【徹底解説】ワールドトリガーの三雲修はなぜ「うざい」と言われる?彼の強さと弱さ、活躍シーンを深掘り!

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mikumo 【徹底解説】ワールドトリガーの三雲修はなぜ「うざい」と言われる?彼の強さと弱さ、活躍シーンを深掘り!

ワールドトリガーの主人公の一人、三雲修。物語の中心人物として、本当に多くの場面でその姿を見せてくれますよね。

今回は、そんな三雲修について、僕なりに深く掘り下げていきたいと思います。

彼の魅力や、時に耳にする「うざい」という声の理由、そして彼の秘めたる強さや印象的な活躍シーンまで、余すところなく紹介していきます!

この記事を読めば、三雲修というキャラクターについて、もっと深く理解できるはずです。それでは、早速見ていきましょう!

 

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三雲修のプロフィール

職業 中学生、ボーダー隊員
ランク B級2位
部隊 玉狛第二
ポジション 射手〈シューター〉
誕生日 5月25日
年齢 15歳
身長 168cm
体重 不明
趣味 不明
好きなもの 親の手料理、橋
CV 梶裕貴 / 逢坂良太(VOMIC版)

 

玉狛第二の隊長を務める修。遊真、千佳、ヒュースといった強力なメンバーを率いるリーダーです。本人も当初は隊長は遊真が務めるべきだと考えていましたが、遊真と千佳の強い推薦によって、彼が隊長を任されることになりました。

戦闘能力はボーダー隊員の中でも最低レベルと言われていますが、作戦立案や戦術面においては、玉狛第二にとってなくてはならない存在です。

 

三雲修がうざいと言われている理由

ネット上では、三雲修に対して「うざい」という声が少なからず見られます。その理由として、主に以下の2点が挙げられるようです。

 

単純に戦闘能力が低い

周りの人に優しくされるのが当然になっているように見える
一つずつ、詳しく見ていきましょう。

これは、多くの人が指摘する点ですね。三雲修は、ボーダー隊員として必要とされるトリオン能力や基礎的な戦闘能力が、他の隊員と比べて圧倒的に低いんです。

B級ランク戦では、東春秋に壁を貫通する狙撃で早々に撃破されたり、個人戦では緑川駿に10連敗を喫したりと、直接的な戦闘では苦戦する場面が目立ちます。

初期の頃は、一般的な戦闘用ネイバーであるモールモッドにすら一人では勝てず、相棒の空閑遊真に「修が20人いても、そのうち18人は死ぬ」と言われるほどでした。もちろん、その後の訓練や経験によってモールモッドには単独で勝てるようにはなりましたが、依然として戦闘センスは高いとは言えません。

ジャンプの主人公といえば、困難を乗り越え、強敵を打ち倒していく姿が読者の共感を呼ぶものですが、三雲修はそういった従来の主人公像とは一線を画しています。同じチームの空閑遊真が圧倒的な戦闘能力を持つだけに、その差が際立って見えるのかもしれません。

ただ、これはメタ的な視点で見ると、遊真や雨取千佳がずば抜けた才能を持っているからこそ、チームのバランスを取るために三雲修は頭脳や戦術面で特化する必要があったとも言えるでしょう。

 

優しくされるのが当然になっている

作中で、木虎藍が三雲修に対して「あなた人に親切にされることに慣れきっちゃったの?」と指摘するシーンがありました。B級1位でボーダー内でも上位の実力を持つ二宮匡貴が、後輩である出水公平に頭を下げて教えを請うこともあると語る木虎から見ると、三雲修が色々な人に頭を下げずに教えてもらう姿勢は、傲慢に見えたのかもしれません。

読者の中にも、三雲修のそういった態度に対して「傲慢だ」「礼儀知らずだ」と感じる人がいたようです。

しかし、木虎に注意されてからは、ちゃんと頭を下げて教えを請うようになったり、菓子折りを持って行ったりする場面も見られます。これらのことから、三雲修自身は決してプライドが高いわけではなく、むしろ相手に遠慮したり、どう接していいか分からなかったりする不器用さがあるのかもしれません。彼の少し図太く見える性格が、誤解を生んでしまっている可能性もありますね。

