【ブラッククローバー】規格外の「女獅子」!メレオレオナ・ヴァーミリオンの強さの秘密に迫る

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【ブラッククローバー】規格外の「女獅子」!メレオレオナ・ヴァーミリオンの強さの秘密に迫る

 

『ブラッククローバー』の世界には、個性豊かな魔法使いたちが数多く登場します。

その中でも、ひときわ読者の注目を集め、強烈なインパクトを残し続けているのが、紅蓮の獅子王団の団長代理を務めたメレオレオナ・ヴァーミリオンです。

彼女は炎魔法を自在に操り、その戦闘能力はまさに「規格外」の一言です。

常識を遥かに超えるその力と、時に見せる意外な一面は、多くの読者を魅了し、「本当に人間なのか?」とまで言わしめるほどです。

今回は、そんなメレオレオナの圧倒的な強さの秘密、そして彼女の魅力的な人物像や、彼女が物語に与えた影響について深く掘り下げていきます。

 

メレオレオナ・ヴァーミリオンとは? 炎を纏う王族の自由人

メレオレオナは、クローバー王国の名門中の名門、ヴァーミリオン家の出身です。

紅蓮の獅子王団の団長であるフエゴレオンと、その弟レオポルドの実姉にあたります。

物語の序盤で、弟フエゴレオンが「白夜の魔眼」の襲撃により昏睡状態に陥った際、突如として「紅蓮の獅子王」の団長代理に就任しました。

彼女の特筆すべき点は、王族という立場にありながら、名声や政治的な駆け引きには一切興味を示さないという点です。

むしろ、常に強さを追求し、鍛錬を怠らないストイックな生き方を貫いています。

豪魔地帯での野生的な生活を通して自らを鍛え上げ、「無冠無敗の女獅子」の異名を持つほどです。

その圧倒的な実力と、時に荒々しいながらも部下を深く思いやり、彼らの才能を最大限に引き出す懐の深さから、多くの読者や作中のキャラクターたちから「アネゴレオン」の愛称で親しまれ、慕われています。

まずは、彼女の基本的なプロフィールを改めて確認してみましょう。

 

名前メレオレオナ・ヴァーミリオン
年齢32歳(初登場時)
身長178cm
等級不明
魔法属性
所属紅蓮の獅子王団長(代理)
出身地王貴界
誕生日7月26日
血液型O型
好きなもの温泉で酒を呑むこと、ジビエ料理
CV皆川純子

 

「無冠無敗の女獅子」の所以 メレオレオナの規格外な戦闘能力

メレオレオナの実力は、弟であるフエゴレオン以上とも噂されるほどです。

その圧倒的な強さは、作中でも幾度となく描かれ、読者に大きな衝撃を与えてきました。

彼女がなぜ「無冠無敗の女獅子」と称されるのか、その強さの秘密に迫ります。

 

常識を覆す「マナゾーン」の使い手

メレオレオナの強さの根幹にあるのは、自然界のマナを浴び続けることで到達した、まさに神業とも言える「マナゾーン」の極め方です。

一般的な魔法使いが「マナスキン」で自身を強化するのに対し、彼女はマナスキンのさらに上の領域であるマナゾーンを自在に操ります。

これにより、彼女は化け物レベルの高機動力を実現しています。

ゾーン内であれば、空中だろうと地上だろうと、瞬時に移動し、敵に反撃の隙すら与えずにあらゆる方向から攻撃を繰り出すことが可能です。

彼女の戦闘スタイルは、相手の懐に潜り込み、炎をまとった拳で猛烈な連撃を叩き込む近接戦闘が主軸です。

一度彼女の「狩場」に足を踏み入れたが最後、敵は回避も防御も叶わぬ一方的な猛攻にさらされることになります。

その攻撃範囲は、まるで炎の嵐のようです。

 

破壊と殲滅を司る炎魔法の数々

メレオレオナが操る炎魔法は、そのどれもが常識を遥かに超えた威力を誇ります。

ここでは、彼女の代表的な魔法を紹介し、その恐るべき破壊力を見ていきましょう。

 

灼熱腕(カリドゥス・ブラキウム)

文字通り、腕全体が灼熱の炎に包まれる魔法です。

一度発動すれば、そのまま一定時間その状態を維持できます。

この状態で放たれるパンチは、魔法であろうと生き物であろうと、文字通り焼き尽くす「塵滅の一撃」と化します。

その威力は、まさに火の玉のようであり、触れるもの全てを灰燼に帰す破壊力を持っています。

 

灼熱腕 連撃(カリドゥス・ブラキウム れんげき)

灼熱腕の文字通りの連打攻撃です。

マナゾーンの効果により、手が届かない位置からでも同じ火力の攻撃を繰り出すことが可能なため、範囲内であればあらゆる方向から弾幕のごときラッシュを叩き込むことができます。

