
ロギア系(自然系)の悪魔の実とは?その特性と最強種としての位置づけ
「ワンピース」の世界には、食べた者に超常的な力を与える悪魔の実が存在します。
この悪魔の実は、大きく分けて「超人(パラミシア)系」「動物(ゾオン)系」「自然(ロギア)系」の3つの系統に分類されますが、中でも自然系(ロギア系)は、「最強種」として位置づけられています。
なぜロギア系が最強と呼ばれるのか、その理由と特性について深掘りしていきましょう。
ワンピースの作品概要
「ワンピース(ONE PIECE)」は、1997年から「週刊少年ジャンプ」で連載されている、尾田栄一郎による海洋冒険ロマンです。
海賊王を目指す少年モンキー・D・ルフィと、その仲間である「麦わらの一味」の冒険を描き、国内外で絶大な人気を誇る日本を代表する漫画作品です。
2015年6月には「最も多く発行された単一作者によるコミックシリーズ」としてギネス世界記録に認定されるなど、その勢いはとどまるところを知りません。
ロギア系(自然系)の悪魔の実の概要と種類
ロギア系の悪魔の実の最大の特長は、食べた者の身体が自然物・自然現象そのものに変化する点にあります。
この特性により、能力者は覇気を纏っていない物理攻撃を、ほぼ完全に受け流すことが可能です。
銃弾や剣による攻撃を受けても、体が煙や砂、光などに変化して実体を捉えられないため、一切のダメージを受けません。
この「物理攻撃の無効化」こそが、ロギア系が悪魔の実の「最強種」と称される最大の理由です。
また、その能力は多岐にわたり、強力なものは自然災害レベルにまで発展します。
さらに、雷の能力者エネルは雷速で、光の能力者ボルサリーノは光速で移動するなど、それぞれの能力に応じた高い機動力を得られることも大きな利点です。
しかし、自然系の中でも「氷になるヒエヒエの実」や「樹木になるモリモリの実」のように、流動性のない「実体のある自然物」に変化する能力も存在します。
これらの能力は物理攻撃を受け流せませんが、体が破壊されても氷片や新芽となって即座に再生できるため、「実体にダメージが届かない」というロギア系の原則は維持されています。
ただし、ヤミヤミの実だけは例外で、闇の引力で相手の実体を引き寄せて能力を無効化する代わりに、物理攻撃の無効化というロギア系の利点を一切持ちません。
ロギア系(自然系)最強は?能力の強さランキングTOP10~4
ここでは、ロギア系能力の中でも特に戦闘において強力な実を、その攻撃力、応用力、影響範囲などを総合的に評価し、ランキング形式で紹介します。
10位:ユキユキの実の能力(モネ)
能力者:モネ
体を雪に変化させ、雪や吹雪を自在に操る雪人間になります。
雪の壁で防御したり、雪の刃を作り出して戦うことが可能です。
モネは戦闘員としての描写が少なかったため、災害級の能力を発揮する機会は限定的でしたが、大雪を降らせて相手を圧死させるなどの応用力は持っていると考えられています。
しかし、後述するヒエヒエの実の能力が上位互換とされるため、この順位としました。
9位:メラメラの実の能力(エース/サボ)
能力者:ポートガス・D・エース → サボ
体を高熱の炎に変化させ、炎を自在に操る炎人間になります。
自分の腕を炎に変えて殴ったり、指先から火炎を銃撃のように放つことができます。
炎は強力な熱源であり、相手に重度のやけどを負わせることが可能です。
しかし、こちらも後述のマグマグの実との上下関係が明確にされており、火がマグマに一方的に打ち消されることが作中で描写されています。
そのため、ロギア系の中では下位に位置付けられています。
8位:スナスナの実の能力(クロコダイル)
能力者:サー・クロコダイル
体を砂に変化させ、砂を自在に操る砂人間になります。
砂になっての高速移動や、巨大な砂嵐の発生、砂を固めて刃を作るなど、特に砂漠地帯でその真価を発揮します。
さらに、右手で触れたものの水分を吸収し、干からびさせるという第二の能力は非常に強力で、有機物・無機物問わず風化させられます。
ただし、水や血液などの液体に触れると体が凝固し、物理攻撃を無効化できなくなるという明確な弱点が存在します。
その弱点を突かれなければ、非常に厄介な能力です。
7位:ヌマヌマの実の能力(カリブー)
能力者:カリブー