また、一時期、玉狛第二に実力者の迅悠一を強引に加入させようとしていた点も、一部の読者から批判を受けていました。

 

三雲修の強さ

ここまで、三雲修の少しネガティブな側面を見てきましたが、彼には彼なりの強さも確かに存在します。それは主に以下の2点です。

 

  • なりふり構わない姿勢
  • 卓越した戦術眼

 

三雲修の最大の強みの一つは、目標達成のためには手段を選ばない、なりふり構わない姿勢でしょう。誰にでも臆することなく教えを請うことができるのは、彼の大きな武器です。

彼のチームには、戦闘能力の高い空閑遊真、圧倒的なトリオン量を持つ雨取千佳、そして高い実力を持つヒュースがいます。それに対して、三雲修は戦闘能力もトリオン量もボーダー隊員の中では下位に位置します。

もちろん、彼自身も努力を重ねていますが、才能ある他の隊員にはなかなか追いつけません。だからこそ、彼は積極的に強い人の考え方や知識を吸収し、少しでも早くチームに貢献したいと考えているのでしょう。

色々な人に教えてもらうということは、自分の弱さを認めている証拠でもあります。自分の弱さを素直に認められるからこそ、様々な意見を受け入れ、成長することができるのです。もし彼が頑固であれば、自分のやり方に固執して、チームの成長を妨げていたかもしれません。

迅悠一をチームにスカウトしようとしたのも、彼なりにチームを強くするための最善策だと考えたからでしょう。彼の積極性と、目標達成への強い意志は、間違いなく彼の強さです。

 

卓越した戦術眼

三雲修は、玉狛第二の隊長として、主に戦闘前の作戦立案や戦術面でその才能を発揮します。

自身の戦闘能力の低さを自覚しているからこそ、彼は対戦相手の過去の戦闘映像を徹底的に分析し、研究する場面が何度も描かれています。

そして何と言っても、彼の「読み」の鋭さは特筆すべきものがあります。A級3位の風間隊隊長である風間蒼也との模擬戦では、その鋭い読みによって、24連敗の後、最後の試合で引き分けに持ち込むという快挙を成し遂げています。

風間自身も、三雲修の今後の成長に期待しており、彼のことを「持たざる者」と表現しました。「持たざる者が、知恵と工夫でどこまでいけるか」というのは、僕たち読者にとっても非常に楽しみなポイントですよね。

 

三雲修の弱いポイント

改めて、三雲修の弱いポイントをまとめると、やはり「ボーダー隊員としての基礎能力の低さ」に尽きます。

トリオン量と戦闘能力は、ボーダー隊員として活躍するためにはどちらも重要な要素です。三雲修は、ボーダーの入隊試験に一度不合格になっていることからも分かるように、当初からその点が課題でした。

彼のトリオン量は、10段階評価で「2」と、ボーダー隊員の中でも最低の数値です。トリオン量が低いと言われている木虎藍でさえ「4」を持っています。

戦闘能力も、1対1では緑川駿に10連敗、風間蒼也に24敗1分と、他の隊員にタイマンで勝利するのは非常に難しいでしょう。

だからこそ、三雲修は直接的な戦闘力ではなく、戦術を立てる頭脳面で自分の強みを活かしているのです。

 

三雲修の活躍シーン

他のキャラクターと比べると、どうしても弱さが目立ってしまう三雲修ですが、彼なりにチームの勝利に大きく貢献した活躍シーンも数多く存在します。その中でも特に印象的なものをいくつか紹介します。

 

スパイダー習得

三雲修が多くの読者から注目を集めるようになったきっかけの一つが、ワイヤー型トリガー「スパイダー」の習得でしょう。それまで、玉狛第二は遊真の圧倒的な戦闘能力に頼る、いわばワンマンチームのような状態でした。

