一員として街を守るため戦い始めることに―――!
引用元:マガポケ
ウィンドブレイカー最大の特徴は、高校全体が街を守る集団(ボウフウリン)として活動していることです。
「守る」ことを中心に描かれているヤンキー漫画は少ないのではないでしょうか?
主人公・桜が喧嘩を通じて、心を開いていく様子は涙なしでは見られない内容になっています!
ここから先はネタバレを含みますのでご注意ください。
少し長いので、読みたい箇所をクリックしてください!
ウィンドブレイカー名言まとめ
ウィンドブレイカーといえばこの名言!
これより先
人を傷つける者
物を壊す者
悪意を持ち込む者
何人も例外なくボウフウリンが粛清する!
ウィンドブレイカー単行本1巻より
漫画ウィンドブレイカーを読んでいる方は、このセリフを何度も聞いたことがあるでしょう。
風鈴高校の生徒が敵と対峙したときに発する口上になります。
まさに防風鈴のアイデンティティ!この言葉を聞くと、彼らが街の盾として立つ覚悟がひしひしと伝わってきますよね!まるでヒーロー番組の決め台詞みたいで、鳥肌が立ちます!
単行本2巻第7話 梅宮の名言 その1
家族を守ってくれてありがとう 頼もしい弟が増えて嬉しいわ
ウィンドブレイカー 単行本2巻第7話「梅宮 一」より
この名言は梅宮の温かさを感じられるシーンでもあります。
梅宮が言っているこの「家族」とは、街の人々のことで「弟」とは風鈴高校の後輩を指しています。
このように、梅宮は街全体を家族だと思っており、それほどフウリンを愛していることがわかりますね。
梅宮さんの優しさが溢れ出る一言!街の人々への愛情、そして後輩たちへの期待が感じられますね。こんな温かいリーダーがいるからこそ、皆がついていくのでしょう!

単行本2巻第9話 梅宮の名言 その2
ケンカは対話
ウィンドブレイカー 単行本2巻第9話「決戦前夜」より
桜と梅宮が会話しているシーンでの一言です。
ただ喧嘩をすると思っている桜に対して、梅宮は「対話する」という明確な目的を持っていることがわかります。
ただの暴力じゃない!相手の想いや信念と拳で語り合う。これこそがウィンドブレイカーの真髄!梅宮さんの言葉には、深い哲学が込められていますね。
単行本2巻第11話 蘇枋の名言
オレと一緒に大人の階段登ろうか
ウィンドブレイカー 単行本2巻第11話「優しい男」より
このセリフは獅子頭連とタイマンした際の蘇枋による名言です。
蘇枋の戦闘シーンが初めて描かれた場面でもあります。
ミステリアスな蘇枋が見せる、余裕と自信に満ちた挑発!この一言で、彼の持つ底知れない強さが垣間見えますね!ゾクッとした読者も多いはず!






単行本3巻第20話 桜の名言
オレは相手が命の恩人でも どんなに強くても
目を逸らしたり 自分を曲げたりしねぇ
ウィンドブレイカー 単行本3巻第20話「目ぇ覚ませ」より
桜が獅子頭連の副頭取「十亀」とタイマンした時に発した一言です。
このセリフには、桜が自分の信念をしっかり持っているからこそ出る言葉だと感じました!
十亀が目を覚ますきっかけにもなった大事なシーンでもあります!
桜のブレない強さが凝縮された一言!過去の経験から他人を拒絶していた桜が、自分の信じる道を突き進む決意表明にも聞こえます。このシーンは本当に感動的でした!






単行本4巻第26話 十亀の名言
戦わなくてごめん
話をしなくてごめん
答えを一緒に探さないでごめん
一人にしてごめん
ウィンドブレイカー 単行本4巻第26話「懐古」より
このシーンはウィンドブレイカー屈指の感動シーンです!
兎耳山が間違った方向に進んでしまったことを知っていながら、十亀はそれを止めませんでした。
止めなかったことにより、兎耳山は「ひとりぼっち」になってしまいます。
その責任による謝罪の場面です!
強さの裏に隠された、十亀の深い後悔と優しさが痛いほど伝わってくる名言。武力だけではない、言葉の重みを感じさせられます。このシーンで涙腺が崩壊した人も多いのでは?