一度ターゲットに定められたら、その猛攻から逃れることは非常に困難です。

 

灼熱腕 煉獄(カリドゥス・ブラキウム れんごく)

マナゾーン全開状態で放たれる、凄まじい熱量の炎で辺り一帯を焼き尽くす広範囲魔法です。

エルフに追い詰められた際に放った、当時の彼女が繰り出せる最大級の魔法であり、炎の色が青色になるのが特徴です。

その圧倒的な熱量は、触れたものを瞬時に蒸発させてしまうほどの破壊力を持っています。

 

業火の化身(ごうかのけしん)

自身の身体をマナに限りなく近づけることで、文字通り「マナの炎」そのものと化し、基礎戦闘能力を飛躍的に向上させる究極の魔法です。

発動時間が長くなるほど火力も増していく特性を持ち、この魔法を会得したメレオレオナは、単身で巨大な魔神を打ち倒すほどの絶大な力を見せつけました。

当初は時間制限の要素がありましたが、モリス戦で完全にマナと同化したことで、この問題は解消され、究極魔法の会得へと繋がっていきます。

 

灼熱腕 煉獄・深淵(カリドゥス・ブラキウム れんごく・しんえん)

「業火の化身」使用時に放つことで、「煉獄」よりもさらに巨大な炎量で敵を焼き尽くす広範囲魔法です。

その威力は凄まじく、魔神さえも完全に焼却するほどの殲滅力を持っています。

メレオレオナの最高火力を体現する技の一つと言えるでしょう。

 

炎究極魔法 獅子類々(エクセリチトゥス・レオヌム)

自らの意志で究極魔法に到達したメレオレオナが会得した、まさしく「人智を超えた」能力です。

自身についてきて死んでいった紅蓮の獅子王団員の魂を、自らの炎の兵士として率いることができます。

団員の魂はそれぞれが生前使っていた武器や魔法さえも使用でき、会話も可能という驚異的な性質を持ちます。

これまで戦闘においてほぼ常に単独であったメレオレオナに、まさに「兵力」が加わった形となり、その戦闘スタイルは劇的に変化しました。

これは、エルフ専用とされる究極魔法を、人の身でありながら自力で会得したメレオレオナの常識外れの領域を示しています。

 

メレオレオナ・ヴァーミリオンの活躍の軌跡

メレオレオナの登場は、物語に常に新たな展開と興奮をもたらしてきました。

彼女の印象的な活躍シーンを振り返り、その存在感を改めて感じてみましょう。

 

初登場!紅蓮の獅子王団長代理として

メレオレオナが読者の前に姿を現したのは、単行本12巻、弟フエゴレオンが昏睡状態に陥った後、「紅蓮の獅子王」団長代理として就任した際です。

彼女は挨拶早々、団員たちに荒々しく気合を入れ、有無を言わせぬ態度で温泉合宿を宣言しました。

アスタやノエル、ユノといった若手騎士団員、そしてヤミやシャーロットといった他の団長クラスですら彼女のペースに巻き込まれ、火山地帯へと向かうことになります。

この合宿で若手団員たちは白夜の魔眼との戦闘に備え、マナスキンを習得していきますが、アスタは当初習得できませんでした。

しかし、メレオレオナの厳しくも的確な指導は、彼らの成長に大きく貢献しました。

この傍若無人でありながらも、部下の成長を見極め、引き出す指揮力の高さは、多くの読者にメレオレオナの新たな一面を印象付けました。

 

「白夜の魔眼」との激闘と王撰騎士団の活躍

エルフが転生した「白夜の魔眼」との戦いでは、メレオレオナは王撰騎士団(ロイヤルナイツ)団長として選ばれし騎士を従え、最前線で戦場を駆け巡りました。

特に、白夜の魔眼幹部の一人であるライアとの戦闘では、一方的に彼を圧倒し、その規格外の強さを見せつけました。

ライア自身も「こいつ本当に人間か?」と驚愕するほどの強さで、当時のメレオレオナの戦闘能力の高さがうかがえます。

敵幹部一人に対し、通常は複数の魔法騎士が連携して挑むのが一般的ですが、メレオレオナはそれを単身で上回る実力を見せつけました。

しかし、転生魔法の発動により王撰騎士団からもエルフの転生者が続出し、団は半壊状態に陥ります。

絶体絶命の窮地からアスタとゾラを逃がすため、殿を務めたメレオレオナは、最後は失神しながらも仁王立ちで敵の前に立ちはだかりました。

その精神力とタフさには、読者も驚きを隠せなかったでしょう。

 