しかし、木虎藍からのアドバイスを受け、三雲修がスパイダーを使いこなせるようになったことで、遊真の戦闘能力は飛躍的に向上しました。スパイダーによって、遊真はより自由自在に動き回ることができ、そのスピードと機動性は格段に上がりました。

スパイダーのメリットは多岐にわたりますが、三雲修にとって最も大きかったのは、やはり「トリオン消費の少なさ」でしょう。トリオン量の少なさが大きな足枷となっていた彼にとって、トリオンをあまり消費せずに遊真のサポートや相手の妨害ができるようになったことは、非常に大きな進歩でした。

 

二宮匡貴撃破

B級ランク戦最終戦での、遊真との連携による二宮匡貴撃破は、三雲修の活躍の中でも特に大きなハイライトと言えるでしょう。

当初、三雲修が考えていた作戦は、新戦力であるヒュースの能力を活かして二宮を倒すというものでした。しかし、ヒュースの転送位置が悪く、他の隊員に囲まれてしまい、早期に脱落してしまいます。

しかし、三雲修はそれだけではありませんでした。彼は、密かに別の策を用意していたのです。それが、「アステロイドとハウンドを入れ替える」という作戦でした。

普段、三雲修は射手トリガーとしてアステロイドを装備していますが、この重要な局面で、彼は追尾性能を持つハウンドを選択しました。トリオン量が低い三雲修の弾丸では、アステロイドとハウンドの威力差は二宮にはほとんど分からなかったのです。

そして、最後の最後でハウンドの追尾機能を発動させ、完全に意表を突かれた二宮に大きなダメージを与え、遊真がその隙に止めを刺しました。この勝利によって、玉狛第二は見事B級2位に昇格し、遠征選抜試験への参加資格を得たのです。このシーンは、本当に多くの読者を驚かせ、感動させたのではないでしょうか。アニメ3期の最終回でも、このシーンが印象的に描かれていましたね。

 

閉鎖環境試験

B級ランク戦後に行われた遠征選抜試験の閉鎖環境試験でも、三雲修は持ち前の頭脳を活かして活躍を見せました。

特に目立ったのは、戦闘シミュレーターでの活躍です。これは、自身のユニットを操作して戦う、将棋のようなゲームです。三雲修は、水上敏志が一人で全ユニットを操作していることを見抜き、玉狛第二の隊長経験者が3人(修、遊真、ヒュース)いるという強みを活かし、大きな部隊を3つに分割して操作するという作戦を立案しました。この作戦によって、玉狛第二の戦闘シミュレーターの成績は大きく向上しました。

また、共通課題である映像問題でも、三雲修の洞察力が光りました。問題の映像自体はカメラで撮影できませんでしたが、問題文は撮影できることに気づいた彼は、問題を分担して撮影し、それぞれのパソコンで映像を見ることで、より正確な回答を得られると考えました。これはルール的にグレーゾーンかもしれませんが、問題のカテゴリに「発想力」が含まれていることに気づいた隊長の諏訪洸太郎は、この案を採用しました。

これらの活躍によって、玉狛第二は閉鎖環境試験で大きく順位を上げることができました。ただし、彼のトリオン切れが原因でチームに迷惑をかけてしまう場面もありましたが…。

 

まとめ

今回は、三雲修が「うざい」と言われる理由から、彼の強さ、弱いポイント、そして印象的な活躍シーンまで、詳しく解説してきました。

三雲修は、確かに戦闘能力は低いですが、チームのために自分にできることを常に考え、実行しているキャラクターです。彼の努力や成長は、ワールドトリガーという物語において、非常に重要な要素となっています。

ワールドトリガーを読み返したり、アニメを見直したりすると、三雲修のまた違った魅力に気づけるかもしれません。彼の今後の成長にも、ますます注目していきたいですね!

 

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