体を底なし沼に変化させる沼人間になります。
触れたものを沼の中に引きずり込み、窒息死させることが可能です。
また、底なし沼に変化した体内には容量の限界がないため、大量の武器や人を隠して移動できます。
直接的な攻撃力は低いものの、隠密行動や物資の運搬においては極めて有用であり、奇襲や不意打ちに長けています。
能力者のカリブーは実力者ではありませんでしたが、その能力の特性から7位にランクインしました。
6位:ヒエヒエの実の能力(クザン)
能力者:クザン
冷気を自在に操り、体を氷に変化させる氷結人間になります。
あらゆるものを一瞬で凍結させ、海すらも一週間凍らせてしまうほどの絶大な冷気です。
海に落ちても溺れる前に海面を凍らせられるため、悪魔の実の能力者の弱点である「カナヅチ」を間接的に克服している点も特筆すべきです。
また、ユキユキの実の上位種であり、パンクハザードの決闘では島半分を永久凍土に変えるなど、環境に恒久的な影響を与える強大な力を見せつけました。
5位:ガスガスの実の能力(シーザー・クラウン)
能力者:シーザー・クラウン
体をガスに変化させ、周囲の気体を自在に操ることができる気体人間になります。
空気中の酸素濃度を変えて相手を窒息させたり、可燃ガスや毒ガスを作り出してテロ行為を行うことも可能です。
能力者のシーザー・クラウンは、科学者としての知能を用いてガスを吸収・同化させ、毒ガスや爆発の力を自身の能力に変換するなど、応用力が非常に高い能力です。
気球のように空を飛んで移動できる点も、機動力の高さを示しています。
4位:ゴロゴロの実の能力(エネル)
能力者:エネル
体を雷に変化させ、雷を自在に操ることができる雷人間になります。
最大出力は2億ボルトという凄まじい威力を誇り、「無敵」とまで謳われた能力の一つです。
広範囲に雷を落とすことができ、自分自身が雷になることで雷速での移動も可能です。
さらに、電気信号の波長を捉えることで遠隔地の会話を聞き取ることができ、これと見聞色の覇気を組み合わせたエネルの全域探知能力は脅威でした。
唯一の弱点は、電気を通さない絶縁体(劇中ではルフィのゴムゴムの実)です。
ロギア系(自然系)最強は?能力の強さランキングTOP3
ここからは、ロギア系の中でも特に規格外の破壊力や特殊な能力を持つ、トップ3を紹介します。
3位:ヤミヤミの実の能力(マーシャル・D・ティーチ)
能力者:マーシャル・D・ティーチ
闇を操り、光すら逃さない無限の引力で周囲の物体を引きずり込む闇人間になります。
闇の中に引き込まれたものは重力で押しつぶされ、生物は精神が崩壊するとも言われています。
最大の特異性は、悪魔の実の能力者の実体を引力で引き寄せ、触れることでその能力を一定時間無効化できる点です。
これは、ロギア系特有の回避能力を持たない代わりに、「能力者狩り」という唯一無二の強さを手に入れた「自然系の異端児」と言えるでしょう。
能力無効化という能力は、対能力者戦において絶大なアドバンテージとなります。
2位:マグマグの実の能力(サカズキ)
能力者:サカズキ
体をマグマに変化させ、マグマを噴出させて自在に操ることができるマグマ人間になります。
その攻撃力は絶大で、鉄や岩盤を一瞬で溶かし、拳をマグマに変えて隕石のような攻撃を繰り出します。
メラメラの実の上位種であり、質量・熱量ともにメラメラの実を上回っていることが作中で示されています。
パンクハザードの決闘では、クザンのヒエヒエの実と激突し、島を灼熱のマグマ地帯と氷河の地に二分するなど、その力は火山噴火そのものと言えるでしょう。
作中でも有数の破壊力を持つロギア系能力です。
1位:ピカピカの実の能力(ボルサリーノ)
能力者:ボルサリーノ
光を自在に操り、体を光に変化させる光人間になります。
光の速度(光速)での瞬間移動や、レーザービーム、光弾攻撃を繰り出すことが可能です。
攻撃速度、移動速度ともに作中トップクラスであり、光速の攻撃は並の相手では反応すらできません。
また、光を固形化して天叢雲剣(あまのむらくも)といった武器を生成したり、光の反射を利用して多くの敵と対峙するなど、応用力も非常に高いです。
光速移動は基本的に直線でしか行えず、軌道修正には反射物が必要という弱点もありますが、その圧倒的なスピードと破壊力から、総合力で最強と評価し1位にランクインしました。