単行本4巻第28話 梅宮の名言
てっぺんは一人じゃなれねーだろ?
ウィンドブレイカー 単行本4巻第28話「梅宮の流儀」より
獅子頭連とタイマンした後の食事シーンでの一言です。
梅宮はてっぺんになったのではなく、「ならせてもらった」と自分で語っています。
桜もこの一言には色々気付かされた部分があるのではないでしょうか?
風鈴の絆を象徴するような梅宮さんの言葉。「仲間」という存在の大切さを改めて教えてくれます。桜にとって、この言葉は大きな転機になったはず!
単行本5巻第36話 梶の名言
オレはオレのできることをする
ウィンドブレイカー 単行本5巻第36話「頼られるもの」より
これは梶が桜に対して放ったものです。
この言葉の前に梶は「自分は頼ってばかり」と発言しています。
そのため、頼られた時は気持ちに応えるために、自分のできることを精一杯するということなのではないでしょうか?
二年生としての自覚と責任感!普段は少し口が悪い梶ですが、ここぞという時には頼りになる男らしさを見せてくれます!この一言にグッときたファンも多いはず!
単行本5巻第37話 ことはの名言
名前を呼ぶって あなたを見ていますっていう意思表示だから
ウィンドブレイカー 単行本5巻第37話「一歩」より
この発言は1つ前の梶による名言とつながる点があります。
桜は梶の一言により自分にできることを探すようになりました。
その矢先、ことはから「クラス全員の名前は覚えているの」と言われ、これまで桜は人の名前を呼んだことがないことに気づくんです!
人との繋がりを大切にする、ことはちゃんの優しさが伝わる言葉。桜にとって、「名前を呼ぶ」という行為は、大きな壁だったのかもしれませんね。
単行本6巻第45話 梶の名言
てめぇの言う通り。
ボウフウリンは街を守るチームだ。
それはつまり、街にある物も人も思いも全てを守るっつーことだ。
風鈴の人間も街の人間もそいつが大切にしているものなら守って当然だろうがよ
ウィンドブレイカー 単行本6巻第45話「一歩」より
この名言はKEELと戦っていた時の梶が言ったものです。
梶によるボウフウリンへの思いが感じられたシーンでもあります!
2年生の級長ということもあり、責任感の強さが見えていますね!
梶の熱い想いが爆発した一言!防風鈴としての誇りと、街を守り抜くという強い決意が表れていますね!彼の成長を感じさせる感動的なシーンです!
単行本7巻第54話 楡井の名言
オレが言っても頼りないですけどそんなに一人で抱え込まないで下さい
オレたち仲間じゃないですか
ウィンドブレイカー 単行本7巻第54話「Re:start」より
この名言は楡井が桜に対して言ったものです。
一人で責任を感じている桜に、楡井は優しい言葉を投げかけます。
ケンカは弱いけれど、誰よりも仲間想いの楡井だからこそ響く言葉!彼の優しさが、桜の心を温かく包み込みますね!
単行本7巻第55話 梅宮の名言
自分が心から安心できる
そんな人と食う飯は不思議とうまく感じるんだよな
ウィンドブレイカー 単行本7巻第55話「おかえり」より
この発言は、さすがトップにいる人間の言葉だと感じました。
4巻では、「飯を食うのが好き」と語っていることから、みんなで食事をすることが好きなんだと思います!
飾らない言葉の中に、深い人間関係のあり方が示唆されていますね。梅宮さんの言葉は、いつも心にじんわりと染み渡ります。12巻まで読むと、この言葉の重みがさらに増します…!
単行本8巻第59話 梶の名言
見てきたままのあいつらを信じろ
ウィンドブレイカー 単行本8巻第59話「先輩の教え」より
この発言は仲間との関係性について悩んでいる桜に対して、梶が言ったものです。
見た目から他人から変な目で見られていた桜は、他人を信頼することができなく、クラスメイトから拒絶されるのを怖がっています。
そこで、梶が説得し桜に新たな一歩を踏み出す勇気を与えるんです!
不器用ながらも、桜のことを真剣に想う梶の言葉。多くを語らずとも、その眼差しと一言に、深い信頼関係が表れていますね!
単行本8巻第59話 梅宮の名言
誰だってそうなんだよ頼って頼られて許して許されながら一緒にいる
ウィンドブレイカー 単行本8巻第59話「先輩の教え」より
この名言は梅宮が桜に対して言ったものになります。
一人で全て抱え込んでいる桜に対して背中を押すような一言ですね。
梶の「見てきたままのあいつらを信じろ」と同じように他人へ信頼できるように助言しています。
梅宮さんの言葉は、いつも本質を突いていますね。「頼り、頼られ、許し、許される」という、人と人が共に生きる上で大切なことを教えてくれます。
単行本8巻第62話 桜の名言
その格好が悪いわけじゃねえし謝ることもねぇだろ
ウィンドブレイカー 単行本8巻第62話「椿」より
この名言は桜が椿野に対して言ったものです。
椿野は幼少期から光り物や化粧が好きで、普段から化粧をしています。
登場したときに桜たちを驚かせてしまったため、椿野は謝りますがこの謝罪に対して桜が放った一言が名言です。
桜も見た目が特徴的なので、他人に驚かれることも多かったのでしょう。
同じ境遇にあるからこそ出た名言なのかもしれませんね。
桜の優しさと、相手の個性を認める心の広さが表れた感動的な一言!見た目で判断しない、彼の人間性が光る瞬間です!椿野の心に深く響いたことでしょう。
単行本9巻第74話 中村の名言
それを守れりゃあ ケンカの勝ち負けなんてどうだっていい
ウィンドブレイカー 単行本9巻第74話「無法者」より
この名言は六方一座の座長・中村が言ったものです。
「それ」とは六方一座の商店街のことで、商店街を守ることができるならケンカの勝敗は関係ないというセリフです。
この発言に桜は、てっぺんに対して新たな考えが芽生える場面でもあります。
風鈴高校だけでなく、街全体を守る人たちの熱い想いが伝わってくる言葉!勝利至上主義ではない、守るべきもののために闘う姿勢に心を打たれます。桜の価値観にも大きな影響を与えたはずです。
単行本10巻第79話 椿野の名言
好きって気持ちはなんだって自分の心を強くしてくれるのよ
ウィンドブレイカー 単行本10巻第79話「強さの理由」より
この名言は椿野が硯と戦闘しているときに言ったものです。
「好き」という気持ちは心を強くしてくれて、なんだって頑張れる気がすると椿野が語っています。
自分の「好き」を貫くことの強さを教えてくれる、椿野の力強い言葉!メイクは彼にとって、何よりも自分を奮い立たせる源泉なのでしょうね!