スペード王国での大暴れ!魔神をも一蹴

白夜の魔眼との戦闘後、メレオレオナはアスタたちがハート王国で半年間の修行を積む間も、ユルティム火山で溶岩を浴びるという過酷な修行を継続していました。

この修行の末に、彼女は「業火の化身」という新たな強力な魔法を会得します。

スペード王国が伝説の魔神を復活させた際、彼女は黒の暴牛副団長ナハトの誘いに乗り、ヤミとヴァンジャンスの救出作戦に参加します。

初登場からエルフ動乱事件終結までは肩よりも伸びたロングヘアだった髪型も、この頃にはショートヘアに近い長さに変化しています。

魔神という圧倒的な相手に対し、メレオレオナは「まだまだ強くなれる」という可能性を信じ、身一つで挑みます。

新たに身につけた「業火の化身」を持って魔神にパンチ一発を叩き込み、のけ反らせるという驚異的な力を見せました。

そして、マナゾーン全開で放つ「炎魔法 灼熱腕 煉獄・深淵」をもって、ついに魔神を大地に斃れ伏させました。

その規格外の強さには、多くの読者が度肝を抜かれたことでしょう。

 

ルシウス・ゾグラティスとの最終決戦と究極魔法の到達

物語の最終章、ラスボスであるルシウス・ゾグラティスとの戦いにおいても、メレオレオナは最前線で奮闘します。

パラディンとなったモリスとの戦闘では、開始早々に左腕を欠損するという大ダメージを負いますが、悪魔の力で超再生能力を持ち、触れた相手を消滅させる改造魔法を操るモリスに対し、「業火の化身」の炎で即座に腕を再生し、ノーガードのインファイトで立ち向かいます。

捌ききれない攻撃を受けそうになった際には、紅蓮の獅子王団員らによる命と引き換えの防御に守られ、崩れ行く彼らの身体の上から攻撃を叩き込みながら肉薄するという、壮絶な戦いを繰り広げました。

モリスの再生能力も無限ではなく、メレオレオナの「業火の化身」が尽きるか、モリスが再生できなくなるかの時間勝負となる中、ついに紅蓮の獅子王団員が全滅します。

業火の化身で体を維持できなくなり始め、敗北すら覚悟した瞬間、彼女の頭の中によぎったのは、幼少の頃から強すぎるが故に誰も周りに居らず孤独であった自分についてきて命まで捧げてくれた紅蓮の獅子王団員たちでした。

モリスが「役立たずの人間たちを自分の実験材料として用いてきた」ことと対照的に、メレオレオナは彼らが自らの意志で自分についてきてくれていたことに気付いた瞬間、ついに自力で「炎究極魔法・獅子類々(エクセリチトゥス・レオヌム)」に到達します。

この究極魔法によって、死んだはずの団員たちの魂を炎の兵士として復活させ、率いることが可能となり、団員たちの魂はモリスの作り出した土の兵士たちを次々に破壊していきました。

メレオレオナ自身が究極魔法に自力到達できたのは、「業火の化身」で自身がマナそのものと完全になるという、人の理を明らかに外れた領域に達したことで成し得たものです。

これにより、モリスの分解攻撃を無効化(マナそのものとなっているため分解すべき対象がない)し、彼を焼き尽くしました。

この一連の描写は、メレオレオナの強さだけでなく、彼女の人間性と、仲間との絆の深さを強く印象付けました。

 

メレオレオナ・ヴァーミリオンの人物像と魅力の深掘り

メレオレオナの魅力は、その圧倒的な強さだけにとどまりません。

彼女の豪放磊落な性格の裏には、仲間や家族を深く思いやる、人間味あふれる一面も持ち合わせています。

 

熱血を通り越した「過激苛烈」な女傑

メレオレオナを一言で表すなら、「熱血を通り越した過激苛烈極まりないとんでもない女傑」という表現がこれ以上ないほどぴったりでしょう。

弱肉強食を是とし、向上心のない者には容赦しません。

アスタが何度も顔面陥没の憂き目に遭ったり、「莫迦者どもがぁー!」という文字通り背後に獅子が浮かび上がるほどの凄まじい怒号に、レオポルドをはじめとする紅蓮の獅子王の団員たちが震え上がったりする様子からも、その苛烈さがうかがえます。

ヤミからは「アネゴレオン」「暴君ネーチャン」「バイオレンスメスライオン」など、様々なあだ名をつけられるほどですが、これらは彼女がどれだけ規格外の存在であるかを物語っています。

しかし、この過激さは、彼女が周囲に強さを求めるがゆえの表れとも考えられます。

彼女自身が常に限界を追い求め、強くなることを是としているため、他者にも同じ熱量を求める傾向があるのでしょう。

 