ロギア系(自然系)の能力者の強さと特殊能力
ロギア系はなぜ「最強種」と呼ばれるのか、その能力の強さを支える要素をさらに深掘りします。
ロギア系の能力者の強さ① 災害級の物理攻撃力
ロギア系の能力は、その多くが自然災害を体現するものです。
雷を落とす、マグマを噴出させる、広範囲を氷結させるなど、能力者の鍛錬次第で周囲の環境そのものに恒久的な変化をもたらすほどの、絶大な物理攻撃を繰り出すことが可能です。
この「広大な影響範囲」と「高い攻撃力」は、他の系統と比べても安定して最強クラスの力を得られる理由の一つです。
ロギア系の能力者の強さ② 応用力の高い特殊能力
単なる攻撃力の高さだけでなく、ロギア系には多種多様な特殊能力が付随します。
特にヤミヤミの実のように、能力自体を無効化できる異質な力や、スナスナの実のように水分を吸収して干からびさせる能力は、相手の戦闘力を根こそぎ奪うことが可能です。
また、ヌマヌマの実のように戦闘には不向きでも、静音性や収納能力に優れ、隠密行動に特化した能力も存在します。
このように、能力者の工夫や練度によって、一見攻撃的でない能力でも戦略的な強さを発揮できる応用力を持っています。
ロギア系の能力者の強さ③ 圧倒的な防御力と機動力
ロギア系最大の強みは、やはり物理攻撃の無効化による高い防御力です。
「覇気」が登場する以前は、文字通りの無敵状態でした。
さらに、光速や雷速といった超高速の移動手段を得られる能力が多く、防御と回避の両面で圧倒的な優位性を持っています。
熟練の能力者は、相手の武装色の覇気による攻撃であっても、見聞色の覇気と能力の流動化を組み合わせることで、実体を正確に捉える攻撃を回避できることが示唆されており、防御面においても依然として最強格です。
ロギア系(自然系)の能力者の弱点と相性
圧倒的な力を持つロギア系ですが、決して完全無欠ではありません。その能力には、必ず弱点と相性が存在します。
覇気の登場によるロギア系の最強説の変化
ロギア系がかつて「無敵」と呼ばれた時代は、武装色の覇気の登場によって終わりを告げました。
武装色の覇気を纏えば、ロギア系能力者の流動化した肉体の「実体」を捉え、ダメージを与えることが可能になります。
これにより、ロギア系は「無敵」から「覇気使いと同じ土俵で戦える」能力へと変化しました。
しかし、能力者が覇気も同時に鍛えていれば、その攻撃を軽減・相殺することも可能であり、最終的には能力者の総合的な実力が勝敗を分けます。
「自らが無敵と勘違いした自然系の寿命は短い」というペコムズの言葉が示すように、能力に頼りすぎて基礎戦闘力の研鑽を怠った能力者は、熟練の覇気使いの前にあっけなく敗北することもあります。
ロギア系の能力者の弱点:ボルサリーノ(ピカピカの実)
| 通称 | 黄猿 |
| 能力 | ピカピカの実(光) |
ボルサリーノの能力は光速ですが、基本的に光は直進しかできません。
軌道修正には鏡などの反射物が必要であり、自由な方向転換が難しいという難点があります。
また、武装色の覇気に優れたレイリーやマルコといった実力者は、光速の攻撃でも見聞色の覇気で先読みし、その動きを阻止・足止めしています。
能力を過信しすぎ、体術や覇気の技術を疎かにしている、と考察する読者もいます。
ロギア系の能力者の弱点:マーシャル・D・ティーチ(ヤミヤミの実)
| 通称 | 黒ひげ |
| 能力 | ヤミヤミの実(闇) |
ヤミヤミの実は、自然系でありながら物理攻撃の無効化が一切できません。
それどころか、闇の引力によって相手の攻撃や「痛み」までをも引き寄せ、常人以上にダメージを受けてしまうという致命的なリスクを抱えています。
マーシャル・D・ティーチは、この能力を過信し、相手の攻撃を真正面から受け止める軽率な行動を取ることが、彼の最大の弱点であるという見方もあります。
ロギア系の能力者の弱点:エネル(ゴロゴロの実)
| 通称 | 神(ゴッド) |
| 能力 | ゴロゴロの実(雷) |
エネルの能力の最大の弱点は絶縁体です。
ルフィのゴムゴムの実のような絶縁体には、最大出力の2億ボルトでも一切ダメージを与えることができません。