単行本11巻第90話 桜の名言
人を物を思いを・・・大切なものを守るんだろ?それがオレたちボウフウリンなんじゃねぇのかよ!
ウィンドブレイカー 単行本11巻第90話「影」より
この名言は桜が言ったものになります。
ボウフウリンとして街を守る意識がはっきりと芽生えているシーンです!
初期の頃とは打って変わって、立派な防風鈴の一員として成長した桜の姿がここに!彼の熱い叫びは、読者の胸にも深く突き刺さります!
まとめ
『ウィンドブレイカー』の魂が宿る言葉たちに出会え!胸を熱くする名言集で物語の感動を追体験
喧嘩最強の不良高校生たちが、街を守るヒーローとなる物語『ウィンドブレイカー』。その熱いドラマを彩る数々の名言は、読者の心を強く揺さぶり、深い感動を与えます。
この記事では、単行本1巻から12巻までに登場する珠玉の名言を厳選してご紹介。あの感動のシーンが、キャラクターたちの魂の叫びが、鮮やかに蘇ります。
「ケンカは対話」「てっぺんは一人じゃなれねーだろ?」…心に突き刺さる言葉の数々。それぞれの名言が生まれた背景や、キャラクターたちの想いを深掘りすることで、『ウィンドブレイカー』の世界をより深く理解できるはず。
さらに、単行本をお得に読む方法もご紹介。まだ物語に触れたことがない方も、この名言集を読めば、きっと『ウィンドブレイカー』の熱い魅力に引き込まれることでしょう。
さあ、あなたもこの記事で、心揺さぶる名言の数々に出会い、忘れかけていた熱い気持ちを呼び覚ましてみませんか?
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