豪放さの裏にある、仲間への深い愛情と指導力

その豪快な振る舞いとは裏腹に、メレオレオナは団や弟に対する強い誇り、そして下の者たちの才能を引き出そうとする深慮も秘めています。

フエゴレオンの昏睡後、気落ちしていた紅蓮の獅子王の面々を熱く鼓舞し、奮い立たせたのは彼女のリーダーシップの証です。

傍から見れば過激なやり方ですが、何だかんだで他者への思いやりを忘れない点は、フエゴレオンやレオポルドと共通するヴァーミリオン家の気質と言えるでしょう。

弟のフエゴレオンのことは、「愚弟」「堅物」と口では言いつつも、本当は誰よりも彼の洗練された強さと模範となる人間性を認めています。

団員との接し方も荒っぽいですが、本心では大切に想っており、命と引き換えに自分を守ってくれた団員たちの気持ちを汲みながら、どんな敵や困難にも立ち向かう気概を見せています。

こうした人柄もあってか、設定ではなんと一部の男性層によるファンクラブが存在するらしいという情報もあり、その独特な魅力が多くの人々を惹きつけていることがうかがえます。

 

「アネゴレオン」の愛称に込められた意味

メレオレオナという名前は、一部の読者からは「言いにくい」という声も聞かれますが、作中でのあだ名である「アネゴレオン」呼びがファンからの呼ばれ方としてほとんど定着しています。

このあだ名の初出は、黒の暴牛団長ヤミの発言です。

メレオレオナが他の騎士団の団長クラスに対しても子供扱いする傾向があるため、ヤミがその強さと姉御肌な性格を揶揄して付けたものと考えられています。

しかし、このあだ名には、単なる揶揄だけでなく、彼女に対する畏敬の念や親しみが込められていると考える読者も多いでしょう。

事実、この愛称は団員やファンの間にも広まり、今ではメレオレオナを象徴する呼び名として深く浸透しています。

 

皆川純子が演じるメレオレオナの魅力

アニメ『ブラッククローバー』でメレオレオナの声を担当しているのは、ハスキーな少年ボイスでお馴染みの人気声優、皆川純子です。

彼女の力強く、時に厳しく、しかしどこか親しみを感じさせる演技は、メレオレオナのキャラクターに深みを与え、その魅力をさらに引き出しています。

皆川純子自身も幼い頃から男性役を演じることが多く、少年役やかっこいい女性役を得意としています。

そのキャリアは長く、様々な作品で主要なキャラクターを演じてきました。

彼女の豊かな表現力によって、メレオレオナの豪快さと、時折見せる繊細さや内面の葛藤がより鮮やかに描かれていると言えるでしょう。

声優の演技がキャラクターの魅力を引き出す好例として、多くのファンに語り継がれています。

 

名前皆川純子
誕生日11月22日
出身地茨城県土浦市
所属東京俳優生活協同組合(俳協)
主な出演作品『それいけ!アンパンマン』(デカルン他)、『テニスの王子様』(越前リョーマ)、『デュエルマスターズ』(白凰)、『コードギアス反逆のルルーシュ』(コーネリア・リ・ブリタニア)、『ドリフターズ』(ジャンヌ・ダルク)など

 

まとめ:メレオレオナ・ヴァーミリオンは『ブラッククローバー』最強の女性キャラだった!

メレオレオナ・ヴァーミリオンは、その圧倒的な戦闘能力と、豪快ながらも愛情深い人物像で、『ブラッククローバー』の読者から絶大な支持を集めるキャラクターです。

彼女の強さは、「本当に人間なのか?」と疑われるほどの規格外の領域に達しており、単なる戦闘狂ではなく、仲間への深い愛情と、自らの限界を超えようとする飽くなき探究心によって培われてきました。

自然界からマナを蓄え「マナゾーン」を極め、溶岩を浴びるという過酷な修行で「業火の化身」を会得します。

そして、仲間の思いを胸に、人の身でありながら「究極魔法・獅子類々」に到達したその軌跡は、まさに「無冠無敗の女獅子」の異名にふさわしいと言えるでしょう。

その強さだけでなく、周囲を巻き込み、鼓舞する人間的魅力も、彼女が多くのファンを惹きつける理由です。

『ブラッククローバー』の世界において、メレオレオナが最強の女性キャラであるという声は、多くの読者の共通認識となっています。

これからも、彼女がどのような活躍を見せてくれるのか、その動向から目が離せません。

 

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かつて「週刊少年ジャンプ」で熱き物語を紡ぎ、現在は「ジャンプGIGA」にて最終章が進行中の『ブラッククローバー』!魔力を持たない落ちこぼれ・アスタが、差別渦巻く世界で魔法帝を目指す、まさに下剋上の王道ファンタジーです。しかし、その物語が進む...

 

 

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