また、エネルは自身の圧倒的な能力に頼りすぎており、ルフィとの戦いでは、絶縁体という相性の悪さに加え、能力者同士の実力差が大きく響きました。
ロギア系の能力者の弱点:クザン(ヒエヒエの実)
| 通称 | 青雉 |
| 能力 | ヒエヒエの実(氷) |
クザンの能力は強力ですが、凍結させた相手を体の芯まで凍らせなければ、相手は自力で脱出する可能性があります。
また、凍結させた生物を解凍すれば生存させることは可能ですが、凍った状態で衝撃を受け、体が割れてしまうと死亡してしまいます。
このため、クザンの優しすぎる性格が、「仲間を誤って凍らせた際に、守らなければならない」という制約を生み、弱点となる側面もあります。
ロギア系の能力者の弱点:サカズキ(マグマグの実)
| 通称 | 赤犬 |
| 能力 | マグマグの実(マグマ) |
サカズキの能力は極めて攻撃力が高い一方で、マグマの特性上、攻撃の規模が大きくなりすぎるという弱点があります。
能力を発揮しすぎると、敵だけでなく、味方や関係のない人まで容赦なく巻き込んで焼き尽くしてしまいます。
また、マグマは水によって急激に冷やされると固まる性質があるため、大量の水による攻撃は能力の動きを制限する可能性があると考察されていますが、作中ではまだ描かれていません。
ロギア系の能力者の弱点:エース/サボ(メラメラの実)
| 通称 | 火拳のエース / 炎帝のサボ |
| 能力 | メラメラの実(火) |
メラメラの実は、サカズキのマグマグの実と相性が悪く、一方的に能力を打ち消されてダメージを受けてしまいます。
また、スモーカーのモクモクの実とは、炎と煙で能力が相殺しあう関係にあります。
エースの場合は、義兄弟であるルフィをはじめ、愛する者を守るために冷静さを失い、衝動的な行動をとってしまうことが、命取りとなる最大の弱点でした。
ロギア系の能力者の弱点:シーザー・クラウン(ガスガスの実)
| 通称 | マスター |
| 能力 | ガスガスの実(ガス) |
シーザー・クラウンはマッドサイエンティストとしての知能は高いものの、体術や戦闘の動きが俊敏ではありません。
そのため、ガスを噴射する攻撃も、覇気を使える相手には容易に避けられてしまいます。
また、ガス気球のように他人を移動させることも可能ですが、体力の消耗が激しいというデメリットもあります。
能力自体は強力ですが、能力者自身の戦闘力の低さが弱点となっています。
ロギア系の能力者の弱点:スモーカー(モクモクの実)
| 通称 | 白猟のスモーカー |
| 能力 | モクモクの実(煙) |
モクモクの実は、体を煙に変化させ、相手を捕まえたり、煙を噴射して攻撃することが可能です。
しかし、煙に変化することで体積が増えてしまうため、覇気を使える相手には攻撃の的が広くなるという不利な側面があります。
メラメラの実とは能力が相殺される関係にあり、戦闘においては一長一短の能力と言えます。
ロギア系の能力者の弱点:カリブー(ヌマヌマの実)
| 通称 | 濡れ髪のカリブー |
| 能力 | ヌマヌマの実(底なし沼) |
カリブーは、自身の能力を過信し、相手の力を考慮しない軽率な行動を取ることが弱点です。
沼に変化し、狭い密閉空間に閉じ込められてしまうと、自力で抜け出すことができないという、能力の特性上の弱点も存在します。
しかし、この能力で億越えの懸賞金がつくこと自体が、ロギア系のポテンシャルの高さを証明していると言えるでしょう。
ロギア系の能力者の弱点:クロコダイル(スナスナの実)
| 通称 | サー・クロコダイル |
| 能力 | スナスナの実(砂) |
クロコダイルの能力の決定的な弱点は水分です。
水や血液などの液体を浴びると、体が砂から凝固し、物理攻撃を無効化できなくなります。
この弱点を突かれれば、圧倒的な実力差があっても一時的に無力化されるリスクがあります。
ロギア系の能力者の弱点:モネ(ユキユキの実)
| 所属 | ドン・キホーテ海賊団幹部 |
| 能力 | ユキユキの実(雪) |
モネの能力の弱点は、雪自体が持つ攻撃力の低さです。
防御力や情報収集能力には優れていますが、ヒエヒエの実のような高い攻撃力はなく、高熱に弱いという雪の特性も弱点となります。
モチモチの実やドラゴンの能力はロギア系(自然系)の悪魔の実?
ロギア系の特徴を持つものの、分類が異なる、あるいは能力の全貌が不明な実について考察します。
モチモチの実はロギア系(自然系)の悪魔の実?
シャーロット・カタクリの能力であるモチモチの実は、当初「自然系」として雑誌に掲載されました。
その理由は、体を餅に変化させ、攻撃を受け流すというロギア系に近い特性を持っていたためです。
しかし、「餅は自然物ではない」という読者からの指摘が殺到した結果、単行本では「特殊な超人系」へと設定が変更されるという異例の事態となりました。
これは、「自然物」という分類基準の難しさを示しており、「体そのものが変化する」という共通項を持つものの、「変化する先が人の手が加わらない自然に存在する物であるか」が分類の基準となっていると見られています。
モンキー・D・ドラゴンはロギア系(自然系)の悪魔の実の能力者?
革命軍総司令官モンキー・D・ドラゴンは、いまだに能力の全貌が明かされていません。
作中に登場する際、ローグタウンやグレイターミナルで強い風が発生する描写が度々見られることから、「風」を操るロギア系能力者、例えば「カゼカゼの実」ではないかという考察が長年読者の間で交わされています。
「火」「雷」「氷」といったメジャーな属性が登場しているにもかかわらず、「風」と「水」のロギア系能力者が未登場であることも、ドラゴンの能力が「風」であることを期待させる要因となっています。
ロギア系(自然系)に関するファンの感想や評価
ロギア系は、物語の進行とともにその評価が変化してきました。
覇気の登場によるロギア系の最強説の変化
物語初期において、ロギア系能力者は「桁違いの絶望的な格の違い」を見せつけ、多くの読者にとって「悪魔の実の中で最強」という認識でした。
しかし、武装色の覇気の存在が明らかになるにつれて、「覇気を使えるパラミシア(超人系)」や非能力者の実力者が、ロギア系能力者と互角以上に渡り合う描写が増え、「ロギア系よりもパラミシア系の方が強いのでは?」という議論が生まれるようになりました。
特に、超人系の中にはグラグラの実(振動を操る)やオペオペの実(空間を改造する)のように、ロギア系とは異なる次元の破壊力や戦略性を持つものが存在します。
多くの読者は、ロギア系は「安定して強い」系統である一方で、「超高度に鍛錬された能力者本人」であれば、能力の分類に関係なく最強となり得ると考える傾向にあるようです。
まとめ
ワンピースに登場するロギア系(自然系)の悪魔の実は、体を自然物・自然現象に変化させ、物理攻撃を無効化できるという最大の特性を持つ「最強種」です。
その能力は、ピカピカの実の光速移動、マグマグの実の火山噴火といった、災害級の破壊力とスピードを誇ります。
しかし、能力には必ず弱点と相性が存在し、さらに武装色の覇気の登場により、「能力者の基礎戦闘力や練度」が勝敗を分ける重要な要素となりました。
ロギア系能力者がその真価を発揮するには、能力に頼りすぎず、覇気と体術を組み合わせた総合的な鍛錬が不可欠です。
能力単体ではピカピカの実が最強と評価されますが、今後の物語で、ロギア系の「覚醒」や「風」「水」といった未登場のロギア系能力が登場する可能性も示唆されており、ロギア系能力者たちの活躍と、その強さの議論は今後も尽きることがないでしょう。
以下の強さランキングも是非ご覧ください!


















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